風の魔導師はおとなしくしてくれない

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序章 リーゲンス国にて

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 テンペスト寺院にて記す

 このことを忘れないように、記憶が新しいうちに日記に記しておこうと思う。

 先々月、リーゲンス国の王都アウロラの城で、宮宰サルヴァトがアムルタ王を殺害した。王弟でもあるサルヴァトの突然の凶行だった。逃げ遅れた王妃と王太子まで殺された。

 そして、王太子の次に王位継承権を有するこの私、王女イオンと、弟の王子ルーウェンも命を狙われた。だが書記官長の機転でなんとか城から逃げ出すことに成功した。

 ルーウェン――私のかわいい弟ルイは、今隣のベッドで眠っている。追っ手をかわしながら、身一つでこの寺院までたどり着いたのはよかったけれど、耳に入ってくるのは悪い知らせばかり。落ち着かない日々が続いたせいで、ルイも疲れ切っているみたい。深く寝入っていて、ここで書き物をしていてもちっとも気づかない。

 ルイが無事で本当によかった。私とルイをかくまってくれたストウス司祭には感謝している。ストウス司祭は昔から城にやってきては私とルイにお話を聞かせてくれた、人徳のある方だ。神聖な司祭さまと寺院は罪のない私たちを見捨てなかった。

 私たちは不可侵の領域である寺院に身を寄せ、城を取り戻す作戦を練っている。身勝手に兄王を弑逆した簒奪者サルヴァトが王を名乗っているようだが、それを認めず私たちの味方をする者は多い。まもなく彼は玉座をしりぞくことになるだろう。

 サルヴァトの罪はこれだけではない。彼はアムルタ王を殺して城を自分のものにしたあと、港町フルクトアトにいた海の国の商人たちを護衛の兵士もろとも虐殺したのだ。数十人の罪のない命が失われ、血にまみれた海中屋敷はひどい有様だったらしい。

 昔、ある国が海の国に刃を向けて滅ぼされた。海の国に手出しをしてはならないと言われるゆえんだ。だから地上の国々は海の国と必要以上に付き合わず、港を介して貿易するだけにとどめている。海の国にしかない宝石やサンゴや植物の種はリーゲンス国にとって貴重な品だ。彼らを害してもなにもいいことはないのに、サルヴァトの意図はまったくわからない。

 この知らせが寺院にもたらされたとき、戦争になるのではないかと皆が恐慌状態に陥った。小国のリーゲンスが軍事力で海の国に太刀打ちできるはずもないし、海中で息ができる海の人間と戦いたくはない。海に引きずりこまれたらそれだけで私たちは終わりなのだから――



 とんとん、と部屋の扉がたたかれ、ペンを走らせていたイオンは慌てて日記を閉じた。イオンは長い金髪をかき上げ、テーブルの上に置かれた剣を握った。

「誰?」
「ライオルです」

 扉の向こうからかけられた声を聞くと、イオンは剣を離して立ち上がった。燭台を手に扉に近寄り、細い指で閂を外した。

 廊下から顔をのぞかせたのは、紺色の髪と目を持つ背の高い軍人だった。名をライオルと言う、ルイとイオンに味方する兵士の一人だ。美形ゆえに無表情だと冷たい印象を受けるが、イオンは彼が信頼できる男だとわかっていた。

 イオンはライオルを部屋に招き入れた。ライオルは二つあるベッドの一つで眠るルイをちらりと見下ろした。ルイは壁のほうを向いて眠っていて、こちらからでは黒髪しか見えない。

「寝てるわよ。ルイの顔でも見に来たの?」
「いえ、王女殿下にご連絡です。明朝、予定していた援軍が到着します。あとこれ、替えの水差しです」
「ありがとう」

 イオンは水差しを受け取ってテーブルに置いた。ライオルは短く挨拶するとすぐ部屋を出て行った。部屋の前にいる護衛兵と二言三言話してから足音が去っていく。イオンはほうとため息をつき、ライオルの凛とした姿を思い返して頬を染めた。そして日記を開いてまたペンを走らせた。



