人狼と眼鏡男子魔法使い

フェレイル

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人狼と眼鏡男子魔法使い2話

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両手を宙にのばすと、しがみつけと言わんばかりに、ノヴァの体が近づく。それに一も二もなくしがみつく僕。頭の片隅で、跡がつくかもと思いながらも、しがみつく手を離すことはできなくて、伝わる体温に、きゅんきゅんし始める僕の胸。乙女心がいつの間にか芽生えていたようだ。



「く……締まるな……。キツくて……中は柔らかくて……最高に気持ちいい。」



「あ、あ♡♡♡あっ、んあ♡♡♡」



実況するな!と言いたいところだが、あいにくまた揺さぶられ始めた僕の口からは、喘ぎ声しか出ない。何か卑猥な言葉を言って、ノヴァを振り回したい感もあるが、あいにくセックス経験はノヴァしかない。ほぼマグロ状態で、なんだか申し訳ない気持ちにさせられるが、元々向こうから仕掛けてきたんだがら、存分にマグロになろうと思う。



「あ、あっあっあっ♡♡♡」



「っ……!」



だんだんと、上り詰める体。体の中を行き来する熱が、入ってはいけない気がするゾーンにまで入ってるような気がする。落ちてくるノヴァの汗すらも感じ入る要因の一つになっている感じがして。今、体中満ち満ちている快感でゾクゾクしている。



「ああああっ♡♡♡♡♡」



「くうっ!!」



イクとか言うのは出来なくて、母音のみを吐き出しながら、びゅびゅと精液を吐き出した。と同時に、体の奥にぶつけられる熱い精液に体を震わせる。そして、弛緩している僕の中に出した精液塗り込めるように、腰を動かすノヴァ。当然の如く中出しだが、なぜか嫌な感じはしない。男だから孕まないけど。



「は、はぁ…はぁ……っ!!?」



脱力していた僕の中のソレが、急速に元気になるのを体でわかってしまう。



「あっ♡♡か、回復、はやっ!?」



「サイラスがかわいくて、エロいのが悪い」



「そ、それ、僕のせいじゃない、っ♡♡」



「汗でいつも以上にしっとりとした黒髪が額に張り付いていたり、潤んだ翠の瞳でこちらを伺うようにみているところも、体が火照って見える所もそうだな。あとは、ちらりと口から舌がみえ」



「あーあーストップストップ!!!」



「とりあえず、かわいい。」



かわいいじゃなくて、かっこいいと言われる方がうれしお年頃なんだけどな僕。これ以上しゃべらせないように、ノヴァの口元に手をやろうとしたら、ちゅってキスされた。手に。そして、まためちゃくちゃ凶暴にお育ちになった熱が、ずるりと出され。



「ひゃ♡やっ♡あ、あ、あっ♡」



熱がぐぽんと僕の中に突き出された。散々揺さぶられながら、何回も何回も体を交わることとなったのだった。
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