49 / 79
イベント回避作戦会議
しおりを挟む
まだ眠気で頭がはっきりしない朝の四時頃、枕元に置いていた携帯が鳴り響いた。
今日は午後から喫茶店のバイトと夜中に居酒屋のバイトがあるのでそれまで起きずに睡眠を取ろうと決め込んでいたのだが思わぬ携帯の音に嫌々ながらも見るとれいにぃとかかれた着信ですかさず出る。
「も、もしもし…?」
「今からお前が通ってる神社の近くの公園にこい。以上」
ブチ…ツーツー
私まだ返事してないんですけど…
自分勝手な葉山に嫌々ながらも仕方ないと身支度をし指定された公園に向かった。
馴染みある神社を通り過ぎ近くの人通りが多い公園のベンチにトレーナー姿で音楽を聴きながらペットボトルの水を飲む葉山が座っていた。
「れいにぃ、言われた通り来たけど…」
「…」
あれ?聞こえてない?
葉山の右側に座り耳元で叫んでみる。
「れいにぃー!!」
「うわっ!?お前いつの間にっ…」
葉山は耳につけていたイヤホンを取ると若干怒っているかなに問いかける。
「むぅ…れいにぃが呼び出したんじゃん!ここにこいって!」
「悪い悪い、イヤホンしてて気づかなかった」
「むぅ…それより、私に何か用があるんでしょ?」
「ああ、昨日電話で金城の誘い断れなくてまんまと承諾してそのまま俺に謝罪してきたかなに用があるんだった…」
「うっ…」
今度は自分が怒られる番だと確信し思わず身を引こうとするとそっと引こうとした左腕を掴まれ逃げ場を失くした。
「あんだけ断れって忠告したよな?」
「だっ、だって金城先輩が怖すぎて…」
「で、おずおずと承諾したと?」
「うっ…ご、ごめんなひゃい!」
あまりの葉山の迫りように思わず声が裏返る。
「はぁ…こうなってしまったからには仕方ない、俺も海イベ行く」
「へ?」
「俺は、今回の海イベに出るようなシナリオはないからな…予想外の俺の出現に多少は話も変わるだろう」
「そうなんだ、じゃあ大丈夫だね!」
「なわけねぇだろ、馬鹿!」
葉山は呑気な顔で言う雪のおでこに軽くデコピンをする。
「痛っ!?」
「話はそう簡単じゃない、あくまで予想外の俺が出るだけでヒロインへのイベントの内容は変わらないはずだ。変えるためにはことごとく確定されたイベント避けなければいけない」
「そうだった、避けるのだけでも難しいのに新しく自分達でイベントを起こさなきゃいけないんだよね?」
「ああ…まず、海イベに行く攻略対象者は五人。言い出した張本人の金城と遊びだと聞いてついてくる赤井兄弟とヒロインが行くと知ってついてくる高宮と神崎が野暮用のため親しい友人の桂馬…」
「あれ?生徒会と風紀の仕事してる立川先輩は?」
「あいつは、大会での疲れとるためとかいって一人で自主練するから行かなかったのだろう…」
「あー、立川先輩ならありそう…」
「海イベの詳しい詳細は後から金城から聞かされると思うが舞台はある外国の島国だ。そこで滞在三日間過ごすことになる」
「三日間!?他にバイトがあるのに…あの黒王子めっ!」
「その三日間の間に起こるイベントは一日目にかき氷を桂馬と食べるイベと夕日の中で高宮と歩くイベがある」
「う~ん、一日目は何とか避けれそうかも…」
「二日目は大雨で外出出来ず中で過ごすのだが、停電で赤井兄弟のどちらかと一緒に二人で電気を探しにいくイベと夜に雷に怯えて金城と一緒の布団で寝るイベがある」
「な、なななんですと!?あの黒王子と一緒の布団で寝る!?無理無理っ!絶対ないって!」
「どんなに否定しても現実ではあるんだ。いわばこの世界が決めた運命みたいなもんだからな…」
「そんなぁ…」
「三日目は桂馬と高宮に海で溺れてるとこ助けてもらうイベと帰りに一緒に金城とお土産を買うイベがある」
「さっそく死亡フラグなってんじゃん…ていうか私はそう簡単に海で溺れるような事はないと思うんだけど?」
「だから、さっきも言っただろうが!ないと思うような事が起きるんだよ、この世界では…」
「だ、だって信じられないんだもん!」
「信じられないって…実際お前一回死にかけただろうが!それが現実なんだよ、それがこの世界がゲーム世界だって証明されてる証拠だろうが…」
「…うん、そうだね」
まだ私が心のどこかで信じたくないだけなのかな…
この世界がゲーム世界だって…
あからさまに目を伏せ落ち込む雪になんだかいたたまれなくなりその綺麗なストレートの黒髪にそっと触れる。
「心配するな?…俺がいる」
