精霊術学院の死霊魔術使い

ワガドゥー男子

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第91話:新しい【改:絶清大聖魔術技シリーズ】の発動

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オケウエー対クリステイーナ戦を観戦しているオードリーとジュディに切り替わる:




「わあおおー!!すご過ぎますよね、オケウエーさん!ついさっき、彼の身体をあの巨大な輪と強烈な五芒星の光が包んでいた時、あれでもしかしたらオケウエーさん、本当は負けるんじゃないかってひやひやしましたけれど、結局はあの大きすぎる白い十字架みたいなオーラがオケウエーさんから出現した途端、彼を捕らえたあのめっちゃくちゃ大きな輪が消滅させられたんだから、私の心配が不要だったようですねー!」



遠くの光景を見たジュディが興奮冷めやらぬといった顔であそこに広げられる刺激的満載な戦いを熱っぽい視線で見つめているのを目にするオードリーも、



「ええ、かなり大型な『精霊魔術』をクリスティーナが使っていたようだし、一時どうなることかってあたくしまで心配したんだけれど、ふと脳裏に浮かんだこんな思いがあたくしを瞬時に落ち着かせるものよ、それもー『大丈夫よ、オードリー。俺を誰だと思ってるのー?』って言いそうな彼だけじゃなくて、理不尽な鬼才とも呼べる【奇跡な南地男子】であるってことをまたも理不尽な形で証明してくれると信じてたわよー?今までのようにね!」



そして、付け加えたオードリー、

「だから、『奇跡を常に起こさない訳がないわ』ってね!」



「あ~はははは……それもそうですね!正にオードリーさんの考えの通りになってましたよね!」



「ええ、……でもどうしてなのか、彼の中に眠る『奇跡の可能性』は、まだまだその程度だけではないって、まだいっぱい解放されないままに封じられてるままって、……どうしてか強く感じたわよね、あたくし!」



感が強いのか、あるいはただの勢いづけた楽観的な出まかせの感想だけを述べているのか、オードリーがそうやってジュディに意見を聞かせながら、静かに前で行われている激戦に目を向けるばかりだった!





………………………………………




オケウエーの視点に戻る:




シイイイイイイイィィィィィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンンンン!!



「ナー!ナななな~~!?一体何だったんデスよ、キサマはーーー!!?」



信じられないっていうふうの顔で叫んでいるクリスに、



「騒ぐなよ、クリス!単純な話だよ、これー!……だって、可愛い真体を誇るだけじゃなくて清き心も宿る聖剣イーズベリアを持っている俺に、憎しみで心を覆い尽くされたお前には負けないってことだよー!」



「……アはー!…アはははー!ア~はははははははーーーーー!!!」


俺の言葉がそんなに可笑しかったのか、いきなり大声で笑い出した彼女のようだけれど、



「アはははー!ア~ははははははーーーー!!!今度は哲学を口走る気かー?文明最下位レベルの南蛮人少年の癖にーー!?」


なんか失礼なことをほざいてるクリスにむすってなって、


「む~!そんな根も葉もないこと言ってどうするんだ、クリスー!確かに、南大陸では魔術が一切使えない大地なので、それに伴う魔道技術の発展も皆無なんだよー!だが、単純な技術的進歩な話というなら、そこまで遅れているって訳じゃなくて、石油を使っての技術と動力源なら、俺の住んでいた【シンドレム森林地帯】より最も近い距離にある『オールグリン王国』にも油を使っての車や色んな種類の自動車がいるんだよー?まあ、魔道技術で基づいたものではなく、まったく飛べないようなものばかりだけど……(そして、現時点ではお金持ちか、愛好家もしくは本当のエリートの中のエリートしか買うことができないものばかりだけどな……このレイクウッド王国に貴族家の者しか値段の高い【魔道飛行車】が買えないように)」



「……ソんなどうでもいい話を聞かされても興味ないのデスから、キサマがそんなどうしようもないレベルの十字架で以ってさっきのを消滅したのならば、アタクシがもっと凄いもので、いわゆる我が精霊における『切り札レベル』の精霊魔術を使うまでのことデスぞー!デスぞー!」



「なんだとー?」



「トくと見るがいいー!南蛮人黒男子ー!コれこそは我が【ネトロファイッス=セデロ】が持つ最高級の精霊魔術デスぞー!【複数大門砲撃陣形凶強爆滅(ゴルゴメラー・アリンション=フィライズ)】---!!」



ガガガガゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!



「おおおおーーーー!?」



正に感嘆するしかない程、目の前の光景が如何に壮絶か、如何に壮観なのかを物語る!



何故なら、クリスの全身から展開している三つの輪の内のもっとも外側の巨大な方の輪に、複数の長い出っ張りが前のと同じように伸びてきて、メインのさっきの脚がなくなった代わりに他のと同じような槍のような出っ張りができたけれど、その後はさっきの脚のあった真正面の分だけ変形して、大きな砲門みたいなのが出来上がって、こちらへ向けて照準を向ける!



それだけじゃなくて、他の出っ張りも槍のような形になっていて、そこから放たれる黄金色のビームみたいなオーラが俺とここら辺一体を包囲するよう右側に四つの高い塔を生み出して、そして左側もまた同じように塔から放たれたビームで繋がっている四つの天に聳え立つ高い塔が出来上がり、その塔たちから漂ってくるのは神々しい程の黄金色の聖魔力の霧が噴出してきたー!



そして、それらの圧巻とした現象を更に盛り上げるようなとびっきり壮大な要素として加わったのがクリスのその頭の上にある小さな黄金色の輪よりもっと上の位置に、



「ハははは……コれから始まるのは、キサマが敗北するまでの最後の幕下ろし演劇デスぞー!」



そう。



クリスのその頭上の輪よりもっと上方の位置に、巨大トランペットのような形の楽器が天高く出現して、音が出る方の大きな穴がある側が俺のいるここへと向けられるー!

「わー!わわわおおーーー!?なん何だよ、それぇぇーーーーッ!!」


「モう言っただろうー?【複数大門砲撃陣形凶強爆滅(ゴルゴメラー・アリンション=フィライズ)】デスって…様々な攻撃手段が展開され、キサマを退学へと追い込めるほどの神業の『精霊魔術』なのデスぞー!デスぞー!」


そればかり言ったクリスだったが、こりゃー、めちゃくちゃ過ぎだろう――!?



だって、いくらクリスの聖魔力量が全快したからといって、これほどの大がかりな精霊魔術を一人分の聖魔力量で召喚できるなんて……



「サあー!モう無駄口を叩くつもりはないので、コれでも喰らってここへ入学してきた事を後悔しながら苦しむがいいデスー!」



キイイイイイーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンンンング!!!!!



なんだなんだなんだ何なのだーーーーーー!!?



いきなり耳鳴りな音が鳴り出したかと思えば、見回してたら、両側にある計八つの巨大な塔が黄金色に光り輝いて点滅しながら、噴き出してくる霧が濃くなっていくと共にーー!



「うぐッー!うげえーー!?なんじゃこりゃーーー!?」



この辺り一帯を包囲してきたあの塔たちと霧の所為か、気づけば俺自身の身体が麻痺状態にあったかのように、全身が岩石みたいに固まって四肢全部を動かせなくなったようだ―!



「ぐぬぐぬぐぬ~~~!?ぐぐぐううぅぅ~~~!?やっぱ駄目だった!どう足掻いてもここの空中から動けないようだぞーー!?」



「ハはははーー!!気分はどうなんデスかいー?南蛮人少年よーーー!?アタクシを石化するつもりだったが、結局は報いが帰ってきてキサマの方に飛び火して降りかかる悪運みたいなんデスなーー!キゃーははははーー!!ザまデスな、南黒蛮人少年オケウエー・フォン・オケウエー!!」



「ちぇー!調子に乗るんじゃない、クリスー!ぐ~~ぬぬぬぬぬぬーー!!」



いくら聖魔力を迸ろうとした俺でも成す術もなくここから動けないままだ!くそ!これじゃ彼女のいいようにされるだけだぞーー!?



「ソしてーー!!キサマは『絶対なる拘束する檻の管理塔』の権能に全身を釘付けにされるまま、『偉大なる精霊長剣の大黄金霊トランペット』と『巨大砲門ガラヴィーラノス』の両方の大火力満載の【精霊魔技陣形】にて、本来は塵となるはずデスが、お母様の【あれ】のおかげでただの精神的ダメージに変換され気絶させられるだけのはずのこれでも受けろよ、南蛮人男子オケウエのキサマーーーーーー!!!」



ゴドゴドー!ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!



ビュウウ―――――!!!ビュビュピュピュウウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!



おいおいおいーー!!



マジもんの大マジかよ、それぇーーー!!




クリスの全身を囲む一番前の巨大な輪のすぐ真正面にあるそこのメイン砲台といい、クリスの頭上からもっと天高く展開しているあの巨大な黄金色のトランペットといい、どっちもが耳障りな轟音を轟かせながら、黄金色の聖魔力オーラを迸らせているとーーーーーー!!!



「喰らうがいいーーー!!!サっきの【石化】した姿のアタクシを解除すべきじゃなかったなー!ダって石化されるってことは気絶することと同等じゃないから、アタクシの契約精霊の権能に触れないだろうがーーー!!!自分の慢心を呪うがいいデスぞー!デスぞー!ナので、これで最後だなーーーーーーーーーークたばれぇーーーーー!!!!」



バココココオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!



ビュウウオオオオオオオオオオオオオオオーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンンンンンンンンンンンン!!!!!!!!!!!!!



トランペットの方も巨大砲門も砲も一斉に聖魔力の本流が放たれてきた―――!!



めっちゃくちゃ凄過ぎる契約精霊を持ってんな、クリスティーナーーーーー!!!



だがなー!



俺達はー!



『負けない……よ?【新しい】のも……用意できたし』



「そうだよね、イーズ!」



……と、いうことでー!



「はあああああーーーーーーーーー!!!!【改:絶清大聖魔術技、第3段階!『聖大海霊抱敵陣浄化清巨楔』(エリーヴァララー・オネッグスバーグ=カッレンガールト)】----------------!!!!!」



バチイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ビュクー!ビュクー!ビュクビュクビュクー!ビュクウウウウウオヲヲオオオオオオオオオオーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!



俺の新しく習得した【改:絶清大聖魔術技、第3段階!『聖大海霊抱敵陣浄化清巨楔』】で以って、この辺り一帯という広大な面積を誇る【静寂の霊群森】の5分の1を覆い尽くす巨大な真っ白い海のような莫大な聖なる光がさっき、クリスの放った2大砲撃からの大爆波をも打ち消して、俺とクリスティーナ両方も丸ごと呑み込んで、どうやらあそこにいるオードリーもジュディも範囲内に巻き込まれて、全てが真っ白い迸りによって、ただただ浄化し、清められていくだけーー!!



全ては今、真っ白く塗りつぶされ、目が眩し過ぎて何も見えないまま。



ただ真っ白い閃光だけがここら辺を埋めつくしているだけ。



そう。



敵と認定したものだけは『悪しき異物』として扱われ、大ダメージを被ることになるけどね。だから、俺もオードリーもジュディもこの莫大な光の本流の中で巻き込まれていても無傷でいて何も害にはならないのだ!



これだから、俺は敢えてクリスを石化状態から解放させてやったんだー!



クリスの必殺技を出させて、そしてそれを通して強くなろうとした算段だ!



実際に、さっきのピンチがあったからこそ、クリスを魅了した状態にしながらキスしたことで聖魔力量が増した今の俺に対して、新しい【改:絶清大聖魔術技シリーズの第3段階】の発動方法を教えてくれる気になったイーズベリアのやつなんだけど………





………………………………………………





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