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第171話:激しい総力戦、その3(気楽版)
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カッカッカッ....
ハイヒールの踏み鳴らした音を心地よく響かせ、あそこの豪華そうに見える玉座まで優雅な仕草で急いで歩いていったヒルドレッドが座ると、
「では、誰が先に攻撃を仕掛けにいきますの?」
腰を下ろした途端、脚を組みながら腕組みで聞いてきたヒルドレッドへ、
「あたー」
パチー――――――!!
「「「「「「「「「「---!?」」」」」」」」」」
自ら名乗り出ようとしたオードリーだったが、どうやら制限時間が終わったらしく、【氷の戦乙女】状態が解除されたようだ!
「...おーオードリー!その戦闘形態を維持できる聖魔力量が尽きてしまったのか―?」
「ちぇ!全くもってその通りだわ!..もう少し持つかと思ってたのに~~~!」
「あら?ではもうそんな状態で戦えなくなりましたの?普通の氷弾ではあれに効きませんわ!」
玉座で優雅に脚を組んで座ってるヒルドレッドが【異空間収納】から取り出した、事前に用意したお茶が入った茶碗を繊細な動作で口をつけてチビチビと飲んでいると―
「オケウエーサン、貴方がー」
「いいえ、彼は最後に取っておくべきなのですよ!」
と、俺を指名しようとしたヒルドレッドを遮る形で声を出したリーリスがそこの魔導クリスタルで映ってる氷竜マインハーラッドの再生してるところを見ながら、
「完全再生させてしまいそうになったのですけど、これからのリリはグサって地獄を見せてやれる番なのはワクワクしてきちゃいますなのですね、ふふふ!では、【二千本小刃襲撃陣形ゼルクト・フィレンゼ=クルレウー】ー!」
シュウウウウゥゥ――――――――――――――――――――ウ!!!!!!
その大型魔導クリスタルの前で立って氷竜の様子を観察しているリーリスが外の映像が映ってるそこを参照するように、自身の契約精霊【ベリヘリヤール】を使っての精霊魔術の発動を行った。両手には握り持ってる2本のコンバットナイフを見る限り武器化した状態での魔技だ!
ただ......
「そーれッ!」
シュウウウウゥゥ――――――!!!!シュウウウウゥゥ――――――!!!!シュウウウウゥゥ――――――!!!!シュウウウウゥゥ――――――!!!!シュウウウウゥゥ――――――!!!!シュウウウウゥゥ――――――!!!!シュウウウウゥゥ――――――!!!!シュウウウウゥゥ――――――!!!!シュウウウウゥゥ――――――!!!!シュウウウウゥゥ――――――!!!!
ここからでもその魔導クリスタルに映ってる映像が見れるが、どうやらリーリスの精霊魔術が発動したらしく、2000陣にも及ぶ小型な魔法陣が出現したと同時に、そこから飛び出ていった二千本にも及ぶコンバットナイフが氷竜めがけて猛烈なスピード飛翔していったー!
「グワアアアアアアアア―――――――――――――――――――!!!!!!」
一段と五月蠅すぎる咆哮を轟かせたマインハーラッドがリーリスのナイフたちを迎撃するように、
ピカ――――――――――――――――――――!!!!!
あっちも数百陣に及ぶ、【反人力】をベースに発動された魔法陣から、数百本の鋭すぎる中型なつららをそこから放出させ、リーリスが撃ち出したナイフたちへと飛び込んでいった!
パチ!パチャー!パラー!パチャー!パラパラ!
衝突音が生じた!何十本かがそのつららによって撃墜されたり、氷漬けられたりしたが、未だに当たらない方のナイフはというとー
カチ!カチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチ―――――――――――――――――――――――――!!!!!
「何ーっ!?」
わお!何本かのナイフを既に撃墜したつららがまたも他のナイフへと飛んでいこうとした途端、すぐさま残りの1900本のコンバットナイフ達がそれぞれ1本ずつに二つ本のナイフへと倍増して、忙しなく空で群れの飛行隊を成しながら信じられないような速さで飛び回るとー
カチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチ―――――――――――――――――――――――――!!!!!
一瞬にしてまた3800本から7600本のナイフへと倍増したそれらは氷竜の全身に向かってヤツから放たれたつらら全てを潜りながら避けたり駆けていくとー
グサー!グサー!グサー!グサー!グサー!グサー!グサー!グサー!グサー!グサー!グサー!グサー!グサー!グサー!グサー!グサー!グサー!グサー!グサー!グサー!グサー!グサー!グサー!グサー!グサー!グサー!グサー!グサー!グサー!グサー!グサー!グサー!グサー!グサー!グサー!グサー!グサー!グサー!
全て命中したー!