 ――ライオルはフルクトアトからやってきた兵士で、火を操る魔導師だ。火は神聖で貴ばれるため、火を操れる高位の司祭さまもいらっしゃる。彼はフルクトアト寺院の信頼を得ており、ストウス司祭の旧知の司祭によくしてもらったそうだ。魔導師としても優秀だが、剣の腕も確かでとても頼りになる。一緒にやってきた彼の部下からの信頼も厚かった。

 あと背が高くて美形で、私のかわいいルイの後ろに彼が侍っているのはとても素敵だった。彼なら大事なルイを任せられる。ルイは風の魔導師だから火の魔導師とは相性もいい。ライオルは確か二十五歳で、二十一歳のルイより少し大人だから、よく面倒もみてくれている。彼ならきっとルイを守り抜いてくれるはず……。


 ◆


 ルイは麻布でできた司祭の従者の服装に身を包んでいた。イオンも同じ服装だ。ストウス司祭は司祭服の上から神職の証である肩当てをつけ、長い杖をついている。ほかにも助祭が一人と、従者の格好をした兵士が数人追従している。

 これからルイたちはストウス司祭の慰問に同行し、堂々と正面から入城する。

「俺の格好大丈夫かな。ちょっと見てくれる?」

 ルイはコートのフードを深くかぶってイオンにたずねた。イオンはフードの奥からちらりとルイの顔をのぞきこんだ。

「大丈夫。いつも通りかわいいわ」
「……顔見えてるんじゃないか」
「いいの。そのきれいな青い目を見れば誰でも気づくわ。でも慰問団を拘束したりできないから、安心しなさい」

 イオンはにっこり笑った。ルイはうーんとうなってイオンの姿を上から下まで眺めた。ゆったりとしたコートを羽織っているので、体つきで女性とは思われないだろう。だがフードでつややかな金髪が隠れているとはいえ、イオンの美貌までは隠しきれていない。王女の美しさは国中の評判だから、少し見ればすぐに気づかれるだろう。

「まあ、中に入れれば別にいいのか」
「そういうことよ」

 ストウス司祭一行は城門をくぐり、長い階段を上がって城内に入った。城壁の内外には平時の三倍の衛兵がいたが、誰にも咎められることはなかった。ルイは終始うつむきながら歩いていた。

 ストウス司祭は慣れた足取りで城内を進み、近衛兵に慰問に来た旨を言いつけた。近衛兵は少しうろたえたが、奥に引っこむとすぐに戻ってきて一行を通してくれた。

 そしてルイたちは謁見の間に入り、玉座に座るサルヴァトを見た。一緒にいるのは彼に近しかった貴族たちだ。サルヴァトは白の混じった髪に銀の略冠をはめ、鋭い目つきでルイたちをにらみつけている。

 謁見の間に全員が入ると、扉が閉じられ、あっという間に近衛兵たちに取り囲まれた。ストウス司祭は驚きの声をあげてよろめいた。

「このような真似はおやめください。我々は武器を持ちません。武器をもたぬ者にこんなによってたかって、恥を知りなさい」

 サルヴァトは立ち上がって叫んだ。

「司祭どの! お連れになっているのは我らの敵です。あなたが敵をかくまっているのはわかっている!」
「このような真似をされるのであれば破門です」
「あなたにそんな権限はない! そいつらは武器を持っているに違いない! 司祭が嘘をついていいのか!」

 ストウス司祭は音を立てて杖をつき、深呼吸をすると打って変わって低い声を出した。

「ああ、確かに嘘はつきましたねえ。それは耳が痛いわ」
「司祭さま」

 ルイはストウス司祭の背後からこっそり話しかけた。

「もう結構です。司祭さまと助祭さまはお下がりください」
「わかりました。殿下、ご武運を」

 ストウス司祭は再びカツンと音を立てて杖をついた。すると、部屋の奥にある使用人用の出入り口が勢いよく開き、武器を構えた兵士がなだれこんできた。事前に手はずを整えていたルイとイオンの支援者だ。近衛兵はサルヴァトを守ろうと慌てて乱入者たちに向かっていく。同時に広間の外も騒がしくなり、剣戟の音が響いてきた。

