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第186話:国王陛下から与えられた新しい任務、そしてルミナリス姫の正式な要請
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それから、オードリーは王様から【氷の女傑戦士】の称号と勲章、ヒルドレッドは【大聖守護女】の称号と勲章、ジュディは【猛炎の爆火女】称号と勲章、クレアリスは【巨矢の最凶射手】の称号と勲章、ルミナリス王女に至っては【二体精霊契約者の不動女】称号と勲章を授けられたので、次はクリス先輩の番となるが―
「じゃ、竜に対して幾つかの大打撃も見舞いできたとグラムズ准将が出した【飛行型映像記録器】にて確認できたので、これでそなたも称号と勲章を授けよう、ネルジュアーの子、クリスティーナ・フォン・イルレッドノイズよ」
ほう?あ、確かに学院長のフルネームって【ネルジュアー・フォン・イルレッドノイズ】だったっけ?
「【凶戦女の大爆災師】じゃ!そなたの契約精霊の凄まじい大爆発を齎せる究極奥義じゃったので、この称号と勲章の名にしたのじゃ。受け取れ」
「有難き幸せ、陛下!」
クリスも受け取った後、そこの列に戻った。
今の俺達は私服の礼服でやってきたので、クリスもいつものネイビーブルーと白と赤色が混合された2年生用の制服を着ているのではなく、可愛くても瞬時に戦闘できる実用化した紫色のスタイリッシュなドレスを着て紫色のキラキラしたハイヒールを履いている。
俺の直ぐ右隣に立っているオードリーの豪華な花々や装飾がついている青いAラインの如何に公爵令嬢って感じのドレスやジュディの赤くてシンプルなドレスと違って、クリスのその紫色って衣装は確かにもっと大人っぽい印象があるようだ。
.......................................
.............
「ジュリア...」
「お、....おかあ、..いいえ、大司祭様...今日もお仕事お疲れ様ですね」
「ええ、(討伐任務でいっぱい活躍できて誇らしいわ~)」
ん?王様から既に【薔薇凶軍の恐女指揮官】の称号と勲章をもらったジュリア先輩がこっちへ戻る際に、クローディッシアー大司祭に呼ばれなんか内緒話を始めている様子だが、......あ!確かにジュリア先輩って大司祭の娘さんだっけー?現在は父のシーグムンドシュカール伯爵と疎遠になっていて、離婚寸前までな間柄になったって聞いたことあるよな...
.........................
それから、レイーザリン先輩もリーリスちゃんもそれぞれ【大爆撃の無限聖魔女】と【小刃大災殺の地獄少女】の称号と勲章をも王様から貰ったばかりの今、
「じゃ、本題に入るぞ。まずは、そなたら【チーム・オケウェ―】と【チーム・純粋なる淑女研鑽会】の学院の【精霊術士学戦チーム】二つに対する決定事項を言い渡す!...【氷竜討伐任務】を成功させたそなたらは、ついさっき余が授けてやった称号と勲章だけじゃなくて、特別休暇期間も与えようかと思ってな。...既に学院長から聞いた話かと思うが、この場で正式に余からも言おう。明日の20日から25日という六日間に亘って、そなたらは学院に登校する必要もなく、休んでもいい自由時間を与える。無論、単位に響かないように、来月からはイリーズカ教師からの猛勉強期間と試験が用意されるが、まあ、そなたらの事じゃ。なんとかなるじゃろうよ、ほうほほ!」
そ、そう上手くいくかよ、しくしく........
来月から待ってるであろう勉強のラッシュ期間を想像して泣きそうになると、
「じゃ、......休み期間を貰ったからといって、遊んでばかりじゃいられないぞ?なぜなら、...」
カチャ―――――!
ん?後ろの両開き扉が開かれた音がーー?
「時間ですので、入らせて頂きますね、レイクウッド8世陛下」
おう?シルヴィン聖女だ!
トントントン!
金髪ストレートヘアな長髪が高位魔導師が着そうな帽子を被りながら、床まで届く長杖の先端を地面にトントン叩きながらの優雅な歩みをしている聖女は、交互にその美しい白タイツと白ハイヒールブーツに包まれている両脚を前へと前へと凛々しい程な動作で俺達の列のここまで近づくと、
「これからはそなたらに、そこの聖女、シルヴィン・フォン・セルレスを【ギャラ―ルホルツ第13国際会議】が開催される予定の3月1日のグランドブードリック大王国にある王都の【グランド・ブドリー】への護衛として、聖女の使節団に同行してもらおうという新しい任務を与えよう。丁度そなたらにくれてやった休み期間が終わった2月25日の三日間後からの日付であるし、ゆっくりと心身ともに癒されに休憩してから聖女の護衛任務について欲しいと思うておるが、どうじゃ?」
や、やっぱり聖女を護衛することになったな!
休み期間が終わってすぐに~~!
「えっと、...俺達には学院での授業とか、成績や単位のこともあるし、もし同行することになったら、会議が開始される来月の1日からどれぐらいの期間で護衛に参加しないといけないんですか?」
これは重要となる情報なので、先に知っておきたい!
「ほほう、なに!そう長くないんじゃぞ?...じゃ、シルヴィン聖女、そなたから聞かせてやってくれる?」
「承知しました、陛下。....では、オケウェ―男爵とクリスティーナ嬢、あたしが【セルレス法王国】の代表として出席することになった、対クレガーキールの【世界樹奪還作戦】に向けての各国間との協力体制や【国際討伐大チーム】を結成させるための話し合いの場として、開催される初日の内容から得られた情報を元に、各代表がその会議で交わされた各国の立場と返答をどのようにして良いのか、反芻、熟考や本国への最高指導者連絡を通すのが先です。それから、最終決断が控える四日間後の6日にて、再び【王都グランド・ブドリー】の国際会議が開催される【グランド・ブドルー大宮殿】のとある会議室へまたも皆で集まって、各代表の答えを照らし合わせ、最終決定に向けて締結される条約を満場一致で決め合うのですよ。そして、来る時と同じように、あたしの本国へ戻る際に乗っていく【聖艦メリディオ】へ最後に同行し、聖都まで無事に帰還してからが任務終了となりますね」
「「「「「「「「「「.........」」」」」」」」」」
聖女の話を聞いて、俺達【チーム・オケウェ―】もクリス先輩率いる【チーム・純粋なる淑女研鑽会】のメンバーどれもが深く考えるような顔して思考に耽ってるとー
「仕方ありませんね。国王陛下からのご命令とあらば、喜んで従いますよ~!」
と、得意顔できっぱりと言ってやった俺!これでも多くの試練・死闘を仲間と共に経験し、この国の素敵な街並みや魔導技術の高さを見て愛着も湧いた今の男爵となった身分の俺なら、そう簡単に王の命令に背いてここから逃げ出すか全ての責務を放り出してフェクモに帰ることは許されん。
ましてやおじちゃんのケクル病も未だに直していない状況で弱音も文句もいえん。それに、王国のために外国の代表を護衛すること自体は嫌悪感が催されるような仕事でもないので、反対する理由が一ミリも見つからない。
「そのご大命、有り難き承りましたよ、陛下!」
忠実なる【四大貴族】の一員であるクリス先輩なら、やはりそういうんだろうね!
「ほほほおー!よろしい!...じゃ、休み期間で何をするかはそなたらの自由じゃが、セルレス法王国が有する【聖艦メリディオ】に乗ってシルヴィン聖女をグランド・ブドリー王都へ護送する想定時間の4時間を考慮すると、必ず出発日の27日でクレアハーツ王城のここから2.5キロメートルの北西区画にある【大空港クレアマール】に集合するんじゃよー?」
【大空港クレアマール】?あ、...確かに授業や教科書で画像ぐらい見たことあるし、聞いたことも在る施設だ。国内移動や旅行は勿論、国際航行の航空券を買ったりして【魔導飛行車】や【魔導飛空艇】に乗るためのご客が集まってる、空航行版の海港って感じだね。
まあ、今はその高価なチケットを買えるの殆どが王侯貴族か、富豪階級の中堅の起業家と事業主、そして沢山のものを売れる優れてる職人とその弟子、ダンジョンばかりに潜って大金を得た冒険者たちのどれかの人間ばかりになるがな......後は豪華な釣りができる大物会社に所属する漁師たちぐらいかな?....そもそも、本当にお金持ちな貴族様なら、お家で保管する小型な【魔導飛行車】で小人数なら国内だけでもどこかへ行けるはずだ!
あ!そう言えばー
「陛下、どうして【聖艦メリディオ】は直接に、この王都の上空で浮遊してもらわず、【大空港クレアマール】で停泊させる必要ありますか?」
何となく、察しが出来たけど、確認のために聞いてみた。
「ほほほう!まさか忘れたわけじゃあるまい?この王都は常時、強力な結界で守られてるのじゃよ。先月の【樹界域展開】って暴走でもない限り、普段は王都の結界内に【樹界脈】がまったく通っていないここじゃ世界獣の出現は皆無じゃった。じゃが、結界外からの侵入なら、世界獣だけじゃなくて、万が一のためにここ王城も民の18万人以上も住んでるこのクレアハーツへは外からの外国籍の【魔導飛行物体】の入場を禁じてあるんじゃ。よって、この王都で人を乗せるために留まってもらうためには、結界の外にある【大空港クレアマール】に停泊する以外、ないのじゃぞ」
やっぱりな!確かに王都より10キロ以上も離れた空域に入ると、【空中浮遊魔術】の使用が国法にて禁じられてるんだったな。なんでも、敵国からのスパイの動きを制限するために設けられた法律だそうだった.........この前の【エクリエシース王国】 の国境まで飛ぶことが許されても 【犯人少女の捕縛任務】に参加する身としては共に行動してきた軍の連中が特別に許可を出してくれたからだったし、そして【氷竜討伐任務】の際でも、どこへとでも飛べるという限定的な許可ももらったので、後は魔導戦艦....いや、【聖艦】が空港にやってくるのを待ってから国境を越えての国際航行をしに聖女を守っていくだけだ!
「なるほど。では、....どうして当日の1日ではなく、今月の27日で出発することになったんですか?ここから【グランド・ブドリー】への飛行時間が4時間だけだったら、当日の1日で出発しても良かったではないでしょうか?」
この問いに対する答えも何となく分かる気がするんだが、敢えて事実を他人から聞きたいがために訊くと、
「到着してから直ぐ、会議に出席しなきゃらならんとなると流石に疲れるじゃろう?じゃから、二日間前に着いてもらってから十分な準備と土地勘の心構えを整えてから会議に臨んだ方が有効的な話し合いも出来るという物じゃ!」
「やっぱりですね。ご答えて頂き誠にありがたき幸せ、陛下!」
「なに、気にすることなかろう。じゃ、他に質問はー?」
「もう何もないです」
これで、会議の日より二日間前に【グランド・ブドリー】へ着く必要があるのにも納得!
そうと決まれば、後はこの六日間の休み期間を先に楽しみ尽くしてから護衛任務につく! 徒歩でもなく、【魔導鉄車】や【馬車】による遅い陸路での旅でもないので、楽っちゃ楽だが、空で飛行していくと自然に空にも【樹界脈】が通っていくので、俺達護衛の任務は、クレガーキールが航行中で【樹界域展開】を発生させた途端、大勢な世界獣だったり、あるいは聖女の【光聖魔術】が一切効かなくなる同属性の【聖体正義戦獣】だという敵からシルヴィンを護ることに集中すればいいだけだ!
「ほーほっほ!そうかそうかー!じゃ、これにて、皆は解散とー」
「ちょっとお待ちになって下さいませー!」
「「「「「「「「「——!?」」」」」」」」」
ヴェルンライト王女だ!さっき、学院のホームルームがあった時に、イリーズカ先生からお時間をもらって長話もできた際に、確かに王女から【フェクモ元奴隷の視察】をするように、王女の祖国であるヴェルンライトへ訪れて欲しいとの旨を聞かせてくれたんだったねー!
そして、今から王様に対して、王女が正式な要請として俺達全員にも、その視察に参加するよう、王様に俺達のヴェルンライト訪問も認めさせてみるって話なんだったっけー?
「ルミナリス姫かー?今度はどんな話がしたいんじゃ?余もあまり暇がないので早く述べてくれ」
なんか他にも要件があるのか、忙しそうな顔してる王様を他所に、姫がー
「話は全部聞いていたのである。.......では、こういうのはどうであるか?【グランド・ブドリー】に着く予定は27日。そして、シルヴィン聖女が会議に出席する日はその二日後の3月1日。.....で、あるならば、その二日間だけで聖女の滞在することになった一流な【五つ星ホテル】での護衛をそこらの【チーム・純粋なる淑女研鑽会】に任せて、妾と【チーム・オケウェ―】だけが【聖艦メリディオ】に乗って【グランド・ブードリック大王国】の王都より西南方面へ真っ直ぐに飛行してもらって我が国ヴェルンライトの国境から入り、ヴェルンライトにおける元奴隷のフェクモ人の現状を視察して貰いたいと思うけど、その許可を出して頂けないであろうか、陛下?」
「.........そなたの国への、......元奴隷フェクモ人の現状視察じゃと―――!?」
王様も驚いた顔して、ルミナリス王女を鋭い視線で見つめてきて真意を問うようなその仕草へ、
「うむ!我が国は今、色々な深刻な問題が残ってる故、この前から未だに交渉中だった同盟関係についての有無に関わらず、どうか特別に陛下の臣下である学院生の【チーム・オケウェ―】と【チーム・純粋なる淑女研鑽会】を我が国で暮らさせてやってるフェクモ人に関する現状視察のために借りていきたいが、どうであるか、陛下ー?本当に悩み尽くしてからの正式な要請にしたいので、この通り―!」
「「「「「「「「「——!!!??」」」」」」」」」
あろうことか、外交上な事情があるからにせよ、同盟関係未だに結んでない両国間における複雑な立場の絡み合いを考慮するあまり、陛下に自分の要請が通るように、自ら跪いて土下座までして床と口づけをする勢いで王様に向かって懇願してるだなんて―――――――!!?
他国の王様に対してああも屈辱的な体勢をするまでに、そ、そんなに必要だったのかよ―――――!!....お前の国の元奴隷フェクモ人の視察がよ――!???
確かに俺と同じ出身地のフェクモ大陸だが、赤の他人だし、俺達が参加するメリットはないように思えるが、最近の王女の俺に対するベタベタな接し方と馴れ馴れしい態度といい、なにか悩み事を抱え込み過ぎたから俺に縋るような思いで近づいてきたようにも思う!
俺は確かに、おじちゃんの不治の病を治す以外、他の見知らぬフェクモ人のことなどどうでもいいと思ってる。だって、神様でもない俺が、どうして他国の問題まで解決するために自ら突っ込んでいかなきゃいけないのーー?ジェームズを失ったばかりなのに、またも俺達の心労とストレスを増やしたいのか~~!
で、でも、たとえ彼の国のフェクモ人元奴隷の現状に興味がないとしても、.......すごく悩んでるっぽい王女がありったけな思いで王様に対して、ああも真摯に頭をそんなに下げ過ぎるよう懇願してるまでの真似を見せつけられたらー
「へい、陛下!お、俺からも心よりお願いします!どうか、聖女のためだけじゃなくて、ルミナリス王女の頼みも聞いてあげて下さい」
ター!
「「「「オケウェ――!!?」」」」
そう。
俺まで、土下座してる最中であるルミナリス王女に倣って、レイクウッド8世陛下に向かっても土下座しながらの口添えを開始したのだった!
何となく、...困ってそうな王女を今ここで助けてやらなければ、後々後悔することになると、.......感じた俺だったから!
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「じゃ、竜に対して幾つかの大打撃も見舞いできたとグラムズ准将が出した【飛行型映像記録器】にて確認できたので、これでそなたも称号と勲章を授けよう、ネルジュアーの子、クリスティーナ・フォン・イルレッドノイズよ」
ほう?あ、確かに学院長のフルネームって【ネルジュアー・フォン・イルレッドノイズ】だったっけ?
「【凶戦女の大爆災師】じゃ!そなたの契約精霊の凄まじい大爆発を齎せる究極奥義じゃったので、この称号と勲章の名にしたのじゃ。受け取れ」
「有難き幸せ、陛下!」
クリスも受け取った後、そこの列に戻った。
今の俺達は私服の礼服でやってきたので、クリスもいつものネイビーブルーと白と赤色が混合された2年生用の制服を着ているのではなく、可愛くても瞬時に戦闘できる実用化した紫色のスタイリッシュなドレスを着て紫色のキラキラしたハイヒールを履いている。
俺の直ぐ右隣に立っているオードリーの豪華な花々や装飾がついている青いAラインの如何に公爵令嬢って感じのドレスやジュディの赤くてシンプルなドレスと違って、クリスのその紫色って衣装は確かにもっと大人っぽい印象があるようだ。
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「ジュリア...」
「お、....おかあ、..いいえ、大司祭様...今日もお仕事お疲れ様ですね」
「ええ、(討伐任務でいっぱい活躍できて誇らしいわ~)」
ん?王様から既に【薔薇凶軍の恐女指揮官】の称号と勲章をもらったジュリア先輩がこっちへ戻る際に、クローディッシアー大司祭に呼ばれなんか内緒話を始めている様子だが、......あ!確かにジュリア先輩って大司祭の娘さんだっけー?現在は父のシーグムンドシュカール伯爵と疎遠になっていて、離婚寸前までな間柄になったって聞いたことあるよな...
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それから、レイーザリン先輩もリーリスちゃんもそれぞれ【大爆撃の無限聖魔女】と【小刃大災殺の地獄少女】の称号と勲章をも王様から貰ったばかりの今、
「じゃ、本題に入るぞ。まずは、そなたら【チーム・オケウェ―】と【チーム・純粋なる淑女研鑽会】の学院の【精霊術士学戦チーム】二つに対する決定事項を言い渡す!...【氷竜討伐任務】を成功させたそなたらは、ついさっき余が授けてやった称号と勲章だけじゃなくて、特別休暇期間も与えようかと思ってな。...既に学院長から聞いた話かと思うが、この場で正式に余からも言おう。明日の20日から25日という六日間に亘って、そなたらは学院に登校する必要もなく、休んでもいい自由時間を与える。無論、単位に響かないように、来月からはイリーズカ教師からの猛勉強期間と試験が用意されるが、まあ、そなたらの事じゃ。なんとかなるじゃろうよ、ほうほほ!」
そ、そう上手くいくかよ、しくしく........
来月から待ってるであろう勉強のラッシュ期間を想像して泣きそうになると、
「じゃ、......休み期間を貰ったからといって、遊んでばかりじゃいられないぞ?なぜなら、...」
カチャ―――――!
ん?後ろの両開き扉が開かれた音がーー?
「時間ですので、入らせて頂きますね、レイクウッド8世陛下」
おう?シルヴィン聖女だ!
トントントン!
金髪ストレートヘアな長髪が高位魔導師が着そうな帽子を被りながら、床まで届く長杖の先端を地面にトントン叩きながらの優雅な歩みをしている聖女は、交互にその美しい白タイツと白ハイヒールブーツに包まれている両脚を前へと前へと凛々しい程な動作で俺達の列のここまで近づくと、
「これからはそなたらに、そこの聖女、シルヴィン・フォン・セルレスを【ギャラ―ルホルツ第13国際会議】が開催される予定の3月1日のグランドブードリック大王国にある王都の【グランド・ブドリー】への護衛として、聖女の使節団に同行してもらおうという新しい任務を与えよう。丁度そなたらにくれてやった休み期間が終わった2月25日の三日間後からの日付であるし、ゆっくりと心身ともに癒されに休憩してから聖女の護衛任務について欲しいと思うておるが、どうじゃ?」
や、やっぱり聖女を護衛することになったな!
休み期間が終わってすぐに~~!
「えっと、...俺達には学院での授業とか、成績や単位のこともあるし、もし同行することになったら、会議が開始される来月の1日からどれぐらいの期間で護衛に参加しないといけないんですか?」
これは重要となる情報なので、先に知っておきたい!
「ほほう、なに!そう長くないんじゃぞ?...じゃ、シルヴィン聖女、そなたから聞かせてやってくれる?」
「承知しました、陛下。....では、オケウェ―男爵とクリスティーナ嬢、あたしが【セルレス法王国】の代表として出席することになった、対クレガーキールの【世界樹奪還作戦】に向けての各国間との協力体制や【国際討伐大チーム】を結成させるための話し合いの場として、開催される初日の内容から得られた情報を元に、各代表がその会議で交わされた各国の立場と返答をどのようにして良いのか、反芻、熟考や本国への最高指導者連絡を通すのが先です。それから、最終決断が控える四日間後の6日にて、再び【王都グランド・ブドリー】の国際会議が開催される【グランド・ブドルー大宮殿】のとある会議室へまたも皆で集まって、各代表の答えを照らし合わせ、最終決定に向けて締結される条約を満場一致で決め合うのですよ。そして、来る時と同じように、あたしの本国へ戻る際に乗っていく【聖艦メリディオ】へ最後に同行し、聖都まで無事に帰還してからが任務終了となりますね」
「「「「「「「「「「.........」」」」」」」」」」
聖女の話を聞いて、俺達【チーム・オケウェ―】もクリス先輩率いる【チーム・純粋なる淑女研鑽会】のメンバーどれもが深く考えるような顔して思考に耽ってるとー
「仕方ありませんね。国王陛下からのご命令とあらば、喜んで従いますよ~!」
と、得意顔できっぱりと言ってやった俺!これでも多くの試練・死闘を仲間と共に経験し、この国の素敵な街並みや魔導技術の高さを見て愛着も湧いた今の男爵となった身分の俺なら、そう簡単に王の命令に背いてここから逃げ出すか全ての責務を放り出してフェクモに帰ることは許されん。
ましてやおじちゃんのケクル病も未だに直していない状況で弱音も文句もいえん。それに、王国のために外国の代表を護衛すること自体は嫌悪感が催されるような仕事でもないので、反対する理由が一ミリも見つからない。
「そのご大命、有り難き承りましたよ、陛下!」
忠実なる【四大貴族】の一員であるクリス先輩なら、やはりそういうんだろうね!
「ほほほおー!よろしい!...じゃ、休み期間で何をするかはそなたらの自由じゃが、セルレス法王国が有する【聖艦メリディオ】に乗ってシルヴィン聖女をグランド・ブドリー王都へ護送する想定時間の4時間を考慮すると、必ず出発日の27日でクレアハーツ王城のここから2.5キロメートルの北西区画にある【大空港クレアマール】に集合するんじゃよー?」
【大空港クレアマール】?あ、...確かに授業や教科書で画像ぐらい見たことあるし、聞いたことも在る施設だ。国内移動や旅行は勿論、国際航行の航空券を買ったりして【魔導飛行車】や【魔導飛空艇】に乗るためのご客が集まってる、空航行版の海港って感じだね。
まあ、今はその高価なチケットを買えるの殆どが王侯貴族か、富豪階級の中堅の起業家と事業主、そして沢山のものを売れる優れてる職人とその弟子、ダンジョンばかりに潜って大金を得た冒険者たちのどれかの人間ばかりになるがな......後は豪華な釣りができる大物会社に所属する漁師たちぐらいかな?....そもそも、本当にお金持ちな貴族様なら、お家で保管する小型な【魔導飛行車】で小人数なら国内だけでもどこかへ行けるはずだ!