「す、すご過ぎるぞー!リーリス!」
感極まって称賛の言葉を上げた俺に続くようにー
「お~~ほほほほほ!それでこそオードリーよりお強いと言われていても文句が言えないぐらいデタラメ過ぎますわ、そこの貴女はー!」
あそこで声を弾ませながら話しかけてきたヒルドレッドを見てみると、どうやら既にふんぞり返ってるように両脚を伸ばして新たに床から生え上がらせた段差で両足をそこに載せてるようだ!
戦闘中なのにその家にいるかのようにお寛ぎ中なのはどうなんだよー!
ここにいるルミナリス王女より偉そうだな、おい!
魔導クリスタルを見る限り、7600本の小型コンバットナイフが竜の全方位の全身へと突き刺さったまま、いきなり全てが紫色な光を発生させるとー
「グワアアアアアアアァ――――――――――――――――――――――――――――――――!!!!#@?」
「な、なにあれー!?」
「竜から【反人力】を吸い出しているのであるかー!?」
俺とルミナリス姫の疑問に対して、
「そうなのですよ。まあ、吸ってみても相手から【力の源】を全て吸い出すまでにしないと、何らかの方法で抜け出してきて、さっきのジュリア様の【薔薇の兵士】同様に、解放された途端またも【超速再生】で【力の源】まで回復してますなのですよ」
「なッ!?傷だけじゃなくて力の源である【反人力】まで吸い出されてから回復できるのかよー!?チート過ぎるぞ、トカゲの癖によー!」
苛立ちを見せた俺に、
「まあ、まあ、安心していいなのですよ?何故ならー」
軽くジュリア先輩の方へと目配せしたリーリスの視線を追ってると、
「反人力を使っての特殊な能力と魔技なら、通称、【反人魔術】という例である【一瞬完全再生】だったら、限定時間で一度使ったら、またも使えるようになるのはずっと先の未来にのみ再び使用可能となるんだぞー!」
あ!だから、『一か月間後』ってあれだね!つまり、いくら俺達の魔技で反人力量が吸い出されてから回復できるとはいえ、【一瞬完全再生】をまたも使えるようになるの一か月間後ってのは変わらないから、弱体化させようとして効果薄でもそれほど悪手ではないようだ!
「続いて―!『我が瞳に薔薇の霊と茨の鞭を生えさせろー!【ニョールクテングライム】よ生み落とせー!』」
ジュリア先輩は自分自身の武器化した契約精霊であるその【ニョールクテングライム】の茨の鞭を生え出させるべく、『両目を通して生えさせ取り出す』とー
ぷちゅ!ぷちゅ!
指を使って両目からにょきっと生えている小さな薔薇の花を摘まんでから取り出すと徐々に大きくなり茨の鞭っていういつもの状態にしたようだ!
「い、今でも改めて見ると、....結構奇妙すぎた精霊ね、あ~はははは.......」
「ジュディ....もう大丈夫?」
「う...うんっ!ジェームズの殉職は、......まだ、ひくっ!悲しい!....だけど!」
「だけど?」
「もう立ち止まったりなどしない!ジェームズの仇を撃つまでに、絶対に怯んだりしないよ!」
「それでこそジュディだ!」
「せいいい――ッ!!【凶恐全側面棘鞭緊縛死罠エヴリバンズ・デッドハート=トラップ・オブ=アブソリュート・ボンデージ=ヘール】—-!!そして!捕食薔薇獣化恐撃ザルクトゥー・アゼールサイノス】だ―――!!」
ジュリア先輩の掛け声と共に、お馴染みの【薔薇の兵士】を排出できる【捕食薔薇獣化恐撃ザルクトゥー・アゼールサイノス】を発動させるべく、2本の茨の鞭を既にこの城の外へと精霊が勝手に転移させたそれらは鞭の先端それぞれが数百にも及ぶ枝のように細長く大量に分かれては猛スピードで数千のナイフで突き刺さったまま苦しげに呻くばかりの氷竜に向かって縛り上げると―
パチー―――――――――――――――!!!
竜を縛り上げた鞭たちの先端の周りにある二つの薔薇の花が巨大化すると、中心にある『可愛い顔』がいきなり怒ったような『憤怒の顔』に切り替わると、それも巨大化して、鋭い牙がいっぱい並んでいる口腔を開けている【薔薇の兵士】が夥しく生み落とされていったが、今回違うのは―
「【捕食薔薇獣戦士、2段形態、巨薔薇帝―-!!《ザルクトゥー・アゼールサイノス・ツー・ステージッド=エンペラー》】
『みゅ~みゅ~みゅ~みゅみゅうう~~~』『みゅ~みゅ~みゅ~みゅみゅうう~~~』『みゅ~みゅ~みゅ~みゅみゅうう~~~』『みゅ~みゅ~みゅ~みゅみゅうう~~~』『みゅ~みゅ~みゅ~みゅみゅうう~~~』『みゅ~みゅ~みゅ~みゅみゅうう~~~』『みゅ~みゅ~みゅ~みゅみゅうう~~~』『みゅ~みゅ~みゅ~みゅみゅうう~~~』『みゅ~みゅ~みゅ~みゅみゅうう~~~』『みゅ~みゅ~みゅ~みゅみゅうう~~~』
可愛い声出しながら、全ての【薔薇の兵士】が一か所に群れてお互いを押し潰すように重ね合わせでお互いを埋め合うようにするとー
フショオオオオオオオオオ――――――――――――――――!!!!!!
..................................
『みょ~が~きる!』
今度、巨体を誇る薔薇の巨人として姿が変貌し、巨大化したそれはまたも大きくなった薔薇の頭部の花を大きく広げ開け放つとー
『みょ~が~イート!』
その大きな【口腔】っぽい花の中心にあるそこ巨大穴で、自身よりも何倍も大きな氷竜へと噛みつこうとしたがー
パチイイイィ――――――――――――――――――――――――――――!!!!
「ビュオオオオオオ――――――――――――――!!!」
いきなりマインハーラッドに遮られて、ついさっきのような【超音速を越えるような風が伴う猛吹雪】を迸らせている氷竜だがー
パチャパチャパチャパチャパチャパチャパチャパチャパチャパチャパチャパチャ―――――――――――――――――!!!
流石に反人力を大量に吸い出されたからか、あるいはさっき使ったばかりで普段通りの威力が出せないか、以前みたいな強力な風が伴ったりせず、強い吹雪が吹き荒れて【薔薇の巨人】が近づくのが困難にしただけで、ここのヒルドレッドの城の中にいて、外からの反人力の影響から守られてる俺達には決定的な邪魔にはならなかった!
「グワアアアア―――――――――――――――――!!!!」
でも、その吹雪のお陰で、絡みついている鞭の大量な群れも2000本以上の突き刺さったままのナイフを吹き飛ばすことに成功した竜は、薔薇の巨人を後退させられたのがそんなに嬉しいようで、今度は動きが徐々に回復している竜が両翼を広げてから、それをX字に交差させて盾のつもりで【薔薇の巨人】からの一切の攻撃を防いでいる様子だ!
『みょ~が~くらしゅ!』
バコ――――――――――――――!!!!
諦めない【薔薇の巨人】はその巨大な腕で以って、両拳による叩き上げを見舞いしようとしたが、やっぱり竜の盾になった両翼に阻まれて、今は鍔迫り合い状態っぽい力比べな応酬を見せている2体の様子だ!
「わあー!見て、オードリー、ジュディ!あれは小説で読んだ通りの【大怪獣バトル』だー!」
「あたくしはそんな庶民が読みそうな陳腐な話のありそうな本を読んだことないわ。なにそれ?」
「あ、それだね!私も読んだことあったので分かる―!本当に感動的なシーンだったんだよね!怪獣同士が戦った後、クレインが主人公の秘密を知っちゃってるのってー」
キイイィィ――――――――――――――――――――――――ン!!!!
「「「「「「「「「「「「―――――!!?」」」」」」」」」」」
魔導クリスタルを見て誰もが驚いた顔をしただろう!
だって!
「グワアアアア―――――――――――――――――!!!!!」
竜の両翼の上部の最先端にある、左右それぞれの翼にある鉤爪から二つのぶっとい青いビームが撃ち出されたのと同時に、【薔薇の巨人】に当たっては直ぐに跡形もなく霧散させられたからだ―!!
うお!あれは、俺とジュディが竜に呑み込まれる前の、ルミナリス姫のキモイ精霊にかけたような攻撃だ!またも使えるのかよー!真体姿で精霊出すの危険だな!
「..し...」
ん?どういうことか、あそこの玉座で座ってるヒルドレッドがこの大型魔導クリスタルに映ってる光景を見て機嫌が良くないか、次に、
「しぶといですわ、あの駄獣はー!オケウェーサン―――!!」
「~は、はい!」
ヒルドレッドの有無を言わせぬ迫力に面食らった俺は彼女の方へ向き直ると、
「ちょっとこちらへ来てくださいな―!」
ったく、今度はなんだー?疑問に思いながらも彼女の方へと跳躍していった。
ター!
「ほい!いるよ、ここに。で、どうしたの?」
言われた通りにヒルドレッドの座ってる玉座の直ぐ側に着地すると、
「ちょっとわたくしとダンスして下さいな、オケウエーサン」
「...え?」
「ですから、ダンスですわ、ダ・ン・ス~」
「....その言葉の意味、...分かって言ってるんだな、ヒルドレッド?」
「ええ、もちろんですわ。まあ、敢えて説明すると、これからとある【精霊魔術】を行うのに必要な儀式なのですわ、【アールドヴィオーレ】にとってはね」
「な、なんだ~、そういう事かぁー」
もう、戦闘中になに言い出すかと思いきや、ただの儀式用のあれかー?どきっとした分の純粋なる少年である俺の純情を今すぐ返せ―!
