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第一章 カラス色の聖女
閑話 妖精の道
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深い森の中に一人の妖精が佇んでいた。その妖精は獣道すらない鬱蒼とした森の中、何かを探すように辺りに視線を移している。
森をいくら見渡しても示されるはずの道はなく、こちらから敷く妖精の道もその場所まで届かない。何かに遮られているかのような感覚に強い不快感を覚えた。
「うーん。ここも駄目みたい。でもまだちゃんと繋がってる感じはあるし、どこかに必ず道があるはずなんだけどなぁ」
シャボン玉のように様々な色を反射する羽を広げながら、困ったように腕を組む。さらりと流れる水色の髪は腰よりも長く、その毛先にはじんわりと浅葱色が広がっている。
「この辺りは全て確認したし、もう少し足を伸ばすかな」
リュカはその泉を求め、ここ数ヶ月数え切れないほどの森を巡っていた。しかし、どの森にも泉へと至る道はなく、今訪れている森も空振りであった。
ある程度の森からであれば、その泉への道を探したり敷いたりする事はリュカには簡単であるはずだった。自身と繋がりの深い場所への縁は切れないからだ。
妖精は物や場所などに魔力が宿り生まれる。スミレの花の小さな妖精もいれば、長く使われた糸車から生まれる妖精もいる。
大いなる力を宿す物や場所には、精霊が力を貸して妖精を生み出すこともあった。清廉な泉から発生したリュカもその一人だ。
妖精達は自分自身とも言えるその源を守る。リュカのように高位の妖精であれば、安全のために自身の源を別の空間に隔離しておくのだ。
隔離したその場所は特定の道からのみ繋がるため、その場所の主人に許されない限りは無断で侵入する事は難しい。
その反面、その場の主人であれば、森や水場など特定の場所を媒体として、隔離した場所へと簡単に向かう事も出来た。
しかし、今はどこの森へ行っても泉へと繋がる道を繋ぐことが出来なかった。
リュカがその異変に気が付いたのはとある寒い日の事だ。
ふらりと隣国を訪れと友人の妖精と会っていた時、微かだが羽に違和感を覚えた。隣国とはいえ、異国であってはリュカにも泉までの道は敷けないため、帰ったら様子を見に行こうとした。
それから数日して戻って来た時には、もう道が繋がらなくなっていたのだった。そして、数ヶ月たった今もこうして繋がる道を探し続けている。
「どうしたものかな。あの時以降羽に違和感はないし、そこまで酷い事になってはいないと思うけど……。早くどこかに道を敷ければいいんだけどなぁ」
ため息を吐きながら、森の中に妖精の道を敷く。妖精の道を通って行けば、森の入り口まですぐに着く事が出来るからだ。
リュカがその道を歩いている時、大きな柳の木の妖精と出会った。古くからこの森にいる者であれば、何か有益な情報を持っているかもしれない。
「ねぇ、君。君はこちらの森以外でどこか豊かな森を知らない?」
「これはこれは。貴方のような方が探し物とは珍しいですね。質問の答えですが、私の知る限りですとこの森が一番豊かで美しい」
幼い子供のような姿の柳の妖精は、さわさわとその髪を風になびかせて言葉を続ける。
「もし、探し物をするのでしたら神殿を囲むあの森は如何でしょう。あの場所は神々の加護がありますから道も見えやすいのでは?」
「神殿の森、ね。今のあの場所はあまり好きではないんだけど、行ってみようかな。君に提案を参考にしよう」
リュカが柳の前で軽く手をかざすと、辺りに霧雨のような水が降る。それは生きる者達を癒し育む森の清廉な水だ。
「あぁ、これは何とも心地が良い。どうか、お探しのものがすぐに見つかりますように」
リュカは森を抜けると同時にその姿を変えた。少女にも見える中性的な顔立ちの美しい少年の姿だ。
人の世に紛れる場合、このような姿の方が何かと皆が親切にしてくれるため、本来よりも若い姿を取るのだ。
「久しぶりにこの姿になったなぁ。ま、たまにはいっか」
いつもよりも短い足で道を進むのは少々面倒であったが、すぐに町に向かう荷馬車がやってきた。その荷馬車は案の定、一人で歩いてる子供を心配して声を掛ける。
「一人でどうしたんだい。ここらの治安は良いとはいえ、子供一人じゃあ危ないよ。ほれ、後ろで良ければ乗っていきな」
「うん。乗せてもらうよ。町までは行かないけれどね」
「町まで行かない?それならどこに行くんだ?」
その問いに、リュカはにこりと笑いそれを答えとした。そのまま身軽にひょいと荷台に飛び乗ると、荷馬車は町へ向かってゆっくりと動き出した。
日が暮れ始めた頃、遠くに町の明かりが見えてきた。それはリュカの目指す森への到着でもあった。
乗せてくれた男性に声を掛けもせず、ふわりと地面に降り立つ。無言で立ち去ったものの、荷台にあった売り物の果物に少しばかり瑞々しさを与えてやったのは、リュカなりの感謝の形である。
「さてと。神殿に近づきたくはないけど行きますか」
リュカは元の青年の姿に戻ると、暗い夜の森へと足を踏み入れた。
妖精の道は、明かりがなくとも道自体がほんのりと光を放つため迷う事はない。リュカは暗い森を足元にある道を頼りに進んで行く。
「やっぱりこの森も駄目そうだなぁ。にしても、この神殿はいつからこんなにも汚らわしくなってしまったかな」
風に混じる微かな血の臭いに眉を顰める。本来の神殿の森であれば、神の加護も篤く清らかなものであるはずだ。それがおかしくなったのはいつの頃だったか。
このような場所に長居は不要だと、リュカはさっさと帰路に着こうとした、その時。
『お待ちなさい、泉の子。この道をお行き』
(うわ、精霊がいたのか……)
その声に振り向けばそこに何の姿もなく、暗い森へと続くひとつの道が続いていた。
妖精という立場である以上、妖精よりも高位の存在である精霊には逆らえない。そもそも、精霊の言葉を無視をしたくとも、今ある道は精霊が残した道だけだ。
「あーあ。帰り道隠されちゃった。とりあえずこの道を行ってみるかな。それにしても、わざわざ精霊が声を掛けてくるだなんてこの先に何があるんだろ?」
若干の興味も持ちつつ、示された道を進んで行く。妖精の道よりも明るく広々とした道だ。しかし、その道を進む足はすぐに重くなっていった。
(何この悍しい気配……)
歩みを進める毎に、水辺の気配とそれに混じる悍しさを感じていた。清らかな泉であるリュカにこのような場所は辛いものであった。
「まったく。精霊はボクをこんな所に連れて来て一体何をさせたいのさ。………ん?」
精霊が敷いた道が途切れた先に、開けた場所が現れた。道から出ないようにそっと覗き込めば、人の願いと怨念溢れる湖が広がっていた。
その湖を囲むように、辺り一面に白い花が咲くがそれに宿る妖精などいない。
「なんて場所に呼ぶんだ……。こんな汚れた場所、ボクは近付きたくもないよ。……あれ?女の子?うわ、まさか今ここで悍しい事しようとしてるの?」
精霊がここに呼んだという事は、これをどうにかせよという事だろう。リュカも目の前で女性が生贄にされるのは見たくはない。
遠くで振り上げられた銀色の刃が鈍く光る。リュカはそれと同時に、辺りの重い空気を払うかのように腕を横に切れば、鈴の音と共に清らかな風が吹き抜ける。
――リィン
(ここまですれば十分だよね。後はあの子の運次第)
やるべき事はやった、と後ろを振り返ればそこにはもう精霊の道はなく、ただ暗い森が広がっていた。
リュカは手早く出口までの妖精の道を敷き直すと、月と星が降り注ぐその光景に気が付かないまま、足早にその場を後にした。
森をいくら見渡しても示されるはずの道はなく、こちらから敷く妖精の道もその場所まで届かない。何かに遮られているかのような感覚に強い不快感を覚えた。
「うーん。ここも駄目みたい。でもまだちゃんと繋がってる感じはあるし、どこかに必ず道があるはずなんだけどなぁ」
シャボン玉のように様々な色を反射する羽を広げながら、困ったように腕を組む。さらりと流れる水色の髪は腰よりも長く、その毛先にはじんわりと浅葱色が広がっている。
「この辺りは全て確認したし、もう少し足を伸ばすかな」
リュカはその泉を求め、ここ数ヶ月数え切れないほどの森を巡っていた。しかし、どの森にも泉へと至る道はなく、今訪れている森も空振りであった。
ある程度の森からであれば、その泉への道を探したり敷いたりする事はリュカには簡単であるはずだった。自身と繋がりの深い場所への縁は切れないからだ。
妖精は物や場所などに魔力が宿り生まれる。スミレの花の小さな妖精もいれば、長く使われた糸車から生まれる妖精もいる。
大いなる力を宿す物や場所には、精霊が力を貸して妖精を生み出すこともあった。清廉な泉から発生したリュカもその一人だ。
妖精達は自分自身とも言えるその源を守る。リュカのように高位の妖精であれば、安全のために自身の源を別の空間に隔離しておくのだ。
隔離したその場所は特定の道からのみ繋がるため、その場所の主人に許されない限りは無断で侵入する事は難しい。
その反面、その場の主人であれば、森や水場など特定の場所を媒体として、隔離した場所へと簡単に向かう事も出来た。
しかし、今はどこの森へ行っても泉へと繋がる道を繋ぐことが出来なかった。
リュカがその異変に気が付いたのはとある寒い日の事だ。
ふらりと隣国を訪れと友人の妖精と会っていた時、微かだが羽に違和感を覚えた。隣国とはいえ、異国であってはリュカにも泉までの道は敷けないため、帰ったら様子を見に行こうとした。
それから数日して戻って来た時には、もう道が繋がらなくなっていたのだった。そして、数ヶ月たった今もこうして繋がる道を探し続けている。
「どうしたものかな。あの時以降羽に違和感はないし、そこまで酷い事になってはいないと思うけど……。早くどこかに道を敷ければいいんだけどなぁ」
ため息を吐きながら、森の中に妖精の道を敷く。妖精の道を通って行けば、森の入り口まですぐに着く事が出来るからだ。
リュカがその道を歩いている時、大きな柳の木の妖精と出会った。古くからこの森にいる者であれば、何か有益な情報を持っているかもしれない。
「ねぇ、君。君はこちらの森以外でどこか豊かな森を知らない?」
「これはこれは。貴方のような方が探し物とは珍しいですね。質問の答えですが、私の知る限りですとこの森が一番豊かで美しい」
幼い子供のような姿の柳の妖精は、さわさわとその髪を風になびかせて言葉を続ける。
「もし、探し物をするのでしたら神殿を囲むあの森は如何でしょう。あの場所は神々の加護がありますから道も見えやすいのでは?」
「神殿の森、ね。今のあの場所はあまり好きではないんだけど、行ってみようかな。君に提案を参考にしよう」
リュカが柳の前で軽く手をかざすと、辺りに霧雨のような水が降る。それは生きる者達を癒し育む森の清廉な水だ。
「あぁ、これは何とも心地が良い。どうか、お探しのものがすぐに見つかりますように」
リュカは森を抜けると同時にその姿を変えた。少女にも見える中性的な顔立ちの美しい少年の姿だ。
人の世に紛れる場合、このような姿の方が何かと皆が親切にしてくれるため、本来よりも若い姿を取るのだ。
「久しぶりにこの姿になったなぁ。ま、たまにはいっか」
いつもよりも短い足で道を進むのは少々面倒であったが、すぐに町に向かう荷馬車がやってきた。その荷馬車は案の定、一人で歩いてる子供を心配して声を掛ける。
「一人でどうしたんだい。ここらの治安は良いとはいえ、子供一人じゃあ危ないよ。ほれ、後ろで良ければ乗っていきな」
「うん。乗せてもらうよ。町までは行かないけれどね」
「町まで行かない?それならどこに行くんだ?」
その問いに、リュカはにこりと笑いそれを答えとした。そのまま身軽にひょいと荷台に飛び乗ると、荷馬車は町へ向かってゆっくりと動き出した。
日が暮れ始めた頃、遠くに町の明かりが見えてきた。それはリュカの目指す森への到着でもあった。
乗せてくれた男性に声を掛けもせず、ふわりと地面に降り立つ。無言で立ち去ったものの、荷台にあった売り物の果物に少しばかり瑞々しさを与えてやったのは、リュカなりの感謝の形である。
「さてと。神殿に近づきたくはないけど行きますか」
リュカは元の青年の姿に戻ると、暗い夜の森へと足を踏み入れた。
妖精の道は、明かりがなくとも道自体がほんのりと光を放つため迷う事はない。リュカは暗い森を足元にある道を頼りに進んで行く。
「やっぱりこの森も駄目そうだなぁ。にしても、この神殿はいつからこんなにも汚らわしくなってしまったかな」
風に混じる微かな血の臭いに眉を顰める。本来の神殿の森であれば、神の加護も篤く清らかなものであるはずだ。それがおかしくなったのはいつの頃だったか。
このような場所に長居は不要だと、リュカはさっさと帰路に着こうとした、その時。
『お待ちなさい、泉の子。この道をお行き』
(うわ、精霊がいたのか……)
その声に振り向けばそこに何の姿もなく、暗い森へと続くひとつの道が続いていた。
妖精という立場である以上、妖精よりも高位の存在である精霊には逆らえない。そもそも、精霊の言葉を無視をしたくとも、今ある道は精霊が残した道だけだ。
「あーあ。帰り道隠されちゃった。とりあえずこの道を行ってみるかな。それにしても、わざわざ精霊が声を掛けてくるだなんてこの先に何があるんだろ?」
若干の興味も持ちつつ、示された道を進んで行く。妖精の道よりも明るく広々とした道だ。しかし、その道を進む足はすぐに重くなっていった。
(何この悍しい気配……)
歩みを進める毎に、水辺の気配とそれに混じる悍しさを感じていた。清らかな泉であるリュカにこのような場所は辛いものであった。
「まったく。精霊はボクをこんな所に連れて来て一体何をさせたいのさ。………ん?」
精霊が敷いた道が途切れた先に、開けた場所が現れた。道から出ないようにそっと覗き込めば、人の願いと怨念溢れる湖が広がっていた。
その湖を囲むように、辺り一面に白い花が咲くがそれに宿る妖精などいない。
「なんて場所に呼ぶんだ……。こんな汚れた場所、ボクは近付きたくもないよ。……あれ?女の子?うわ、まさか今ここで悍しい事しようとしてるの?」
精霊がここに呼んだという事は、これをどうにかせよという事だろう。リュカも目の前で女性が生贄にされるのは見たくはない。
遠くで振り上げられた銀色の刃が鈍く光る。リュカはそれと同時に、辺りの重い空気を払うかのように腕を横に切れば、鈴の音と共に清らかな風が吹き抜ける。
――リィン
(ここまですれば十分だよね。後はあの子の運次第)
やるべき事はやった、と後ろを振り返ればそこにはもう精霊の道はなく、ただ暗い森が広がっていた。
リュカは手早く出口までの妖精の道を敷き直すと、月と星が降り注ぐその光景に気が付かないまま、足早にその場を後にした。
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