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しおりを挟む頭がごちゃごちゃだった
おかしいと思いながらも
恋い焦がれていた親友が、、、
なんだ、男どうしが大丈夫なら
もっと早くに
心を明かしておけばよかった。
いや、あいつはコミュ力あって無防備みたいな顔して
ある程度、疑り深いやつだ。
そんなやつが 愛してる なんて言うんだ。きっと、過ごした時間も
通じ合ってる感情も俺よりあったんだろう。
それはもう、気づかないほどに
(俺はそれまでの奴だったってことか)
悶々と考えながら帰るなか、雨がパラパラとそして滝のように降り出してきた。
今日はいいや、傘なんて
濡れて帰りたい
明日、風邪引くかもしれないし
ーーあ。
いつのまにかユキん家にきてた。
癖だなこりゃ。
苦笑してしまう
「ーーーーサク君?!」
驚いた顔で出てきたのは
蓮兄だった。
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