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第一章 カラス色の聖女
ドレスと髪飾り1
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「では、今回ご用意させていただくドレスと靴はこちらでお間違えはないでしょうか?」
「ええ、結構よ。……いえ、待って。そちらにある髪飾りも頂きましょう。小鳥さんの空色の瞳と同じ色合いのお花の髪飾りなんて素敵じゃない?」
「そうですね……。ナターリエさんの見立てに間違いはないと思います…」
そうナターリエに話を振られた小鳥の気力はゼロであった。用意されたドレスのほぼ全てに袖を通す事となった小鳥は、文字通り着せ替え人形としての役目を果たしたのだ。
(つ、疲れた……。私はただ着せられてるだけなのに物凄く疲れた…。でも、ナターリエさんはすごく楽しそう。目が生き生きとしてる…)
髪飾りも全て試着したのだが、なかなかナターリエの気に入る物がなく最後に選んだ空色の花の髪飾りのみとなった。小鳥から見ればどれも素晴らしい髪飾りにしか見えない。
その反面、ドレスは順調に決まっていった。小鳥が気に入ったドレスはナターリエも気に入ったため、小鳥が口を出す事なく全てのドレスが決まった。
「それにしても、こんなにドレスをいただてしまっていいのでしょうか?」
ドレス用のラックに掛けられた色とりどりのドレス達は全て小鳥用のドレスだ。
桃色、菫色、空色、白と紺、レモン色の五着のドレスとそれぞれに合わせた靴、そしてナターリエが最後に選んだ空色の花の髪飾り。加えて後日、ブラウスとスカートも何着か届けてくれるとの事だ。
これだけ買っても、ナターリエに言わせればまだまだ足りないのだと悲しげな顔をしていた。
(すごい量だわ……。今までの人生でこんなに一気に買い物をした事なかった…。それにこれって物凄く高価な物なんじゃない…?このドレスの袖の刺繍、あまり目立たないけどすごく繊細に刺されてる)
今小鳥が着ているドレスは、一番最初に試着をした桃色の小花柄が可愛らしい春のドレスだ。生地が華やかな分、その他の装飾が控えめな比較的シンプルな形である。
立ち襟や腕にぴったりと沿うロングカフスにはレースではなく、控えめだが繊細な刺繍が施されている。普段着用のドレスのため、パニエは履かずにそのまま着る事が出来る。
真っ黒な髪と淡い桃色ではあまり合わないのではないかと思ったが、鏡の前に立つと思いの外そのドレスは小鳥にしっくりときた。試着の邪魔にならないよう、侍女に綺麗に結い上げてもらった髪型のせいもあるのかもしれない、と小鳥は考える。
「着る物はいくらあっても足りないくらいよ。普段着であっても、時と場合に合わせていくつも持っておくものですもの。それに、人にお洋服を選ぶのって想像していたよりもずっと楽しいのよ……。今度ドレスを仕立てる時もわたしくに同席させてちょうだいね」
「あの、このドレスもですがお金は……」
「あらあら、そんな野暮な事をおっしゃっては駄目よ?わたしくの趣味も兼ねているのですから、小鳥さんは笑ってお礼を言うだけでいいの」
既製品であろうとも、このようなドレスが相当高価な物である事は小鳥にも分かる。小鳥が必死で働いても全ての代金を払うのに何年も掛かる事だろう。
小鳥はピッと背筋を伸ばすと、心のままに喜びとお礼を伝える事にした。
「ナターリエさん、素敵なドレスをありがとうございます!こんなに綺麗なドレスを着られるなんて夢のようです。髪の毛まで綺麗に上げてもらって……。物語のお姫様になった気分です」
「うふふ。喜んでもらえてよかったわ。わたくしに娘がいたら小鳥さんのような可愛い子だったのかしら?」
(あぁ、この感じ…)
楽しそうに顔を綻ばせているナターリエは、どことなく母親の雰囲気を持っていた。小鳥の亡くなった母に似ている訳ではないのだが、小鳥へと向ける優しい笑みに切ないような懐かしさを覚えたのだ。
小鳥がひっそりと感傷に浸っていると、扉からノックが聞こえてきた。
「失礼致します。奥様、お荷物の支度が整いました」
「あら、もう時間みたいね…。明後日には戻って来ますから、わたくしが居なくても気にせず好きなように過ごしていてね。何かあれば些細な事でも家の者に声を掛けてちょうだい」
「はい。ありがとうござ――」
「あ!小鳥のそのドレスすっごく可愛い!可憐な春の妖精みたいだね」
侍女が開いていた扉から、浅葱色の髪を揺らしながらひょっこりと顔を出したのはリュカだ。先ほどまでと違う服装になっている事から、どうやらリュカも新しい服へと着替えたらしい事が分かった。
スタスタと小鳥の側まで歩いてくると、小鳥の周りをくるりと周りながらそのドレスをじっくりと確かめている。
「うんうん!いいね。小鳥には春の色が良く似合う。……んー、髪飾りはないの?」
本日ナターリエの屋敷に呼ばれたのはドレスと靴を主に扱う店だ。いくつかの装飾品もあったが専門店の品では無いからか、ナターリエのお眼鏡に適う髪飾りはひとつだけだった。
「小鳥さんとドレスに合う良い髪飾りがなかったためでございます。後日、小鳥さんに合う装飾品をいくつか用意させようかと」
(装飾品も!?それこそドレスよりも高い物なんじゃないの……!?)
ナターリエの言葉に目を瞬かせた小鳥が言葉を口にするより早く、リュカの笑い声が聞こえた。小鳥の腰に両手を回しながら、リュカはぴったりと身体を寄せる。
「ふふ、そうだね。小鳥に合う装飾品はきちんと選ばないといけないから、良い判断だと思うよ。ただ、それはボクが用意して小鳥に身に付けさせたいね」
「かしこまりました。では、何か不足があった場合にはわたくしにお声掛けください。それと、これから少しの間この屋敷を留守に致しますが、どうぞ小鳥さんとごゆっくりお過ごし下さい」
「そう。ではひとつだけ忠告をしておくよ」
リュカのその言葉にナターリエの雰囲気が変わった。先ほどまでの楽しげな表情は消え、真剣な眼差しでリュカを見つめている。
「ボクが良いと言うまで屋敷の南に広がる森に立ち入ってはいけないよ。少し道を敷くからね」
「ご忠告、感謝致します。今何か問題が起きているということでしょうか?」
そう尋ねるナターリエは領主夫人の顔だ。自身の治める土地について何が起こっているのか心配なのだろう。
「いや、まだ外に漏れるほど育ってはいないよ。だけどそれも時間の問題だね。あまり良い状態ではないから…」
「さようでございますか。では、わたくしが出立するまでに、使用人達に森への立ち入りの禁止を急ぎ言い渡しておきましょう。何かわたくしに力になれる事はありますでしょうか?」
「いや、何もないよ」
「かしこまりました。では、急ぎ指示を出して参ります。……小鳥さん、このままわたくしは失礼させてもらうわね。急いで支度を済ませなくてはいけないわ」
「はい。ナターリエさんのお帰りをお待ちしています」
急いで指示を出しつつ退出するナターリエの背中を見送ると、小鳥はリュカの腕の中でくるりと向きを変えた。リュカと向き合う形を取ると、先ほどの会話の中での疑問をぶつける。
「森に道を敷くってどういうことなの?」
「そのままの意味だよ。森の中の特定の場所へと至る道を作るの。普段は隠されてるから道を作らないとダメなんだ」
「魔術的な話だったんだね。そうなると私に手伝えることはなさそう……」
「小鳥が摘んだユンリューゲルの葉のおかげで道が探せたんだから、十分に手伝ってもらってるよ!」
「そうなのかな…。リュカは一人で危なくないの?誰か呼ぶ事は出来ないの?」
