秘密の保健室

佳椰

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過去の話

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俺は今保健室にいる
夏樹に手当をしてもらってる
そして夏樹にどうして離れたのかを今聞いてた



『夏樹。俺は何でも受け入れるさ。だから話してごらん?』
夏樹が少しでも気分が軽くなればと思った
『なんで消えたのかくだらない理由でもいいか?』
俺は頷いた
夏樹のはすべて受け入れる覚悟がある
『そうか。ほんとに聞きたいんだな?』
また頷く
ほんとに受け入れる覚悟がある
夏樹がどんな風に消えたのか知りたくて
『俺はお前の前から消えたくて消えた訳では無い。お前のお父さんに消えてくれといわれたから消えたんだ』
衝撃的な事実を知った
『俺の父さんに?!』
俺の父は寺の住職をしている
俺は昔から継げだの色々言われてきたが
なりたくなかった
だが何で消えて欲しかったのか分からない
『なんで消えてほしいって言われたの?』
知りたい
俺のせいで夏樹が消えたのなら
俺の父のせいで夏樹が消えたのなら…
『それは…その時俺の母が病気で倒れたんだ』
え…また知らないことを知った
『この病気は手術しないと行けないが俺にはそんなお金がなかった。そんな時にお前の父さんが来た。『手術代払うから、入院費払うからどうか夏樹君、消えてくれないか?あいつの目の前から。』って言われたんだ』
そんなにも夏樹が苦しかったのが今理解した
夏樹は急に母が倒れてそれに父が金を渡した…
そんな父が許せなかった
『ごめん。そんなことになってたなんて…』
謝った。ひたすら謝った。
『お前の父さんのお陰で病気も治ったし、嬉しい事をしてもらったんだからこっちがお礼をしないとって』
夏樹は優しい。そして寂しがり屋。
ほんとは消えたくなかったと思う
『お礼はお前がいるからお前にする。仕事終わったらここに来い』
と夏樹に手書きの地図を渡された
『ここはどこ?』
ここは高校からとても近い場所だ
徒歩で10分もかからないかもしれない
『俺の家だ。別に家ぐらい来てもいいだろ』
久しぶりに夏樹に出逢えて嬉しい
そして昔みたいに家に遊びに行けるって
夏樹は吹っ切れたのかな… 
『わかった。行く。昔みたいに。って酒いるだろ?持ってくわ』
夏樹はヘビースモーカーだから酒も多分好きだろって思ったら
『おう!酒大好きだから!つまみは家にあるから大丈夫だ』
『ならまた仕事終わったら遊びに行くわ。じゃあ時間だから』
と言って保健室を出た
時間はまだある。だがこれ以上顔が赤くなると理性が壊れそうな気がしたから出た
あ…昔みたいに遊べるかな
と信じる
夏樹は俺の父のせいで消えたのか
だがこうして出会えた事は奇跡だと思う
だから夏樹と一緒にずっといたい
夏樹は俺の天使だから何でもできそう
今日行くから俺の想い伝えようかな
『ようし!伝えるか!』
ついつい声に出してしまい目立ってしまった
照れてしまうが早く仕事を終わらせるように
早く終らせて夏樹に会いたい

そして仕事も終わり酒も持って夏樹の家に来た

『はぁ、ようし!』
ピンポーン
『はーい。二階堂か。上がってこい』
段々と心臓が高鳴るのが分かる
緊張してるのかな
それより伝える事の恐怖かな
色々な気持ちで夏樹の家に行くのであった
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