..................................................
...................
たたたーたたたーたたたたん~!たたたーたたたーたたたん~!たたたーたたたーたたたたん~たたたたたたたん~!た~た~た~た~た~たん!た~た~た~た~た~たん!
かッ!かッ!かッ!かッ!かッ!かッ!-
雰囲気づくりのためか、クラシック音楽を放送してる魔導機器を使って、ワルツを踊ってる俺とヒルドレッドはお互いの肩に腰に手を回しながら固定したり撫でたりしていると、
「お、オケウエーサン....」
「ひ、ヒルドレッド....」
皆の目の前で踊ってる最中に、恥ずかしくなった俺とヒルドレッドは顔を赤らんでるとー
「ひゅひゅ!オケウェ―殿もやるんですねー!」
「うん。...シャルと...ジェームズに負けない...お似合いカップルみたい...」
リルカとエリスの感想を横耳で聞いてると―
「早く済ましてよね、ヒルドレ!あんたが精霊魔術を発動しようとするから文句を敢えて言わないで上げてるんだけど、今の戦闘中って場面にそんなことするの不謹慎すぎるわよー!」
「うん!私もオードリー、...さんの意見に賛成です!オケウェ―さんも照れないで下さいよー!この前と同じようにただの普通なワルツですよ~~」
オードリーとジュディからの声も届いてきた。なんか両方とも、すごいイライラ顔してるなぁ、あ~ははははは.....まあ、分からんでもない。戦闘中だからな。
「いいぞ、二人共!もっと踊るのであれ―!」
ルミナリス姫からの応援の言葉まで!
「アタクシもオードリーくんと同じで、さっきの奥義の使い過ぎで聖魔力量を消費し過ぎたから彼女と一緒に休むしかないんデスが、こういう気楽な戦闘も悪くないデスな」
クリス先輩まで!
かッ!かッ!かッ!かッ!かッ!かッ!-
可愛いデザインしてる綺麗なリボンのついてるキラキラなハイヒールを鳴らしてる制服姿のままのヒルドレッドは、俺のこの位置へと入れ替わるように軽くスピンすると、
後ろへ下がって受け止めて下さいですって段階に入ってるので俺も一歩前へ出て腰に手を据えて、はい終了~!
パチパチパチパチ――――!!
「ふーん!南蛮人少年にも優雅なダンスができるのかー!森の中ばかり生きてきたからてっきり蛮族のままで許容と作法があまりないかと思いきや、案外うちの王国の高貴なる貴族令嬢と踊ってみてもしっくりくるとはな。特殊な御まじないでも使って不正したか、お前―!」
「いや、この前の俺の屋敷で、既にダンスの練習もオードリーやジュディとしたことあったから、別にワルツを踊るの初めてじゃないぜー?」
「ハフェハフェハフェ....道理で板についたようで面白いっぽね」
当然だ!男爵の爵位は伊達じゃないぞ、おら!
本で色々勉強するのって、おじちゃんの家からでもずっとしてきたぜー!
と、いうことでー
「ぐわあああああああ―――――――――――――――――――――――――――――――!!@#?」
俺とヒルドレッドがダンスを皆にお披露目してる最中、未だに新しく再度に発動されたばかりのリーリスやジュリアからの【二千本小刃襲撃陣形ゼルクト・フィレンゼ=クルレウー】と【凶恐全側面棘鞭緊縛死罠エヴリバンズ・デッドハート=トラップ・オブ=アブソリュート・ボンデージ=ヘール】で戯れていて身動きが取れなかった竜がやっと、またもの更に弱体化された【猛吹雪】で数百のナイフや数百の鞭を吹き飛ばして徐々に疲弊の様子を見せると、【それ】が起こる!
パチイイイイイイイィィ――――――――――――――――――――――――――――――――――――!!!!!!
俺とヒルドレッドとの、精霊に捧げるような、【神聖なる儀式】で!
....それにしても、本当に贅沢な話だね!
ヒルドレッドのお陰で、こうして快適にこんな豪華なお城で竜の攻撃から守られながら、こうして色んな精霊魔術を俺とヒルドレの【大守白霊防壁グレート・ホワイトスピリット・バリアー】や【聖護守英防壁ホリー・ディーフェンシーヴ・エックセレント・ガーディングバリアー】と同じように、中からぶっ放せるものだからね!
我ながらなんて気楽な弔い合戦だけれど、【樹界脈】に入っているジェームズの魂が【霊原海】に入る資格でもゲットして、天国を見せられてこちらの様子を観察できたら、きっとジェームズが見てたらきっと怒るだろうなぁ、あ~はははは....
だって、女の子と優雅なダンスしながらの復讐って、この世界広しと言えどもする奴がどこにもないじゃないかー!!
