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7章(5)
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戴冠式までのふた月は、慌ただしく過ぎていった。準備をしている間に夏は過ぎ、実りの秋がやってきた。
メルフェリーゼは王族の誰よりも早く起き出し、自分で夜着から着替え、洗顔や髪結いを済ませる。
厨房へ行って侍女たちとともに簡単な食事を済ませると、アウストルが食べる分の食事の盛りつけや配膳を手伝う。アウストルにはやめてほしいと懇願されているが、料理の毒見もメルフェリーゼの役目だ。この命の最後の一滴まで、アウストルに使うと決めている。
アウストルの寝室へ向かう途中、メルフェリーゼはふと足を止めた。そこは、かつてロワディナが寝室として使っていた部屋である。
ロワディナはマーリンドが幽閉されたことによって離縁が認められ、生まれであるツリシャ王国へと帰って行った。ロワディナ本人は娘であるハナも連れて帰りたかったようだが、ハナはユルハに残るといって聞かなかったそうだ。ロワディナがツリシャ王国の第五王女だと知ったのは、彼女がツリシャへ帰る日であった。
ツリシャへ帰るロワディナの傍らには、近衛兵の鎧をまとったカイリエンもいた。マーリンドの悪事を暴いたことで、ツリシャの国王から直々に近衛兵への復帰を求められたという。
左目が見えないというハンデをまったく感じさせない堂々とした立ち振舞いに、メルフェリーゼはカイリエンと出会えてよかったと心の底から思った。
アウストルが国王に即位した後、ツリシャ王国へ挨拶に伺う予定である。その時に、ロワディナやカイリエンと再会できることを、メルフェリーゼはひそかに楽しみにしていた。
「アウストル様、メルフェリーゼです」
アウストルの寝室の前に立ち、扉をノックをして呼びかける。すぐにくぐもった返事が聞こえてきて、メルフェリーゼはそっと扉を開けた。
ベッドの上でアウストルが半身を起こして、入り口のほうを見ている。メルフェリーゼの姿を認めると、翡翠色の目をすがめて彼女を見た。
「おはよう、メル。昨夜の雷はひどかったな」
メルフェリーゼは持ってきた朝食をテーブルの上に並べながら、アウストルに返事をする。
「城のすぐそばの森に落ちたみたいで、木が何本か燃えたと侍女たちが話していましたよ」
「また厨房で朝食を食べてきたのか?」
「ええ、アウストル様の朝食を取りに行くついでに」
アウストルはゆっくりとベッドから足を下ろすと、テーブルに歩み寄りながら、苦々しい顔を見せる。
「俺の世話だって、侍女に任せておけばいいだろう。これから王妃になるお前がやる仕事じゃない」
「気にしないでください、私がやりたくてやっているんですから」
「俺が気にするよ」
席に着いたアウストルが手を伸ばし、メルフェリーゼの腕を取る。メルフェリーゼは腰をかがめて、アウストルと視線を合わせた。毎朝の儀式のように、アウストルがメルフェリーゼの額に口づける。固く強張った指先で、彼女のブロンドの髪に触れた。
「だいぶ、伸びてきたな」
メルフェリーゼはアウストルの処刑を回避するためにミハイの館から馬を飛ばしている際、長いブロンドの髪を切り落としてしまっていた。マーリンドの密偵ならメルフェリーゼの顔を知っているはずだから、侍女のふりをして目をかいくぐろうというミハイの発想だった。
最初は惜しいと思ったが、今では短いほうが楽でよいと思っている。洗うのも楽だし、結っても頭が重くなりにくい。さすがに戴冠式の時には結い方を変えるために長く伸ばさなければならないが、戴冠式が終わればまた切ってもいいだろうとすら思っていた。