雪は俯いていた顔をあげ途上で玩具眼鏡のせいで口元しか見えないがその口元だけでも眼鏡の裏で前世の時みたいなれいにぃの笑顔をしているのが分かり笑い返した。
「うん…」
「とにかく、海イベが始まる前にこっちはもう一つのカードを切り出さなきゃな…」
「もう一つのカード?」
「ああ、海イベには攻略対象者だけではなく本物のヒロインである七瀬も行くだろう…だが、そこにもう一人の予想外な人物がいればまた話は変わる」
「れいにぃ以外のもう一人の人物って?」
「行院 アリスだ…」
「アリス!?で、でもアリスは高宮くんがいるから誘っても行けないんじゃ…」
「いや、その逆だ。行院は高宮の婚約者だった頃の行院とは違う、お前や七瀬のおかげで今では一人に執着するのではなくしっかり周りをみて人の心を分かるようになり自立しつつある。誰かに頼るのではなく自分自身で決めて悪い事と良いことの区別をつけれるようになっているからこそ自分のせいで沢山の人を傷つけもっともその原因であった高宮に本心から謝罪したい気持ちがあるはずだ。だから、行院は海イベの誘いにのる…」
「なるほど…でも、まだ推測でしかないんだよね?」
「ああ、だがやってみなきゃ分からないのは事実だ」
「うん、なら私がアリスを誘う。アリスと一番仲良い私なら承諾してくれるかもだし…」
「ああ、なら行院の事は頼んだぞ?」
「うん!」
海イベまであと二日…
今日は午後から喫茶店のバイトと夜中に居酒屋のバイトがあるのでそれまで起きずに睡眠を取ろうと決め込んでいたのだが思わぬ携帯の音に嫌々ながらも見るとれいにぃとかかれた着信ですかさず出る。
「も、もしもし…?」
「今からお前が通ってる神社の近くの公園にこい。以上」
ブチ…ツーツー
私まだ返事してないんですけど…
自分勝手な葉山に嫌々ながらも仕方ないと身支度をし指定された公園に向かった。
馴染みある神社を通り過ぎ近くの人通りが多い公園のベンチにトレーナー姿で音楽を聴きながらペットボトルの水を飲む葉山が座っていた。
「れいにぃ、言われた通り来たけど…」
「…」
あれ?聞こえてない?
葉山の右側に座り耳元で叫んでみる。
「れいにぃー!!」
「うわっ!?お前いつの間にっ…」
葉山は耳につけていたイヤホンを取ると若干怒っているかなに問いかける。
「むぅ…れいにぃが呼び出したんじゃん!ここにこいって!」
「悪い悪い、イヤホンしてて気づかなかった」
「むぅ…それより、私に何か用があるんでしょ?」
「ああ、昨日電話で金城の誘い断れなくてまんまと承諾してそのまま俺に謝罪してきたかなに用があるんだった…」
「うっ…」
今度は自分が怒られる番だと確信し思わず身を引こうとするとそっと引こうとした左腕を掴まれ逃げ場を失くした。
「あんだけ断れって忠告したよな?」
「だっ、だって金城先輩が怖すぎて…」
「で、おずおずと承諾したと?」
「うっ…ご、ごめんなひゃい!」
あまりの葉山の迫りように思わず声が裏返る。
「はぁ…こうなってしまったからには仕方ない、俺も海イベ行く」
「へ?」
「俺は、今回の海イベに出るようなシナリオはないからな…予想外の俺の出現に多少は話も変わるだろう」
「そうなんだ、じゃあ大丈夫だね!」
「なわけねぇだろ、馬鹿!」
葉山は呑気な顔で言う雪のおでこに軽くデコピンをする。
「痛っ!?」
「話はそう簡単じゃない、あくまで予想外の俺が出るだけでヒロインへのイベントの内容は変わらないはずだ。変えるためにはことごとく確定されたイベント避けなければいけない」
「そうだった、避けるのだけでも難しいのに新しく自分達でイベントを起こさなきゃいけないんだよね?」
「ああ…まず、海イベに行く攻略対象者は五人。言い出した張本人の金城と遊びだと聞いてついてくる赤井兄弟とヒロインが行くと知ってついてくる高宮と神崎が野暮用のため親しい友人の桂馬…」
「あれ?生徒会と風紀の仕事してる立川先輩は?」
「あいつは、大会での疲れとるためとかいって一人で自主練するから行かなかったのだろう…」
「あー、立川先輩ならありそう…」
「海イベの詳しい詳細は後から金城から聞かされると思うが舞台はある外国の島国だ。そこで滞在三日間過ごすことになる」
「三日間!?他にバイトがあるのに…あの黒王子めっ!」
「その三日間の間に起こるイベントは一日目にかき氷を桂馬と食べるイベと夕日の中で高宮と歩くイベがある」
