トモダチとツイスターしてたらついつい流されちゃった話♡

片喰 一歌

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Windfall

Wednesday【157】


(あれって絶対あたしの…………よね?♡ 口つけられて直接舐められたら口の周りもっと汚れちゃうかしら……♡ 顔の良い男の顔を自分から出てきたもので汚すのって罪悪感あるけど、同時に背徳感もマシマシで癖になるのよね……♡♡ あたし相当ヤバいヘキ持ってるのかも……♡)

 愛液でテカった唇よりもギラギラした欲を増幅させながらも、響の様子が普段とは180度違う事により受けたショックは計り知れなくて、だんだん心細くなってきてしまった。

 今までのは無理して演じてきたキャラだったのかと思ってしまうほどに響は活き活きとして見えたから。

「どうして? ……どうしてこんな意地悪するのよ……♡」

「ん~……? 確かに1度に何個もドドドドドって質問したのは意地悪だったかも。正直僕も質問内容全部は覚えてないし。…………ごめんね? でも、僕は奏に意地悪しちゃったなぁとは思ってないんだよねぇ……」
 
 鼻を啜る音が聞こえなかったのだろうか。組み敷いている女の涙目が目に入らないのだろうか。わずかに斜めになった顔には、罪悪感の『ざ』の字もなかった。
 
「は?」

「奏に意地悪してるのは奏でしょ? どこがどうなってなにが欲しくなってるか、僕に言うだけで解放されるんだよ? でも言わないのは奏だよね? だから今みたいな事になってる、って――――もしかしてまだ理解出来わかってないの?♡」

 とっくに自身の唾液に上書きされているはずの指先を名残惜しそうに舐める響は、ドッグフードを平らげたあと諦め悪く皿を舐め回す犬のよう――――には見えなかった。

 度重なる過激な発言と場数を踏んできた男の愛撫を受け、脳内がようやく響を男として認識し始めたのだろう。

(今までの関係が成り立ってたのは響が優しかったおかげ。その気になれば、響はいつでもあたしの事好きに出来たのよね……)

 不用意な行動で眠れる獅子ならぬ眠れる犬を起こしてしまったのは他ならぬ私自身だ。

(……正直すっっっごい興奮する♡♡ あたし、これからどんな風にされちゃうのかしら♡)

 返事が出来なかったのは躊躇っていたからじゃなく、この先起こり得る展開を何通りかシミュレーションしていたせいだ。

「…………ありゃりゃ。ほんとに答えらんなくなっちゃってるみたいだね? ……じゃあ初回特典で大サービス♡♡ これされながら僕の事脱がせたら答えなくても良いよ♡♡ 奏の欲しいやつ欲しいとこにあげる♡♡♡」

 しかし、響は自身の唾液をふんだんに纏わせた指を再度蜜壺に挿入した。
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