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第166話:宇宙船のブリッジで全員集合!? もう逃げ場ねえよ!
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俺の名前は佐藤太一、18歳。
コンビニ飯が大好きで、それが原因で腹を壊しがちな、ごく普通の高校生だ……と言えたらどんなに楽か。
でも俺の日常は、引っ越し先のアパートに備え付けられた曰く付きトイレのせいで、完全にカオスと化してる。
トイレのドアを開けた瞬間、どこか知らない場所に便器ごと転移して、用を足さないと戻れない仕様。
もう何回目か分からないけど、毎回メンタルが削られる。
このトイレ、俺の状況とか感情とか完全に無視して転移先決めるっぽいし、引っ越した当初は「駅近で家賃安い、ラッキー!」なんて浮かれてた自分が恨めしい。
昨日は温泉で遥、彩花、美月、美咲に囲まれて、癒しゼロの地獄を味わった。
その前は肛門内科で気まずさに耐えたし、毎回毎回が試練だ。
なのに、今日もまた腹がゴロゴロ鳴ってる。
原因は昨夜のコンビニ飯だ。
半額だった「激辛スーラータンメン」を勢いで食っちまって、胃が今朝から暴動起こしてる。
酸っぱさと辛さが胃の中で混ざって、ヤバい感じになってる。
学校から帰って少し漫画読んでたけど、我慢の限界が来た。
仕方なくトイレに駆け込んだら、ドアを開けた瞬間――
金属の壁とピコピコ鳴る機械音が耳をついた。
目の前には巨大なガラス窓から見える星空と、宇宙船のブリッジっぽい場所。
俺の便器は、操縦席のど真ん中にポツンと浮かんで出現。
「うおっ、宇宙船!? ブリッジかよ!」
周りには未来的なコンソールが光ってて、窓の外には地球らしき青い星が浮かんでる。
無重力だから便器が微妙にプカプカ浮いてて、俺の体もフワフワしてる感覚――って、物理的干渉できないから実際には動かないけど、錯覚で気持ち悪いよ!
コンソールから「ピーピー」って警報音が鳴ってるし、緊張感しかない。
「こんなとこで用を足すとか、マジで無理ゲーだろ……!」
腹痛は待ってくれない。
スーラータンメンの辛さが下腹部をギュルギュル締め付けてきて、冷や汗が止まらない。
でもその時、ブリッジの奥から聞き覚えのある声が響いてきた。
「兄よ! この宇宙船に眠る闇の力を我が手にせん!」
何だ、この厨二病全開のセリフ!?
見ると、操縦席の後ろでポーズ取ってるのは俺の妹、佐藤遥だ。
宇宙服っぽいタオルを巻いて、片手挙げて叫んでる。
「遥!? またお前かよ!」
「この星間航行船こそ我が闇の使徒の拠点! 兄よ、一緒に宇宙を支配しようぞ!」
遥が俺を指さしてくる。
見えてないはずなのに、毎回絡んでくるな、お前!
すると、別の声が割り込んできた。
「太一くん、大丈夫? またお腹痛いんだね?」
明るい声と笑顔。
山本彩花だ。
クラスの癒し系ヒロインで、昨日も温泉で心配してくれた。
宇宙船のコンソールに寄りかかりながら笑ってる。
「彩花!? 何で宇宙船に!?」
さらに別の声。
「太一、彩花ちゃんに近づきすぎじゃない? 宇宙でも落ち着いてね」
穏やかで親しみやすい口調。
山本美月だ。
幼馴染で、いつも冷静にフォローしてくれる。
今は浮いてる椅子に座ってこっち見てる。
「美月まで!? お前ら何でここにいるんだよ!」
すると、ブリッジの隅から低い声が響く。
「太一……私がそばにいるのに、宇宙で他の女と楽しそうに……許さないよ?」
佐々木美咲だ。
ヤンデレ気質のクラスメイトで、昨日も温泉で怖い目をしてた。
今はコンソールの影からジトッとした目でこっち見てて、宇宙の無重力感が余計に不気味だよ!
「み、美咲!? またお前か!?」
さらに追い打ちをかけるように、別の声が。
「全てが虚無……この宇宙も、私の心も……」
中村玲奈だ。
闇落ちしたクラスメイトで、いつも虚無感漂わせてる。
窓際に浮かんで、星空を虚ろな目で見つめてる。
「玲奈!? お前まで!? 全員集合かよ!」
混乱してる俺の横で、遥が「闇の力がうずく……この船に魔獣が潜む!」ってコンソールを叩いてる。
彩花が「太一くん、顔赤いよ?」って近づいてきて、美月が「ほら、落ち着いて」って笑ってる。
美咲が「太一は私だけでいいよね?」って迫ってくるし、玲奈が「どうせ全て消えるだけ……」って呟いてる。
宇宙船が戦場と化してるよ!
「集中しろ、集中しろ、集中しろ! 早く終わらせないと精神持たねえ!」
腹に全神経を集中させる。
おっ、おっ、おっ、なんとか出そう……よし、気合入れろ!
ブッ。
「……うっ、音がブリッジに響いた!」
無重力でプカプカ浮かんで、コンソールに「異常検知!」って赤い警告が出る。
遥が「魔獣の咆哮だ!」って叫び、彩花が「え、太一くん、これって……?」って目を丸くする。
美月が「まさかね……」って苦笑い、美咲が「太一の全てを受け入れるよ……」って目を潤ませる。
玲奈が「この臭いも虚無……」って呟いてるし、見えてないはずなのにカオスすぎる!
ポチャン。
「よっしゃ、出た! 終わった!」
「ミッションクリアー、通常トイレに戻ります」
光に包まれてアパートのトイレに戻った瞬間、便器の冷たい感触と換気扇の微かな音にホッとする。
心臓バクバクで息を整えながら、俺は便器に座ったまま放心状態。
「本当に何でこんなトイレ付きの部屋に住んじまったんだろ……」
汗だくで呟く。
宇宙船で全員に囲まれて用を足すとか、俺の人生終わってるだろ。
遥の厨二病、彩花の優しさ、美月の冷静さ、美咲のヤンデレ、玲奈の虚無感が混ざって、宇宙規模の地獄だった。
「ったく、次のトイレはどこに飛ばされるんだよ……」
腹痛が収まったことに感謝しつつ、俺はトイレのドアをそっと閉めた。
次に開けるのが怖い。
でもスーラータンメンの残りがまだ胃で暴れてる気がするし、またすぐ来るかもしれない。
コンビニ飯、やめたいけどやめられないんだよな。
安いし美味いし、半額シール見るとつい手が伸びる。
とりあえず、今日はもうトイレ行きたくない。
でも腹の調子がそんな願い聞いてくれるわけないか。
宇宙船で生き延びただけでも褒めてくれよ、自分。
コンビニ飯が大好きで、それが原因で腹を壊しがちな、ごく普通の高校生だ……と言えたらどんなに楽か。
でも俺の日常は、引っ越し先のアパートに備え付けられた曰く付きトイレのせいで、完全にカオスと化してる。
トイレのドアを開けた瞬間、どこか知らない場所に便器ごと転移して、用を足さないと戻れない仕様。
もう何回目か分からないけど、毎回メンタルが削られる。
このトイレ、俺の状況とか感情とか完全に無視して転移先決めるっぽいし、引っ越した当初は「駅近で家賃安い、ラッキー!」なんて浮かれてた自分が恨めしい。
昨日は温泉で遥、彩花、美月、美咲に囲まれて、癒しゼロの地獄を味わった。
その前は肛門内科で気まずさに耐えたし、毎回毎回が試練だ。
なのに、今日もまた腹がゴロゴロ鳴ってる。
原因は昨夜のコンビニ飯だ。
半額だった「激辛スーラータンメン」を勢いで食っちまって、胃が今朝から暴動起こしてる。
酸っぱさと辛さが胃の中で混ざって、ヤバい感じになってる。
学校から帰って少し漫画読んでたけど、我慢の限界が来た。
仕方なくトイレに駆け込んだら、ドアを開けた瞬間――
金属の壁とピコピコ鳴る機械音が耳をついた。
目の前には巨大なガラス窓から見える星空と、宇宙船のブリッジっぽい場所。
俺の便器は、操縦席のど真ん中にポツンと浮かんで出現。
「うおっ、宇宙船!? ブリッジかよ!」
周りには未来的なコンソールが光ってて、窓の外には地球らしき青い星が浮かんでる。
無重力だから便器が微妙にプカプカ浮いてて、俺の体もフワフワしてる感覚――って、物理的干渉できないから実際には動かないけど、錯覚で気持ち悪いよ!
コンソールから「ピーピー」って警報音が鳴ってるし、緊張感しかない。
「こんなとこで用を足すとか、マジで無理ゲーだろ……!」
腹痛は待ってくれない。
スーラータンメンの辛さが下腹部をギュルギュル締め付けてきて、冷や汗が止まらない。
でもその時、ブリッジの奥から聞き覚えのある声が響いてきた。
「兄よ! この宇宙船に眠る闇の力を我が手にせん!」
何だ、この厨二病全開のセリフ!?
見ると、操縦席の後ろでポーズ取ってるのは俺の妹、佐藤遥だ。
宇宙服っぽいタオルを巻いて、片手挙げて叫んでる。
「遥!? またお前かよ!」
「この星間航行船こそ我が闇の使徒の拠点! 兄よ、一緒に宇宙を支配しようぞ!」
遥が俺を指さしてくる。
見えてないはずなのに、毎回絡んでくるな、お前!
すると、別の声が割り込んできた。
「太一くん、大丈夫? またお腹痛いんだね?」
明るい声と笑顔。
山本彩花だ。
クラスの癒し系ヒロインで、昨日も温泉で心配してくれた。
宇宙船のコンソールに寄りかかりながら笑ってる。
「彩花!? 何で宇宙船に!?」
さらに別の声。
「太一、彩花ちゃんに近づきすぎじゃない? 宇宙でも落ち着いてね」
穏やかで親しみやすい口調。
山本美月だ。
幼馴染で、いつも冷静にフォローしてくれる。
今は浮いてる椅子に座ってこっち見てる。
「美月まで!? お前ら何でここにいるんだよ!」
すると、ブリッジの隅から低い声が響く。
「太一……私がそばにいるのに、宇宙で他の女と楽しそうに……許さないよ?」
佐々木美咲だ。
ヤンデレ気質のクラスメイトで、昨日も温泉で怖い目をしてた。
今はコンソールの影からジトッとした目でこっち見てて、宇宙の無重力感が余計に不気味だよ!
「み、美咲!? またお前か!?」
さらに追い打ちをかけるように、別の声が。
「全てが虚無……この宇宙も、私の心も……」
中村玲奈だ。
闇落ちしたクラスメイトで、いつも虚無感漂わせてる。
窓際に浮かんで、星空を虚ろな目で見つめてる。
「玲奈!? お前まで!? 全員集合かよ!」
混乱してる俺の横で、遥が「闇の力がうずく……この船に魔獣が潜む!」ってコンソールを叩いてる。
彩花が「太一くん、顔赤いよ?」って近づいてきて、美月が「ほら、落ち着いて」って笑ってる。
美咲が「太一は私だけでいいよね?」って迫ってくるし、玲奈が「どうせ全て消えるだけ……」って呟いてる。
宇宙船が戦場と化してるよ!
「集中しろ、集中しろ、集中しろ! 早く終わらせないと精神持たねえ!」
腹に全神経を集中させる。
おっ、おっ、おっ、なんとか出そう……よし、気合入れろ!
ブッ。
「……うっ、音がブリッジに響いた!」
無重力でプカプカ浮かんで、コンソールに「異常検知!」って赤い警告が出る。
遥が「魔獣の咆哮だ!」って叫び、彩花が「え、太一くん、これって……?」って目を丸くする。
美月が「まさかね……」って苦笑い、美咲が「太一の全てを受け入れるよ……」って目を潤ませる。
玲奈が「この臭いも虚無……」って呟いてるし、見えてないはずなのにカオスすぎる!
ポチャン。
「よっしゃ、出た! 終わった!」
「ミッションクリアー、通常トイレに戻ります」
光に包まれてアパートのトイレに戻った瞬間、便器の冷たい感触と換気扇の微かな音にホッとする。
心臓バクバクで息を整えながら、俺は便器に座ったまま放心状態。
「本当に何でこんなトイレ付きの部屋に住んじまったんだろ……」
汗だくで呟く。
宇宙船で全員に囲まれて用を足すとか、俺の人生終わってるだろ。
遥の厨二病、彩花の優しさ、美月の冷静さ、美咲のヤンデレ、玲奈の虚無感が混ざって、宇宙規模の地獄だった。
「ったく、次のトイレはどこに飛ばされるんだよ……」
腹痛が収まったことに感謝しつつ、俺はトイレのドアをそっと閉めた。
次に開けるのが怖い。
でもスーラータンメンの残りがまだ胃で暴れてる気がするし、またすぐ来るかもしれない。
コンビニ飯、やめたいけどやめられないんだよな。
安いし美味いし、半額シール見るとつい手が伸びる。
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