ったく..
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ハイヒールの踏み鳴らした音を心地よく響かせ、あそこの豪華そうに見える玉座まで優雅な仕草で急いで歩いていったヒルドレッドが座ると、
「では、誰が先に攻撃を仕掛けにいきますの?」
腰を下ろした途端、脚を組みながら腕組みで聞いてきたヒルドレッドへ、
「あたー」
パチー――――――!!
「「「「「「「「「「---!?」」」」」」」」」」
自ら名乗り出ようとしたオードリーだったが、どうやら制限時間が終わったらしく、【氷の戦乙女】状態が解除されたようだ!
「...おーオードリー!その戦闘形態を維持できる聖魔力量が尽きてしまったのか―?」
「ちぇ!全くもってその通りだわ!..もう少し持つかと思ってたのに~~~!」
「あら?ではもうそんな状態で戦えなくなりましたの?普通の氷弾ではあれに効きませんわ!」
玉座で優雅に脚を組んで座ってるヒルドレッドが【異空間収納】から取り出した、事前に用意したお茶が入った茶碗を繊細な動作で口をつけてチビチビと飲んでいると―
「オケウエーサン、貴方がー」
「いいえ、彼は最後に取っておくべきなのですよ!」
と、俺を指名しようとしたヒルドレッドを遮る形で声を出したリーリスがそこの魔導クリスタルで映ってる氷竜マインハーラッドの再生してるところを見ながら、
「完全再生させてしまいそうになったのですけど、これからのリリはグサって地獄を見せてやれる番なのはワクワクしてきちゃいますなのですね、ふふふ!では、【二千本小刃襲撃陣形ゼルクト・フィレンゼ=クルレウー】ー!」
シュウウウウゥゥ――――――――――――――――――――ウ!!!!!!
その大型魔導クリスタルの前で立って氷竜の様子を観察しているリーリスが外の映像が映ってるそこを参照するように、自身の契約精霊【ベリヘリヤール】を使っての精霊魔術の発動を行った。両手には握り持ってる2本のコンバットナイフを見る限り武器化した状態での魔技だ!
ただ......
「そーれッ!」
シュウウウウゥゥ――――――!!!!シュウウウウゥゥ――――――!!!!シュウウウウゥゥ――――――!!!!シュウウウウゥゥ――――――!!!!シュウウウウゥゥ――――――!!!!シュウウウウゥゥ――――――!!!!シュウウウウゥゥ――――――!!!!シュウウウウゥゥ――――――!!!!シュウウウウゥゥ――――――!!!!シュウウウウゥゥ――――――!!!!
ここからでもその魔導クリスタルに映ってる映像が見れるが、どうやらリーリスの精霊魔術が発動したらしく、2000陣にも及ぶ小型な魔法陣が出現したと同時に、そこから飛び出ていった二千本にも及ぶコンバットナイフが氷竜めがけて猛烈なスピード飛翔していったー!
「グワアアアアアアアア―――――――――――――――――――!!!!!!」
一段と五月蠅すぎる咆哮を轟かせたマインハーラッドがリーリスのナイフたちを迎撃するように、
ピカ――――――――――――――――――――!!!!!
あっちも数百陣に及ぶ、【反人力】をベースに発動された魔法陣から、数百本の鋭すぎる中型なつららをそこから放出させ、リーリスが撃ち出したナイフたちへと飛び込んでいった!
パチ!パチャー!パラー!パチャー!パラパラ!
衝突音が生じた!何十本かがそのつららによって撃墜されたり、氷漬けられたりしたが、未だに当たらない方のナイフはというとー
カチ!カチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチ―――――――――――――――――――――――――!!!!!
「何ーっ!?」
わお!何本かのナイフを既に撃墜したつららがまたも他のナイフへと飛んでいこうとした途端、すぐさま残りの1900本のコンバットナイフ達がそれぞれ1本ずつに二つ本のナイフへと倍増して、忙しなく空で群れの飛行隊を成しながら信じられないような速さで飛び回るとー
カチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチ―――――――――――――――――――――――――!!!!!
一瞬にしてまた3800本から7600本のナイフへと倍増したそれらは氷竜の全身に向かってヤツから放たれたつらら全てを潜りながら避けたり駆けていくとー
グサー!グサー!グサー!グサー!グサー!グサー!グサー!グサー!グサー!グサー!グサー!グサー!グサー!グサー!グサー!グサー!グサー!グサー!グサー!グサー!グサー!グサー!グサー!グサー!グサー!グサー!グサー!グサー!グサー!グサー!グサー!グサー!グサー!グサー!グサー!グサー!グサー!グサー!
全て命中したー!