「ボク以外の者を招くのはちょっと難しいかな。それにボクだけでも対処出来るから大丈夫だよ。もう、小鳥は心配性なんだから」
クスクスと笑うリュカに不安げな様子はない。そんなリュカを見つめる小鳥の胸には、小さなざわつきが広がっていた。
「ええ、結構よ。……いえ、待って。そちらにある髪飾りも頂きましょう。小鳥さんの空色の瞳と同じ色合いのお花の髪飾りなんて素敵じゃない?」
「そうですね……。ナターリエさんの見立てに間違いはないと思います…」
そうナターリエに話を振られた小鳥の気力はゼロであった。用意されたドレスのほぼ全てに袖を通す事となった小鳥は、文字通り着せ替え人形としての役目を果たしたのだ。
(つ、疲れた……。私はただ着せられてるだけなのに物凄く疲れた…。でも、ナターリエさんはすごく楽しそう。目が生き生きとしてる…)
髪飾りも全て試着したのだが、なかなかナターリエの気に入る物がなく最後に選んだ空色の花の髪飾りのみとなった。小鳥から見ればどれも素晴らしい髪飾りにしか見えない。
その反面、ドレスは順調に決まっていった。小鳥が気に入ったドレスはナターリエも気に入ったため、小鳥が口を出す事なく全てのドレスが決まった。
「それにしても、こんなにドレスをいただてしまっていいのでしょうか?」
ドレス用のラックに掛けられた色とりどりのドレス達は全て小鳥用のドレスだ。
桃色、菫色、空色、白と紺、レモン色の五着のドレスとそれぞれに合わせた靴、そしてナターリエが最後に選んだ空色の花の髪飾り。加えて後日、ブラウスとスカートも何着か届けてくれるとの事だ。
これだけ買っても、ナターリエに言わせればまだまだ足りないのだと悲しげな顔をしていた。
(すごい量だわ……。今までの人生でこんなに一気に買い物をした事なかった…。それにこれって物凄く高価な物なんじゃない…?このドレスの袖の刺繍、あまり目立たないけどすごく繊細に刺されてる)
今小鳥が着ているドレスは、一番最初に試着をした桃色の小花柄が可愛らしい春のドレスだ。生地が華やかな分、その他の装飾が控えめな比較的シンプルな形である。
立ち襟や腕にぴったりと沿うロングカフスにはレースではなく、控えめだが繊細な刺繍が施されている。普段着用のドレスのため、パニエは履かずにそのまま着る事が出来る。
真っ黒な髪と淡い桃色ではあまり合わないのではないかと思ったが、鏡の前に立つと思いの外そのドレスは小鳥にしっくりときた。試着の邪魔にならないよう、侍女に綺麗に結い上げてもらった髪型のせいもあるのかもしれない、と小鳥は考える。
「着る物はいくらあっても足りないくらいよ。普段着であっても、時と場合に合わせていくつも持っておくものですもの。それに、人にお洋服を選ぶのって想像していたよりもずっと楽しいのよ……。今度ドレスを仕立てる時もわたしくに同席させてちょうだいね」
「あの、このドレスもですがお金は……」
「あらあら、そんな野暮な事をおっしゃっては駄目よ?わたしくの趣味も兼ねているのですから、小鳥さんは笑ってお礼を言うだけでいいの」
既製品であろうとも、このようなドレスが相当高価な物である事は小鳥にも分かる。小鳥が必死で働いても全ての代金を払うのに何年も掛かる事だろう。
小鳥はピッと背筋を伸ばすと、心のままに喜びとお礼を伝える事にした。
「ナターリエさん、素敵なドレスをありがとうございます!こんなに綺麗なドレスを着られるなんて夢のようです。髪の毛まで綺麗に上げてもらって……。物語のお姫様になった気分です」
「うふふ。喜んでもらえてよかったわ。わたくしに娘がいたら小鳥さんのような可愛い子だったのかしら?」
(あぁ、この感じ…)
楽しそうに顔を綻ばせているナターリエは、どことなく母親の雰囲気を持っていた。小鳥の亡くなった母に似ている訳ではないのだが、小鳥へと向ける優しい笑みに切ないような懐かしさを覚えたのだ。
