33 / 94
33.ドラゴンステーキ
しおりを挟む
隕石は地面に落ちることなく蒸発するかのように消滅した。
これぐらいだったらあっさりできるようになってきたな。
あれだけの物体を消し去るのだから凄いことをやってのけたのだろう。
しかし隕石を落とした奴は誰だ?
グエンを殺害した人物と考えるのが一番しっくりくる。
グエンは転移が使えなくなっていたし束縛で動けなかった。
そこを狙い殺害したのち隕石を落としたのだろう。
仲間割れかグエンを監視していたやつなのかは定かではない。
またグエンと一緒に来たのか別のルートで来たのかも不明だ。
グエン殺害後そいつは俺の探知には引っかかっていない。
この島にはもういないはずだ。
しかし念のため転送魔法陣は破壊しておいた方がいいかもしれない。
やばい奴がどんどん送り込まれてくる。
四星魔というぐらいだからまだ三人はいそうだし、ボスみたいな存在もいると想像できる。
まあ負けるつもりはないけれど、事前に対処出来るならやっておいた方がいいだろう。
「レンヤさんは本当にでたらめな人ですわね」
「本当です。ドラゴンもそうですけど、あんな巨大な隕石を破壊するなんて人間技ではありません」
ステータス的には確かに人間やめてる感があるよな。
まあハコニワの補助があってこそだけど、はじめから比べれば強くなった。
俺のレベル自体はまだ上がらないままだけど。
「とりあえず二人ともお疲れ様。この島の魔獣以外に敵はいないみたいだ」
シーナとネネは安心した表情をみせる。
二人を守れてよかった。
黒い雲に放った一撃はまだよくわからない。
あいかわらずゴロゴロと雷は鳴っているし、特別変わった様子はみられない。
まあドラゴンを倒せたから良しとしておくか。
俺はスララを期待した目でチラッとみる。
するとスララは笑顔? でいう。
(もちろんとったよ)
やっぱりあのどさくさの中でフレイムドラゴンのドロップアイテムを回収してくれたみたいだ。
流石です!
どんな状況でもスララなら拾ってきてくれるんじゃないかなとは思っていたけど。
もはや回収のスペシャリストであることは間違いない。
まあ今回は上空だったのでリトルと協力して取ってくれたのだろう。
これでドラゴンを召喚できるようになった。
ドラゴン召喚なんて男の夢だろう。
さらにドラゴン装備も作製可能になったし胸が熱くなる。
さっそく『ハコニワ』に作ってもらわないとな。
そして念願のドラゴンの肉も取ることができた。
ドラゴンの肉はシーナも美味しいといっていたからな。
食べたいと思っていた。
調理はもちろん『ハコニワ』にお任せだ。
肉は直接死体から切り取るわけではなくドロップアイテムとして取れる。
ここら辺がこの世界の不思議さだといつも思う。
まあ実際に食べれるわけだし血抜きもされている肉なのでありがたい。
《おしながき》を確認してみる。
しっかりとフレイムドラゴンの肉を使った料理が増えているようだ。
ここは休憩して肉を食べようじゃないか。
やっぱり俺はステーキで食べてみたいな。
ソースはバター醤油にして三人分を注文。
テーブルと椅子をインベントリから出してセッティングする。
「二人とも飯にしよう」
「そうですわね。安心したらお腹が空いてきましたわ」
「はい。レンヤさん」
俺は鉄板に乗ったドラゴンのステーキをテーブルに乗せていう。
「フレイムドラゴンのステーキだ。食べてみてくれ」
「先程のドラゴンですわね……。何だか色々と信じられませんわ」
「ですね。ドラゴンを食べられる日がくるなんて……」
シーナは以前にドラゴンを食べたと言ってたな。
ただ倒して直ぐ食べられたり調理されて出でくる能力に驚いているみたいだ。
ネネはドラゴンの肉は初めてみたいだな。
「じゃあ冷めないうちに食べよう。いただきます!」
「「いただきます!」」
ちなみにいただきますという考えはこの世界でも通じる。
食べ物に感謝だ。
「「「!?」」」
美味い! そして柔らかい!
「美味しいですわ! わたくしが食べた物より更に美味しいです。絶品ですわ!」
今回はフレイムドラゴンの肉だからまた違った味わいなのだろう。
ネネも「美味しいです!」を連発だ。
肉の柔らかさとうま味が口に広がる。
食べると幸せな気分になり身体が喜んでいるようだ。
薄切りにカットされたレモンとバターがいいアクセントになっている。
(そういえば調理前の肉を取り出すことは可能なのか?)
<はい。可能です>
おお~。だったら自分で調理するのも楽しいかもしれない。
バーベキューとかもいいだろう。
(ハコニワ内でとれる食材も取り出すことも可能かな?)
<可能です。おしながきに追加されました。調理器具等も選択可能です>
さすが仕事速いな。
「シーナとネネは料理はするのか?」
「わたくしは食べる専門ですわ」
さすがは王女か堂々と言い切ったシーナ。
「す、少しは出来ますけど、私も食べる方が好きです」
なるほど。ネネも自信はないか。
俺も含めて全員料理の修行が必要なようだな。
そのあと俺達はフレイムドラゴンの肉を心ゆくまで堪能した。
これぐらいだったらあっさりできるようになってきたな。
あれだけの物体を消し去るのだから凄いことをやってのけたのだろう。
しかし隕石を落とした奴は誰だ?
グエンを殺害した人物と考えるのが一番しっくりくる。
グエンは転移が使えなくなっていたし束縛で動けなかった。
そこを狙い殺害したのち隕石を落としたのだろう。
仲間割れかグエンを監視していたやつなのかは定かではない。
またグエンと一緒に来たのか別のルートで来たのかも不明だ。
グエン殺害後そいつは俺の探知には引っかかっていない。
この島にはもういないはずだ。
しかし念のため転送魔法陣は破壊しておいた方がいいかもしれない。
やばい奴がどんどん送り込まれてくる。
四星魔というぐらいだからまだ三人はいそうだし、ボスみたいな存在もいると想像できる。
まあ負けるつもりはないけれど、事前に対処出来るならやっておいた方がいいだろう。
「レンヤさんは本当にでたらめな人ですわね」
「本当です。ドラゴンもそうですけど、あんな巨大な隕石を破壊するなんて人間技ではありません」
ステータス的には確かに人間やめてる感があるよな。
まあハコニワの補助があってこそだけど、はじめから比べれば強くなった。
俺のレベル自体はまだ上がらないままだけど。
「とりあえず二人ともお疲れ様。この島の魔獣以外に敵はいないみたいだ」
シーナとネネは安心した表情をみせる。
二人を守れてよかった。
黒い雲に放った一撃はまだよくわからない。
あいかわらずゴロゴロと雷は鳴っているし、特別変わった様子はみられない。
まあドラゴンを倒せたから良しとしておくか。
俺はスララを期待した目でチラッとみる。
するとスララは笑顔? でいう。
(もちろんとったよ)
やっぱりあのどさくさの中でフレイムドラゴンのドロップアイテムを回収してくれたみたいだ。
流石です!
どんな状況でもスララなら拾ってきてくれるんじゃないかなとは思っていたけど。
もはや回収のスペシャリストであることは間違いない。
まあ今回は上空だったのでリトルと協力して取ってくれたのだろう。
これでドラゴンを召喚できるようになった。
ドラゴン召喚なんて男の夢だろう。
さらにドラゴン装備も作製可能になったし胸が熱くなる。
さっそく『ハコニワ』に作ってもらわないとな。
そして念願のドラゴンの肉も取ることができた。
ドラゴンの肉はシーナも美味しいといっていたからな。
食べたいと思っていた。
調理はもちろん『ハコニワ』にお任せだ。
肉は直接死体から切り取るわけではなくドロップアイテムとして取れる。
ここら辺がこの世界の不思議さだといつも思う。
まあ実際に食べれるわけだし血抜きもされている肉なのでありがたい。
《おしながき》を確認してみる。
しっかりとフレイムドラゴンの肉を使った料理が増えているようだ。
ここは休憩して肉を食べようじゃないか。
やっぱり俺はステーキで食べてみたいな。
ソースはバター醤油にして三人分を注文。
テーブルと椅子をインベントリから出してセッティングする。
「二人とも飯にしよう」
「そうですわね。安心したらお腹が空いてきましたわ」
「はい。レンヤさん」
俺は鉄板に乗ったドラゴンのステーキをテーブルに乗せていう。
「フレイムドラゴンのステーキだ。食べてみてくれ」
「先程のドラゴンですわね……。何だか色々と信じられませんわ」
「ですね。ドラゴンを食べられる日がくるなんて……」
シーナは以前にドラゴンを食べたと言ってたな。
ただ倒して直ぐ食べられたり調理されて出でくる能力に驚いているみたいだ。
ネネはドラゴンの肉は初めてみたいだな。
「じゃあ冷めないうちに食べよう。いただきます!」
「「いただきます!」」
ちなみにいただきますという考えはこの世界でも通じる。
食べ物に感謝だ。
「「「!?」」」
美味い! そして柔らかい!
「美味しいですわ! わたくしが食べた物より更に美味しいです。絶品ですわ!」
今回はフレイムドラゴンの肉だからまた違った味わいなのだろう。
ネネも「美味しいです!」を連発だ。
肉の柔らかさとうま味が口に広がる。
食べると幸せな気分になり身体が喜んでいるようだ。
薄切りにカットされたレモンとバターがいいアクセントになっている。
(そういえば調理前の肉を取り出すことは可能なのか?)
<はい。可能です>
おお~。だったら自分で調理するのも楽しいかもしれない。
バーベキューとかもいいだろう。
(ハコニワ内でとれる食材も取り出すことも可能かな?)
<可能です。おしながきに追加されました。調理器具等も選択可能です>
さすが仕事速いな。
「シーナとネネは料理はするのか?」
「わたくしは食べる専門ですわ」
さすがは王女か堂々と言い切ったシーナ。
「す、少しは出来ますけど、私も食べる方が好きです」
なるほど。ネネも自信はないか。
俺も含めて全員料理の修行が必要なようだな。
そのあと俺達はフレイムドラゴンの肉を心ゆくまで堪能した。
0
あなたにおすすめの小説
凡人がおまけ召喚されてしまった件
根鳥 泰造
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。
仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。
それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。
異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。
最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。
だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。
祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
ダンジョンでオーブを拾って『』を手に入れた。代償は体で払います
とみっしぇる
ファンタジー
スキルなし、魔力なし、1000人に1人の劣等人。
食っていくのがギリギリの冒険者ユリナは同じ境遇の友達3人と、先輩冒険者ジュリアから率のいい仕事に誘われる。それが罠と気づいたときには、絶対絶命のピンチに陥っていた。
もうあとがない。そのとき起死回生のスキルオーブを手に入れたはずなのにオーブは無反応。『』の中には何が入るのだ。
ギリギリの状況でユリアは瀕死の仲間のために叫ぶ。
ユリナはスキルを手に入れ、ささやかな幸せを手に入れられるのだろうか。
異世界に召喚されて2日目です。クズは要らないと追放され、激レアユニークスキルで危機回避したはずが、トラブル続きで泣きそうです。
もにゃむ
ファンタジー
父親に教師になる人生を強要され、父親が死ぬまで自分の望む人生を歩むことはできないと、人生を諦め淡々とした日々を送る清泉だったが、夏休みの補習中、突然4人の生徒と共に光に包まれ異世界に召喚されてしまう。
異世界召喚という非現実的な状況に、教師1年目の清泉が状況把握に努めていると、ステータスを確認したい召喚者と1人の生徒の間にトラブル発生。
ステータスではなく職業だけを鑑定することで落ち着くも、清泉と女子生徒の1人は職業がクズだから要らないと、王都追放を言い渡されてしまう。
残留組の2人の生徒にはクズな職業だと蔑みの目を向けられ、
同時に追放を言い渡された女子生徒は問題行動が多すぎて退学させるための監視対象で、
追加で追放を言い渡された男子生徒は言動に違和感ありまくりで、
清泉は1人で自由に生きるために、問題児たちからさっさと離れたいと思うのだが……
備蓄スキルで異世界転移もナンノソノ
ちかず
ファンタジー
久しぶりの早帰りの金曜日の夜(但し、矢作基準)ラッキーの連続に浮かれた矢作の行った先は。
見た事のない空き地に1人。異世界だと気づかない矢作のした事は?
異世界アニメも見た事のない矢作が、自分のスキルに気づく日はいつ来るのだろうか。スキル【備蓄】で異世界に騒動を起こすもちょっぴりズレた矢作はそれに気づかずマイペースに頑張るお話。
鈍感な主人公が降り注ぐ困難もナンノソノとクリアしながら仲間を増やして居場所を作るまで。
学校ごと異世界に召喚された俺、拾ったスキルが強すぎたので無双します
名無し
ファンタジー
毎日のようにいじめを受けていた主人公の如月優斗は、ある日自分の学校が異世界へ転移したことを知る。召喚主によれば、生徒たちの中から救世主を探しているそうで、スマホを通してスキルをタダで配るのだという。それがきっかけで神スキルを得た如月は、あっという間に最強の男へと進化していく。
Sランクパーティを引退したおっさんは故郷でスローライフがしたい。~王都に残した仲間が事あるごとに呼び出してくる~
味のないお茶
ファンタジー
Sランクパーティのリーダーだったベルフォードは、冒険者歴二十年のベテランだった。
しかし、加齢による衰えを感じていた彼は後人に愛弟子のエリックを指名し一年間見守っていた。
彼のリーダー能力に安心したベルフォードは、冒険者家業の引退を決意する。
故郷に帰ってゆっくりと日々を過しながら、剣術道場を開いて結婚相手を探そう。
そう考えていたベルフォードだったが、周りは彼をほっておいてはくれなかった。
これはスローライフがしたい凄腕のおっさんと、彼を慕う人達が織り成す物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる