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第54話:決め手
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舞台上にいるオケウエーとヒルドレッドの場面で:
ター!ター!ター!
鮮血が滴っている。
俺の全身から!
「ふーうぅ……うぅぅ……」
「あらあら、どうしましたの、オケウエーサン~?もう参ってるんですのー?」
「くそー!」
さっき、ヒルドレッドの槌鉾の先端の撃撲用の球体が小さな10体の騎士に変わった時から、一切の聖霊魔術と魔術をこの十字の影響下で使えなくなってる俺も苦戦した!。だって、ヒルドレッドと同じハンデを喰らいながらも剣術だけで襲い掛かってきたその小さな騎士達からの攻撃を凌がなきゃならなかったから、結果は見ての通り、悲惨なものだ!
聖霊魔術を使えるようにするために、俺自身は線の外へ移動するしかないけど、そうなれば、術が解除されるだろうヒルドレッドが自由に動けるようになるんで、俺自身がずっとこの線の中にいなければならないってこと!
でもやっぱり、多勢に無勢で、八方からの騎士の斬撃がちょこまかと飛びながら俺に何度も切り刻んできたのが圧倒的で、全ての斬撃を受け止めきれなかった俺は何度も深い傷を負って、今はこの通り満身創痍の流血一杯な身体になっているんだ!
でも、進展があるとすれば確かにあるにはある!さっき、10体の騎士とチャンバラしていたら、徐々に前へと駆け出せた俺がもうすぐ目の前の前方7メートル先にいるヒルドレッドへと俺の剣が届きそうな距離まで近づけた!
後は血を流しっぱなしで今でも眩暈がして倒れそうな俺が何とか振り切って頑張って彼女の位置まで騎士達の猛攻を耐えながらこの聖剣の斬撃を10倍以下も動く速度が鈍くったヒルドレッドに届かせたら俺の勝ちだー!
10体の騎士は『契約精霊』の小型な本体(真体姿)みたいなものなので、もし俺のイーズが同じ属性である聖なるものでなくとも破壊することは超難しいんだろう。
だから、それらを使役している主であり『契約人間』でもあるヒルドレッドを集中的に狙わないと、打破できる術がないんだ!
「やっぱり、この勝負!わたくしの勝ちに終わりそうですわねー!お~ほほほほほほー!」
尚もそこで勝利を確信したヒルドレッドがまたも高笑いし出すと、
「……それは、どうかな?」
俺も諦めない姿勢を見せてやってると、
「まあ、またも強がりなんですの、オケウエーサン?自分が今どう見えているのか、鏡があれば貴方に見せて差し上げたいところですわね、おほー!」
「いいえ、強がりじゃないよ?ヒルドレッド!」
「--!?」
警戒する体勢に入ってるヒルドレッド。
それもそのはず!
「【敵足下大聖轟爆発】(エネミーフィーット・ビッグホリー・ラウド=エックスプロジョン)-!」
彼女の方へと剣を突き出して、周りの宙に浮いている騎士達がこちらへと一斉に襲い掛かってくるのを無視したままそれだけ唱えるとー!
バココココーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!
聖なる迸りが弾けて、本来ヒルドレッドの盾が防げただろうその聖なる魔技ではあるが、いきなり立っている彼女の位置の足の下から突き上がっているような爆風なので、盾が防御する方向が合ってないだけじゃなくて、障壁を展開する魔術を発動できないヒルドレッド自身も加えて成す術もなく、俺の聖なる爆風を地面の下から突き上がって喰らうことになった彼女はその真っ白い柱みたいな爆風を浴びせられ、
「あーがっ!くーっっ!ぅぅ……………………」
精霊術使いとしての魔術耐性だけじゃなくて、学院長の発動してくれた『あれ』もあって死ぬようなダメージでもなく、殆ど軽減されてるんだけど、それでも本来の【敵足下大聖轟爆発】の威力が抜群すぎるのでそれで精神的と物理的ダメージも甚大で、気絶することしかできないヒルドレッドなのだったー!
…………ちなみに、たとえヒルドレッドにまだ防御系の魔術が使えてたとしても、俺の【敵足下大聖轟爆発】というのは足元から突き上がったような攻撃なので既に障壁の中扱いになっている彼女であろうとも、その聖爆を内部しかも足元から防ぐ手段がなくなって喰らうしか出来なかったのだ!
彼女が地面に後頭部から倒れていくのを見ながら、俺もぉお~!?
「うぐ~ぅ?」
ドーーッ!
……………
どうやら、騎士10体との壮絶なる戦いでたくさん負傷して多くの血を流してしまった俺は頭がぐるぐるする感覚が強すぎて全身を支えられそうにないので、ついに俺もヒルドレッド同様に、地面へ倒れていくのだった!
