5 / 121
第二部 第一章
帰郷Ⅱ~再会~
しおりを挟む
「つ、つ、ついた……やっと……ついた」
(変わってないや……このロータリーも…あの駅ビルも……)
列車に乗ってK市 水瀬町(みなせまち)に帰ってきた翔。
駅に降り立ち、そんなに変わっていない風景に安心する。
「とりあえず、こっちだな?」
叔父から送られてきたメールの地図を頼りに歩き出す翔。
「このマンションで良いんだよな?」
翔が見上げた目の前には、やたらエントランスが立派な10階建ての豪華そうなマンションが聳え立っていた。
事前に教えてもらった暗証番号を入れオートロックの扉を開けて中に入っていく。
管理人さんに案内され、エントランスの奥にある8階・9階・10階用のエレベーターに乗り9階の数字を押す。
ティン
9階につきエレベーターの扉が開くと内廊下が真っ直ぐ伸びていた。
「うわぁ…ホテルみたいだよ…」
思わず驚きの声が口から洩れる翔。廊下の左右には部屋の扉があり部屋の番号を確認しながら奥に進んでいく。
「おじゃまします…」
907と書かれている扉の電子ロックを開け、部屋の中に入っていく翔。
用意されている叔父のマンションの部屋は広めの1LDKSの部屋であった。
「叔父さん…立派すぎるだろ?この部屋…」
部屋の中には冷蔵庫やTV、机やベッドまで用意されていた。
先に送ってあった自分の荷物が部屋の片隅に積んであった。
翔は自分で持ってきたバックとギターをその荷物の側にそっと置いた。
自分の部屋に入り、一息を付く暇もなく、翔の携帯(スマホ)が鳴り響く。
「おっ、翔か? 無事付いたようだな?
早速で悪いが、こっち(ライブハウス)に顔を出してくれ」
叔父の松本からの電話で、バイト先のライブハウス「MAT(マット)」に顔を出すように言われる。
「うん。解かったすぐ行く。」
通話を切り、母親から持たされた沖縄のお土産を手にし、直ぐにMATに向かう翔であった。
翔が住むマンションから15分位の距離にMATが入っているビルがあった。
懐かしさを噛み締めながら、階段を降りMATのドアを開けて中に入ると、
笑顔で温かく迎え入れてくれる叔父(松本)の姿があった。
「おお、よくきたな翔。大きくなって…死んだ親父(あにき)に似てきたかな?」
「叔父さん。今回は力になってくれて有り難うございました。
これ母さんから叔父さんに渡すようにと言われたお土産です。
それにしても、相変わらず怖い顔をしてますね?」
翔は叔父に深々と頭を下げお土産を渡し、そして叔父の顔を見て笑いながら言った。
「おおお、言うようになった。それだけ、大きくなったと言うことか。」
叔父は翔の身体を優しくハグしながら言ってくれた。
「どうだ、お前の部屋は? 結構いい部屋だろ?
お前の荷物は適当に放り込んでやったぞ。 確認したか?」
「確認も何も、着いて直ぐに電話が鳴ったから部屋も荷物の確認も出来ていませんよ?
それよりも、あのマンション立派すぎませんか?どこのホテルかと思いましたよ?」
翔は半ば呆れながらそれに答え、マンションの感想を伝えた。
「ふふん。だろ?あのマンションは特別でな? 俺の趣味で建てたみたいなもんだ。
なんと、9階10階はピアノとかでも大丈夫なくらいな完全防音の部屋でだぞ?
家賃なんか低く設定しているし、住んでる住民も限定しているしな?
部屋の作りもしっかりしているし、翔もギター弾くなら夜中でも問題ないぞ?」
「まあ、確かに…思ってたよりずっと立派で広い部屋でビックリしましたが…」
叔父は嬉しそうに「そうだろうそうだろう」と頷いて答えた。
「まあ、着いたばかりで悪いと思ったんだがな…。
お前さんも明日からここで働いて貰う事になっているし、
この時間でないとゆっくり紹介もできないからな…」
「えっ? 紹介って?」
驚く翔にかまわず話を進めていく叔父。
「こっちだ。
ここで、メインでライブをやっているバンドメンバーを紹介しておいてやる」
翔は急な話の展開に鼓動が早くなるのを感じていた。
(隆二さん達、まだここで演奏をしているのかな?
