異世界に転生~縁が導く~

フォウリュウ

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第二章

高学年の交換留学生、、、そして、

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<高学年の交換留学生、、、そして、>

 今日から高学年となっての登校となる、俺達は相変わらずの三人一緒だ。違うのは、沙羅がだんだんおしとやかじゃなくなったってとこだろうか、口調がぶっきらぼうになり色々と動くようになりお転婆になりつつあるようだった。え、決して、俺のせいじゃないですよ、たぶん、、、
 
 取りあえず、登校しクラスの状況を皆なで見るが、どうやら、今回も変更が無かったので、教室に行く。
教室に入ると、相変わらず佐々木舜一が声をかけてくる、
「やあ、おはよう、諸君、今年も一緒になれたようだ、神に感謝しよう。」
相変わらずキザッたらしく話しかけてくるが、ずっと一緒に進級してきたので、憎めないやつなのだ。そしていつものように、
「おはよう、沙羅君、今日も一段ときれいだね。」
「ありがと、しかし、たまには言葉を変えないと、私以上の子が来た時に苦労するわよ。」
「ははは、その時はその時さ、そう言えば聞いたかね?」
と、僕は知ってるよと言った感じで話すので、俺が亮たちに代わり質問する。
「聞いたかね?と言われても俺達はただの庶民だぞ、舜一の家は貴族だから情報を持ってるんだろうけどな。」
「そう言えば、そうだったね。申し訳ない。実は今年は交換留学が行われるそうなんだ。」
「へ~、去年は確か無かったよな。しかし、なんでまた、今年はするんかね。」
そうなのだ、去年は希望者がいなかったので行われなかったのだ。
「なんでも、聖心王国エターナルリングの小剣を家紋にしている公主様が是非留学させたいって言ってきたらしくてね。結構、学校側も対応に四苦八苦したらしいよ。受け入れるってことは、代わりを留学させることになるからね。」
「そういや、そうだよな、で、結局誰が変わりに行くんだ?」
「いや、まだ、決まって無いようだよ。今から決めて行くんじゃないかな。と、言うか、お互いに急な話だったから対応出来て無いようだしね。まあ、早くて今月中に決まるんじゃないかな。」
「そっか、今月中か、ま、なんにせよ、俺達は関係ないな。金も無ければ立場もないし、ただ、舜一はわからないよな~、貴族様だし~。」
と、嫌味っぽく言うが、
「僕は行かないよ、第一、行ってしまったら、沙羅君に会えないじゃないか」とそこだけは譲らないようだ。
「言い切る、お前さんには俺も脱帽だよ。」と言って笑う。その後は、普通にどんな先生が来るのかねとかを話しながら、先生が来るのを待つのだった。

 一旦、自分の席に散った後、この世界の時間等を考えてみる。一年間の日数は三百六十六日で、奇数月が三十一日、偶数月は三十日となっていり、一日は二四時間を基準としている、これもやはり、勇者の一人がきちんと測って出したものだそうだ。今思うと、勇者って色々この世界にもたらしているなと思っていると、先生が教室に入ってくる。
 「皆さん、おはようございます。今日から上学年の教師として皆さんと一緒にやっていきます、甲斐 由美子と言います、よろしくお願いします。早速、出席状況を確認します。名前を呼ばれたら返事をするように。」
お決まりの出席確認が始まり、全員いることが確認されると、今後の授業の進め方などの説明がある、特に武器の特性の見直しと無の術の授業が始まることを除けば、今までと変わらない内容のようだった。
「さて、皆さんも知っているかとは思いますが、上学年の一年目、今の皆さんの年齢が交換留学と言うのがあります。昨年はなかったのですが、今年は行われます。誰が行くかはまだ決まっていませんが、今月中には決まると思います。それでは、授業を始めますよ。」
そう言って、授業が始まりる、やはり初日は中学年の復習が主な内容になっているようで、俺はぼちぼちと授業内容を聞きつつ、午後の授業はどうしようかなと思ったが、いつもの通りにすることに決めたのだった。

 ほぼ変化のない日々が続く中、とうとう、交換留学する人が決まったと発表が行われた、その交換要員は俺のクラスの人で、六ツ門恵梨香さんと言う貴族の子だった、ほとんど話したことがないので、ピンと来なかったので、心のこもらないおめでとうを言っておいた。クラスのほとんどがそうだったんじゃないかと、思っておく。本当に、亮や沙羅たちも?マークだったみたいだ、後から聞いたので間違いない。
 彼女の留学祝いを行うと、一週間もしないうちに出発していき、入れ替わるよに交換留学生がやってくる。

