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第3章 帝都潜入作戦
挿話 追憶のジャンヌ隊
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「えー、というわけで! 隊長殿に代わって正式にジャンヌ隊のまとめ役をこの私、クロエが拝命しました! これからはこの私の言うことを聞くよーに!」
「ぶー! 横暴だ!」「そうだそうだ! ちょっと隊長のお世話係になったからって調子に乗るな!」「隊長と2人旅なんて羨ましい、許さん!」「そうだ! 隊長はみんなの隊長だ! 独占するな!」
「むむむ、予想外の反論の雨嵐……サリナ! ちょっとこいつらに言ってやって! サリナも副隊長格なんだから!」
「んー、まぁクロエが粋がってるのが面白くないって人はいるかもだけどー。とりあえずこの子はおだてておけば木に登るんで、そんな感じでお願いしますー」
「サリナが言うなら仕方ないな」「ああ。サリナなら間違いない」
「ちょっと!? なんでサリナの時だけそんな反応!?」
「貴様よりしっかりしてまとめ役に向いているからだろう」
「ウィット!! ぐぬぬ、生意気なー! 平隊員のくせにー」
「平で悪いか! 貴様など隊長のコネでその立場にいるだけだろ!」
「にゃにおーーー!!」
「はいはい、2人ともそこまで。というわけで。こんなジャンヌ隊だけど頑張ろうねー。大丈夫、こんな子だけど、隊長への想いは人一倍……? うん、だからね。多分。大丈夫。みんなで隊長を守っていこう」
「サリナ、なんか擁護になってなくない!?」
年来の友人。サリナはその直後、言葉通りに隊長を守って戦死した。
――――――
「っしゃあ! 鹿ゲットォ、俺の勝ち! はっはー、どうだザイン!」
「ぐぐぐ、リュースめ。ちょっと弓が使えるからって」
「はっ、これも才能? ってやつ? やっぱジャンヌ様に選ばれた俺としては? もうこうやって技を磨いていくっていうね。あ、この鹿肉。ジャンヌ様に献上すれば、俺の好感度も爆上がり!?いやー、自分の才能が怖いわー」
「じゃあリュース、自分とやるー?」
「げ、ルック……あー、いやー、今日はもう疲れたから終わりかな?」
「あー、じゃあ明日やろうよー」
「いや、明日もちょっと予定が……」
「予定ってなんだリュース。明日だ! 明日もう一回やるぞ! うちのルックならどんな的でも百発百中だからな! お前なんてけちょんけちょんにしてやるから覚悟しとけ!」
「なんでザインが誇らしげなのかわからないけど、ま、いーよー」
「いや、よくない! ルック! 弓の腕でお前に勝てるわけないだろ! よし、分かった! 剣で勝負だ! 剣なら……」
「ん? なんかやってる。ねーねー、なにやってんのー?」
「げげぇ、ヨハン!? あー、いや、その、なんでもねーぜ?」
「リュースが自分と剣で勝負するってはなしー」
「へぇ、じゃあボクも参加していー? ……ちょっと、新技の実験台になってほしくて」
「可愛い顔してしれっと怖いこと言ってんじゃない! 分かった! じゃあ馬術だ! お前ら全員俺の手綱さばきで――」
「おい、ロウ! リュースがお前と馬で勝負したいってよ」
「んー? 呼んだー?」
「呼んでない!」
「おう、なんか面白いことしとるな! わしも混ぜい」
「グライス! お前まで出てくんな! てかお前に力で勝てるわけねーだろ!」
「まぁまぁ。ちゃんと手加減するんじゃ。わしにドーンとぶつかってこい」
「ドーンと弾き飛ばされて怪我したことあるんだけど!?」
「ふふふ、哀れなリュース。あなたみたいなのをザ・器用貧乏って言うのよ!」
「いや、突然現れて何言ってんだよクロエ。お前こそ俺に勝てんのあるのかよ」
「決まってるでしょ、隊長殿への愛!」
「はい、解散。なんかもうどうでもいいや」
「あ、じゃあリュース。実験台だけはやらせてよ。今度のは自信作なんだ。こう、剣で相手を空中に飛ばして、三回転で斬るっていう」
「それじゃ自分はこれでー。ジェームス(馬名)とヘレン(馬名)と一緒にごはんなんでー。あ、みんなも一緒に食べる? 干し草の甘辛豆煮なんだけど」
「がはは! どいつもこいつもおかしなやつらばかりじゃのぅ!」
お調子者でムードメーカーなリュース。
可愛い顔してちょっと怖い剣の達人ヨハン。
小柄でよく馬と会話してる馬術の達人ロウ。
力持ちで優しく頼りになるグライス。
彼らもドスガ王国との戦いで戦死した。
――――――
「ふぃー、酷い目にあったぜぇ」
「あ、ザイン」
「げっ、クロエに……リンドー」
「なにやってるんですか。また覗きですか」
「覗き!? やはり正義案件!」
「違う! 違うから! てかあれは事故だ!」
「事故であんなところにいますかね、名探偵リンドー?」
「はい、名探偵の竜胆です! あそこは男湯からも離れた場所、しかも入り口は裏手の勝手口から入らないといけない場所です! つまり覗きは正義!」
「だぁー違う! いや、なんつーかその、冒険だよ、冒険!」
「でも隊長殿のは見たでしょ」
「見てない!」
「本当に?」
「ああ、マールに誓って見てない! だってタオル巻いてたからな!」
「え?」
「ん?」
「いや、タオル巻いてたって、見たって言ってるようなものじゃない」
「あ……」
「やはり! 正義!」
「待て! 違う! そう、隊長は素敵だ。けど俺には心に決めた人がいるんだ!」
「むむ! これはわたしのラブレーダーに反応ありです!」
「ぐっ、なんだそのラブなんとかっての。けど、俺の想い人は絶対誰にも言わねぇ。このまま墓場まで持ってくぜ」
「あ、そういうのいいから。もう皆分かってるし」
「な、なんだってぇぇぇぇ!? くそ、どこだ!? どこでバレた!? しっかりちゃんと隠し通した俺の想いは!」
「駄々洩れだけどね。あ、大丈夫。当の本人は――」
「あら、クロエにリンドー……にザイン」
「げ、マール……!?」
「なによ、げって。ふーん。分かりました。そうですね。結局覗きするような男にろくなのはいないわけだし。それじゃ」
「あぁぁぁ、違うんだ、違うんだよマールぅぅ。待ってくれぇぇぇ」
「……行っちゃいましたね。で、で、ザインさんはマールさんが好きなんです?」
「あ、そこ行く? そこ聞いちゃう?」
「はい! 竜胆はラブスメルが三度の飯より大好きなのです!」
「ラブ、スメル? うん。まぁでも多分リンドーの期待してるような展開は見られないんじゃないかなー」
「え、なんでですか? もしかしてラブレーダーの故障? そんなはずは……」
「あ、いや。そうじゃなく。ほら、ザインってヘタレだから」
「なるほど、納得です!」
「うぅ、くっそー。マールに逃げられた…………な、おい。なんだお前ら! その『しょうがないなぁ、こいつは』みたいな顔! やめろ! そんな目で俺を見るなぁぁぁぁぁ!」
直情径行だけど純情でマールが好きだったザイン。
帝都に潜入した際、隊長殿を助ける途中で……マールに想いを告げることなく戦死した。
「サリナ、ザイン、リュース、グライス、ロウ、ヨハン、ザイン」
今では記憶にしかいない人たち。
それでも忘れられない戦友たち。
私もいつまで生きていられるか分からない。
こんな世界だ。
弓や鉄炮であっさり死ぬかもしれないし、突然の病でぽっくり逝くかもしれない。
あるいはサリナみたいに隊長殿を守って名誉の戦死となるかもしれない。
それでも。
どんな場合でも。
私は隊長殿をお守りして、お守りして、お守りして。隊長殿より先に死ぬ。あなたたちの分まで戦い続ける。
だから――
「私、頑張るよ」
西の空に向かって呟く。
彼らがいたからオムカは独立できた。
彼らがいたから隊長殿を守ることができた。
彼らがいたからまだまだ戦えることができる。
その想いを背負っていくんだ。
「おい、クロエ! さっさと準備しろ! 置いてくぞ!」
「うっさい、ウィット! もう、せっかく人がノスタルジーに浸ってるのに」
「お前が過去を振り返る意味なんてあるのか? いや、振り返る意味のある過去なんてあるのか?」
「ちょっとウィット。それはクロエに言いすぎよ。何も考えずに突き進む子なのよ、クロエは」
「あははー、マールも大概だけどねー」
ウィットにマールにルック。
あれだけいた南群巡回隊もこの4人だけになってしまった。
「む、なんだ。珍しくしおらしく……まさか貴様、泣――」
「ち、違いますからね! ふん、ウィットが変人すぎて可哀そうになって……」
「あー、そういう」
「ど、どういう意味だクロエ! それにマールも納得するな!」
「ウィットが変人なのはわかるかなー」
「分かるな、ルック!!」
「あはははは」
笑う。心の底から。
みんなと一緒にいられる時間があとどれだけあるか分からない。
けど、先に逝ってしまったみんなとの時間も無駄だったとは決して思わない。
だから今も。そしてこれからも。
この時間を大事にしたい。ううん。大事にしよう。
だから――
「よし、隊長殿に甘えてこよう!」
「馬鹿か、貴様は!!」
//////////////////////////////////////
ここまで読んでいただいて、まことにありがとうございます。
これまで何人ものジャンヌ隊が戦いの中で亡くなりました。
自分としてはキャラのポイ捨てはあまりしたくない(かませ犬は別)のですが、物語上そうなってしまうところもありました。
もう少し色々描きたかったという悔恨を含め、クロエの回想という形で表現させていただきました。
いいねやお気に入りをいただけると励みになります。軽い気持ちでもいただけると嬉しく思いますので、どうぞよろしくお願いします。
「ぶー! 横暴だ!」「そうだそうだ! ちょっと隊長のお世話係になったからって調子に乗るな!」「隊長と2人旅なんて羨ましい、許さん!」「そうだ! 隊長はみんなの隊長だ! 独占するな!」
「むむむ、予想外の反論の雨嵐……サリナ! ちょっとこいつらに言ってやって! サリナも副隊長格なんだから!」
「んー、まぁクロエが粋がってるのが面白くないって人はいるかもだけどー。とりあえずこの子はおだてておけば木に登るんで、そんな感じでお願いしますー」
「サリナが言うなら仕方ないな」「ああ。サリナなら間違いない」
「ちょっと!? なんでサリナの時だけそんな反応!?」
「貴様よりしっかりしてまとめ役に向いているからだろう」
「ウィット!! ぐぬぬ、生意気なー! 平隊員のくせにー」
「平で悪いか! 貴様など隊長のコネでその立場にいるだけだろ!」
「にゃにおーーー!!」
「はいはい、2人ともそこまで。というわけで。こんなジャンヌ隊だけど頑張ろうねー。大丈夫、こんな子だけど、隊長への想いは人一倍……? うん、だからね。多分。大丈夫。みんなで隊長を守っていこう」
「サリナ、なんか擁護になってなくない!?」
年来の友人。サリナはその直後、言葉通りに隊長を守って戦死した。
――――――
「っしゃあ! 鹿ゲットォ、俺の勝ち! はっはー、どうだザイン!」
「ぐぐぐ、リュースめ。ちょっと弓が使えるからって」
「はっ、これも才能? ってやつ? やっぱジャンヌ様に選ばれた俺としては? もうこうやって技を磨いていくっていうね。あ、この鹿肉。ジャンヌ様に献上すれば、俺の好感度も爆上がり!?いやー、自分の才能が怖いわー」
「じゃあリュース、自分とやるー?」
「げ、ルック……あー、いやー、今日はもう疲れたから終わりかな?」
「あー、じゃあ明日やろうよー」
「いや、明日もちょっと予定が……」
「予定ってなんだリュース。明日だ! 明日もう一回やるぞ! うちのルックならどんな的でも百発百中だからな! お前なんてけちょんけちょんにしてやるから覚悟しとけ!」
「なんでザインが誇らしげなのかわからないけど、ま、いーよー」
「いや、よくない! ルック! 弓の腕でお前に勝てるわけないだろ! よし、分かった! 剣で勝負だ! 剣なら……」
「ん? なんかやってる。ねーねー、なにやってんのー?」
「げげぇ、ヨハン!? あー、いや、その、なんでもねーぜ?」
「リュースが自分と剣で勝負するってはなしー」
「へぇ、じゃあボクも参加していー? ……ちょっと、新技の実験台になってほしくて」
「可愛い顔してしれっと怖いこと言ってんじゃない! 分かった! じゃあ馬術だ! お前ら全員俺の手綱さばきで――」
「おい、ロウ! リュースがお前と馬で勝負したいってよ」
「んー? 呼んだー?」
「呼んでない!」
「おう、なんか面白いことしとるな! わしも混ぜい」
「グライス! お前まで出てくんな! てかお前に力で勝てるわけねーだろ!」
「まぁまぁ。ちゃんと手加減するんじゃ。わしにドーンとぶつかってこい」
「ドーンと弾き飛ばされて怪我したことあるんだけど!?」
「ふふふ、哀れなリュース。あなたみたいなのをザ・器用貧乏って言うのよ!」
「いや、突然現れて何言ってんだよクロエ。お前こそ俺に勝てんのあるのかよ」
「決まってるでしょ、隊長殿への愛!」
「はい、解散。なんかもうどうでもいいや」
「あ、じゃあリュース。実験台だけはやらせてよ。今度のは自信作なんだ。こう、剣で相手を空中に飛ばして、三回転で斬るっていう」
「それじゃ自分はこれでー。ジェームス(馬名)とヘレン(馬名)と一緒にごはんなんでー。あ、みんなも一緒に食べる? 干し草の甘辛豆煮なんだけど」
「がはは! どいつもこいつもおかしなやつらばかりじゃのぅ!」
お調子者でムードメーカーなリュース。
可愛い顔してちょっと怖い剣の達人ヨハン。
小柄でよく馬と会話してる馬術の達人ロウ。
力持ちで優しく頼りになるグライス。
彼らもドスガ王国との戦いで戦死した。
――――――
「ふぃー、酷い目にあったぜぇ」
「あ、ザイン」
「げっ、クロエに……リンドー」
「なにやってるんですか。また覗きですか」
「覗き!? やはり正義案件!」
「違う! 違うから! てかあれは事故だ!」
「事故であんなところにいますかね、名探偵リンドー?」
「はい、名探偵の竜胆です! あそこは男湯からも離れた場所、しかも入り口は裏手の勝手口から入らないといけない場所です! つまり覗きは正義!」
「だぁー違う! いや、なんつーかその、冒険だよ、冒険!」
「でも隊長殿のは見たでしょ」
「見てない!」
「本当に?」
「ああ、マールに誓って見てない! だってタオル巻いてたからな!」
「え?」
「ん?」
「いや、タオル巻いてたって、見たって言ってるようなものじゃない」
「あ……」
「やはり! 正義!」
「待て! 違う! そう、隊長は素敵だ。けど俺には心に決めた人がいるんだ!」
「むむ! これはわたしのラブレーダーに反応ありです!」
「ぐっ、なんだそのラブなんとかっての。けど、俺の想い人は絶対誰にも言わねぇ。このまま墓場まで持ってくぜ」
「あ、そういうのいいから。もう皆分かってるし」
「な、なんだってぇぇぇぇ!? くそ、どこだ!? どこでバレた!? しっかりちゃんと隠し通した俺の想いは!」
「駄々洩れだけどね。あ、大丈夫。当の本人は――」
「あら、クロエにリンドー……にザイン」
「げ、マール……!?」
「なによ、げって。ふーん。分かりました。そうですね。結局覗きするような男にろくなのはいないわけだし。それじゃ」
「あぁぁぁ、違うんだ、違うんだよマールぅぅ。待ってくれぇぇぇ」
「……行っちゃいましたね。で、で、ザインさんはマールさんが好きなんです?」
「あ、そこ行く? そこ聞いちゃう?」
「はい! 竜胆はラブスメルが三度の飯より大好きなのです!」
「ラブ、スメル? うん。まぁでも多分リンドーの期待してるような展開は見られないんじゃないかなー」
「え、なんでですか? もしかしてラブレーダーの故障? そんなはずは……」
「あ、いや。そうじゃなく。ほら、ザインってヘタレだから」
「なるほど、納得です!」
「うぅ、くっそー。マールに逃げられた…………な、おい。なんだお前ら! その『しょうがないなぁ、こいつは』みたいな顔! やめろ! そんな目で俺を見るなぁぁぁぁぁ!」
直情径行だけど純情でマールが好きだったザイン。
帝都に潜入した際、隊長殿を助ける途中で……マールに想いを告げることなく戦死した。
「サリナ、ザイン、リュース、グライス、ロウ、ヨハン、ザイン」
今では記憶にしかいない人たち。
それでも忘れられない戦友たち。
私もいつまで生きていられるか分からない。
こんな世界だ。
弓や鉄炮であっさり死ぬかもしれないし、突然の病でぽっくり逝くかもしれない。
あるいはサリナみたいに隊長殿を守って名誉の戦死となるかもしれない。
それでも。
どんな場合でも。
私は隊長殿をお守りして、お守りして、お守りして。隊長殿より先に死ぬ。あなたたちの分まで戦い続ける。
だから――
「私、頑張るよ」
西の空に向かって呟く。
彼らがいたからオムカは独立できた。
彼らがいたから隊長殿を守ることができた。
彼らがいたからまだまだ戦えることができる。
その想いを背負っていくんだ。
「おい、クロエ! さっさと準備しろ! 置いてくぞ!」
「うっさい、ウィット! もう、せっかく人がノスタルジーに浸ってるのに」
「お前が過去を振り返る意味なんてあるのか? いや、振り返る意味のある過去なんてあるのか?」
「ちょっとウィット。それはクロエに言いすぎよ。何も考えずに突き進む子なのよ、クロエは」
「あははー、マールも大概だけどねー」
ウィットにマールにルック。
あれだけいた南群巡回隊もこの4人だけになってしまった。
「む、なんだ。珍しくしおらしく……まさか貴様、泣――」
「ち、違いますからね! ふん、ウィットが変人すぎて可哀そうになって……」
「あー、そういう」
「ど、どういう意味だクロエ! それにマールも納得するな!」
「ウィットが変人なのはわかるかなー」
「分かるな、ルック!!」
「あはははは」
笑う。心の底から。
みんなと一緒にいられる時間があとどれだけあるか分からない。
けど、先に逝ってしまったみんなとの時間も無駄だったとは決して思わない。
だから今も。そしてこれからも。
この時間を大事にしたい。ううん。大事にしよう。
だから――
「よし、隊長殿に甘えてこよう!」
「馬鹿か、貴様は!!」
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ここまで読んでいただいて、まことにありがとうございます。
これまで何人ものジャンヌ隊が戦いの中で亡くなりました。
自分としてはキャラのポイ捨てはあまりしたくない(かませ犬は別)のですが、物語上そうなってしまうところもありました。
もう少し色々描きたかったという悔恨を含め、クロエの回想という形で表現させていただきました。
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