「逆賊だ! 殺せ!」

 サルヴァトが真っ赤になって叫び、ルイはコートの下に忍ばせていた剣を抜いた。司祭の従者に扮した、ルイとイオンを守る精鋭集団が一斉に近衛兵に襲いかかった。ルイはストウス司祭と助祭を壁際に下がらせ、素早く周囲を見渡した。味方の数に対して、近衛兵の数は約三倍。短時間で決着をつけなければならない。

 ルイはフードで顔を隠しながらなるべく味方の後方にいようとしたが、混戦状態でそうもいかず、一人の近衛兵に斬りかかられた。なんとか斬撃を剣で弾き返したが、反動で後ろに倒れこんでしまった。

「いたっ」

 衝撃でフードが脱げて顔があらわになり、近衛兵は目の色を変えてルイに剣を突き立てようと迫ってきた。

「お覚悟!」

 白刃の切っ先が鈍く光り、ルイは背筋が凍りついた。だが、ぎりぎりのところで味方の兵士が割りこみ、尻もちをつくルイをまたいで近衛兵の剣を受け止めた。司祭の従者の格好をしたライオルだった。ライオルはそのまま剣を押し戻して、近衛兵とにらみ合った。

「立て」

 ルイはライオルに腕を強く引っ張られて立ち上がった。ライオルはルイを狙い始めた近衛兵たちの攻撃をいなして叫んだ。

「俺とお前たちでは背負っているものの重みが違うんだ!」

 ルイはライオルの背後につき、姿勢を低くして剣を構えた。

「殿下、行けますか」
「大丈夫。やろう」

 ライオルの剣に火が灯って細く伸びていく。ライオルが剣を振ると火が鞭のようにしなって、攻撃を受け止めようとした近衛兵たちを燃やした。

 ルイが剣を真横になぐと、剣を振った際にできた風が大きくふくれ上がり、近衛兵に燃え移った火を煽った。火にあぶられた近衛兵たちは悲鳴をあげて床に転がった。

 火の手があがったせいでライオルに注目が集まった。だが、ルイとイオンの護衛は彼以外も腕の立つ者のみで構成されている。つららをたくさん作り出しては投げて攻撃する、戦闘型の魔導師もいた。剣術の達者なイオンも剣をふるって身を守っている。最初はあっという間に皆殺しにされると思われた戦力差も、城内からの援軍のせいでどんどん縮まっていった。

 ライオルはルイを後衛に据えて守りながら、まっすぐサルヴァトに向かっていった。顔面蒼白のサルヴァトの前には近衛兵たちが陣取っていたが、勢いづいたライオルに燃やされ切り伏せられた。ついにサルヴァトを守る者はいなくなり、ライオルはサルヴァトの首に剣を突きつけた。

 ちょうど同じ頃に入り口の扉が突破され、兵士がどっと押し寄せてきた。サルヴァトは一瞬顔を輝かせたが、彼らが近衛兵たちに一斉に剣を向けたのを見て硬直した。兵士らの奥からルイとイオンを城から逃がした書記官長が現れた。

 ついに謁見の間は制圧された。サルヴァトと一緒にいた貴族たちは剣を突きつけられ、恐れおののいて座りこんでいる。サルヴァトは自分のもとにやってきた書記官長に震える指を突きつけた。

「ヴルスラグナ、お前、私を裏切ったな! 敵の手引きをしたのもお前だな!」
「なにを言っているのやら。私は元よりアムルタ王にお仕えする身。お前の臣下ではない」

 生真面目な書記官長は、剣を手に立つルイとイオンに向き直り、膝をついてこうべを垂れた。

「ご無事でなによりです、イオン様、ルーウェン様。お帰りなさいませ」

 ルイとイオンは顔を見合わせ、どちらからともなく抱き合った。お互い震えていた。

 こうしてサルヴァトの反乱は鎮圧され、ルイとイオンは城に戻ることになった。
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