あれから、三年は経っているし隆二さん達が居なくなっていても
おかしくは無いけど…)
事務所を出てホールの扉を開けて中に入ると奥のステージでは、
バンドのメンバー達が音合わせをしていた。
二人がステージに近づいていくと、演奏をやめてステージを降りて二人の前やってきた。
「マスターどうしたんですか? それにえっと彼は?」
「ああ、練習中に悪いね。
彼は俺の甥っ子で明日からここでバイトをすることになった高村翔だ。
翔、こっちはMATのレギュラーバンドのグリフォのメンバーだ」
グリフォのメンバーは5人。
そして、その紹介されたバンドメンバーの中にはあの隆二の姿があった。
変わらない姿に驚きを隠せない翔であった。
(やったー! 隆二さんがいる!
…隆二さんに……やっと会えた…。
隆二さん…変ってない…昔のままだ……)
翔は心の中に熱く込み上げるものを感じていた。
「た、高村、翔。翔です」
三年前と殆んど変らない隆二を前にして、翔は緊張しながらも
できるだけ元気よく隆二達に挨拶をした。
「翔くんか、よろしくな!
俺はここ(MAT)で演奏している『グリフォ』の立川隆二(たちかわりゅうじ)だ
隆二は相変わらず身長が高く筋肉質な体系の男前の顔立ちをしていた。
「俺は、西河孝徳(にしかわたかのり)リードギターをやってる。よろしくな」
少し小柄な美少年タイプの奇抜なファッションを身に纏った青年が
ギターを持ちながら明るく笑いながら言ってくる。
「ドラムの石田圭一(いしだけいいち)だ……」
それとは対照的に、背が高く大柄な身体のがっしりしたタイプの大男が
言葉少なげにポツリとしゃべってきた。
「チーッス!! ベースの佐久間伸(さくましん)でーす!
見たところ年齢も近いみたいだし これからもよろしくねん!!」
今度は見るからにチャラそうな男が、予想通りのチャライ挨拶で笑いかけてくる。
次々に翔に自己紹介をしてくれるグリフォのメンバー達。
翔は自分の事に気が付かない隆二に軽いショックを感じていたが、
すぐに仕方がないことだと気が付き「よろしくお願いします」と頭を下げながら挨拶を返していく。
最後に翔の前に立ち、手を差し出してきた綺麗な女の人がいた。
(れ、玲子さんだ…)
あの頃と比べ、玲子は肩まであった髪がショートボブにしており、
可愛らしい美少女から少し大人びた感じになっていたが、
その綺麗さは相変わらず、いやそれ以上に美しい女性になっていた。
翔は緊張しながら、その差し出された玲子の手を握り返した。
「よろしくね翔くん。 私、小泉玲子(こいずみれいこ)」
「よ、よろしく、お願いします。 翔です。」
玲子は翔の手を握りしめながら、覗き込むように翔の顔を見上げ
不思議そうな表情になり、何かを思い出したように言ってきた。
「ん? 翔?…翔くん? あなた、あの時の翔くん?
あの、三年前ぐらいに不良に絡まれていた?」
「はっはい! 翔です! あの時、会った…翔です。」
玲子に見つめられ翔がドギマギしながら返事をすると
玲子は翔の手を握りながら、隆二の方に振り向き声を張り上げるように言った。
「隆二! あの時の子よ!
ほら、三年ほど前に不良に絡まれながら女の子を守ってた!
隆二がずっと気に入っていた男の子の翔くんよ?」
その玲子の一言を聞いた隆二は思い出すように言ってきた。
「おおぉ! あの時の少年か? いい身体(体型)になったな?
この短期間でそうとう努力したんだろう?