小鳥がひっそりと感傷に浸っていると、扉からノックが聞こえてきた。
「失礼致します。奥様、お荷物の支度が整いました」
「あら、もう時間みたいね…。明後日には戻って来ますから、わたくしが居なくても気にせず好きなように過ごしていてね。何かあれば些細な事でも家の者に声を掛けてちょうだい」
「はい。ありがとうござ――」
「あ!小鳥のそのドレスすっごく可愛い!可憐な春の妖精みたいだね」
侍女が開いていた扉から、浅葱色の髪を揺らしながらひょっこりと顔を出したのはリュカだ。先ほどまでと違う服装になっている事から、どうやらリュカも新しい服へと着替えたらしい事が分かった。
スタスタと小鳥の側まで歩いてくると、小鳥の周りをくるりと周りながらそのドレスをじっくりと確かめている。
「うんうん!いいね。小鳥には春の色が良く似合う。……んー、髪飾りはないの?」
本日ナターリエの屋敷に呼ばれたのはドレスと靴を主に扱う店だ。いくつかの装飾品もあったが専門店の品では無いからか、ナターリエのお眼鏡に適う髪飾りはひとつだけだった。
「小鳥さんとドレスに合う良い髪飾りがなかったためでございます。後日、小鳥さんに合う装飾品をいくつか用意させようかと」
(装飾品も!?それこそドレスよりも高い物なんじゃないの……!?)
ナターリエの言葉に目を瞬かせた小鳥が言葉を口にするより早く、リュカの笑い声が聞こえた。小鳥の腰に両手を回しながら、リュカはぴったりと身体を寄せる。
「ふふ、そうだね。小鳥に合う装飾品はきちんと選ばないといけないから、良い判断だと思うよ。ただ、それはボクが用意して小鳥に身に付けさせたいね」
「かしこまりました。では、何か不足があった場合にはわたくしにお声掛けください。それと、これから少しの間この屋敷を留守に致しますが、どうぞ小鳥さんとごゆっくりお過ごし下さい」
「そう。ではひとつだけ忠告をしておくよ」
リュカのその言葉にナターリエの雰囲気が変わった。先ほどまでの楽しげな表情は消え、真剣な眼差しでリュカを見つめている。
「ボクが良いと言うまで屋敷の南に広がる森に立ち入ってはいけないよ。少し道を敷くからね」
「ご忠告、感謝致します。今何か問題が起きているということでしょうか?」
そう尋ねるナターリエは領主夫人の顔だ。自身の治める土地について何が起こっているのか心配なのだろう。
「いや、まだ外に漏れるほど育ってはいないよ。だけどそれも時間の問題だね。あまり良い状態ではないから…」
「さようでございますか。では、わたくしが出立するまでに、使用人達に森への立ち入りの禁止を急ぎ言い渡しておきましょう。何かわたくしに力になれる事はありますでしょうか?」
「いや、何もないよ」
「かしこまりました。では、急ぎ指示を出して参ります。……小鳥さん、このままわたくしは失礼させてもらうわね。急いで支度を済ませなくてはいけないわ」
「はい。ナターリエさんのお帰りをお待ちしています」
急いで指示を出しつつ退出するナターリエの背中を見送ると、小鳥はリュカの腕の中でくるりと向きを変えた。リュカと向き合う形を取ると、先ほどの会話の中での疑問をぶつける。
「森に道を敷くってどういうことなの?」
「そのままの意味だよ。森の中の特定の場所へと至る道を作るの。普段は隠されてるから道を作らないとダメなんだ」
「魔術的な話だったんだね。そうなると私に手伝えることはなさそう……」
「小鳥が摘んだユンリューゲルの葉のおかげで道が探せたんだから、十分に手伝ってもらってるよ!」
「そうなのかな…。リュカは一人で危なくないの?誰か呼ぶ事は出来ないの?」
「ボク以外の者を招くのはちょっと難しいかな。それにボクだけでも対処出来るから大丈夫だよ。もう、小鳥は心配性なんだから」
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