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旅立ちはこっそりと!
お父様!お兄様!私は、今日よりミレディア・ルファードの名を捨てる事にします。
アホな婚約者をコントロール出来なくて家名を汚してしまった事を反省し、これからは冒険者として戦いに身を投じ、戦う聖女アイリスとして国民に愛された亡きお母様に負けないように頑張ります!
しばらくは探さないでね!
とりあえずは、魔の森と魔の山で修行してくるから!
ふたりともバルド様を消さないでよ?
私がざまぁするんだから!
では、また!
◇◇◇◇◇
愛しい娘ミレディアがポンコツ王太子のせいで家出してしまった!
自由気ままなあの娘の性格を知りながら次期王妃候補として王太子の婚約者にしたのは失敗だったな。
隣国に留学中の第二王子が王太子だったら喜んでミレディアを渡せたモノを‥
亡き妻アイリスに合わす顔がないと落ち込むミレディアパパである。
ちなみにミレディアパパは激渋のイケオジ!
◇◇◇◇
神王からこの一件は貴族中に箝口令を出し、王太子は半年間は謹慎とする事と
婚約者がいると知りながら王太子に近づき、色仕掛けで誑かした伯爵令嬢マナについては学園を退学処分とする事と王族に対する不敬罪及び、侯爵令嬢ミレディア・ルファードに無実の罪を着せた事により、三年の禁固刑後に辺境の教会で行儀見習いをする事になったという。
王太子とマナについては、消さないで!わたしがざまぁするから!と神王様宛にミレディアから手紙が来ていたようだ。
ちなみにミレディアの母であるアイリスは、神王の妹にあたるので神王はミレディアのおじなのだ。
本来なら、王太子は王族としての身分剥奪の上で禁固刑にし、恥知らずの伯爵令嬢は‥どうしてやろうか?
‥と考えていた神王だが可愛い姪っ子からお願いされたので仕方無く今はふたりを軽めの刑にして様子を見る事にしたのだ。
隣国に留学中の第二王子ラハルトが戻ってきたら、ミレディアと婚約させて王太子に据えると提案したところ‥
ミレディア抜きで話を進めるのは無理ですと断られがっかりする神王様。
バルドがどうして他愛もないハニートラップに引っ掛けられたのか?
伯爵令嬢マナの後ろに誰がいるのか?
バルドが王位を継いで得するのは誰なのか?
等々、今回のいきなりの婚約破棄から派生する神国の危機について話合う神王と宰相である。
宰相はミレディアパパです!
今さらですが紹介しますね。
40過ぎの渋いイケオジであり娘大好きな愛妻家。
亡き妻アイリスを今も大切に思っていて、アイリスに見た目も性格も激似な娘ミレディアを溺愛している。
今は宰相をしているが、昔は妻アイリスとパーティーを組んでいた聖騎士として有名なお方。
戦う聖女アイリスと炎の騎士ラテルが率いるパーティーは当時のアーライ最強のパーティーだったという。
ふたりが冒険者を引退して結婚した時は国を挙げてのお祭り騒ぎになったとか、ならないとか‥
聖女アイリスと炎の騎士ラテルの愛娘という事もあり、ミレディアは12の時から冒険者登録し、すでにSランクを取得しているのでアーライ神国以外でも冒険者として活動出来るのだ。
そんなミレディアが頑張って王妃教育を受けていたのは、亡き母から私みたいなお転婆姫になっちゃダメよ!
ミレディアは可愛いお姫様でいてね!
強いのもいいけど‥
可愛くておしとやかなお姫様になって欲しいの!とかなり無茶ぶりな遺言を残されたからなのだが‥
遺言には続きがあって、下らない男と結婚させられそうになったら家出していいわよ!
ママが許すわ。
貴女は自分の手で幸せを掴み取れるだけの力を持っているの。
それを忘れないでいてね。
貴女の事が大好きよ。
私が土に還った時、私の力は全て貴女に受け継がれるわ。
貴女が次期聖女よ。
聖女の力を貴女が受け継いだ事は貴女と私だけの秘密よ。
ラテルにも言わないで!
貴女が聖女とわかったら貴女が好きなように生きられなくなるから‥
◇◇◇◇◇
ミレディアは、実は聖女だったのです‥
ミレディアの娘であるアリアが作る料理に回復効果が自然に付与されているのは実はアリアが聖女の力を受け継いでいるからなんです。
ミレディアのその後とアリアについてのお話は、転生もふもふで!
家出したミレディアの修行のお話は‥
次回に続く!
アホな婚約者をコントロール出来なくて家名を汚してしまった事を反省し、これからは冒険者として戦いに身を投じ、戦う聖女アイリスとして国民に愛された亡きお母様に負けないように頑張ります!
しばらくは探さないでね!
とりあえずは、魔の森と魔の山で修行してくるから!
ふたりともバルド様を消さないでよ?
私がざまぁするんだから!
では、また!
◇◇◇◇◇
愛しい娘ミレディアがポンコツ王太子のせいで家出してしまった!
自由気ままなあの娘の性格を知りながら次期王妃候補として王太子の婚約者にしたのは失敗だったな。
隣国に留学中の第二王子が王太子だったら喜んでミレディアを渡せたモノを‥
亡き妻アイリスに合わす顔がないと落ち込むミレディアパパである。
ちなみにミレディアパパは激渋のイケオジ!
◇◇◇◇
神王からこの一件は貴族中に箝口令を出し、王太子は半年間は謹慎とする事と
婚約者がいると知りながら王太子に近づき、色仕掛けで誑かした伯爵令嬢マナについては学園を退学処分とする事と王族に対する不敬罪及び、侯爵令嬢ミレディア・ルファードに無実の罪を着せた事により、三年の禁固刑後に辺境の教会で行儀見習いをする事になったという。
王太子とマナについては、消さないで!わたしがざまぁするから!と神王様宛にミレディアから手紙が来ていたようだ。
ちなみにミレディアの母であるアイリスは、神王の妹にあたるので神王はミレディアのおじなのだ。
本来なら、王太子は王族としての身分剥奪の上で禁固刑にし、恥知らずの伯爵令嬢は‥どうしてやろうか?
‥と考えていた神王だが可愛い姪っ子からお願いされたので仕方無く今はふたりを軽めの刑にして様子を見る事にしたのだ。
隣国に留学中の第二王子ラハルトが戻ってきたら、ミレディアと婚約させて王太子に据えると提案したところ‥
ミレディア抜きで話を進めるのは無理ですと断られがっかりする神王様。
バルドがどうして他愛もないハニートラップに引っ掛けられたのか?
伯爵令嬢マナの後ろに誰がいるのか?
バルドが王位を継いで得するのは誰なのか?
等々、今回のいきなりの婚約破棄から派生する神国の危機について話合う神王と宰相である。
宰相はミレディアパパです!
今さらですが紹介しますね。
40過ぎの渋いイケオジであり娘大好きな愛妻家。
亡き妻アイリスを今も大切に思っていて、アイリスに見た目も性格も激似な娘ミレディアを溺愛している。
今は宰相をしているが、昔は妻アイリスとパーティーを組んでいた聖騎士として有名なお方。
戦う聖女アイリスと炎の騎士ラテルが率いるパーティーは当時のアーライ最強のパーティーだったという。
ふたりが冒険者を引退して結婚した時は国を挙げてのお祭り騒ぎになったとか、ならないとか‥
聖女アイリスと炎の騎士ラテルの愛娘という事もあり、ミレディアは12の時から冒険者登録し、すでにSランクを取得しているのでアーライ神国以外でも冒険者として活動出来るのだ。
そんなミレディアが頑張って王妃教育を受けていたのは、亡き母から私みたいなお転婆姫になっちゃダメよ!
ミレディアは可愛いお姫様でいてね!
強いのもいいけど‥
可愛くておしとやかなお姫様になって欲しいの!とかなり無茶ぶりな遺言を残されたからなのだが‥
遺言には続きがあって、下らない男と結婚させられそうになったら家出していいわよ!
ママが許すわ。
貴女は自分の手で幸せを掴み取れるだけの力を持っているの。
それを忘れないでいてね。
貴女の事が大好きよ。
私が土に還った時、私の力は全て貴女に受け継がれるわ。
貴女が次期聖女よ。
聖女の力を貴女が受け継いだ事は貴女と私だけの秘密よ。
ラテルにも言わないで!
貴女が聖女とわかったら貴女が好きなように生きられなくなるから‥
◇◇◇◇◇
ミレディアは、実は聖女だったのです‥
ミレディアの娘であるアリアが作る料理に回復効果が自然に付与されているのは実はアリアが聖女の力を受け継いでいるからなんです。
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家出したミレディアの修行のお話は‥
次回に続く!
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