「す、すご過ぎるぞー!リーリス!」
感極まって称賛の言葉を上げた俺に続くようにー
「お~~ほほほほほ!それでこそオードリーよりお強いと言われていても文句が言えないぐらいデタラメ過ぎますわ、そこの貴女はー!」
あそこで声を弾ませながら話しかけてきたヒルドレッドを見てみると、どうやら既にふんぞり返ってるように両脚を伸ばして新たに床から生え上がらせた段差で両足をそこに載せてるようだ!
戦闘中なのにその家にいるかのようにお寛ぎ中なのはどうなんだよー!
ここにいるルミナリス王女より偉そうだな、おい!
魔導クリスタルを見る限り、7600本の小型コンバットナイフが竜の全方位の全身へと突き刺さったまま、いきなり全てが紫色な光を発生させるとー
「グワアアアアアアアァ――――――――――――――――――――――――――――――――!!!!#@?」
「な、なにあれー!?」
「竜から【反人力】を吸い出しているのであるかー!?」
俺とルミナリス姫の疑問に対して、
「そうなのですよ。まあ、吸ってみても相手から【力の源】を全て吸い出すまでにしないと、何らかの方法で抜け出してきて、さっきのジュリア様の【薔薇の兵士】同様に、解放された途端またも【超速再生】で【力の源】まで回復してますなのですよ」
「なッ!?傷だけじゃなくて力の源である【反人力】まで吸い出されてから回復できるのかよー!?チート過ぎるぞ、トカゲの癖によー!」
苛立ちを見せた俺に、
「まあ、まあ、安心していいなのですよ?何故ならー」
軽くジュリア先輩の方へと目配せしたリーリスの視線を追ってると、
「反人力を使っての特殊な能力と魔技なら、通称、【反人魔術】という例である【一瞬完全再生】だったら、限定時間で一度使ったら、またも使えるようになるのはずっと先の未来にのみ再び使用可能となるんだぞー!」
あ!だから、『一か月間後』ってあれだね!つまり、いくら俺達の魔技で反人力量が吸い出されてから回復できるとはいえ、【一瞬完全再生】をまたも使えるようになるの一か月間後ってのは変わらないから、弱体化させようとして効果薄でもそれほど悪手ではないようだ!
「続いて―!『我が瞳に薔薇の霊と茨の鞭を生えさせろー!【ニョールクテングライム】よ生み落とせー!』」
ジュリア先輩は自分自身の武器化した契約精霊であるその【ニョールクテングライム】の茨の鞭を生え出させるべく、『両目を通して生えさせ取り出す』とー
ぷちゅ!ぷちゅ!
指を使って両目からにょきっと生えている小さな薔薇の花を摘まんでから取り出すと徐々に大きくなり茨の鞭っていういつもの状態にしたようだ!
「い、今でも改めて見ると、....結構奇妙すぎた精霊ね、あ~はははは.......」
「ジュディ....もう大丈夫?」
「う...うんっ!ジェームズの殉職は、......まだ、ひくっ!悲しい!....だけど!」
「だけど?」
「もう立ち止まったりなどしない!ジェームズの仇を撃つまでに、絶対に怯んだりしないよ!」
「それでこそジュディだ!」
「せいいい――ッ!!【凶恐全側面棘鞭緊縛死罠エヴリバンズ・デッドハート=トラップ・オブ=アブソリュート・ボンデージ=ヘール】—-!!そして!捕食薔薇獣化恐撃ザルクトゥー・アゼールサイノス】だ―――!!」
ジュリア先輩の掛け声と共に、お馴染みの【薔薇の兵士】を排出できる【捕食薔薇獣化恐撃ザルクトゥー・アゼールサイノス】を発動させるべく、2本の茨の鞭を既にこの城の外へと精霊が勝手に転移させたそれらは鞭の先端それぞれが数百にも及ぶ枝のように細長く大量に分かれては猛スピードで数千のナイフで突き刺さったまま苦しげに呻くばかりの氷竜に向かって縛り上げると―
パチー―――――――――――――――!!!
竜を縛り上げた鞭たちの先端の周りにある二つの薔薇の花が巨大化すると、中心にある『可愛い顔』がいきなり怒ったような『憤怒の顔』に切り替わると、それも巨大化して、鋭い牙がいっぱい並んでいる口腔を開けている【薔薇の兵士】が夥しく生み落とされていったが、今回違うのは―
「【捕食薔薇獣戦士、2段形態、巨薔薇帝―-!!《ザルクトゥー・アゼールサイノス・ツー・ステージッド=エンペラー》】
『みゅ~みゅ~みゅ~みゅみゅうう~~~』『みゅ~みゅ~みゅ~みゅみゅうう~~~』『みゅ~みゅ~みゅ~みゅみゅうう~~~』『みゅ~みゅ~みゅ~みゅみゅうう~~~』『みゅ~みゅ~みゅ~みゅみゅうう~~~』『みゅ~みゅ~みゅ~みゅみゅうう~~~』『みゅ~みゅ~みゅ~みゅみゅうう~~~』『みゅ~みゅ~みゅ~みゅみゅうう~~~』『みゅ~みゅ~みゅ~みゅみゅうう~~~』『みゅ~みゅ~みゅ~みゅみゅうう~~~』
可愛い声出しながら、全ての【薔薇の兵士】が一か所に群れてお互いを押し潰すように重ね合わせでお互いを埋め合うようにするとー
フショオオオオオオオオオ――――――――――――――――!!!!!!
..................................
『みょ~が~きる!』
今度、巨体を誇る薔薇の巨人として姿が変貌し、巨大化したそれはまたも大きくなった薔薇の頭部の花を大きく広げ開け放つとー
『みょ~が~イート!』
その大きな【口腔】っぽい花の中心にあるそこ巨大穴で、自身よりも何倍も大きな氷竜へと噛みつこうとしたがー
パチイイイィ――――――――――――――――――――――――――――!!!!
「ビュオオオオオオ――――――――――――――!!!」
いきなりマインハーラッドに遮られて、ついさっきのような【超音速を越えるような風が伴う猛吹雪】を迸らせている氷竜だがー
パチャパチャパチャパチャパチャパチャパチャパチャパチャパチャパチャパチャ―――――――――――――――――!!!
流石に反人力を大量に吸い出されたからか、あるいはさっき使ったばかりで普段通りの威力が出せないか、以前みたいな強力な風が伴ったりせず、強い吹雪が吹き荒れて【薔薇の巨人】が近づくのが困難にしただけで、ここのヒルドレッドの城の中にいて、外からの反人力の影響から守られてる俺達には決定的な邪魔にはならなかった!
「グワアアアア―――――――――――――――――!!!!」
でも、その吹雪のお陰で、絡みついている鞭の大量な群れも2000本以上の突き刺さったままのナイフを吹き飛ばすことに成功した竜は、薔薇の巨人を後退させられたのがそんなに嬉しいようで、今度は動きが徐々に回復している竜が両翼を広げてから、それをX字に交差させて盾のつもりで【薔薇の巨人】からの一切の攻撃を防いでいる様子だ!
『みょ~が~くらしゅ!』
バコ――――――――――――――!!!!
諦めない【薔薇の巨人】はその巨大な腕で以って、両拳による叩き上げを見舞いしようとしたが、やっぱり竜の盾になった両翼に阻まれて、今は鍔迫り合い状態っぽい力比べな応酬を見せている2体の様子だ!
「わあー!見て、オードリー、ジュディ!あれは小説で読んだ通りの【大怪獣バトル』だー!」
「あたくしはそんな庶民が読みそうな陳腐な話のありそうな本を読んだことないわ。なにそれ?」
「あ、それだね!私も読んだことあったので分かる―!本当に感動的なシーンだったんだよね!怪獣同士が戦った後、クレインが主人公の秘密を知っちゃってるのってー」
キイイィィ――――――――――――――――――――――――ン!!!!
「「「「「「「「「「「「―――――!!?」」」」」」」」」」」
魔導クリスタルを見て誰もが驚いた顔をしただろう!
だって!
「グワアアアア―――――――――――――――――!!!!!」
竜の両翼の上部の最先端にある、左右それぞれの翼にある鉤爪から二つのぶっとい青いビームが撃ち出されたのと同時に、【薔薇の巨人】に当たっては直ぐに跡形もなく霧散させられたからだ―!!
うお!あれは、俺とジュディが竜に呑み込まれる前の、ルミナリス姫のキモイ精霊にかけたような攻撃だ!またも使えるのかよー!真体姿で精霊出すの危険だな!
「..し...」
ん?どういうことか、あそこの玉座で座ってるヒルドレッドがこの大型魔導クリスタルに映ってる光景を見て機嫌が良くないか、次に、
「しぶといですわ、あの駄獣はー!オケウェーサン―――!!」
「~は、はい!」
ヒルドレッドの有無を言わせぬ迫力に面食らった俺は彼女の方へ向き直ると、
「ちょっとこちらへ来てくださいな―!」
ったく、今度はなんだー?疑問に思いながらも彼女の方へと跳躍していった。
ター!
「ほい!いるよ、ここに。で、どうしたの?」
言われた通りにヒルドレッドの座ってる玉座の直ぐ側に着地すると、
「ちょっとわたくしとダンスして下さいな、オケウエーサン」
「...え?」
「ですから、ダンスですわ、ダ・ン・ス~」
「....その言葉の意味、...分かって言ってるんだな、ヒルドレッド?」
「ええ、もちろんですわ。まあ、敢えて説明すると、これからとある【精霊魔術】を行うのに必要な儀式なのですわ、【アールドヴィオーレ】にとってはね」
「な、なんだ~、そういう事かぁー」
もう、戦闘中になに言い出すかと思いきや、ただの儀式用のあれかー?どきっとした分の純粋なる少年である俺の純情を今すぐ返せ―!
