243 / 627
第3章 帝都潜入作戦
第31話 死闘、そして――
しおりを挟む
何が何だか分からなかった。
何で里奈があそこにいるのか。
何でザインが死んでいるのか。
何もかもが分からなくて全ての意味が分からない。
夢のようでどこか現実感がない。知力が99あろうとこの命題は解けない、そう思わせる現実に脳の処理が追いつかない。
「これが里奈くんの真実です。どうして私が彼女の記憶を操作する必要があったか、分かってくれましたか?」
赤星煌夜が得意げに語る。
何がそんなに嬉しいんだ。
何をそんなに喜んでいるんだ。
何でそんなに楽しそうなんだ。
「そしてこれこそが貴方たちを縛る策。いえ、ここに留める柵とでも言いましょうか。彼女は見ての通りです。そして彼女はその罪の重さに押しつぶされそうになっている。そんな彼女を守るために、彼女にはここにいてもらっているのです」
分からないでもない。
『収乱斬獲祭』はこれまでどれほどの人間を殺してきたか。
それが里奈が……あの優しい娘が、そんな現実に耐えられないのははっきりしている。
「もう少し、踏み込んだ話をしましょうか。私の真の目的について。それは彼女を救うためにもなると約束します。今なら少しは話を聞く。そんな気分になりませんか?」
里奈を、救う。
その言葉が俺の頭で反芻される。
あんなことになってしまった里奈。
助けられるものなら助けてやりたいと思う。
だから俺は――
「隊長殿!」
その時だ。
ドアが、勢いよく開いたのは。
そこからぞろぞろと入ってくるのは見知った顔。
クロエ、マール、ルック、イッガー、竜胆。
1人……足りない。
「よく来ましたね。我が神のお導きでしょう」
煌夜が俺に背を向けてクロエたちに相対する。
「貴様が――」
「悪です!」
竜胆が飛び出す。
両手を合わせて、
「スキル『九紋竜』! 第一紋! かりゅ――」
竜胆の体が床にたたきつけられた。
煌夜が数歩近づき、右手の甲で打ち下ろすようにして、竜胆の頭部を殴打したのだ。
「劈拳。昔、虎形拳を通信教育でならいましてね。まぁほぼ独学で五行拳くらいしか学んでませんが……私は、強いですよ?」
煌夜が構えを取る。
左手を前に、右手をだらんと下げた状態。左半身で左足を前に出して重心は後ろ足という独特の構えだ。虎形拳というのは聞いたことないが、名前とポーズからして中国拳法だろう。
「あんたが、ザインを!」
マールが涙を隠そうともせず、挑みかかる。
いつもの冷静な彼女とは違って、今では感情をむき出しにして襲いかかろうとする。だがそれは無謀そのものだ。マールの戦闘技能は皆と比べたら各段に劣る。しかも剣はザインに託してしまったのだから。
リンドーと同様、跳びかかりざまを腹部に一撃を受けてそのまま崩れ去った。
「この――」
クロエが前に出た。
双鞭はない。だから素手で殴りかかる。
それを煌夜はいとも簡単に払った。クロエの腕が弾かれる。
そして無防備になったクロエの顔面に向かって、アッパーのように右手を突き出す。
「ちぃ!」
クロエは超反応で顔をそらしてそれを避けた。
だが煌夜の攻めは止まらない。突き出した右手を、今度は横薙ぎにクロエの顔面を狙う。それを一歩引くことでクロエは回避。だがそこに煌夜は踏み込み、右手の突きを腹に見舞う。だがそれをクロエは腕を交差させることで防いだ。
「っ!」
クロエの顔がゆがむ。
それほど派手な攻撃ではないが、顔をしかめるほどの威力。
だがそれでクロエが止まった。
「がっ!」
クロエの頭が後ろに弾けた。
ボディに集中させてすぐに上の攻撃に対処できず、顎に拳がもろに入ったのだ。
「ふっ!」
途端、煌夜が背後に振り返り腕を振る。
衝撃。ガラス窓にたたきつけられたのはイッガーだ。気配を消して背後から襲おうとしたのだろうけど、それすらにもこの男は気づいて対応したのだ。
全滅だ。
ルックはすでに負傷して戦力にはならないから、戦える人間は全てこの男1人に倒された。
「さて、どこまでお話ししましたっけ」
まるで何事もなかったかのように、カソック――そう、神父みたいな服の名前だ――を払うと再び椅子に腰を下ろして俺と対峙した。
「お前……」
「そうにらまないでください。これは正当防衛ですよ。ええ、そう……私の真の目的の話です。そして里奈くん。彼女がああなったのも、こうして苦しんでいるのも。元をたどれば元凶はあの女神にある。そうは思いませんか」
全く思わない、とは言いづらい。
