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Love Me Tender
Love Me Tender【19】
「変なとこなんてなかったと思うけどな~?♡ 奏はどのへんがめちゃくちゃだと思ったの?♡ 良かったら教えてほしいなぁ♡♡」
求められた答えを差し出す事は出来た。しようと思えば。
しかし、あたしは一体化しすぎたあたし達が元は1人と1人だという事を思い出させるように内側から嬲ってくるモノの存在を感じていたかった。そこから生じる快感に身を委ねていたかった。
「…………僕は奏と15コも年離れてないけど僕のが年上なのはほんとだし、赤ちゃん作るなら早いほうが良いと思って♡♡ 1人しかいらないなら急ぐ必要もないけど、3人欲しいなら急いだほうが良いよね♡♡ 赤ちゃん生んだあとのお母さんはぼろぼろになっちゃうって聞いたよ……。命懸けだもんね……。だから、1人1人ちゃんと間隔空けて作って、奏の事しっかり休ませてあげたい♡ ――そう考えたら、やっぱり早く取り掛かるべきだよね?♡♡ 例えば今とか♡♡ 『人生で今が一番若い』って言うもんね?♡」
無言でいたら、響は持論を補強し始めた。――何よ、意外としっかりした事言うじゃない。
「……っ♡ それ言った人もこういう文脈で使われる想定はしてなかったんじゃないかと思うけど♡♡ もし知ったら大なり小なり嘆くんじゃない?♡」
「そうかも♡♡ だけど知らないなぁ、そんな事♡ シェイクスピアだって色んなひとに引用されまくって二次創作されまくってるよね。作品だけじゃないよ、シェイクスピア本人も玩具にされてる。それとどう違うの?♡ ていうか僕が言いくるめれば良いのは奏1人だし♡♡ やっぱりどうでも良いよ、そんな事♡」
「? セックスすれば良いのはあたしだけ?♡♡」
「え?♡♡ ……あ、そこ聞き間違えちゃったんだねぇ♡ うんうん、そっかそっかぁ♡♡ ――ねぇ奏?♡ 奏が抵抗してるのって本心じゃないよね?♡ ほんとはとっくに説得する必要なくなってるんだよね?♡ ほんとはもう僕の事夫として認めてくれてるんでしょ?♡ アタマでもココロでもカラダでも♡」
「……え……っ?♡♡」
「僕はずっと前から『お嫁さんにするなら奏しかいない!』って思ってたけど、カラダの相性だけは抱いてみるまでわかんなくて不安で――……。だけど、な~んにも心配なかったね♡ 僕のちんちんも『奏のナカに一生いたい♡』って……♡ 『お嫁さんおまんこ気持ち良い♡』って喜んでるよ♡♡」
「ほんと?♡♡ ……嬉しい……♡♡」
愛している男に『具合が良い』と褒められて有頂天にならない女なんていない。
少なくとも、本能が理性を押しのけて出張る機会の多い根っからのメスに関しては皆そうだろう。
子宮口にキスを施されるたび、一瞬だけ癒えては次の瞬間にはそれまで以上に激しさを増す疼痛が渇きを齎して、潤いを与えられる事を渇望してしまう。
――――透明でもなく、摩擦による白でもなく、煮詰まった白濁を。
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