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花嫁修業は退屈なんです‥
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ロレッタがアーライで聖女修業に入り
ミリアは聖女を辞退し、現在は王宮で花嫁修業の毎日。
「あー。花嫁になるのってこんなに大変なの?朝から晩までやる事だらけなんだけど‥」
ぼやくミリアを優しく見守るのはジュビアから帰還し、巫女見習いからミリア専属の侍女になったジュリである。
「ミリア様!大好きな御方と結ばれる為には沢山困難がつきまとうのですわ。アーライ神様は、ミリア様が何処にいらしても恥ずかしくないように基本からしっかり学ばせたいと仰ってましたから。」
「愛を貫くには困難がつきまとうのね。わかったわ!ジュリ!私負けないから。」
ミリア様‥
案外、単純でいらっしゃると思いながらミリアの美しい赤い髪を結い上げ
恋人であるムスティから贈られた飾りピンを真ん中に留めた。
「ムスティ様は、ミリア様に似合うモノをよくご存知ですわ。この蝶々の形の金色の飾りピンはミリア様の赤い髪に映えますもの。」
「ジュリ有難う。ムスティ様は今後継者の指導とか、色々とお忙しくて私に中々会えないからと沢山贈り物をよこすのよ‥嬉しいけれど‥本当は私‥一瞬でもムスティ様に会える方が嬉しいのに‥」
ミリア様が可愛らしい‥と、ジュリはこっそり思った。
ミリア様は、可愛らしいと言うと拗ねてしまわれるから‥
ミリアは聖女を辞退し、現在は王宮で花嫁修業の毎日。
「あー。花嫁になるのってこんなに大変なの?朝から晩までやる事だらけなんだけど‥」
ぼやくミリアを優しく見守るのはジュビアから帰還し、巫女見習いからミリア専属の侍女になったジュリである。
「ミリア様!大好きな御方と結ばれる為には沢山困難がつきまとうのですわ。アーライ神様は、ミリア様が何処にいらしても恥ずかしくないように基本からしっかり学ばせたいと仰ってましたから。」
「愛を貫くには困難がつきまとうのね。わかったわ!ジュリ!私負けないから。」
ミリア様‥
案外、単純でいらっしゃると思いながらミリアの美しい赤い髪を結い上げ
恋人であるムスティから贈られた飾りピンを真ん中に留めた。
「ムスティ様は、ミリア様に似合うモノをよくご存知ですわ。この蝶々の形の金色の飾りピンはミリア様の赤い髪に映えますもの。」
「ジュリ有難う。ムスティ様は今後継者の指導とか、色々とお忙しくて私に中々会えないからと沢山贈り物をよこすのよ‥嬉しいけれど‥本当は私‥一瞬でもムスティ様に会える方が嬉しいのに‥」
ミリア様が可愛らしい‥と、ジュリはこっそり思った。
ミリア様は、可愛らしいと言うと拗ねてしまわれるから‥
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