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第3章 籠城戦って案外楽なんじゃないかとか考えていたけど、正直キツイ・・・。
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搦め手門と同時に大手門も攻められていたようだが、敵が迫る中、視界に移らない戦場の事などどうでもいい。もし大手門が先に破られて、敵が砦内に雪崩れ込んできたとしても、それを搦め手門の脇にある柵を守る俺たちにはどうしようもない。
一人で守っているわけでなし、そうなればそうなった時と思うしかない。
とにもかくにも、俺は俺で目の前に迫ってくる敵を何とかするだけだ。
搦め手門に迫っていた猪頭と下級悪魔の混成部隊200は、頭上から生活油をかぶった瞬間にこちらの意図を察して退却しようとしたが、ついた勢いはすぐには止まらずに頭上からの火矢が起こそう火炎地獄に多大な被害を出して撤退した。
その代わりと言っては何だが、今度は重装甲で守られた大柄の種族が搦め手門の両脇の柵に迫った来た。全身を金属鎧で多い、手には半身の盾を持つ重装甲歩兵。槍は持たずにボウガンな様なものを構えているのが判る。そいつらが列をなして柵へと迫る。
術式防御が付与されているのだろう、火炎術式は相手に届く前に四散し、放たれた矢も重装甲に弾かれて意味をなさない。
その重さ故、ゆっくりとしか動けないが、そのゆっくりを止められないので、敵はじわじわと柵に迫る。あんな奴らが柵を破ってしまったら、装甲の圧力で搦め手門自体が陥落してしまうだろう。誰かが言っていた。戦場での重装甲役、つまりタンクは戦場の女神だと。敵からの攻撃を弾く姿、倒されずに前進する姿。あまつさえその重装甲で他の兵の盾になれる頑強さ。それらは戦場に於いて何よりも必要な物であると考えられ、装甲と言う物それ自体が女神の御業と言われたとか。それも異世界云々の話ではなく、元の世界でも第2次や第3次と言う名の戦争の現場で流布した伝説だと言うから恐ろしい。つまり中世っぽく見える異世界だって、バリバリ科学技術発展の現代だって、重装甲には信仰に近い強さがあると言う事なのだから。
「戦ったら、そりゃ強いんだろうけどさ、戦えばね」
強い相手と対峙しなければならない場合はどうするか?
逃げるのが一番だが、相手から確実に逃げられるとは限らない。ならば逃げる先に罠を用意しておく。
例えば撤退路に落とし穴を掘っておいて、そこに敵を誘い込む。こちらが逃げてると相手に思わせる程の演技が出来れば、相手は落とし穴に落ちるだろう。そしたら反転、落とし穴に落ちている間抜けの頭を長い棒で叩いて行けばいいだけの話だ。
つまり、強い相手に対峙しなければならない時にどうすれば良いかは、第一に逃げるだが、逃げられない場合、罠に嵌めてやっつけるが正解になる。
籠城戦では、攻める側はいつでも好きな時に攻め寄せることが出来るが、守る側は守る側で各所に罠を仕掛けることが出来る。同じ数なら籠城側が有利で攻める側は3倍の数が必要らしい。80の味方が搦め手門に迫った200を追い返したことから、どうやらこの説は本当らしい。
「そおれっ!」
下級悪魔とインプと一緒になって、力を合わせて桶に溜まったぬるま湯とただの水を柵の下に迫る重装歩兵の足元に流す。
本当なら両方の桶をぬるま湯で満たしたかったが、術式にも火を起こす薪にも制限がかけられているので、仕方なく片方はただの水とした。水だって貴重なのだが、まだ籠城が始まって数日。籠城の為の水の確保を心配するよりも攻め寄せる敵を撃退する事を優先してもらえた。
柵から重装歩兵が昇ろうとしている場所までは高さ8m程の高低差があり、その崖の様になっている土の表面は雑草一つない。場外の作業の行きかえりに草むしりをした結果だ。
なだらかな赤土の壁の上に柵が設置されている。本当なら垂直に近ければ近い方が昇りにくくて良いのだろうが、あまり角度をつけると赤土が崩れてしまい、柵のある場所まで壊れてしまう。
石垣を作ればそんな事にはならないのだろうが、短時間の作業でそんなこと出来ないから仕方ない。
ぬるま湯が赤土に染み込み、何が起こるかと言えば簡単な話で表面がぬかるんで滑りやすくなる。猿の様な身軽な敵が居ればそれでも登れるだろうが、その時の敵はおそらく軽装で碌な武器を持つことが出来ない。今の様に重装甲で滑る赤土の坂を昇れば何が起こるかはわかりすぎる程判る。彼らは兜もしっかりと装備しているせいで足元の変化にすぐ気づくことは出来ない。気づいた時には足が前に出ず、それでも背後の味方からは押されるので、将棋倒しに転倒する。転倒してしまえば重い鎧を身に着けているのが災いし、ぬかるむ赤土の世界では起き上がることが出来ない。
「次っ行くぞ!」
今度は片側に紐をつけた大木が準備される。大木の枝は不揃いに斬られており、突起として残っている。
「ほいさ~」
10人ほどが紐に取りつき、大木を滑る赤土の坂に投げ落とす。
最初の一撃で大木に潰される敵は多くはないが、ひもがついている状態なので、投げ落としの時に角度をつけると振り子の様に大木は動く。おもちゃの兵隊の様に大木で重装歩兵が次々と倒されていった。
「さらに次っ!」
今度は混乱して術式防御の薄くなった敵に対して炎の術式が襲い掛かる。立ち上がろうとして果たせずに蠢く重装歩兵の背後に炎が放たれ、増援や救助の部隊が近づかない様に炎の壁が作られる。
その壁が作られると同時に今度は自らの体に紐を結んだ中級や下級の悪魔が細い刃を持つ、刺す事のみを目的とした半槍を持って赤土を滑り降りていく。
重装歩兵たちはそんな城側の動きに気づくことなく、立ち上がろうともがき続けて居る。
赤土に塗れ、蠢くだけの存在となった敵は、次々と襲い掛かる城側の決死隊に対して、碌な反撃も出来ずに重装甲の中身を真っ赤に染めて絶命していく。
阿鼻叫喚の地獄絵図だが、やっているのもやられているのも悪魔なので、地獄は故郷の様な物か・・・。
一時間もたたずに、重装歩兵の部隊は壊滅し、その日の攻撃は終了した。こちらの損害は調子に乗って手柄を立てようとした下級悪魔が重装歩兵の群れに突っ込み、圧殺された2人だけで、相手は100人は死んだだろう。
虎の子の重装歩兵が簡単に壊滅させられたせいで、これからの攻城側はそのまま攻め続ける事を考え直し、力押しでは落ちないと作戦を変えてくるだろう。
初戦はこちらの大勝利だった。
一人で守っているわけでなし、そうなればそうなった時と思うしかない。
とにもかくにも、俺は俺で目の前に迫ってくる敵を何とかするだけだ。
搦め手門に迫っていた猪頭と下級悪魔の混成部隊200は、頭上から生活油をかぶった瞬間にこちらの意図を察して退却しようとしたが、ついた勢いはすぐには止まらずに頭上からの火矢が起こそう火炎地獄に多大な被害を出して撤退した。
その代わりと言っては何だが、今度は重装甲で守られた大柄の種族が搦め手門の両脇の柵に迫った来た。全身を金属鎧で多い、手には半身の盾を持つ重装甲歩兵。槍は持たずにボウガンな様なものを構えているのが判る。そいつらが列をなして柵へと迫る。
術式防御が付与されているのだろう、火炎術式は相手に届く前に四散し、放たれた矢も重装甲に弾かれて意味をなさない。
その重さ故、ゆっくりとしか動けないが、そのゆっくりを止められないので、敵はじわじわと柵に迫る。あんな奴らが柵を破ってしまったら、装甲の圧力で搦め手門自体が陥落してしまうだろう。誰かが言っていた。戦場での重装甲役、つまりタンクは戦場の女神だと。敵からの攻撃を弾く姿、倒されずに前進する姿。あまつさえその重装甲で他の兵の盾になれる頑強さ。それらは戦場に於いて何よりも必要な物であると考えられ、装甲と言う物それ自体が女神の御業と言われたとか。それも異世界云々の話ではなく、元の世界でも第2次や第3次と言う名の戦争の現場で流布した伝説だと言うから恐ろしい。つまり中世っぽく見える異世界だって、バリバリ科学技術発展の現代だって、重装甲には信仰に近い強さがあると言う事なのだから。
「戦ったら、そりゃ強いんだろうけどさ、戦えばね」
強い相手と対峙しなければならない場合はどうするか?
逃げるのが一番だが、相手から確実に逃げられるとは限らない。ならば逃げる先に罠を用意しておく。
例えば撤退路に落とし穴を掘っておいて、そこに敵を誘い込む。こちらが逃げてると相手に思わせる程の演技が出来れば、相手は落とし穴に落ちるだろう。そしたら反転、落とし穴に落ちている間抜けの頭を長い棒で叩いて行けばいいだけの話だ。
つまり、強い相手に対峙しなければならない時にどうすれば良いかは、第一に逃げるだが、逃げられない場合、罠に嵌めてやっつけるが正解になる。
籠城戦では、攻める側はいつでも好きな時に攻め寄せることが出来るが、守る側は守る側で各所に罠を仕掛けることが出来る。同じ数なら籠城側が有利で攻める側は3倍の数が必要らしい。80の味方が搦め手門に迫った200を追い返したことから、どうやらこの説は本当らしい。
「そおれっ!」
下級悪魔とインプと一緒になって、力を合わせて桶に溜まったぬるま湯とただの水を柵の下に迫る重装歩兵の足元に流す。
本当なら両方の桶をぬるま湯で満たしたかったが、術式にも火を起こす薪にも制限がかけられているので、仕方なく片方はただの水とした。水だって貴重なのだが、まだ籠城が始まって数日。籠城の為の水の確保を心配するよりも攻め寄せる敵を撃退する事を優先してもらえた。
柵から重装歩兵が昇ろうとしている場所までは高さ8m程の高低差があり、その崖の様になっている土の表面は雑草一つない。場外の作業の行きかえりに草むしりをした結果だ。
なだらかな赤土の壁の上に柵が設置されている。本当なら垂直に近ければ近い方が昇りにくくて良いのだろうが、あまり角度をつけると赤土が崩れてしまい、柵のある場所まで壊れてしまう。
石垣を作ればそんな事にはならないのだろうが、短時間の作業でそんなこと出来ないから仕方ない。
ぬるま湯が赤土に染み込み、何が起こるかと言えば簡単な話で表面がぬかるんで滑りやすくなる。猿の様な身軽な敵が居ればそれでも登れるだろうが、その時の敵はおそらく軽装で碌な武器を持つことが出来ない。今の様に重装甲で滑る赤土の坂を昇れば何が起こるかはわかりすぎる程判る。彼らは兜もしっかりと装備しているせいで足元の変化にすぐ気づくことは出来ない。気づいた時には足が前に出ず、それでも背後の味方からは押されるので、将棋倒しに転倒する。転倒してしまえば重い鎧を身に着けているのが災いし、ぬかるむ赤土の世界では起き上がることが出来ない。
「次っ行くぞ!」
今度は片側に紐をつけた大木が準備される。大木の枝は不揃いに斬られており、突起として残っている。
「ほいさ~」
10人ほどが紐に取りつき、大木を滑る赤土の坂に投げ落とす。
最初の一撃で大木に潰される敵は多くはないが、ひもがついている状態なので、投げ落としの時に角度をつけると振り子の様に大木は動く。おもちゃの兵隊の様に大木で重装歩兵が次々と倒されていった。
「さらに次っ!」
今度は混乱して術式防御の薄くなった敵に対して炎の術式が襲い掛かる。立ち上がろうとして果たせずに蠢く重装歩兵の背後に炎が放たれ、増援や救助の部隊が近づかない様に炎の壁が作られる。
その壁が作られると同時に今度は自らの体に紐を結んだ中級や下級の悪魔が細い刃を持つ、刺す事のみを目的とした半槍を持って赤土を滑り降りていく。
重装歩兵たちはそんな城側の動きに気づくことなく、立ち上がろうともがき続けて居る。
赤土に塗れ、蠢くだけの存在となった敵は、次々と襲い掛かる城側の決死隊に対して、碌な反撃も出来ずに重装甲の中身を真っ赤に染めて絶命していく。
阿鼻叫喚の地獄絵図だが、やっているのもやられているのも悪魔なので、地獄は故郷の様な物か・・・。
一時間もたたずに、重装歩兵の部隊は壊滅し、その日の攻撃は終了した。こちらの損害は調子に乗って手柄を立てようとした下級悪魔が重装歩兵の群れに突っ込み、圧殺された2人だけで、相手は100人は死んだだろう。
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初戦はこちらの大勝利だった。
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※小説家になろう様にも掲載しています。
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