 留学生が登校が分かっているその夜、俺は夢で、女の子が大きな犬たちに囲まれており、泣いているのだ、俺はその様子を見つけそこそこ距離があったが駆け出し、その子の前に立って、犬たちを追い払おうとする、俺が追い払っているうちに逃げろと言ったのか、その子は走り出す、それを追いかけようとする犬を邪魔をする、その後は、持っていた棒で犬たちを追い払ったが、傷だらけで帰って、母親から怒られたのと、父さんかよくやったと、なでられようとした瞬間、目が覚める。
 「ふぅ、なんか、むっちゃリアルな夢だったな。と、今は何時だ。」
そう言って、俺は時間を確認すると、ほぼいつもと同じ時間に目が覚めたようだったので、顔を洗い道場に行き、いつもの朝練を行い、朝食を食べて登校する。琢磨父さんとゆうな母さんは怪物退治に出て帰ってきてないようだった。

 玄関先には、亮はいつも様に待っていたので、挨拶を交わし、途中で沙羅と合流して登校する。やはり話は、今日来る留学生の事ではあった。
「今日からくる、留学生ってどんな子だろうね?」と亮は興味津々だが、沙羅は、
「さぁ、分からないわ、ただ、舜一君の話だと小剣の使い手だってのは聞いたんだけどね。」と、今日見なさそうに話す。俺もあまり興味がなかったので、
「ま、来たとしても俺達にはあんまり関係ないんじゃないの。こちらで言えば御貴族様だしね」と答える。
「え~、そこは感心もとうよ。今年限りかもしれないけどさ。」
「ばかだな~、今年限りだからこそ、付き合わないようにするんだよ。どっちみち、接点なんかありゃしないだろうしな。ま、沙羅は舜一が紹介しに来そうだけどな。」
「ええ~、私は紹介されるのが決まってるような言い方ね。」と、反論してくるが、亮も分かったのか、
「沙羅ちゃんは確実に紹介されるね、間違いない。」
と、どんな留学生が来るのか話しながら、学校に着き、教室に入ると他の奴らも一緒で、今日来る留学生の話題で持ちきりだった。

 授業が始まる前に、先生が今日から一緒に学ぶ留学生が来ることを話し、外で待たせている留学生を教室に入るように指示する。
 教室に入って来たのが、髪はお坊ちゃまカットだが、銀髪で目が赤い、服装は上着は高そうな白の長袖、ズボンもいかにもお坊ちゃまですよと言った感じのを履いて入ってくる。
 その様子を見て、男性陣はがっかりとしているが、女性陣はかっこいいだのかわいいだの言っているが、俺は全く興味がなかったので、留学生の方はほとんど見らずに、亮たちの状況を見ていた。
 先生があいさつを促したので、俺も先生の方を向く、そして、留学生が教壇の横に来ると、挨拶が始まる。
「皆さん、おはようございます。今回交換留学生出来ました。クリス・アイス・ドラヴァスと言います。国は聖心王国エターナルリングで、小剣を家紋としていますので、やはり得意な武器は小剣です。今年限りではありますが、皆さんと共に学んでいきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。」
はっきりとした声で、自己紹介が行われる。そして、席を交換留学になった六ツ門恵梨香さんの場所を教え着席を進めるが、その前に言いたいことがあると、先生に話しかけ許可を取り皆なに話しかける。
「すいません、席に着く前にどうしても言っておきたいことがあります。」
その言葉に皆なクリスの方へ集中し、次の言葉を待っていると、
「どうしても、クラスの中の人に絶対、言いたい方がいます、それは、、、」
言いたい方たって誰だろうと、全員が周りを見渡しまた、目線が戻ると同時に、発言がある。
「上渕利久さんにです。」
いきなり俺に名前が出たので、皆が俺に注目し、次の言葉をまっていると、次の言葉が発せられる、
「私は、君の事が大っ嫌いだ。」
と、すごい言葉を言ったあと、言われた席に着席する。
言われた俺は、唖然とするのだった。また、クラスの者たちもびっくりしていたが、先生が場を収め、普通に授業を始めるのだった。
 俺、何か嫌われるようなことしたのかね?
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