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アイラ達は学園長室を出て、アイラのクラスに向かう事にしたのだが…
「この学園広すぎない?
1年のAクラスどこ?」
迷子になってしまったようだ。
この学園出身であるザイラスが仕事の連絡があるからと商会に帰ってしまったので、残されたメンバーは初めて訪れた知らない場所に取り残され、結果として迷子になったのである。
「もう分かんないから、人が多い場所に転移してみるわよ?
そこで誰かに聞いたらいいわ。
入学式は午後からだからまだ時間もあるから大丈夫よ」
アイラは大雑把な性格なのだ。
「じゃあ行くわよ」
アイラは無詠唱で人が1番多い場所目指して転移した。
着いた場所は…
入学式の会場のようで、椅子を設置している最中だった。
早速、マイヤーズ商会で売れ筋の可愛らしいフリフリレースをふんだんに使った侍女服を来たエリが優しそうな男性に声をかけて案内してもらう事になった。
優しそうな男性はエリに一目惚れしたようでエリに連絡先を聞いてお断りされていた。
エリは昔から私の長兄に惚れていて、ずっと乙女の純情を捧げているのだ。
長兄は、バイヤーとしては優れているのだがひとつの場所に落ち着いていられない性格なので大事なエリを任せられないと私は密かに思っている。
「アイラ様、着きましたよ。私はクラスには入れないので待機所でお待ちしております」
エリは、案内してくれた男性と付き人用の待機所に向かうようだ。
よしっ!
ここからは、私の戦場ね。
気合い入れていくわよ!
私は張り切ってクラスの扉を開けたのだが…
中にはまだ数人しか人がいなかったのだ。
どうやら、早く来すぎたらしい。
はぁ…めんどくさいなぁ…
退屈だから、ひと眠りしようかなぁ。
アイラは、窓際の1番後ろの席に座ると認識阻害の魔法をかけた後に結界を張り直し眠るのだった。
アイラは、同世代の男女と絡むのがあまり好きではないのだ。
女は、婚約者の話か噂話しかしないし…
男は下心丸出しで話しかけてくるか、いやらしい視線を向けてくるから苦手なのだ。
アイラの頭の中は、常に新商品や新規事業計画の事でいっぱいなのだ。
周りがうるさくなってきたので、そろそろ起きようとしたら誰かが念話を送ってきた。
(ヤッホー。こんなところで結界張ってどうしたの?
君はマイヤーズ商会のアイラ姫だね)
隣の席に座った赤髪のチャラ男が念話してきたようだ。
私の結界が見えるなんて只者じゃないよね?
赤髪にルビーの瞳って事はアーライの王族かしら?
確か、第3王子が留学してくるとか言ってたわね。
((初めまして、レイモンド殿下。
ご察しの通り、マイヤーズ商会のアイラでございます。
王都店では、アーライ支店にはないゲームも多数取り揃えておりますのでご来店お待ちしております))
アイラにとっては、アーライの第3王子はゲームを爆買いする太客なのだ。
(流石は商売上手なアイラ姫だな。
私がゲーム好きな事を知っていてくれてありがとう。
ちなみに、私は大の甘党なので王国で流行っているスイーツも紹介してくれないか?)
周りに注目されると面倒なので、念話で話続けるふたりであった。
アイラは、入学初日にゲーマーで甘党な太客をゲットしたようだ。
レイモンド殿下が気に入ってくれたスイーツやゲームは、アーライ支店でレイモンド殿下のおすすめコーナーを作って即売会を開いたらいいかも!
アイラは、アーライ支店の店長も巻き込む事にした。
アーライの王族から、顔と名前を覚えられているなんて単なる男爵令嬢なら感動モノなんだろうが、アイラは全く気にしていない。
アイラは、昔から1ミリ足りとも色恋には興味がないのだ。
「この学園広すぎない?
1年のAクラスどこ?」
迷子になってしまったようだ。
この学園出身であるザイラスが仕事の連絡があるからと商会に帰ってしまったので、残されたメンバーは初めて訪れた知らない場所に取り残され、結果として迷子になったのである。
「もう分かんないから、人が多い場所に転移してみるわよ?
そこで誰かに聞いたらいいわ。
入学式は午後からだからまだ時間もあるから大丈夫よ」
アイラは大雑把な性格なのだ。
「じゃあ行くわよ」
アイラは無詠唱で人が1番多い場所目指して転移した。
着いた場所は…
入学式の会場のようで、椅子を設置している最中だった。
早速、マイヤーズ商会で売れ筋の可愛らしいフリフリレースをふんだんに使った侍女服を来たエリが優しそうな男性に声をかけて案内してもらう事になった。
優しそうな男性はエリに一目惚れしたようでエリに連絡先を聞いてお断りされていた。
エリは昔から私の長兄に惚れていて、ずっと乙女の純情を捧げているのだ。
長兄は、バイヤーとしては優れているのだがひとつの場所に落ち着いていられない性格なので大事なエリを任せられないと私は密かに思っている。
「アイラ様、着きましたよ。私はクラスには入れないので待機所でお待ちしております」
エリは、案内してくれた男性と付き人用の待機所に向かうようだ。
よしっ!
ここからは、私の戦場ね。
気合い入れていくわよ!
私は張り切ってクラスの扉を開けたのだが…
中にはまだ数人しか人がいなかったのだ。
どうやら、早く来すぎたらしい。
はぁ…めんどくさいなぁ…
退屈だから、ひと眠りしようかなぁ。
アイラは、窓際の1番後ろの席に座ると認識阻害の魔法をかけた後に結界を張り直し眠るのだった。
アイラは、同世代の男女と絡むのがあまり好きではないのだ。
女は、婚約者の話か噂話しかしないし…
男は下心丸出しで話しかけてくるか、いやらしい視線を向けてくるから苦手なのだ。
アイラの頭の中は、常に新商品や新規事業計画の事でいっぱいなのだ。
周りがうるさくなってきたので、そろそろ起きようとしたら誰かが念話を送ってきた。
(ヤッホー。こんなところで結界張ってどうしたの?
君はマイヤーズ商会のアイラ姫だね)
隣の席に座った赤髪のチャラ男が念話してきたようだ。
私の結界が見えるなんて只者じゃないよね?
赤髪にルビーの瞳って事はアーライの王族かしら?
確か、第3王子が留学してくるとか言ってたわね。
((初めまして、レイモンド殿下。
ご察しの通り、マイヤーズ商会のアイラでございます。
王都店では、アーライ支店にはないゲームも多数取り揃えておりますのでご来店お待ちしております))
アイラにとっては、アーライの第3王子はゲームを爆買いする太客なのだ。
(流石は商売上手なアイラ姫だな。
私がゲーム好きな事を知っていてくれてありがとう。
ちなみに、私は大の甘党なので王国で流行っているスイーツも紹介してくれないか?)
周りに注目されると面倒なので、念話で話続けるふたりであった。
アイラは、入学初日にゲーマーで甘党な太客をゲットしたようだ。
レイモンド殿下が気に入ってくれたスイーツやゲームは、アーライ支店でレイモンド殿下のおすすめコーナーを作って即売会を開いたらいいかも!
アイラは、アーライ支店の店長も巻き込む事にした。
アーライの王族から、顔と名前を覚えられているなんて単なる男爵令嬢なら感動モノなんだろうが、アイラは全く気にしていない。
アイラは、昔から1ミリ足りとも色恋には興味がないのだ。
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