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これってプロポーズ?
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無事に、初めてのお使いを終えたふたりが帰ると…
魔鹿肉の焼けるいい香りが一面に漂っていて、ロディのお腹がグーッキュルルと鳴った。
「ロディさん…
お腹空きましたね!
みんな、ただいま!」
「ただいま帰りました!」
「「「「お帰りなさい」」」」
「マリナ、後はお野菜を切れば準備完了なの」
「ロディ、ちょっと味見してくれないかな?
久しぶりにすき焼きを作るから、わりしたの味が決まらなくて…」
マリナは、アリアと一緒にすき焼き用の野菜やキノコを切っている。
ロディは、デイブに聞かれてわりしたの味を確認中。
ミディとマリナママは魔鹿肉のステーキを食べながらワインを飲んで盛り上がっていたのだが…
酔ったマリナママが泣き出して、それをミディが慰めているようだ。
「マリナがお嫁に行ってしまう…私の可愛いマリナが…」
グズグズと泣くマリナママを抱きしめて背中をトントンしているミディが男前過ぎます…
「マリナ!
嫁に行くのが決まったのかい?
ママが泣いてるけど…
何とか言ってやってくれ」
「ちょっとママ!
気が早いわよ?
私まだ何も言ってないでしょ?
結婚はしたいけど…私、何にも出来ないから花嫁修行しないと!」
「マリナ…
ママを置いていかないで…
グシュッ…」
泣きすぎて顔がぐしゃぐしゃになっている母の顔を優しくハンカチでぬぐい綺麗にしていくマリナの横顔が綺麗過ぎる…と思いながら眺めているロディの背中をグイグイ押すミディ。
覚悟を決めたロディは…
「皆様に聞いて頂きたいのですが、私はマリナさんと結婚したいと思っております。
和国でマリナさんが寂しい思いをしないように、ジュビアに屋敷を構えてジュビアから和国へ仕事に行くつもりです。
和国には、別荘を建て休暇の時にみんなで泊まりに行きましょう!
マリナさん!
何の取り柄もないおじさんですが、あなたの事を一生守っていきますので、どうか私と結婚して下さい!」
◇◇◇◇◇◇
ロディの言葉にマリナママは泣きやんだのだが、今度はマリナが泣き出した。
ロディは、泣き出したマリナを優しく抱きしめている。
「若いっていいわね!
さぁ、飲み直しましょ?ロディとマリナに乾杯!」
ミディが人数分のグラスにワインを注ぐ。
マリナもようやく運命の人に出逢えたようですね。
シッカリ者のようで甘えん坊のマリナには、頼りがいのあるロディさんはピッタリよね!とふたりを見ながらしみじみするアリアだが…
アリアとジルも傍から見たらそんな感じだよね。
ふたりで仲良く花嫁修行しなきゃね!
魔鹿肉の焼けるいい香りが一面に漂っていて、ロディのお腹がグーッキュルルと鳴った。
「ロディさん…
お腹空きましたね!
みんな、ただいま!」
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「マリナ、後はお野菜を切れば準備完了なの」
「ロディ、ちょっと味見してくれないかな?
久しぶりにすき焼きを作るから、わりしたの味が決まらなくて…」
マリナは、アリアと一緒にすき焼き用の野菜やキノコを切っている。
ロディは、デイブに聞かれてわりしたの味を確認中。
ミディとマリナママは魔鹿肉のステーキを食べながらワインを飲んで盛り上がっていたのだが…
酔ったマリナママが泣き出して、それをミディが慰めているようだ。
「マリナがお嫁に行ってしまう…私の可愛いマリナが…」
グズグズと泣くマリナママを抱きしめて背中をトントンしているミディが男前過ぎます…
「マリナ!
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「マリナ…
ママを置いていかないで…
グシュッ…」
泣きすぎて顔がぐしゃぐしゃになっている母の顔を優しくハンカチでぬぐい綺麗にしていくマリナの横顔が綺麗過ぎる…と思いながら眺めているロディの背中をグイグイ押すミディ。
覚悟を決めたロディは…
「皆様に聞いて頂きたいのですが、私はマリナさんと結婚したいと思っております。
和国でマリナさんが寂しい思いをしないように、ジュビアに屋敷を構えてジュビアから和国へ仕事に行くつもりです。
和国には、別荘を建て休暇の時にみんなで泊まりに行きましょう!
マリナさん!
何の取り柄もないおじさんですが、あなたの事を一生守っていきますので、どうか私と結婚して下さい!」
◇◇◇◇◇◇
ロディの言葉にマリナママは泣きやんだのだが、今度はマリナが泣き出した。
ロディは、泣き出したマリナを優しく抱きしめている。
「若いっていいわね!
さぁ、飲み直しましょ?ロディとマリナに乾杯!」
ミディが人数分のグラスにワインを注ぐ。
マリナもようやく運命の人に出逢えたようですね。
シッカリ者のようで甘えん坊のマリナには、頼りがいのあるロディさんはピッタリよね!とふたりを見ながらしみじみするアリアだが…
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ふたりで仲良く花嫁修行しなきゃね!
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