うん、いい男になったな。 よくがんばった! 偉かったな…」
翔は嬉しかった。
自分の憧れである隆二が自分のことを覚えてくれて、
しかも、今の自分を認めてくれたのだ。
そして、自分に気づき、そのことを隆二に思い出させてくれた玲子に、
感謝したい気持ちで胸が一杯になった。
「隆二さん、僕は…」
隆二に何か話しかけようとした翔であったが、胸の奥から熱い物がこみあげてきて、
目には涙があふれだし、それ以上の言葉がでてこなかった。
「おいおい…」
「あらら…」
隆二と玲子がほぼ同時に喋り、翔の肩を優しく抱いてくれる。
「マスター! 今日は翔の歓迎会ですね?」
隆二は、叔父の方を見て言った。
叔父も黙ってうなずいていた。
翔は叔父に頼み込んで、(叔父は翔に一旦自宅にもどって、
ゆっくり休んでからMATに来る事を勧めてくれたのだが…)
そのままグリフォのライブを聴いていく事になった。
グリフォの演奏中、翔は隆二の姿を組みいるようにじっと見ていた。
「俺の憧れの人が、今目の前で演奏している。
この人達といつか、同じステージ に上がれたら…」
翔は久しぶりに聴く隆二達の音楽を早く自分の物にしたい一心で、
一つの音も聴き逃さぬように、一生懸命聴いていた。
そして、頭の中で何度も何度も自分が演奏できるように反復していった。
・
・
・
(変わってないや……このロータリーも…あの駅ビルも……)
列車に乗ってK市 水瀬町(みなせまち)に帰ってきた翔。
駅に降り立ち、そんなに変わっていない風景に安心する。
「とりあえず、こっちだな?」
叔父から送られてきたメールの地図を頼りに歩き出す翔。
「このマンションで良いんだよな?」
翔が見上げた目の前には、やたらエントランスが立派な10階建ての豪華そうなマンションが聳え立っていた。
事前に教えてもらった暗証番号を入れオートロックの扉を開けて中に入っていく。
管理人さんに案内され、エントランスの奥にある8階・9階・10階用のエレベーターに乗り9階の数字を押す。
ティン
9階につきエレベーターの扉が開くと内廊下が真っ直ぐ伸びていた。
「うわぁ…ホテルみたいだよ…」
思わず驚きの声が口から洩れる翔。廊下の左右には部屋の扉があり部屋の番号を確認しながら奥に進んでいく。
「おじゃまします…」
907と書かれている扉の電子ロックを開け、部屋の中に入っていく翔。
用意されている叔父のマンションの部屋は広めの1LDKSの部屋であった。
「叔父さん…立派すぎるだろ?この部屋…」
部屋の中には冷蔵庫やTV、机やベッドまで用意されていた。
先に送ってあった自分の荷物が部屋の片隅に積んであった。
翔は自分で持ってきたバックとギターをその荷物の側にそっと置いた。
自分の部屋に入り、一息を付く暇もなく、翔の携帯(スマホ)が鳴り響く。
「おっ、翔か? 無事付いたようだな?
早速で悪いが、こっち(ライブハウス)に顔を出してくれ」
叔父の松本からの電話で、バイト先のライブハウス「MAT(マット)」に顔を出すように言われる。
「うん。解かったすぐ行く。」
通話を切り、母親から持たされた沖縄のお土産を手にし、直ぐにMATに向かう翔であった。
翔が住むマンションから15分位の距離にMATが入っているビルがあった。
懐かしさを噛み締めながら、階段を降りMATのドアを開けて中に入ると、
笑顔で温かく迎え入れてくれる叔父(松本)の姿があった。
「おお、よくきたな翔。大きくなって…死んだ親父(あにき)に似てきたかな?」
「叔父さん。今回は力になってくれて有り難うございました。
これ母さんから叔父さんに渡すようにと言われたお土産です。
それにしても、相変わらず怖い顔をしてますね?」
翔は叔父に深々と頭を下げお土産を渡し、そして叔父の顔を見て笑いながら言った。
「おおお、言うようになった。それだけ、大きくなったと言うことか。」
叔父は翔の身体を優しくハグしながら言ってくれた。
「どうだ、お前の部屋は? 結構いい部屋だろ?
お前の荷物は適当に放り込んでやったぞ。 確認したか?」
「確認も何も、着いて直ぐに電話が鳴ったから部屋も荷物の確認も出来ていませんよ?
それよりも、あのマンション立派すぎませんか?どこのホテルかと思いましたよ?」
翔は半ば呆れながらそれに答え、マンションの感想を伝えた。
「ふふん。だろ?あのマンションは特別でな? 俺の趣味で建てたみたいなもんだ。
なんと、9階10階はピアノとかでも大丈夫なくらいな完全防音の部屋でだぞ?