髪に触れたアウストルの指を解いて、メルフェリーゼは彼の指先を包み込む。気温の下がる朝には、アウストルの指も強張ってしまって上手く動きにくい。自分の体温で温めるように指を包み込み、じんわりとほぐれてきたところでスプーンを握らせようとしたが、アウストルは上手く掴めずに取り落とした。床に金属の跳ねる鋭い音がする。
「こんな手で、国王など務まると思うか」
アウストルがぽつりと呟く。アウストルらしくない、不安の滲む声。
メルフェリーゼはパンを割っていた手を止めて、アウストルを見た。
「大丈夫、アウストル様なら立派に務められます」
「なぜ、言い切れる」
翡翠色の瞳に迷いの色が揺れている。母親とはぐれた幼い子どものような、頼りない顔でメルフェリーゼを見ている。
メルフェリーゼはずっと、アウストルのことを誤解していた。無表情で、冷ややかで、感情の機微に乏しい人間だと思っていた。だからメルフェリーゼが傷ついていることにも気づかないのだと思っていた。
今は、もう違う。目の前のアウストルの気持ちが手に取るように分かる。アウストルはメルフェリーゼを信頼して、自分の弱さを、迷いを、見せてくれている。その期待に応えたい。アウストルがメルフェリーゼを思うように、メルフェリーゼもまたアウストルを大切な存在だと、命さえも惜しくないと思うほど愛していると伝えたい。
「私が、アウストル様の手になります。アウストル様にできないことは、私がすべて担います。私たちは、二人で一人の国王になるんです」
メルフェリーゼの言葉に、アウストルは目を瞬かせた。
「俺にできないこと……」
「そうです。アウストル様に難しいことは、私がなんとしてでもやってみせます」
メルフェリーゼの決意を、アウストルはどう受け取ったのだろう。迷い子のように幼い不安げな顔をしていたアウストルが、じわじわと笑みを浮かべる。
「ひとつだけ、お前にやって欲しいことがある」
アウストルが腕を伸ばし、メルフェリーゼの頬を撫でる。翡翠色の瞳のきらめきに、息が詰まった。
彫像のように綺麗で、形のいい薄い唇が開かれる。
「俺は、お前との子が欲しい」
真剣な目で見つめられ、メルフェリーゼの顔に熱が集まる。アウストルに触れられている頬が熱い。
目を逸らしたくても、逸らせない。翡翠色の瞳がまっすぐに、メルフェリーゼを射抜く。
「子を産むことは、お前にしかできないだろう?」
「そ、それは、そうですけど……」
あれだけアウストルに世継ぎが欲しいと訴えていたのに、いざ面と向かって言われると恥ずかしさでどうしたらいいのか分からなくなる。
子が欲しいということは、つまり、アウストルと夜をともにするということで……。
頬を染めるメルフェリーゼを見て、アウストルは喉の奥で笑った。ぎこちなく指先を動かして、メルフェリーゼの唇をなぞる。
「戴冠式の夜を、俺たちの初夜にしよう――」
アウストルはそう言いかけて、椅子から腰を浮かせた。メルフェリーゼの唇に、薄く熱を持ったアウストルの唇が押しつけられる。そっと唇に触れるだけの、やわらかな口づけで、アウストルはすぐに離れて腰を下ろした。
目を白黒させるメルフェリーゼの口元に、アウストルが不器用につまみ上げたパンが押しつけられる。
「しっかり食べて、体力をつけておくように」
「っ……!」
アウストルの微笑みは、それまで見たことがないほど穏やかで、美しかった。
ユルハ王国史上初の、夫婦の共同執政によって、ユルハ王国がますます豊かになり、国から貧民が姿を消したのは三十年後のことであった。
国王アウストルと王妃メルフェリーゼは、在位中に二男三女の子宝に恵まれた。
国王は姪ほど歳の離れた王妃を溺愛し、国民から愛妻家の国王として慕われたという。
王妃もまた、歴史に名を残すような表立った活躍はなかったものの、国王の手として彼の執政を支えてきたことは言うまでもない。
彼女は国王の亡き後、ブルゴ湖そばの屋敷に居を移した。彼女のそばには常に、一線を退いた隻眼の騎士が控えていたというが、彼が何者であったかは記録に残されていない。