「う~ん、一日目は何とか避けれそうかも…」
「二日目は大雨で外出出来ず中で過ごすのだが、停電で赤井兄弟のどちらかと一緒に二人で電気を探しにいくイベと夜に雷に怯えて金城と一緒の布団で寝るイベがある」
「な、なななんですと!?あの黒王子と一緒の布団で寝る!?無理無理っ!絶対ないって!」
「どんなに否定しても現実ではあるんだ。いわばこの世界が決めた運命みたいなもんだからな…」
「そんなぁ…」
「三日目は桂馬と高宮に海で溺れてるとこ助けてもらうイベと帰りに一緒に金城とお土産を買うイベがある」
「さっそく死亡フラグなってんじゃん…ていうか私はそう簡単に海で溺れるような事はないと思うんだけど?」
「だから、さっきも言っただろうが!ないと思うような事が起きるんだよ、この世界では…」
「だ、だって信じられないんだもん!」
「信じられないって…実際お前一回死にかけただろうが!それが現実なんだよ、それがこの世界がゲーム世界だって証明されてる証拠だろうが…」
「…うん、そうだね」
まだ私が心のどこかで信じたくないだけなのかな…
この世界がゲーム世界だって…
あからさまに目を伏せ落ち込む雪になんだかいたたまれなくなりその綺麗なストレートの黒髪にそっと触れる。
「心配するな?…俺がいる」
雪は俯いていた顔をあげ途上で玩具眼鏡のせいで口元しか見えないがその口元だけでも眼鏡の裏で前世の時みたいなれいにぃの笑顔をしているのが分かり笑い返した。
「うん…」
「とにかく、海イベが始まる前にこっちはもう一つのカードを切り出さなきゃな…」
「もう一つのカード?」
「ああ、海イベには攻略対象者だけではなく本物のヒロインである七瀬も行くだろう…だが、そこにもう一人の予想外な人物がいればまた話は変わる」
「れいにぃ以外のもう一人の人物って?」
「行院 アリスだ…」
「アリス!?で、でもアリスは高宮くんがいるから誘っても行けないんじゃ…」
「いや、その逆だ。行院は高宮の婚約者だった頃の行院とは違う、お前や七瀬のおかげで今では一人に執着するのではなくしっかり周りをみて人の心を分かるようになり自立しつつある。誰かに頼るのではなく自分自身で決めて悪い事と良いことの区別をつけれるようになっているからこそ自分のせいで沢山の人を傷つけもっともその原因であった高宮に本心から謝罪したい気持ちがあるはずだ。だから、行院は海イベの誘いにのる…」
「なるほど…でも、まだ推測でしかないんだよね?」
「ああ、だがやってみなきゃ分からないのは事実だ」
「うん、なら私がアリスを誘う。アリスと一番仲良い私なら承諾してくれるかもだし…」
「ああ、なら行院の事は頼んだぞ?」
「うん!」
海イベまであと二日…
0
あなたにおすすめの小説
転生したら乙女ゲームの主人公の友達になったんですが、なぜか私がモテてるんですが?
山下小枝子
恋愛
田舎に住むごく普通のアラサー社畜の私は車で帰宅中に、
飛び出してきた猫かたぬきを避けようとしてトラックにぶつかりお陀仏したらしく、
気付くと、最近ハマっていた乙女ゲームの世界の『主人公の友達』に転生していたんだけど、
まぁ、友達でも二次元女子高生になれたし、
推しキャラやイケメンキャラやイケオジも見れるし!楽しく過ごそう!と、
思ってたらなぜか主人公を押し退け、
攻略対象キャラからモテまくる事態に・・・・
ちょ、え、これどうしたらいいの!!!嬉しいけど!!!
『身長185cmの私が異世界転移したら、「ちっちゃくて可愛い」って言われました!? 〜女神ルミエール様の気まぐれ〜』
透子(とおるこ)
恋愛
身長185cmの女子大生・三浦ヨウコ。
「ちっちゃくて可愛い女の子に、私もなってみたい……」
そんな密かな願望を抱えながら、今日もバイト帰りにクタクタになっていた――はずが!
突然現れたテンションMAXの女神ルミエールに「今度はこの子に決〜めた☆」と宣言され、理由もなく異世界に強制転移!?
気づけば、森の中で虫に囲まれ、何もわからずパニック状態!
けれど、そこは“3メートル超えの巨人たち”が暮らす世界で――
「なんて可憐な子なんだ……!」
……え、私が“ちっちゃくて可愛い”枠!?
これは、背が高すぎて自信が持てなかった女子大生が、異世界でまさかのモテ無双(?)!?
ちょっと変わった視点で描く、逆転系・異世界ラブコメ、ここに開幕☆
イケもふ達とぴよぴよご主人様の異世界ライフ!
