好きな人の子供ができたけど別れた

空宇海

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急いで向かった。
茜音を守りたいって一心で。

家の鍵を開けるとすでに開いていた。

どうやって?
茜音に渡してないのに


「あら、おかえりなさい」

「……なんで、居るの」

なんで?
なんでなの?

「……話そ?」

父親がそう言って母親を連れてく。
はぁぁ……
茜音の存在もバレた。

「ほら、彩綾」

父の後をついてく。
座ると茜音が隣に来た。

「……話って?」

「彩綾、この子は誰との子供?」

「……なんで?」

母親が聞いてきた。
なんで、聞くの?

この子をどうする気?

「この子の父親は?居るの?私は心配なの」

「……父親なんて居ないよ。シングルマザーでなにがいけないの?私が言ったら助けてくれた?一度でも私の話を聞いてくれたことある?」

母親はいつも私の話を聞いてくれない。

全部、決めた後で私に話して終わる。
それが嫌だった。

「彩綾も、そのへんにしなさい。彩綾は大丈夫って思ってた俺たちが悪いんだ。な?母さんは娘の彩綾が心配なんだ」

父さんは母さんの方を見てた。

少しやつれた?
あんなに元気な母さんが?

「……彩綾、1人で大丈夫なの?ちゃんと食べてる?」

「食べてるよ。母さんは?食べてないでしょ!なにか作るよ」

早いけど夕食を作ることにした。

茜音の大好きなオムライス

「ママ美味しいよ」

「よかった」

お風呂に入れようとしたら母さんにとられた。
父さんと2人きり

「戻ってこい。明日、帰るぞ」

うわー!
かってだぁ!


ホントに連れ戻されることになった。



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