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あなたの心を計りたい。
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澪は、何となく感じていた。
海を取り巻く環境の変化。
自分の側にいる人が、ずっと、静かに佇んでいるだけの人だとは、思っていなかった。
この人は・・・。
目が見えないから、人より、感じる事がある。
自分とは、離れていく人。
あの事故の日から、自分は、特別に授かった能力がある。
耳で感じる人の声が、色として目の前に広がる。
鮮やかな生命溢れる色もあれば、暗く闇の様な色もある。
海の色は。
鮮やかに広がる緑の色。
生命の色
その色は、時として、輝きを変える。
広がり、鮮やかな緑は、輝きを増した若葉の色に。
海の声を聞くのが楽しみだった。
YouTubeだけでなく、生で、聞く声は、更に胸を躍らせる。
彼と一緒にいるだけで、未来が見えた気がした。
その彼の弾くバイオリンの音が、次第に変わっていった。
澪は、人の声しか、色で見れない。
だが、海の弾くバイオリンは、海の声と同じ色をしていた。
そして、蒼も。
「何か、決めている事がある?」
車を運転する海に、言葉が出てしまった。
言うつもりはなかった。
「どうして?」
海は、ドキッとした。
自分は、澪に言わなければならない事がある。
叔母の家の帰り道だった。
「雰囲気が変わった」
それは、バイオリンの音色の事。
「え?」
海は、バイオリンの音とは、思わなかった。
「わかるの?」
「知っている?目が見えない人は、音に敏感だって」
「う・・ん。聞いた事は、あるよ」
「私ね。事故の事は、思い出したくない。たくさんの物を失ったんだもん。だけど、得た物はある」
「辛い思いしたよな」
海は、それしか言えない。
澪の恋人が、庇って亡くなった事は、人伝いに聞いていた。
「辛いの、通り越していた。暗い穴に、放り込まれた気持ち」
海は、なんて、答えたらいいか、わからない。
「目が見えない分、人の気持ちが見えるようになった・・・。海。正直にいって欲しいの。何か、私に隠していない?」
さすがだよ。
海は、思った。
「今の、僕の気持ちも、色で、見えるの?」
「そうね・・・」
しばらく、澪は、押し黙った。
「真っ白」
「真っ白?それって?」
「何も、見えない」
見ていても、わからないと言うのか、澪は、真っ白と言った。
「純白?」
海は、おどけた。
「違う」
少し、怒った口調?
「言いたくないなら、言わなくていい」
お姫様は、不機嫌になった。
海を取り巻く環境の変化。
自分の側にいる人が、ずっと、静かに佇んでいるだけの人だとは、思っていなかった。
この人は・・・。
目が見えないから、人より、感じる事がある。
自分とは、離れていく人。
あの事故の日から、自分は、特別に授かった能力がある。
耳で感じる人の声が、色として目の前に広がる。
鮮やかな生命溢れる色もあれば、暗く闇の様な色もある。
海の色は。
鮮やかに広がる緑の色。
生命の色
その色は、時として、輝きを変える。
広がり、鮮やかな緑は、輝きを増した若葉の色に。
海の声を聞くのが楽しみだった。
YouTubeだけでなく、生で、聞く声は、更に胸を躍らせる。
彼と一緒にいるだけで、未来が見えた気がした。
その彼の弾くバイオリンの音が、次第に変わっていった。
澪は、人の声しか、色で見れない。
だが、海の弾くバイオリンは、海の声と同じ色をしていた。
そして、蒼も。
「何か、決めている事がある?」
車を運転する海に、言葉が出てしまった。
言うつもりはなかった。
「どうして?」
海は、ドキッとした。
自分は、澪に言わなければならない事がある。
叔母の家の帰り道だった。
「雰囲気が変わった」
それは、バイオリンの音色の事。
「え?」
海は、バイオリンの音とは、思わなかった。
「わかるの?」
「知っている?目が見えない人は、音に敏感だって」
「う・・ん。聞いた事は、あるよ」
「私ね。事故の事は、思い出したくない。たくさんの物を失ったんだもん。だけど、得た物はある」
「辛い思いしたよな」
海は、それしか言えない。
澪の恋人が、庇って亡くなった事は、人伝いに聞いていた。
「辛いの、通り越していた。暗い穴に、放り込まれた気持ち」
海は、なんて、答えたらいいか、わからない。
「目が見えない分、人の気持ちが見えるようになった・・・。海。正直にいって欲しいの。何か、私に隠していない?」
さすがだよ。
海は、思った。
「今の、僕の気持ちも、色で、見えるの?」
「そうね・・・」
しばらく、澪は、押し黙った。
「真っ白」
「真っ白?それって?」
「何も、見えない」
見ていても、わからないと言うのか、澪は、真っ白と言った。
「純白?」
海は、おどけた。
「違う」
少し、怒った口調?
「言いたくないなら、言わなくていい」
お姫様は、不機嫌になった。
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