婚約破棄されたけど気にしないで推しへの愛に生きます!

まゆら

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今夜の主役は誰?

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屋敷に招待客が集まってきました。

主役である私は受付係として皆さんに挨拶をしています。

貧乏だから人手が足りないんです…

気にしないで下さいね?

おやっ?

一応、私の婚約者にあたるフレッグ様が女性を連れてやってきました!

これはもしかして…

今夜は婚約破棄しちゃうおつもりですかね?

それならそれで…

私も迎え撃ちますから覚悟なさいませ!

不敵に笑う私を隣にいる侍女のミナが止める。

「お嬢様!せっかく私が上手く被せた猫が剥がれてきておりますわ!被り直して下さいませ!今すぐに!」

ミナ…侍女なんだけど私には手厳しいのよね…

母上が亡くなってからは母代わりのつもりなのかも?

とは言ってもミナは私よりふたつ年上なだけなんだけどね。

ちなみに、婚約者さんは私の顔を忘れているようで今日はお招き頂き有難うございますとにこやかに挨拶して屋敷内に入られました!

もう…婚約破棄決定じゃないかな?

普通なら自分の婚約者の顔を忘れたりしますか?

かなり会ってないけど私もミナもフレッグ(様をつけるのやめました!)の顔は覚えてるし!

ミナはお怒りのようで…

あのクソ野郎…お嬢様をスルーしやがった!

オンナ連れとかナメてんのか?と切れております…

ミナはうちの屋敷の裏番長なので逆らわないのが正解なので私は黙ってます!


「ミナ…思ったより早くにアイツと婚約破棄出来そうね。良かったわ。

これで推し活に本腰が入れられるわ」

私はウキウキしながら、招待客に挨拶をしてパーティーの始まりを待つのだった。

今夜のメインイベントは私の卒業祝いと結婚式の日取りの発表になるはずが…

メインイベントは婚約破棄になるのかしらね…

フレッグが何を言ってくるのか楽しみだわ!



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