家賃なんか低く設定しているし、住んでる住民も限定しているしな?
部屋の作りもしっかりしているし、翔もギター弾くなら夜中でも問題ないぞ?」
「まあ、確かに…思ってたよりずっと立派で広い部屋でビックリしましたが…」
叔父は嬉しそうに「そうだろうそうだろう」と頷いて答えた。
「まあ、着いたばかりで悪いと思ったんだがな…。
お前さんも明日からここで働いて貰う事になっているし、
この時間でないとゆっくり紹介もできないからな…」
「えっ? 紹介って?」
驚く翔にかまわず話を進めていく叔父。
「こっちだ。
ここで、メインでライブをやっているバンドメンバーを紹介しておいてやる」
翔は急な話の展開に鼓動が早くなるのを感じていた。
(隆二さん達、まだここで演奏をしているのかな?
あれから、三年は経っているし隆二さん達が居なくなっていても
おかしくは無いけど…)
事務所を出てホールの扉を開けて中に入ると奥のステージでは、
バンドのメンバー達が音合わせをしていた。
二人がステージに近づいていくと、演奏をやめてステージを降りて二人の前やってきた。
「マスターどうしたんですか? それにえっと彼は?」
「ああ、練習中に悪いね。
彼は俺の甥っ子で明日からここでバイトをすることになった高村翔だ。
翔、こっちはMATのレギュラーバンドのグリフォのメンバーだ」
グリフォのメンバーは5人。
そして、その紹介されたバンドメンバーの中にはあの隆二の姿があった。
変わらない姿に驚きを隠せない翔であった。
(やったー! 隆二さんがいる!
…隆二さんに……やっと会えた…。
隆二さん…変ってない…昔のままだ……)
翔は心の中に熱く込み上げるものを感じていた。
「た、高村、翔。翔です」
三年前と殆んど変らない隆二を前にして、翔は緊張しながらも
できるだけ元気よく隆二達に挨拶をした。
「翔くんか、よろしくな!
俺はここ(MAT)で演奏している『グリフォ』の立川隆二(たちかわりゅうじ)だ
隆二は相変わらず身長が高く筋肉質な体系の男前の顔立ちをしていた。
「俺は、西河孝徳(にしかわたかのり)リードギターをやってる。よろしくな」
少し小柄な美少年タイプの奇抜なファッションを身に纏った青年が
ギターを持ちながら明るく笑いながら言ってくる。
「ドラムの石田圭一(いしだけいいち)だ……」
それとは対照的に、背が高く大柄な身体のがっしりしたタイプの大男が
言葉少なげにポツリとしゃべってきた。
「チーッス!! ベースの佐久間伸(さくましん)でーす!
見たところ年齢も近いみたいだし これからもよろしくねん!!」
今度は見るからにチャラそうな男が、予想通りのチャライ挨拶で笑いかけてくる。
次々に翔に自己紹介をしてくれるグリフォのメンバー達。
翔は自分の事に気が付かない隆二に軽いショックを感じていたが、
すぐに仕方がないことだと気が付き「よろしくお願いします」と頭を下げながら挨拶を返していく。
最後に翔の前に立ち、手を差し出してきた綺麗な女の人がいた。
(れ、玲子さんだ…)
あの頃と比べ、玲子は肩まであった髪がショートボブにしており、
可愛らしい美少女から少し大人びた感じになっていたが、
その綺麗さは相変わらず、いやそれ以上に美しい女性になっていた。
翔は緊張しながら、その差し出された玲子の手を握り返した。
「よろしくね翔くん。 私、小泉玲子(こいずみれいこ)」
「よ、よろしく、お願いします。 翔です。」
玲子は翔の手を握りしめながら、覗き込むように翔の顔を見上げ
不思議そうな表情になり、何かを思い出したように言ってきた。
「ん? 翔?…翔くん? あなた、あの時の翔くん?
あの、三年前ぐらいに不良に絡まれていた?」
「はっはい! 翔です! あの時、会った…翔です。」
玲子に見つめられ翔がドギマギしながら返事をすると
玲子は翔の手を握りながら、隆二の方に振り向き声を張り上げるように言った。
「隆二! あの時の子よ!
