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#007 テーブル越しの課外授業
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「晴人くーん! 杏那ー!」
程なくして、けたたましいサイレンと共に警察と、そして機術学園のロゴが入った黒いバンが到着した。手際よく現場を封鎖し、白目を剥いて伸びている例の男を拘束していく。その騒ぎの中、一台の鮮やかな赤いスポーツカーが僕たちのすぐそばに停まり、運転席から陽気な声が飛んできた。
「ごめんねぇ。折角の二人のデートだったのに、邪魔しちゃって」
車から降りてきた零音先生が、ニヤニヤしながら僕たちに歩み寄ってくる。
「で、デートって! そんなんじゃないですから!」
「……むぅ」
僕が全力で否定すると、隣に立つ杏那さんがぷくっと頬を膨らませた。
「え、ご、ごめん! って、ああいや、その!」
「ふふっ、冗談ですわ♡」
「え、えぇ!?」
「本当、見ていて飽きないわねぇ、ハルくんは」
二人にからかわれ、僕の顔はきっと熟れたトマトのようになっているだろう。
「さて。本来ならお買い物をしてから昼食のご予定でしたのに、予想外のアクシデントのおかげでもういい時間ですわね」
「そう言うと思って! 今回はあたしが、二人の活躍のご褒美も兼ねてご馳走してあげちゃいまーす♡」
「本当ですか!?」
「流石ですわ、お姉様」
「ま、二人ともあたしによ~く感謝しなさいね。さ、乗って。またトラブルなんて御免でしょ?」
先生の車に乗り込むと、高級車特有の革の匂いがした。車が滑らかに走り出す。
「話って言うと……やっぱりさっきの戦闘について聞きたいんだけど。凄かったね、杏那さんの機術。あれは、どういう仕組みなの?」
「あれは空間に存在する『重力子』に干渉し、対象の質量や運動エネルギーを一時的に操作する機術……お姉様は『重力縫い』と名付けていますわ」
「重力縫い……」
「えぇ。私もまだまだ未熟者ゆえ、今主に使えるのはその応用でして……」
杏那さんは、すっと自分の指先を見つめた。
「一つは、相手の足元など局所的な重力を増大させ、動きを縫い止める『ヘヴィ・アンクレット』。二つ目に、投げられたナイフのような小さな物体の運動エネルギーを操作し、軌道を強制的に捻じ曲げる『マス・ステッチ』。そして最後に、自身の足元の重力を一瞬だけ軽くして、高速移動や跳躍を可能にする『エアリアル・ステップ』ですわ」
「すごい……そんな能力を、もう使いこなしてるなんて」
「いいえ、とんでもない。理論上は空中を自在に飛び回れるはずなのですけれど、翻弄されっぱなしです。先ほどのように、晴人さんを抱えて跳ぶのが精一杯でしたわ。勝てたのは、晴人さんの協力の甲斐あってのことです」
「いえ……僕はただナイフを投げただけで。杏那さんが『マス・ステッチ』で当ててくれたおかげです」
「なーに言ってんのよ。初陣ならそんなもの。十分上出来よ?」
赤信号で車を停めた先生が、バックミラー越しに僕たちを見る。
「はい……」
先生の言葉に頷くと、不意に杏那さんがぐっと距離を詰めてきた。甘い花の香りに、心臓が跳ねる。
「そういえば、私も。感謝を申し上げるのを忘れておりましたわ」
吐息がかかるほど近くで、彼女が囁く。
「あの時……身を挺して、私を庇おうとしてくださって。……ありがとうございました」
「え、いや、まぁ、あはは……それほどでも、ない、です……」
間近で聞いたその声は、杏那さんが離れても、しばらく僕の耳の奥で甘く震え続けていた。
そんな話をしているうちに、車は池袋の喧騒の中へと入っていく。僕たちはその中心にそびえ立つ高層ビルの一つに入り、エレベーターで一気に上層階へと昇った。扉が開いた先にあったのは、眼下に東京の街を一望できる、高級イタリアンレストランだった。
案内された席から見えるのは、まるで宝石箱をひっくり返したような東京の絶景。しかし、僕の目は手元のメニューに釘付けになっていた。そこに並ぶ数字に、思わず息を呑む。ピザやパスタの値段が、僕が知っているイタリアンファミレスの軽く7倍はする……。
いつか、こんな店に気兼ねなく来られる男になってやる。そう心に誓いつつ、恐る恐る一番安いメニューを選ぶ僕の横で、二人は慣れた様子で次々と注文を決めていく。住む世界が違う。その現実を、まざまざと見せつけられた気がした。
「……さて。お料理が来るまで、少し課外授業といきましょうか」
注文を終えた零音先生が、楽しそうに僕を見る。
「ハルくん。聞きたいことがあるなら、何でも聞いていいわよ。さっき、ぶっつけ本番で実戦も経験したことだしね」
「聞きたいこと、ですか……。まず、あの男は一体何だったんですか?」
「彼自身は、ただの痴漢常習犯よ。問題は、彼が使ったあの大鎌……あれは間違いなく、私たちが扱う『機術』の産物ね。あんなもの、普段から持ち運べるはずがない」
「じゃあ、どうやって……?」
「その答えは、あんたたちが使っている力と全く同じよ。つまり、この話はハルくんたちが、自分が何を使って戦っているかを知るための授業でもあるわけ」
零音先生は、人差し指を立てる。
「キーワードは二つ。『ナノテクノロジー』と『物質の情報化』」
「ナノテク……情報化……?」
「そう。まず、ハルくんたちが身に着けているブレスレットやコンパクト。あれは、物質の設計図を『情報』として保存できる特殊なデバイスなの。そして変身する時、その情報に基づいて、周囲に存在する無数の原子や分子を『ナノテクノロジー』で超高速に組み上げ、服や武器の形に実体化させている、ってわけ」
「……は、はぁ……」
正直、何を言っているのかさっぱりわからない。SF映画の話を聞いているようだ。僕のそんな顔を見て、先生は苦笑した。
「ま、この理屈を完全に理解できる生徒なんて、うちでも一握りよ。ハルくんたちはあたしがついてるから、卒業までには少しはわかるようになるかもね」
「しかし……そんな凄い発明品を、あの男は一体どこで手に入れたんでしょう」
杏那さんの疑問に、零音先生は少し表情を曇らせた。
「警察からの報告によると、彼はすでに何らかの組織から、あの力を引き出すための簡易的な装置……腕の痣みたいな紋様がそれね……を与えられていたみたい。『いざという時に、強く願えば助けてやる』とだけ言われていたそうよ」
「そんなことをして、何が目的なんでしょう……」
「おそらく、組織の駒を増やすための『選別』ですわね。社会的に追い詰められ、その力に手を出してしまった人間を、後から脅して構成員にする……。まさか、その暴走を鎮圧できる私たちが近くにいるとは、想定外だったのでしょうけれど」
「その組織の手がかりは……」
「残念ながら、なし。男が暴れている間に、どこかへ消えてしまったみたい」
「そうですか……。でも、そんなデバイスがもう出回ってるなんて……僕が知らなかっただけで、世界はすごい進歩をしてるんですね」
「ちょっと、ちょっと~。ハルくんに渡したデバイスは、そんじょそこらのとは訳が違うわよ。特に、制服用のやつ。あれの本命は『人体への干渉』機能なんだから」
「確かに……髪の毛とか、一瞬ですごく伸びましたもんね」
「そう。といっても、命ある有機物への干渉はまだまだ発展途上。だから、髪の量や色を変えるのが精一杯で、体つきまではほとんど弄れない。……だからこそ、元から女の子みたいなキミが、最高の『適合者』だったってわけ。この特権、あたしによ~く感謝しなさい?」
「は、はい……ありがとうございます……」
定期的に弱みを握ってくる先生に頭を下げる僕を見て、杏那さんがくすりと笑う。その時、ワゴンに乗せられた料理が運ばれてきた。テーブルに所狭しと並べられていく、ピザやフライ、肉料理の数々。
「うわぁ……これ、全部食べきれるんですか?」
「ご心配なく。この胸が、何よりの証拠ですわ♡」
そう言って、杏那さんは誇らしげに胸を張る。……確かに、あの豊満なボディを維持するには、これくらいのカロリーが必要なのかもしれない。
「ま、そういうこと! 今は食事に専念しましょ。ほら、ハルくんも冷めないうちに食べなさいな」
「はい、いただきます!」
熱々のピザを頬張りながら、僕は今日一日の出来事を反芻する。とんでもない世界に、足を踏み入れてしまった。でも、不思議と後悔はなかった。むしろ、空っぽだった自分の中に、確かな熱が灯り始めたのを感じていた。
——その後のコスプレショップで、僕が先生と杏那さんによって完全なる着せ替え人形と化したのは、言うまでもない。メイド服に始まり、優雅なプリンセスドレス、果ては人気アニメの魔法少女の衣装まで……。店の試着室のカーテンが開かれるたび、二人の美女から歓声と賞賛(という名のからかい)が浴びせられ、僕の羞恥心メーターは何度も振り切れた。この屈辱的な経験が、いつか必ず役に立つ。そう信じるしか、今の僕にできることはなかった。
程なくして、けたたましいサイレンと共に警察と、そして機術学園のロゴが入った黒いバンが到着した。手際よく現場を封鎖し、白目を剥いて伸びている例の男を拘束していく。その騒ぎの中、一台の鮮やかな赤いスポーツカーが僕たちのすぐそばに停まり、運転席から陽気な声が飛んできた。
「ごめんねぇ。折角の二人のデートだったのに、邪魔しちゃって」
車から降りてきた零音先生が、ニヤニヤしながら僕たちに歩み寄ってくる。
「で、デートって! そんなんじゃないですから!」
「……むぅ」
僕が全力で否定すると、隣に立つ杏那さんがぷくっと頬を膨らませた。
「え、ご、ごめん! って、ああいや、その!」
「ふふっ、冗談ですわ♡」
「え、えぇ!?」
「本当、見ていて飽きないわねぇ、ハルくんは」
二人にからかわれ、僕の顔はきっと熟れたトマトのようになっているだろう。
「さて。本来ならお買い物をしてから昼食のご予定でしたのに、予想外のアクシデントのおかげでもういい時間ですわね」
「そう言うと思って! 今回はあたしが、二人の活躍のご褒美も兼ねてご馳走してあげちゃいまーす♡」
「本当ですか!?」
「流石ですわ、お姉様」
「ま、二人ともあたしによ~く感謝しなさいね。さ、乗って。またトラブルなんて御免でしょ?」
先生の車に乗り込むと、高級車特有の革の匂いがした。車が滑らかに走り出す。
「話って言うと……やっぱりさっきの戦闘について聞きたいんだけど。凄かったね、杏那さんの機術。あれは、どういう仕組みなの?」
「あれは空間に存在する『重力子』に干渉し、対象の質量や運動エネルギーを一時的に操作する機術……お姉様は『重力縫い』と名付けていますわ」
「重力縫い……」
「えぇ。私もまだまだ未熟者ゆえ、今主に使えるのはその応用でして……」
杏那さんは、すっと自分の指先を見つめた。
「一つは、相手の足元など局所的な重力を増大させ、動きを縫い止める『ヘヴィ・アンクレット』。二つ目に、投げられたナイフのような小さな物体の運動エネルギーを操作し、軌道を強制的に捻じ曲げる『マス・ステッチ』。そして最後に、自身の足元の重力を一瞬だけ軽くして、高速移動や跳躍を可能にする『エアリアル・ステップ』ですわ」
「すごい……そんな能力を、もう使いこなしてるなんて」
「いいえ、とんでもない。理論上は空中を自在に飛び回れるはずなのですけれど、翻弄されっぱなしです。先ほどのように、晴人さんを抱えて跳ぶのが精一杯でしたわ。勝てたのは、晴人さんの協力の甲斐あってのことです」
「いえ……僕はただナイフを投げただけで。杏那さんが『マス・ステッチ』で当ててくれたおかげです」
「なーに言ってんのよ。初陣ならそんなもの。十分上出来よ?」
赤信号で車を停めた先生が、バックミラー越しに僕たちを見る。
「はい……」
先生の言葉に頷くと、不意に杏那さんがぐっと距離を詰めてきた。甘い花の香りに、心臓が跳ねる。
「そういえば、私も。感謝を申し上げるのを忘れておりましたわ」
吐息がかかるほど近くで、彼女が囁く。
「あの時……身を挺して、私を庇おうとしてくださって。……ありがとうございました」
「え、いや、まぁ、あはは……それほどでも、ない、です……」
間近で聞いたその声は、杏那さんが離れても、しばらく僕の耳の奥で甘く震え続けていた。
そんな話をしているうちに、車は池袋の喧騒の中へと入っていく。僕たちはその中心にそびえ立つ高層ビルの一つに入り、エレベーターで一気に上層階へと昇った。扉が開いた先にあったのは、眼下に東京の街を一望できる、高級イタリアンレストランだった。
案内された席から見えるのは、まるで宝石箱をひっくり返したような東京の絶景。しかし、僕の目は手元のメニューに釘付けになっていた。そこに並ぶ数字に、思わず息を呑む。ピザやパスタの値段が、僕が知っているイタリアンファミレスの軽く7倍はする……。
いつか、こんな店に気兼ねなく来られる男になってやる。そう心に誓いつつ、恐る恐る一番安いメニューを選ぶ僕の横で、二人は慣れた様子で次々と注文を決めていく。住む世界が違う。その現実を、まざまざと見せつけられた気がした。
「……さて。お料理が来るまで、少し課外授業といきましょうか」
注文を終えた零音先生が、楽しそうに僕を見る。
「ハルくん。聞きたいことがあるなら、何でも聞いていいわよ。さっき、ぶっつけ本番で実戦も経験したことだしね」
「聞きたいこと、ですか……。まず、あの男は一体何だったんですか?」
「彼自身は、ただの痴漢常習犯よ。問題は、彼が使ったあの大鎌……あれは間違いなく、私たちが扱う『機術』の産物ね。あんなもの、普段から持ち運べるはずがない」
「じゃあ、どうやって……?」
「その答えは、あんたたちが使っている力と全く同じよ。つまり、この話はハルくんたちが、自分が何を使って戦っているかを知るための授業でもあるわけ」
零音先生は、人差し指を立てる。
「キーワードは二つ。『ナノテクノロジー』と『物質の情報化』」
「ナノテク……情報化……?」
「そう。まず、ハルくんたちが身に着けているブレスレットやコンパクト。あれは、物質の設計図を『情報』として保存できる特殊なデバイスなの。そして変身する時、その情報に基づいて、周囲に存在する無数の原子や分子を『ナノテクノロジー』で超高速に組み上げ、服や武器の形に実体化させている、ってわけ」
「……は、はぁ……」
正直、何を言っているのかさっぱりわからない。SF映画の話を聞いているようだ。僕のそんな顔を見て、先生は苦笑した。
「ま、この理屈を完全に理解できる生徒なんて、うちでも一握りよ。ハルくんたちはあたしがついてるから、卒業までには少しはわかるようになるかもね」
「しかし……そんな凄い発明品を、あの男は一体どこで手に入れたんでしょう」
杏那さんの疑問に、零音先生は少し表情を曇らせた。
「警察からの報告によると、彼はすでに何らかの組織から、あの力を引き出すための簡易的な装置……腕の痣みたいな紋様がそれね……を与えられていたみたい。『いざという時に、強く願えば助けてやる』とだけ言われていたそうよ」
「そんなことをして、何が目的なんでしょう……」
「おそらく、組織の駒を増やすための『選別』ですわね。社会的に追い詰められ、その力に手を出してしまった人間を、後から脅して構成員にする……。まさか、その暴走を鎮圧できる私たちが近くにいるとは、想定外だったのでしょうけれど」
「その組織の手がかりは……」
「残念ながら、なし。男が暴れている間に、どこかへ消えてしまったみたい」
「そうですか……。でも、そんなデバイスがもう出回ってるなんて……僕が知らなかっただけで、世界はすごい進歩をしてるんですね」
「ちょっと、ちょっと~。ハルくんに渡したデバイスは、そんじょそこらのとは訳が違うわよ。特に、制服用のやつ。あれの本命は『人体への干渉』機能なんだから」
「確かに……髪の毛とか、一瞬ですごく伸びましたもんね」
「そう。といっても、命ある有機物への干渉はまだまだ発展途上。だから、髪の量や色を変えるのが精一杯で、体つきまではほとんど弄れない。……だからこそ、元から女の子みたいなキミが、最高の『適合者』だったってわけ。この特権、あたしによ~く感謝しなさい?」
「は、はい……ありがとうございます……」
定期的に弱みを握ってくる先生に頭を下げる僕を見て、杏那さんがくすりと笑う。その時、ワゴンに乗せられた料理が運ばれてきた。テーブルに所狭しと並べられていく、ピザやフライ、肉料理の数々。
「うわぁ……これ、全部食べきれるんですか?」
「ご心配なく。この胸が、何よりの証拠ですわ♡」
そう言って、杏那さんは誇らしげに胸を張る。……確かに、あの豊満なボディを維持するには、これくらいのカロリーが必要なのかもしれない。
「ま、そういうこと! 今は食事に専念しましょ。ほら、ハルくんも冷めないうちに食べなさいな」
「はい、いただきます!」
熱々のピザを頬張りながら、僕は今日一日の出来事を反芻する。とんでもない世界に、足を踏み入れてしまった。でも、不思議と後悔はなかった。むしろ、空っぽだった自分の中に、確かな熱が灯り始めたのを感じていた。
——その後のコスプレショップで、僕が先生と杏那さんによって完全なる着せ替え人形と化したのは、言うまでもない。メイド服に始まり、優雅なプリンセスドレス、果ては人気アニメの魔法少女の衣装まで……。店の試着室のカーテンが開かれるたび、二人の美女から歓声と賞賛(という名のからかい)が浴びせられ、僕の羞恥心メーターは何度も振り切れた。この屈辱的な経験が、いつか必ず役に立つ。そう信じるしか、今の僕にできることはなかった。
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