………………………………………………………………………
………………………………
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ター!ター!ター!
鮮血が滴っている。
俺の全身から!
「ふーうぅ……うぅぅ……」
「あらあら、どうしましたの、オケウエーサン~?もう参ってるんですのー?」
「くそー!」
さっき、ヒルドレッドの槌鉾の先端の撃撲用の球体が小さな10体の騎士に変わった時から、一切の聖霊魔術と魔術をこの十字の影響下で使えなくなってる俺も苦戦した!。だって、ヒルドレッドと同じハンデを喰らいながらも剣術だけで襲い掛かってきたその小さな騎士達からの攻撃を凌がなきゃならなかったから、結果は見ての通り、悲惨なものだ!
聖霊魔術を使えるようにするために、俺自身は線の外へ移動するしかないけど、そうなれば、術が解除されるだろうヒルドレッドが自由に動けるようになるんで、俺自身がずっとこの線の中にいなければならないってこと!
でもやっぱり、多勢に無勢で、八方からの騎士の斬撃がちょこまかと飛びながら俺に何度も切り刻んできたのが圧倒的で、全ての斬撃を受け止めきれなかった俺は何度も深い傷を負って、今はこの通り満身創痍の流血一杯な身体になっているんだ!
でも、進展があるとすれば確かにあるにはある!さっき、10体の騎士とチャンバラしていたら、徐々に前へと駆け出せた俺がもうすぐ目の前の前方7メートル先にいるヒルドレッドへと俺の剣が届きそうな距離まで近づけた!
後は血を流しっぱなしで今でも眩暈がして倒れそうな俺が何とか振り切って頑張って彼女の位置まで騎士達の猛攻を耐えながらこの聖剣の斬撃を10倍以下も動く速度が鈍くったヒルドレッドに届かせたら俺の勝ちだー!
10体の騎士は『契約精霊』の小型な本体(真体姿)みたいなものなので、もし俺のイーズが同じ属性である聖なるものでなくとも破壊することは超難しいんだろう。
だから、それらを使役している主であり『契約人間』でもあるヒルドレッドを集中的に狙わないと、打破できる術がないんだ!
「やっぱり、この勝負!わたくしの勝ちに終わりそうですわねー!お~ほほほほほほー!」
尚もそこで勝利を確信したヒルドレッドがまたも高笑いし出すと、
「……それは、どうかな?」
俺も諦めない姿勢を見せてやってると、
「まあ、またも強がりなんですの、オケウエーサン?自分が今どう見えているのか、鏡があれば貴方に見せて差し上げたいところですわね、おほー!」
「いいえ、強がりじゃないよ?ヒルドレッド!」
「--!?」
警戒する体勢に入ってるヒルドレッド。
それもそのはず!
「【敵足下大聖轟爆発】(エネミーフィーット・ビッグホリー・ラウド=エックスプロジョン)-!」
彼女の方へと剣を突き出して、周りの宙に浮いている騎士達がこちらへと一斉に襲い掛かってくるのを無視したままそれだけ唱えるとー!
バココココーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!
聖なる迸りが弾けて、本来ヒルドレッドの盾が防げただろうその聖なる魔技ではあるが、いきなり立っている彼女の位置の足の下から突き上がっているような爆風なので、盾が防御する方向が合ってないだけじゃなくて、障壁を展開する魔術を発動できないヒルドレッド自身も加えて成す術もなく、俺の聖なる爆風を地面の下から突き上がって喰らうことになった彼女はその真っ白い柱みたいな爆風を浴びせられ、
「あーがっ!くーっっ!ぅぅ……………………」
精霊術使いとしての魔術耐性だけじゃなくて、学院長の発動してくれた『あれ』もあって死ぬようなダメージでもなく、殆ど軽減されてるんだけど、それでも本来の【敵足下大聖轟爆発】の威力が抜群すぎるのでそれで精神的と物理的ダメージも甚大で、気絶することしかできないヒルドレッドなのだったー!
…………ちなみに、たとえヒルドレッドにまだ防御系の魔術が使えてたとしても、俺の【敵足下大聖轟爆発】というのは足元から突き上がったような攻撃なので既に障壁の中扱いになっている彼女であろうとも、その聖爆を内部しかも足元から防ぐ手段がなくなって喰らうしか出来なかったのだ!
彼女が地面に後頭部から倒れていくのを見ながら、俺もぉお~!?
「うぐ~ぅ?」
ドーーッ!
……………
どうやら、騎士10体との壮絶なる戦いでたくさん負傷して多くの血を流してしまった俺は頭がぐるぐるする感覚が強すぎて全身を支えられそうにないので、ついに俺もヒルドレッド同様に、地面へ倒れていくのだった!
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