ほら、三年ほど前に不良に絡まれながら女の子を守ってた!
隆二がずっと気に入っていた男の子の翔くんよ?」
その玲子の一言を聞いた隆二は思い出すように言ってきた。
「おおぉ! あの時の少年か? いい身体(体型)になったな?
この短期間でそうとう努力したんだろう?
うん、いい男になったな。 よくがんばった! 偉かったな…」
翔は嬉しかった。
自分の憧れである隆二が自分のことを覚えてくれて、
しかも、今の自分を認めてくれたのだ。
そして、自分に気づき、そのことを隆二に思い出させてくれた玲子に、
感謝したい気持ちで胸が一杯になった。
「隆二さん、僕は…」
隆二に何か話しかけようとした翔であったが、胸の奥から熱い物がこみあげてきて、
目には涙があふれだし、それ以上の言葉がでてこなかった。
「おいおい…」
「あらら…」
隆二と玲子がほぼ同時に喋り、翔の肩を優しく抱いてくれる。
「マスター! 今日は翔の歓迎会ですね?」
隆二は、叔父の方を見て言った。
叔父も黙ってうなずいていた。
翔は叔父に頼み込んで、(叔父は翔に一旦自宅にもどって、
ゆっくり休んでからMATに来る事を勧めてくれたのだが…)
そのままグリフォのライブを聴いていく事になった。
グリフォの演奏中、翔は隆二の姿を組みいるようにじっと見ていた。
「俺の憧れの人が、今目の前で演奏している。
この人達といつか、同じステージ に上がれたら…」
翔は久しぶりに聴く隆二達の音楽を早く自分の物にしたい一心で、
一つの音も聴き逃さぬように、一生懸命聴いていた。
そして、頭の中で何度も何度も自分が演奏できるように反復していった。
・
・
・
40
あなたにおすすめの小説
Blue Bird ―初恋の人に再会したのに奔放な同級生が甘すぎるっ‼【完結】
remo
恋愛
「…溶けろよ」 甘く響くかすれた声と奔放な舌にどこまでも落とされた。
本宮 のい。新社会人1年目。
永遠に出来そうもない彼氏を夢見つつ、目の前の仕事に奮闘中。
なんだけど。
青井 奏。
高校時代の同級生に再会した。 と思う間もなく、
和泉 碧。
初恋の相手らしき人も現れた。
幸せの青い鳥は一体どこに。
【完結】 ありがとうございました‼︎
アラフォーリサの冒険 バズったSNSで退職からリスタート
MisakiNonagase
恋愛
堅実な会社員として働いてきた39歳のリサ。まだまだ現役の母親と二人暮らしで高望みしなければ生活に困ることはなく、それなりに好きなことを楽しんでいた。
周りが結婚したり子育てに追われる様子に焦りがあった時期もあるなか、交際中の彼氏と結婚の話しに発展した際は「この先、母を一人にできない」と心の中引っ掛かり、踏み込めないことが続いてきた。
ある日、うっかりモザイクをかけ忘れインスタグラムに写真を上げたとき、男性から反応が増え、下心と思える内容にも不快はなく、むしろ承認欲求が勝り、気に入った男性とは会い、複数の男性と同時に付き合うことも増え、今を楽しむことにした。
その行動がやがて、ネット界隈で噂となり、会社の同僚達にも伝わり…
リサは退職後、塞ぎ込んでいたが、同じような悩みを抱えていたカナリア(仮名)と話すようになり立ち上がった。ハローワーク経由で職業訓練を受講したり、就活したり、その間知り合ったり仲間と励まし合ったり、生きる活力を取り戻していく…
そして新たな就業先で、メール室に従事する生涯枠採用の翔太という男性と知り合い、リサの人生は変わる…
全20話を予定してます
疎遠だった叔父の遺産が500億円分のビットコインだった件。使い道がないので、隣の部屋の塩対応な美少女に赤スパ投げまくってる件
月下花音
恋愛
貧乏大学生の成瀬翔は、疎遠だった叔父から500億円相当のビットコインが入ったUSBメモリを相続する。使い道に困った彼が目をつけたのは、ボロアパートの薄い壁の向こうから聞こえる「声」だった。隣人は、大学で「氷の令嬢」と呼ばれる塩対応な美少女・如月玲奈。しかしその正体は、同接15人の極貧底辺VTuber「ルナ・ナイトメア」だったのだ!