..................................................
...................
たたたーたたたーたたたたん~!たたたーたたたーたたたん~!たたたーたたたーたたたたん~たたたたたたたん~!た~た~た~た~た~たん!た~た~た~た~た~たん!
かッ!かッ!かッ!かッ!かッ!かッ!-
雰囲気づくりのためか、クラシック音楽を放送してる魔導機器を使って、ワルツを踊ってる俺とヒルドレッドはお互いの肩に腰に手を回しながら固定したり撫でたりしていると、
「お、オケウエーサン....」
「ひ、ヒルドレッド....」
皆の目の前で踊ってる最中に、恥ずかしくなった俺とヒルドレッドは顔を赤らんでるとー
「ひゅひゅ!オケウェ―殿もやるんですねー!」
「うん。...シャルと...ジェームズに負けない...お似合いカップルみたい...」
リルカとエリスの感想を横耳で聞いてると―
「早く済ましてよね、ヒルドレ!あんたが精霊魔術を発動しようとするから文句を敢えて言わないで上げてるんだけど、今の戦闘中って場面にそんなことするの不謹慎すぎるわよー!」
「うん!私もオードリー、...さんの意見に賛成です!オケウェ―さんも照れないで下さいよー!この前と同じようにただの普通なワルツですよ~~」
オードリーとジュディからの声も届いてきた。なんか両方とも、すごいイライラ顔してるなぁ、あ~ははははは.....まあ、分からんでもない。戦闘中だからな。
「いいぞ、二人共!もっと踊るのであれ―!」
ルミナリス姫からの応援の言葉まで!
「アタクシもオードリーくんと同じで、さっきの奥義の使い過ぎで聖魔力量を消費し過ぎたから彼女と一緒に休むしかないんデスが、こういう気楽な戦闘も悪くないデスな」
クリス先輩まで!
かッ!かッ!かッ!かッ!かッ!かッ!-
可愛いデザインしてる綺麗なリボンのついてるキラキラなハイヒールを鳴らしてる制服姿のままのヒルドレッドは、俺のこの位置へと入れ替わるように軽くスピンすると、
後ろへ下がって受け止めて下さいですって段階に入ってるので俺も一歩前へ出て腰に手を据えて、はい終了~!
パチパチパチパチ――――!!
「ふーん!南蛮人少年にも優雅なダンスができるのかー!森の中ばかり生きてきたからてっきり蛮族のままで許容と作法があまりないかと思いきや、案外うちの王国の高貴なる貴族令嬢と踊ってみてもしっくりくるとはな。特殊な御まじないでも使って不正したか、お前―!」
「いや、この前の俺の屋敷で、既にダンスの練習もオードリーやジュディとしたことあったから、別にワルツを踊るの初めてじゃないぜー?」
「ハフェハフェハフェ....道理で板についたようで面白いっぽね」
当然だ!男爵の爵位は伊達じゃないぞ、おら!
本で色々勉強するのって、おじちゃんの家からでもずっとしてきたぜー!
と、いうことでー
「ぐわあああああああ―――――――――――――――――――――――――――――――!!@#?」
俺とヒルドレッドがダンスを皆にお披露目してる最中、未だに新しく再度に発動されたばかりのリーリスやジュリアからの【二千本小刃襲撃陣形ゼルクト・フィレンゼ=クルレウー】と【凶恐全側面棘鞭緊縛死罠エヴリバンズ・デッドハート=トラップ・オブ=アブソリュート・ボンデージ=ヘール】で戯れていて身動きが取れなかった竜がやっと、またもの更に弱体化された【猛吹雪】で数百のナイフや数百の鞭を吹き飛ばして徐々に疲弊の様子を見せると、【それ】が起こる!
パチイイイイイイイィィ――――――――――――――――――――――――――――――――――――!!!!!!
俺とヒルドレッドとの、精霊に捧げるような、【神聖なる儀式】で!
....それにしても、本当に贅沢な話だね!
ヒルドレッドのお陰で、こうして快適にこんな豪華なお城で竜の攻撃から守られながら、こうして色んな精霊魔術を俺とヒルドレの【大守白霊防壁グレート・ホワイトスピリット・バリアー】や【聖護守英防壁ホリー・ディーフェンシーヴ・エックセレント・ガーディングバリアー】と同じように、中からぶっ放せるものだからね!
我ながらなんて気楽な弔い合戦だけれど、【樹界脈】に入っているジェームズの魂が【霊原海】に入る資格でもゲットして、天国を見せられてこちらの様子を観察できたら、きっとジェームズが見てたらきっと怒るだろうなぁ、あ~はははは....
だって、女の子と優雅なダンスしながらの復讐って、この世界広しと言えどもする奴がどこにもないじゃないかー!!
ったく..
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