里奈がこうなったのは、直接的にはこの男のせいだが、元をただせばあんなスキルをあげたあの女神のせいだし、パラメータ100ボーナスとかが原因だったとかも聞いた。
だから元はと言えばあの女神のせい。でもここまで里奈をおかしくしてしまったのは、この目の前にいる男のせいだと言っても過言ではないだろう。
「そう――この世界はあの女神のおもちゃです」
男は語る。
この男がこの世界をどう思っているか。あの女神をどう考えているか。世界の仕組みをどう動かしたいか。俺たちの言動をどう受け止めているか。
そして男は最後にこう締めた。
「私と一緒に――この世界を滅ぼしませんか?」
一瞬、その言葉に含まれた圧に、気圧されそうになる。
「……世界を?」
「はい。この世界を滅ぼす。それが私の真の目的です」
「けど、どうやって……」
「女神を殺します」
「……!」
「この世界があの女神によって成り立っているのは分かりますよね。あの女神が好き勝手に作った世界なのですから。だからその創造主を殺せば、この世界は終わる」
「だとして、それがなんで里奈とつながる? 世界を滅ぼすって……」
「パルルカ教の言い伝えにあります。『世界が滅びし時、パルルカ様は異界の神官たちの力を得て、受肉を果たしこの世に顕現する。そして世界は幸福に包まれる』と。里奈さんもそれで救われます」
「……まさか本気で言っていないよな」
「ええ、本気です。この異界の神官。これはまさに私たちプレイヤーのことではありませんか?」
こいつ、本気か?
だとしたら狂信者のものと変わらない。
それでも煌夜は嬉々として語り続ける。
「私は何度も、この文献を調べました。そしてたどり着いたのです。パルルカ様の受肉は過去数度、行われようとした。だが女神によって阻止された。それこそが、我らプレイヤーと女神との争い。そう、この争いは過去何度も行われたことのある戦いなのですよ」
言われ、ハッとした。
あまり、考えないようにしていたことだ。そして勝手に思い込んでいた。プレイヤーとはこの時代、ここにいる人たちだけなのだと。
だがもし。これが最初じゃないとしたら?
何十年も、何百年も前から同じことが繰り返されていたとしたら。
オムカ王国建国の英雄、ジャンヌ・ダルクが俺と同じようにプレイヤーが名乗ったのだとしたら――
「そう。おもちゃの世界で、おもちゃの我々が、その創造主を気取るあの女神を討つのです。異界の神官というのが誰になるかはわかりません。ですから1人でも多くのプレイヤーが必要なのです。どうです、あの女神に復讐するために、共に戦おうではないですか」
あの女神。
そんなに嫌な奴だったか。
……確かに嫌な奴だ。
一度ぶん殴りたいとは思っていた。
けど、滅ぼすほど嫌な奴には思えない。
あるいは、それは俺の甘さなのか。
いや、正直あの女神のことは本当どうでもいい。
それ以上に気になることがあるのだから。
「1つ、聞いていいか」
「なんなりと」
「ヨジョー地方の地震。お前のスキルが予知なら、知ってたはずだな。それを知ってて、俺たちを嵌めたのか?」
「私の『運命定める生命の系統樹』は厳密には予知能力ではないのですが……まぁ、そうですね。その通りです」
「オムカの先代国王が生きてると嘘を流して、俺たちを呼んだのか?」
「質問が増えましたが、いいでしょう。その通りです」
「パルルカ教とか起こして人々の信頼を集めたのも、その女神に復讐するための手段か?」
「はい、その通りです」
「クロエたちをここに連れ込んだのは、こいつらよりお前の方が強いから見切れ。そう俺に言いたいがためか?」
「はい、その通りです」
あぁ、分かった。
こいつが考えていること。そしてその基本構造。
「最後だ。この世界の人たちをどう思う?」
「ただの外野です。消耗品です。本の中の登場人物。ゲームで言えばNPCといったところでしょう」
「…………そうかよ」
こいつには自分しかない。
すべてが自分中心で、それ以外にものは道具以下の価値しか認めていない。
これで金もうけや世界征服にでも乗り出せばわかりやすい悪となるのだが、こいつは教皇として人々の信頼を集めているのだからたちが悪い。
俺も人のことは言えないけど、それでもここまで割り切れるほどではないと確信している。
だからこそ、俺はこいつを認めるわけにはいかない。
俺を信じてここまでついてきてくれた人たち。
俺を守って死んでしまった人たち。
彼らを本の中の登場人物として切り捨てることなんて俺はできない。
何より、俺の大切な仲間をこうも無残に傷つけておいて、黙っているなんていられるか!
だから俺の答えはこうだ。
「断固、断る」
何で里奈があそこにいるのか。
何でザインが死んでいるのか。
何もかもが分からなくて全ての意味が分からない。
夢のようでどこか現実感がない。知力が99あろうとこの命題は解けない、そう思わせる現実に脳の処理が追いつかない。
「これが里奈くんの真実です。どうして私が彼女の記憶を操作する必要があったか、分かってくれましたか?」
赤星煌夜が得意げに語る。
何がそんなに嬉しいんだ。
何をそんなに喜んでいるんだ。
何でそんなに楽しそうなんだ。
「そしてこれこそが貴方たちを縛る策。いえ、ここに留める柵とでも言いましょうか。彼女は見ての通りです。そして彼女はその罪の重さに押しつぶされそうになっている。そんな彼女を守るために、彼女にはここにいてもらっているのです」
分からないでもない。
『収乱斬獲祭』はこれまでどれほどの人間を殺してきたか。
それが里奈が……あの優しい娘が、そんな現実に耐えられないのははっきりしている。
「もう少し、踏み込んだ話をしましょうか。私の真の目的について。それは彼女を救うためにもなると約束します。今なら少しは話を聞く。そんな気分になりませんか?」
里奈を、救う。
その言葉が俺の頭で反芻される。
あんなことになってしまった里奈。
助けられるものなら助けてやりたいと思う。
だから俺は――
「隊長殿!」
その時だ。
ドアが、勢いよく開いたのは。
そこからぞろぞろと入ってくるのは見知った顔。
クロエ、マール、ルック、イッガー、竜胆。
1人……足りない。
「よく来ましたね。我が神のお導きでしょう」
煌夜が俺に背を向けてクロエたちに相対する。
「貴様が――」
「悪です!」
竜胆が飛び出す。
両手を合わせて、
「スキル『九紋竜』! 第一紋! かりゅ――」
竜胆の体が床にたたきつけられた。
煌夜が数歩近づき、右手の甲で打ち下ろすようにして、竜胆の頭部を殴打したのだ。
「劈拳。昔、虎形拳を通信教育でならいましてね。まぁほぼ独学で五行拳くらいしか学んでませんが……私は、強いですよ?」
煌夜が構えを取る。
左手を前に、右手をだらんと下げた状態。左半身で左足を前に出して重心は後ろ足という独特の構えだ。虎形拳というのは聞いたことないが、名前とポーズからして中国拳法だろう。
「あんたが、ザインを!」
マールが涙を隠そうともせず、挑みかかる。
いつもの冷静な彼女とは違って、今では感情をむき出しにして襲いかかろうとする。だがそれは無謀そのものだ。マールの戦闘技能は皆と比べたら各段に劣る。しかも剣はザインに託してしまったのだから。
リンドーと同様、跳びかかりざまを腹部に一撃を受けてそのまま崩れ去った。
「この――」
クロエが前に出た。
双鞭はない。だから素手で殴りかかる。
それを煌夜はいとも簡単に払った。クロエの腕が弾かれる。
そして無防備になったクロエの顔面に向かって、アッパーのように右手を突き出す。
「ちぃ!」
クロエは超反応で顔をそらしてそれを避けた。
だが煌夜の攻めは止まらない。突き出した右手を、今度は横薙ぎにクロエの顔面を狙う。それを一歩引くことでクロエは回避。だがそこに煌夜は踏み込み、右手の突きを腹に見舞う。だがそれをクロエは腕を交差させることで防いだ。
「っ!」
クロエの顔がゆがむ。
それほど派手な攻撃ではないが、顔をしかめるほどの威力。
だがそれでクロエが止まった。
「がっ!」
クロエの頭が後ろに弾けた。
ボディに集中させてすぐに上の攻撃に対処できず、顎に拳がもろに入ったのだ。
「ふっ!」
途端、煌夜が背後に振り返り腕を振る。
衝撃。ガラス窓にたたきつけられたのはイッガーだ。気配を消して背後から襲おうとしたのだろうけど、それすらにもこの男は気づいて対応したのだ。
全滅だ。
ルックはすでに負傷して戦力にはならないから、戦える人間は全てこの男1人に倒された。
「さて、どこまでお話ししましたっけ」
まるで何事もなかったかのように、カソック――そう、神父みたいな服の名前だ――を払うと再び椅子に腰を下ろして俺と対峙した。
「お前……」
「そうにらまないでください。これは正当防衛ですよ。ええ、そう……私の真の目的の話です。そして里奈くん。彼女がああなったのも、こうして苦しんでいるのも。元をたどれば元凶はあの女神にある。そうは思いませんか」
全く思わない、とは言いづらい。
里奈がこうなったのは、直接的にはこの男のせいだが、元をただせばあんなスキルをあげたあの女神のせいだし、パラメータ100ボーナスとかが原因だったとかも聞いた。