『今月ももやし生活だよぉ……ひもじい……』
壁越しに聞こえる悲痛な叫び。翔は決意する。この500億で、彼女を最強の配信者に育て上げようと。謎の大富豪アカウント『Apollo(アポロ)』として、5万円の赤スパを投げ、高級機材を即配し、彼女の生活を神の視点で「最適化」していく。しかし彼はまだ知らなかった。「金で買えるのは生活水準だけで、孤独は埋められない」ということに。500億を持った「見えない神様」が、神の座を捨てて、地上の女の子の手を握るまでの救済ラブコメディ。
隣の席のクールな銀髪美少女、俺にだけデレるどころか未来の嫁だと宣言してきた
夏見ナイ
恋愛
平凡な高校生、相沢優斗。彼の隣の席は『氷の女王』と噂のクールな銀髪美少女、雪城冬花。住む世界が違うと思っていたが、ある日彼女から「私はあなたの未来の妻です」と衝撃の告白を受ける。
その日から、学校では鉄壁の彼女が、二人きりになると「未来では当然です」と腕を組み、手作り弁当で「あーん」を迫る超絶甘々なデレモードに!
戸惑いながらも、彼女の献身的なアプローチに心惹かれていく優斗。これは未来で結ばれる運命の二人が、最高の未来を掴むため、最高の恋をする糖度MAXの青春ラブコメディ。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
理想の男性(ヒト)は、お祖父さま
たつみ
恋愛
月代結奈は、ある日突然、見知らぬ場所に立っていた。
そこで行われていたのは「正妃選びの儀」正妃に側室?
王太子はまったく好みじゃない。
彼女は「これは夢だ」と思い、とっとと「正妃」を辞退してその場から去る。
彼女が思いこんだ「夢設定」の流れの中、帰った屋敷は超アウェイ。
そんな中、現れたまさしく「理想の男性」なんと、それは彼女のお祖父さまだった!
彼女を正妃にするのを諦めない王太子と側近魔術師サイラスの企み。
そんな2人から彼女守ろうとする理想の男性、お祖父さま。
恋愛よりも家族愛を優先する彼女の日常に否応なく訪れる試練。
この世界で彼女がくだす決断と、肝心な恋愛の結末は?
◇◇◇◇◇設定はあくまでも「貴族風」なので、現実の貴族社会などとは異なります。
本物の貴族社会ではこんなこと通用しない、ということも多々あります。
R-Kingdom_1
他サイトでも掲載しています。
27歳女子が婚活してみたけど何か質問ある?
藍沢咲良
恋愛
一色唯(Ishiki Yui )、最近ちょっと苛々しがちの27歳。
結婚適齢期だなんて言葉、誰が作った?彼氏がいなきゃ寂しい女確定なの?
もう、みんな、うるさい!
私は私。好きに生きさせてよね。
この世のしがらみというものは、20代後半女子であっても放っておいてはくれないものだ。
彼氏なんていなくても。結婚なんてしてなくても。楽しければいいじゃない。仕事が楽しくて趣味も充実してればそれで私の人生は満足だった。
私の人生に彩りをくれる、その人。
その人に、私はどうやら巡り合わないといけないらしい。
⭐︎素敵な表紙は仲良しの漫画家さんに描いて頂きました。著作権保護の為、無断転載はご遠慮ください。
⭐︎この作品はエブリスタでも投稿しています。
春の雨はあたたかいー家出JKがオッサンの嫁になって女子大生になるまでのお話
登夢
恋愛
春の雨の夜に出会った訳あり家出JKと真面目な独身サラリーマンの1年間の同居生活を綴ったラブストーリーです。私は家出JKで春の雨の日の夜に駅前にいたところオッサンに拾われて家に連れ帰ってもらった。家出の訳を聞いたオッサンは、自分と同じに境遇に同情して私を同居させてくれた。同居の代わりに私は家事を引き受けることにしたが、真面目なオッサンは私を抱こうとしなかった。18歳になったときオッサンにプロポーズされる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる