聖騎士副団長ウィークスの悩み

rui ji roku

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聖騎士副団長ウィークスの悩み(4)

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スピンオフ作品

聖騎士副団長ウィークスは
ポーカーフェイスである。

37歳、女性、独身。
聖騎士国内において序列2位である。

ウィークスはいま、
聖騎士国の南西にある
サンストーンビーチにいる。

仕事を完璧にこなしてこのビーチで
余暇を楽しむ予定だった。

南西の隣国である妖狐族に
不穏な動きがあり、
南西エリアの統治者である
第五師団スィーの
応援に駆けつけた。

ウィークスが現場について
しばらくすると
聖騎士団長ウァイトが急遽現れた。

そしてすべてを解決して
団長も余暇を楽しんでいる。

わたしは何もすることなく仕事が完了し、
いま、サンストーンビーチでチェアーに
寝そべっている。

なぜなら、ビーチで水着姿になり
人からその姿を見られれば見られるほど
胸が大きくなるという情報を
得たからである。

ウィークスはポンコツである。

着ている水着はタンキニで
さらに上からラッシュガードを
羽織っている。

確かにビキニをカバンの中に詰め込んだ。

いつか胸が大きくなったら着ようと
自分自身を鼓舞するためにも
購入したビキニだ。

ビーチに足を運ぶ前にホテルで
一度は着たんです。

でもわたしがなりたいウィークスには
なりきれない。

恥ずかしくてビキニを着ることが
できませんでした。

念のため予備で持ってきた
露出少なめのタンキニに
さらにラッシュガードまで羽織るという
ポンコツぶりを発揮した。

理想のウィークスになりきれないウィークス。

ウィークスは努力した。

ラッシュガードのジッパーを下げて
少しでも胸元が見えるように頑張った。

炎天下の中、少しでも多くの人に胸を
見られてその胸を大きくしたいと。

そして限界が訪れた。
暑さに体調を崩して主城に運ばれたのだ。

目を覚ますともうすでに夜になっている。

日課のおっぱい体操だけでもしなければと
力を振り絞り水着を脱ぐ。

「あっ!」

驚愕する。

「胸が小さくなっている………」

鏡に映ったその胸は
胸元が少し焼け、
色白のウィークスの肌がが少し焼けていた。

色がついたため逆に
胸が小さく見えるようになったのだ。

「はああぁぁ」

ウィークスは普段しない
ため息をはくのであった。

ウィークスはポンコツである。

そしていつもの2倍のおっぱい体操に
勤しむのであった。
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