三月べに
恋愛
ふと寂しくなる。イケもふと触れ合うゲームアプリを久しぶりに起動して、アップデダウンロードを待っていれば、道の隅っこに黄色っぽい鳥を見付けた。フェンスに翼が引っかかっているところを助けると、トラックが酷い音を響かせて突っ込んで来た。そして、異世界へ。見覚えのあるイケもふ。
ともに異世界を生きるが、イケもふ達は少々ヤンデレ気味で……?
その上、自分は金色のもふもふの鳥(ぴよこ)に!?
【誕生日(2024/08/04)記念作品】
転生してモブだったから安心してたら最恐王太子に溺愛されました。
琥珀
恋愛
ある日突然小説の世界に転生した事に気づいた主人公、スレイ。
ただのモブだと安心しきって人生を満喫しようとしたら…最恐の王太子が離してくれません!!
スレイの兄は重度のシスコンで、スレイに執着するルルドは兄の友人でもあり、王太子でもある。
ヒロインを取り合う筈の物語が何故かモブの私がヒロインポジに!?
氷の様に無表情で周囲に怖がられている王太子ルルドと親しくなってきた時、小説の物語の中である事件が起こる事を思い出す。ルルドの為に必死にフラグを折りに行く主人公スレイ。
このお話は目立ちたくないモブがヒロインになるまでの物語ーーーー。
【完結】ヤンデレ乙女ゲームの転生ヒロインは、囮を差し出して攻略対象を回避する。はずが、隣国の王子様にばれてしまいました(詰み)
瀬里@SMARTOON8/31公開予定
恋愛
ヤンデレだらけの乙女ゲームに転生してしまったヒロイン、アシュリー。周りには、攻略対象のヤンデレ達が勢ぞろい。
しかし、彼女は、実現したい夢のために、何としても攻略対象を回避したいのだ。
そこで彼女は、ヤンデレ攻略対象を回避する妙案を思いつく。
それは、「ヒロイン養成講座」で攻略対象好みの囮(私のコピー)を養成して、ヤンデレたちに差し出すこと。(もちろん希望者)
しかし、そこへ隣国からきた第五王子様にこの活動がばれてしまった!!
王子は、黙っている代償に、アシュリーに恋人契約を要求してきて!?
全14話です+番外編4話
【完結済】私、地味モブなので。~転生したらなぜか最推し攻略対象の婚約者になってしまいました~
降魔 鬼灯
恋愛
マーガレット・モルガンは、ただの地味なモブだ。前世の最推しであるシルビア様の婚約者を選ぶパーティーに参加してシルビア様に会った事で前世の記憶を思い出す。 前世、人生の全てを捧げた最推し様は尊いけれど、現実に存在する最推しは…。 ヒロインちゃん登場まで三年。早く私を救ってください。
男女比1:15の貞操逆転世界で高校生活(婚活)
大寒波
恋愛
日本で生活していた前世の記憶を持つ主人公、七瀬達也が日本によく似た貞操逆転世界に転生し、高校生活を楽しみながら婚活を頑張るお話。
この世界の法律では、男性は二十歳までに5人と結婚をしなければならない。(高校卒業時点は3人)
そんな法律があるなら、もういっそのこと高校在学中に5人と結婚しよう!となるのが今作の主人公である達也だ!
この世界の経済は基本的に女性のみで回っており、男性に求められることといえば子種、遺伝子だ。
前世の影響かはわからないが、日本屈指のHENTAIである達也は運よく遺伝子も最高ランクになった。
顔もイケメン!遺伝子も優秀!貴重な男!…と、驕らずに自分と関わった女性には少しでも幸せな気持ちを分かち合えるように努力しようと決意する。
どうせなら、WIN-WINの関係でありたいよね!
そうして、別居婚が主流なこの世界では珍しいみんなと同居することを、いや。ハーレムを目標に個性豊かなヒロイン達と織り成す学園ラブコメディがいま始まる!
主人公の通う学校では、少し貞操逆転の要素薄いかもです。男女比に寄っています。
外はその限りではありません。
カクヨムでも投稿しております。
公爵様のバッドエンドを回避したいだけだったのに、なぜか溺愛されています
六花心碧
恋愛
お気に入り小説の世界で名前すら出てこないモブキャラに転生してしまった!
『推しのバッドエンドを阻止したい』
そう思っただけなのに、悪女からは脅されるし、小説の展開はどんどん変わっていっちゃうし……。
推しキャラである公爵様の反逆を防いで、見事バッドエンドを回避できるのか……?!
ゆるくて、甘くて、ふわっとした溺愛ストーリーです➴⡱
◇2025.3 日間・週間1位いただきました!HOTランキングは最高3位いただきました!
皆様のおかげです、本当にありがとうございました(ˊᗜˋ*)
(外部URLで登録していたものを改めて登録しました! ◇他サイト様でも公開中です)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる