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羽撃く翼 呪いの哭声
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雫が死んだ。
しかも当時、雫のカバンにはとある物が入っていた。
それは鳥の図鑑。さらには俺が子供の頃、何回も読み直したお気に入りの図鑑だった。
・・・俺は鳥が好きだった。
だが雫と話さなくなり突き放し2人で出かける機会も減ったことが原因なのか俺は鳥が嫌いになった。
昔の自分とは違い己の意地に塗り固められ羽撃く翼を失った俺には縛られることなく今なお自由に空を飛び回る鳥がとてつもなくグロテスクなものに見えた。
えも言われぬ不快感と少しの恐怖が俺の心を支配したのだ。
だから俺はその日から鳥をなるべく視界に入れずに生活してきた。
そうでもしないと過去の自分と今の自分を重ねてしまい胸が張り裂けそうになるから・・・。
だがそんなこと雫には知り得なかった。
なにせ話をしてこなかったんだから。
どれだけ嘆いても雫が俺の声に応えてくれることはない。笑ってくれることはない。
その日から俺は俺自身の罪を呪った・・・。
しかも当時、雫のカバンにはとある物が入っていた。
それは鳥の図鑑。さらには俺が子供の頃、何回も読み直したお気に入りの図鑑だった。
・・・俺は鳥が好きだった。
だが雫と話さなくなり突き放し2人で出かける機会も減ったことが原因なのか俺は鳥が嫌いになった。
昔の自分とは違い己の意地に塗り固められ羽撃く翼を失った俺には縛られることなく今なお自由に空を飛び回る鳥がとてつもなくグロテスクなものに見えた。
えも言われぬ不快感と少しの恐怖が俺の心を支配したのだ。
だから俺はその日から鳥をなるべく視界に入れずに生活してきた。
そうでもしないと過去の自分と今の自分を重ねてしまい胸が張り裂けそうになるから・・・。
だがそんなこと雫には知り得なかった。
なにせ話をしてこなかったんだから。
どれだけ嘆いても雫が俺の声に応えてくれることはない。笑ってくれることはない。
その日から俺は俺自身の罪を呪った・・・。
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