あ!そう言えばー
「陛下、どうして【聖艦メリディオ】は直接に、この王都の上空で浮遊してもらわず、【大空港クレアマール】で停泊させる必要ありますか?」
何となく、察しが出来たけど、確認のために聞いてみた。
「ほほほう!まさか忘れたわけじゃあるまい?この王都は常時、強力な結界で守られてるのじゃよ。先月の【樹界域展開】って暴走でもない限り、普段は王都の結界内に【樹界脈】がまったく通っていないここじゃ世界獣の出現は皆無じゃった。じゃが、結界外からの侵入なら、世界獣だけじゃなくて、万が一のためにここ王城も民の18万人以上も住んでるこのクレアハーツへは外からの外国籍の【魔導飛行物体】の入場を禁じてあるんじゃ。よって、この王都で人を乗せるために留まってもらうためには、結界の外にある【大空港クレアマール】に停泊する以外、ないのじゃぞ」
やっぱりな!確かに王都より10キロ以上も離れた空域に入ると、【空中浮遊魔術】の使用が国法にて禁じられてるんだったな。なんでも、敵国からのスパイの動きを制限するために設けられた法律だそうだった.........この前の【エクリエシース王国】 の国境まで飛ぶことが許されても 【犯人少女の捕縛任務】に参加する身としては共に行動してきた軍の連中が特別に許可を出してくれたからだったし、そして【氷竜討伐任務】の際でも、どこへとでも飛べるという限定的な許可ももらったので、後は魔導戦艦....いや、【聖艦】が空港にやってくるのを待ってから国境を越えての国際航行をしに聖女を守っていくだけだ!
「なるほど。では、....どうして当日の1日ではなく、今月の27日で出発することになったんですか?ここから【グランド・ブドリー】への飛行時間が4時間だけだったら、当日の1日で出発しても良かったではないでしょうか?」
この問いに対する答えも何となく分かる気がするんだが、敢えて事実を他人から聞きたいがために訊くと、
「到着してから直ぐ、会議に出席しなきゃらならんとなると流石に疲れるじゃろう?じゃから、二日間前に着いてもらってから十分な準備と土地勘の心構えを整えてから会議に臨んだ方が有効的な話し合いも出来るという物じゃ!」
「やっぱりですね。ご答えて頂き誠にありがたき幸せ、陛下!」
「なに、気にすることなかろう。じゃ、他に質問はー?」
「もう何もないです」
これで、会議の日より二日間前に【グランド・ブドリー】へ着く必要があるのにも納得!
そうと決まれば、後はこの六日間の休み期間を先に楽しみ尽くしてから護衛任務につく! 徒歩でもなく、【魔導鉄車】や【馬車】による遅い陸路での旅でもないので、楽っちゃ楽だが、空で飛行していくと自然に空にも【樹界脈】が通っていくので、俺達護衛の任務は、クレガーキールが航行中で【樹界域展開】を発生させた途端、大勢な世界獣だったり、あるいは聖女の【光聖魔術】が一切効かなくなる同属性の【聖体正義戦獣】だという敵からシルヴィンを護ることに集中すればいいだけだ!
「ほーほっほ!そうかそうかー!じゃ、これにて、皆は解散とー」
「ちょっとお待ちになって下さいませー!」
「「「「「「「「「——!?」」」」」」」」」
ヴェルンライト王女だ!さっき、学院のホームルームがあった時に、イリーズカ先生からお時間をもらって長話もできた際に、確かに王女から【フェクモ元奴隷の視察】をするように、王女の祖国であるヴェルンライトへ訪れて欲しいとの旨を聞かせてくれたんだったねー!
そして、今から王様に対して、王女が正式な要請として俺達全員にも、その視察に参加するよう、王様に俺達のヴェルンライト訪問も認めさせてみるって話なんだったっけー?
「ルミナリス姫かー?今度はどんな話がしたいんじゃ?余もあまり暇がないので早く述べてくれ」
なんか他にも要件があるのか、忙しそうな顔してる王様を他所に、姫がー
「話は全部聞いていたのである。.......では、こういうのはどうであるか?【グランド・ブドリー】に着く予定は27日。そして、シルヴィン聖女が会議に出席する日はその二日後の3月1日。.....で、あるならば、その二日間だけで聖女の滞在することになった一流な【五つ星ホテル】での護衛をそこらの【チーム・純粋なる淑女研鑽会】に任せて、妾と【チーム・オケウェ―】だけが【聖艦メリディオ】に乗って【グランド・ブードリック大王国】の王都より西南方面へ真っ直ぐに飛行してもらって我が国ヴェルンライトの国境から入り、ヴェルンライトにおける元奴隷のフェクモ人の現状を視察して貰いたいと思うけど、その許可を出して頂けないであろうか、陛下?」
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「うむ!我が国は今、色々な深刻な問題が残ってる故、この前から未だに交渉中だった同盟関係についての有無に関わらず、どうか特別に陛下の臣下である学院生の【チーム・オケウェ―】と【チーム・純粋なる淑女研鑽会】を我が国で暮らさせてやってるフェクモ人に関する現状視察のために借りていきたいが、どうであるか、陛下ー?本当に悩み尽くしてからの正式な要請にしたいので、この通り―!」
「「「「「「「「「——!!!??」」」」」」」」」
あろうことか、外交上な事情があるからにせよ、同盟関係未だに結んでない両国間における複雑な立場の絡み合いを考慮するあまり、陛下に自分の要請が通るように、自ら跪いて土下座までして床と口づけをする勢いで王様に向かって懇願してるだなんて―――――――!!?
他国の王様に対してああも屈辱的な体勢をするまでに、そ、そんなに必要だったのかよ―――――!!....お前の国の元奴隷フェクモ人の視察がよ――!???
確かに俺と同じ出身地のフェクモ大陸だが、赤の他人だし、俺達が参加するメリットはないように思えるが、最近の王女の俺に対するベタベタな接し方と馴れ馴れしい態度といい、なにか悩み事を抱え込み過ぎたから俺に縋るような思いで近づいてきたようにも思う!
俺は確かに、おじちゃんの不治の病を治す以外、他の見知らぬフェクモ人のことなどどうでもいいと思ってる。だって、神様でもない俺が、どうして他国の問題まで解決するために自ら突っ込んでいかなきゃいけないのーー?ジェームズを失ったばかりなのに、またも俺達の心労とストレスを増やしたいのか~~!
で、でも、たとえ彼の国のフェクモ人元奴隷の現状に興味がないとしても、.......すごく悩んでるっぽい王女がありったけな思いで王様に対して、ああも真摯に頭をそんなに下げ過ぎるよう懇願してるまでの真似を見せつけられたらー
「へい、陛下!お、俺からも心よりお願いします!どうか、聖女のためだけじゃなくて、ルミナリス王女の頼みも聞いてあげて下さい」
ター!
「「「「オケウェ――!!?」」」」
そう。
俺まで、土下座してる最中であるルミナリス王女に倣って、レイクウッド8世陛下に向かっても土下座しながらの口添えを開始したのだった!
何となく、...困ってそうな王女を今ここで助けてやらなければ、後々後悔することになると、.......感じた俺だったから!
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