だから元はと言えばあの女神のせい。でもここまで里奈をおかしくしてしまったのは、この目の前にいる男のせいだと言っても過言ではないだろう。
「そう――この世界はあの女神のおもちゃです」
男は語る。
この男がこの世界をどう思っているか。あの女神をどう考えているか。世界の仕組みをどう動かしたいか。俺たちの言動をどう受け止めているか。
そして男は最後にこう締めた。
「私と一緒に――この世界を滅ぼしませんか?」
一瞬、その言葉に含まれた圧に、気圧されそうになる。
「……世界を?」
「はい。この世界を滅ぼす。それが私の真の目的です」
「けど、どうやって……」
「女神を殺します」
「……!」
「この世界があの女神によって成り立っているのは分かりますよね。あの女神が好き勝手に作った世界なのですから。だからその創造主を殺せば、この世界は終わる」
「だとして、それがなんで里奈とつながる? 世界を滅ぼすって……」
「パルルカ教の言い伝えにあります。『世界が滅びし時、パルルカ様は異界の神官たちの力を得て、受肉を果たしこの世に顕現する。そして世界は幸福に包まれる』と。里奈さんもそれで救われます」
「……まさか本気で言っていないよな」
「ええ、本気です。この異界の神官。これはまさに私たちプレイヤーのことではありませんか?」
こいつ、本気か?
だとしたら狂信者のものと変わらない。
それでも煌夜は嬉々として語り続ける。
「私は何度も、この文献を調べました。そしてたどり着いたのです。パルルカ様の受肉は過去数度、行われようとした。だが女神によって阻止された。それこそが、我らプレイヤーと女神との争い。そう、この争いは過去何度も行われたことのある戦いなのですよ」
言われ、ハッとした。
あまり、考えないようにしていたことだ。そして勝手に思い込んでいた。プレイヤーとはこの時代、ここにいる人たちだけなのだと。
だがもし。これが最初じゃないとしたら?
何十年も、何百年も前から同じことが繰り返されていたとしたら。
オムカ王国建国の英雄、ジャンヌ・ダルクが俺と同じようにプレイヤーが名乗ったのだとしたら――
「そう。おもちゃの世界で、おもちゃの我々が、その創造主を気取るあの女神を討つのです。異界の神官というのが誰になるかはわかりません。ですから1人でも多くのプレイヤーが必要なのです。どうです、あの女神に復讐するために、共に戦おうではないですか」
あの女神。
そんなに嫌な奴だったか。
……確かに嫌な奴だ。
一度ぶん殴りたいとは思っていた。
けど、滅ぼすほど嫌な奴には思えない。
あるいは、それは俺の甘さなのか。
いや、正直あの女神のことは本当どうでもいい。
それ以上に気になることがあるのだから。
「1つ、聞いていいか」
「なんなりと」
「ヨジョー地方の地震。お前のスキルが予知なら、知ってたはずだな。それを知ってて、俺たちを嵌めたのか?」
「私の『運命定める生命の系統樹』は厳密には予知能力ではないのですが……まぁ、そうですね。その通りです」
「オムカの先代国王が生きてると嘘を流して、俺たちを呼んだのか?」
「質問が増えましたが、いいでしょう。その通りです」
「パルルカ教とか起こして人々の信頼を集めたのも、その女神に復讐するための手段か?」
「はい、その通りです」
「クロエたちをここに連れ込んだのは、こいつらよりお前の方が強いから見切れ。そう俺に言いたいがためか?」
「はい、その通りです」
あぁ、分かった。
こいつが考えていること。そしてその基本構造。
「最後だ。この世界の人たちをどう思う?」
「ただの外野です。消耗品です。本の中の登場人物。ゲームで言えばNPCといったところでしょう」
「…………そうかよ」
こいつには自分しかない。
すべてが自分中心で、それ以外にものは道具以下の価値しか認めていない。
これで金もうけや世界征服にでも乗り出せばわかりやすい悪となるのだが、こいつは教皇として人々の信頼を集めているのだからたちが悪い。
俺も人のことは言えないけど、それでもここまで割り切れるほどではないと確信している。
だからこそ、俺はこいつを認めるわけにはいかない。
俺を信じてここまでついてきてくれた人たち。
俺を守って死んでしまった人たち。
彼らを本の中の登場人物として切り捨てることなんて俺はできない。
何より、俺の大切な仲間をこうも無残に傷つけておいて、黙っているなんていられるか!
だから俺の答えはこうだ。
「断固、断る」
0
あなたにおすすめの小説
異世界亜人熟女ハーレム製作者
†真・筋坊主 しんなるきんちゃん†
ファンタジー
異世界転生して亜人の熟女ハーレムを作る話です
【注意】この作品は全てフィクションであり実在、歴史上の人物、場所、概念とは異なります。
無限に進化を続けて最強に至る
お寿司食べたい
ファンタジー
突然、居眠り運転をしているトラックに轢かれて異世界に転生した春風 宝。そこで女神からもらった特典は「倒したモンスターの力を奪って無限に強くなる」だった。
※よくある転生ものです。良ければ読んでください。 不定期更新 初作 小説家になろうでも投稿してます。 文章力がないので悪しからず。優しくアドバイスしてください。
改稿したので、しばらくしたら消します
レベルアップは異世界がおすすめ!
まったりー
ファンタジー
レベルの上がらない世界にダンジョンが出現し、誰もが装備や技術を鍛えて攻略していました。
そんな中、異世界ではレベルが上がることを記憶で知っていた主人公は、手芸スキルと言う生産スキルで異世界に行ける手段を作り、自分たちだけレベルを上げてダンジョンに挑むお話です。
異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~
宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。
転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。
良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。
例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。
けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。
同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。
彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!?
※小説家になろう様にも掲載しています。
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
スキルで最強神を召喚して、無双してしまうんだが〜パーティーを追放された勇者は、召喚した神達と共に無双する。神達が強すぎて困ってます〜
東雲ハヤブサ
ファンタジー
勇者に選ばれたライ・サーベルズは、他にも選ばれた五人の勇者とパーティーを組んでいた。
ところが、勇者達の実略は凄まじく、ライでは到底敵う相手ではなかった。
「おい雑魚、これを持っていけ」
ライがそう言われるのは日常茶飯事であり、荷物持ちや雑用などをさせられる始末だ。
ある日、洞窟に六人でいると、ライがきっかけで他の勇者の怒りを買ってしまう。
怒りが頂点に達した他の勇者は、胸ぐらを掴まれた後壁に投げつけた。
いつものことだと、流して終わりにしようと思っていた。
だがなんと、邪魔なライを始末してしまおうと話が進んでしまい、次々に攻撃を仕掛けられることとなった。
ハーシュはライを守ろうとするが、他の勇者に気絶させられてしまう。
勇者達は、ただ痛ぶるように攻撃を加えていき、瀕死の状態で洞窟に置いていってしまった。
自分の弱さを呪い、本当に死を覚悟した瞬間、視界に突如文字が現れてスキル《神族召喚》と書かれていた。
今頃そんなスキル手を入れてどうするんだと、心の中でつぶやくライ。
だが、死ぬ記念に使ってやろうじゃないかと考え、スキルを発動した。
その時だった。
目の前が眩く光り出し、気付けば一人の女が立っていた。
その女は、瀕死状態のライを最も簡単に回復させ、ライの命を救って。
ライはそのあと、その女が神達を統一する三大神の一人であることを知った。
そして、このスキルを発動すれば神を自由に召喚出来るらしく、他の三大神も召喚するがうまく進むわけもなく......。
これは、雑魚と呼ばれ続けた勇者が、強き勇者へとなる物語である。
※小説家になろうにて掲載中
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
異世界転移からふざけた事情により転生へ。日本の常識は意外と非常識。
久遠 れんり
ファンタジー
普段の、何気ない日常。
事故は、予想外に起こる。
そして、異世界転移? 転生も。
気がつけば、見たことのない森。
「おーい」
と呼べば、「グギャ」とゴブリンが答える。
その時どう行動するのか。
また、その先は……。
初期は、サバイバル。
その後人里発見と、自身の立ち位置。生活基盤を確保。
有名になって、王都へ。
日本人の常識で突き進む。
そんな感じで、進みます。
ただ主人公は、ちょっと凝り性で、行きすぎる感じの日本人。そんな傾向が少しある。
異世界側では、少し非常識かもしれない。
面白がってつけた能力、超振動が意外と無敵だったりする。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる