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第19話 異常な成長みたいですね
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吸収した【インベントリ】に入っている栄養塊(吸収)は分けられるという事をレイナは発見する。
何分割も出来るが100個に分けた物が畑に撒くには丁度いい。
前回そのまま畑に与えた物は過剰すぎたって事だ。
だからあんなに大きくて、ぱんぱんの物が出来たのだろう。
あれから調整を行ったレイナはそんな結論に至る。
あれからレイナは庭師に畑の耕し方を教わった。
普通にやると重労働だけれど、魔力循環で身体強化すれば楽になる。
ニコラからも魔力循環を怠らなければと畑の仕事の許可を貰えた。
でも収穫物は食べさせろと言われたので、ニコラはこの前のトマヤが気に入ったのだろう。
レイナは良い物が出来たら持っていくとニコラに約束をした。
「今度は畑仕事を始めたんだって?」
ふらっと立ち寄ったイーサンが言う。
にっこりと笑った顔からはイケメンオーラが隠し切れない。
相変わらずの眩しい微笑みに目を手で隠すレイナ。
そんなレイナの仕草をイーサンは不思議そうに見つめた。
これ以上、雇用主を困らせてはいけないとレイナはイーサンの質問に答える。
「ええ。庭師のおじさんにスペースを借りたの」
他に誰もいないのでレイナは友人っぽい砕けた感じで話してみる。
正直に言えばこの話し方にレイナは慣れていない。
丁寧になってしまう事も多い。
「もう収穫できたのか?」
「そうなのよ。栄養を与えたぐらいで、こんなに早く成長するのって変かな?」
植えてから次の日には実が出来てしまうなんて異常だ。
「普通はありえないな。でも美味そうだな」
「試作品だけど洗ったから食べてみる?」
「ひとつ貰おうか」
レイナも一つ摘まむ。
今度のトマヤは成長しても小さいタイプだ。
現代で言うプチって物と同じだろう。
レイナは庭師から苗を譲って貰って作った。
「おっ! これは美味いな。今まで食べていた物より断然美味い!」
ふふ、好評なみたいで良かったとレイナは思う。
栄養素の塊も100分割でいいみたいだ。
過剰に大きくならずに旨味が凝縮されている感じ。
いいんじゃないかなとレイナは成功を喜ぶ。
「冷やしたらもっと美味しいかもしれませんね」
「確かにな。ちょっとそれ貸してくれ」
イーサンはトマヤが入っている器を受け取る。
何をするのだろうとレイナはイーサンの行動を注視する。
青白い魔力が光ったと思ったら辺りに冷気が漂う。
「えっ、これって魔法で冷やしているって事? き、綺麗……」
ニコラに負けない程の淀みのない魔力循環。
流石は王族エリート、私のものとは全然違うとレイナはイーサンの魔力循環に感動する。
「さあ、食べてみよう」
「はい」
受け取ってレイナも食べてみる。
「「!?」」
「やっぱり、冷やしたら更に美味しい!」
「ああ、これはいい」
「今のは冷却系の魔法なんですね。いいな、私は使えないので羨ましい」
夏とか温くなった飲み物を冷やしたりとか便利そう。
だからレイナはイーサンに聞いてみる。
「冷却できる魔導具とかは無いのですか?」
あれば便利そうだし自分にも使えるかもしれない。
レイナは期待した目でイーサンを見てしまう。
「いや、兵器として攻撃用の物があるが生活用の物は無いな」
「そうなのですね。あれば食料保存に便利なのですけれど……」
魔導具が盛んな国ならあるとは思ったのだが意外だった。
実はイブライン王国には傷みが早いものは地下倉庫に入れる習慣がある。
各家庭にある為、現代の冷蔵庫の様な魔導具は発展しなかった。
レイナは冷凍も出来る冷蔵庫の様な物が作れないかイーサンにイメージを伝える。
「冷却できる保存庫か。面白いな。考えてみよう」
「うん、よろしく」
是非完成させて欲しいとレイナは願う。
「でも、イーサンは魔導具が好きなんですね。何だか楽しそう」
「ああ、王族に生まれてなければ、魔導具職人になりたかったぐらいだよ」
「ふふ、そうなんですね」
「レイナも随分と興味があるみたいだね」
科学とは違う魔法を使った道具って凄いと思う。
もちろん興味はある。
「ええ、出来ないことが出来るって何だか楽しいじゃないですか」
「……ああ。全くそのとおりだな」
うんうんとイーサンは頷く。
何だかイーサンと分かり合えた感じだとレイナは嬉しくなる。
「じゃあ邪魔したね。魔導具が出来たら連絡するよ」
「はい。楽しみにしてます」
イーサンは畑を後にする。
何分割も出来るが100個に分けた物が畑に撒くには丁度いい。
前回そのまま畑に与えた物は過剰すぎたって事だ。
だからあんなに大きくて、ぱんぱんの物が出来たのだろう。
あれから調整を行ったレイナはそんな結論に至る。
あれからレイナは庭師に畑の耕し方を教わった。
普通にやると重労働だけれど、魔力循環で身体強化すれば楽になる。
ニコラからも魔力循環を怠らなければと畑の仕事の許可を貰えた。
でも収穫物は食べさせろと言われたので、ニコラはこの前のトマヤが気に入ったのだろう。
レイナは良い物が出来たら持っていくとニコラに約束をした。
「今度は畑仕事を始めたんだって?」
ふらっと立ち寄ったイーサンが言う。
にっこりと笑った顔からはイケメンオーラが隠し切れない。
相変わらずの眩しい微笑みに目を手で隠すレイナ。
そんなレイナの仕草をイーサンは不思議そうに見つめた。
これ以上、雇用主を困らせてはいけないとレイナはイーサンの質問に答える。
「ええ。庭師のおじさんにスペースを借りたの」
他に誰もいないのでレイナは友人っぽい砕けた感じで話してみる。
正直に言えばこの話し方にレイナは慣れていない。
丁寧になってしまう事も多い。
「もう収穫できたのか?」
「そうなのよ。栄養を与えたぐらいで、こんなに早く成長するのって変かな?」
植えてから次の日には実が出来てしまうなんて異常だ。
「普通はありえないな。でも美味そうだな」
「試作品だけど洗ったから食べてみる?」
「ひとつ貰おうか」
レイナも一つ摘まむ。
今度のトマヤは成長しても小さいタイプだ。
現代で言うプチって物と同じだろう。
レイナは庭師から苗を譲って貰って作った。
「おっ! これは美味いな。今まで食べていた物より断然美味い!」
ふふ、好評なみたいで良かったとレイナは思う。
栄養素の塊も100分割でいいみたいだ。
過剰に大きくならずに旨味が凝縮されている感じ。
いいんじゃないかなとレイナは成功を喜ぶ。
「冷やしたらもっと美味しいかもしれませんね」
「確かにな。ちょっとそれ貸してくれ」
イーサンはトマヤが入っている器を受け取る。
何をするのだろうとレイナはイーサンの行動を注視する。
青白い魔力が光ったと思ったら辺りに冷気が漂う。
「えっ、これって魔法で冷やしているって事? き、綺麗……」
ニコラに負けない程の淀みのない魔力循環。
流石は王族エリート、私のものとは全然違うとレイナはイーサンの魔力循環に感動する。
「さあ、食べてみよう」
「はい」
受け取ってレイナも食べてみる。
「「!?」」
「やっぱり、冷やしたら更に美味しい!」
「ああ、これはいい」
「今のは冷却系の魔法なんですね。いいな、私は使えないので羨ましい」
夏とか温くなった飲み物を冷やしたりとか便利そう。
だからレイナはイーサンに聞いてみる。
「冷却できる魔導具とかは無いのですか?」
あれば便利そうだし自分にも使えるかもしれない。
レイナは期待した目でイーサンを見てしまう。
「いや、兵器として攻撃用の物があるが生活用の物は無いな」
「そうなのですね。あれば食料保存に便利なのですけれど……」
魔導具が盛んな国ならあるとは思ったのだが意外だった。
実はイブライン王国には傷みが早いものは地下倉庫に入れる習慣がある。
各家庭にある為、現代の冷蔵庫の様な魔導具は発展しなかった。
レイナは冷凍も出来る冷蔵庫の様な物が作れないかイーサンにイメージを伝える。
「冷却できる保存庫か。面白いな。考えてみよう」
「うん、よろしく」
是非完成させて欲しいとレイナは願う。
「でも、イーサンは魔導具が好きなんですね。何だか楽しそう」
「ああ、王族に生まれてなければ、魔導具職人になりたかったぐらいだよ」
「ふふ、そうなんですね」
「レイナも随分と興味があるみたいだね」
科学とは違う魔法を使った道具って凄いと思う。
もちろん興味はある。
「ええ、出来ないことが出来るって何だか楽しいじゃないですか」
「……ああ。全くそのとおりだな」
うんうんとイーサンは頷く。
何だかイーサンと分かり合えた感じだとレイナは嬉しくなる。
「じゃあ邪魔したね。魔導具が出来たら連絡するよ」
「はい。楽しみにしてます」
イーサンは畑を後にする。
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