巷では王妃が過去に国王の暗殺を画策し、隻眼の騎士との駆け落ちを企図した恋物語が出回っているが、国王の王妃に対する溺愛ぶりを見るに、全くの事実無根であると言わざるを得ない。
年齢差、そして王族と貧民という身分の差を乗り越えて結ばれた国王と王妃の仲に、異を唱える者はいないだろう。
―完―
メルフェリーゼは王族の誰よりも早く起き出し、自分で夜着から着替え、洗顔や髪結いを済ませる。
厨房へ行って侍女たちとともに簡単な食事を済ませると、アウストルが食べる分の食事の盛りつけや配膳を手伝う。アウストルにはやめてほしいと懇願されているが、料理の毒見もメルフェリーゼの役目だ。この命の最後の一滴まで、アウストルに使うと決めている。
アウストルの寝室へ向かう途中、メルフェリーゼはふと足を止めた。そこは、かつてロワディナが寝室として使っていた部屋である。
ロワディナはマーリンドが幽閉されたことによって離縁が認められ、生まれであるツリシャ王国へと帰って行った。ロワディナ本人は娘であるハナも連れて帰りたかったようだが、ハナはユルハに残るといって聞かなかったそうだ。ロワディナがツリシャ王国の第五王女だと知ったのは、彼女がツリシャへ帰る日であった。
ツリシャへ帰るロワディナの傍らには、近衛兵の鎧をまとったカイリエンもいた。マーリンドの悪事を暴いたことで、ツリシャの国王から直々に近衛兵への復帰を求められたという。
左目が見えないというハンデをまったく感じさせない堂々とした立ち振舞いに、メルフェリーゼはカイリエンと出会えてよかったと心の底から思った。
アウストルが国王に即位した後、ツリシャ王国へ挨拶に伺う予定である。その時に、ロワディナやカイリエンと再会できることを、メルフェリーゼはひそかに楽しみにしていた。
「アウストル様、メルフェリーゼです」
アウストルの寝室の前に立ち、扉をノックをして呼びかける。すぐにくぐもった返事が聞こえてきて、メルフェリーゼはそっと扉を開けた。
ベッドの上でアウストルが半身を起こして、入り口のほうを見ている。メルフェリーゼの姿を認めると、翡翠色の目をすがめて彼女を見た。
「おはよう、メル。昨夜の雷はひどかったな」
メルフェリーゼは持ってきた朝食をテーブルの上に並べながら、アウストルに返事をする。
「城のすぐそばの森に落ちたみたいで、木が何本か燃えたと侍女たちが話していましたよ」
「また厨房で朝食を食べてきたのか?」
「ええ、アウストル様の朝食を取りに行くついでに」
アウストルはゆっくりとベッドから足を下ろすと、テーブルに歩み寄りながら、苦々しい顔を見せる。
「俺の世話だって、侍女に任せておけばいいだろう。これから王妃になるお前がやる仕事じゃない」
「気にしないでください、私がやりたくてやっているんですから」
「俺が気にするよ」
席に着いたアウストルが手を伸ばし、メルフェリーゼの腕を取る。メルフェリーゼは腰をかがめて、アウストルと視線を合わせた。毎朝の儀式のように、アウストルがメルフェリーゼの額に口づける。固く強張った指先で、彼女のブロンドの髪に触れた。
「だいぶ、伸びてきたな」
メルフェリーゼはアウストルの処刑を回避するためにミハイの館から馬を飛ばしている際、長いブロンドの髪を切り落としてしまっていた。マーリンドの密偵ならメルフェリーゼの顔を知っているはずだから、侍女のふりをして目をかいくぐろうというミハイの発想だった。
最初は惜しいと思ったが、今では短いほうが楽でよいと思っている。洗うのも楽だし、結っても頭が重くなりにくい。さすがに戴冠式の時には結い方を変えるために長く伸ばさなければならないが、戴冠式が終わればまた切ってもいいだろうとすら思っていた。
髪に触れたアウストルの指を解いて、メルフェリーゼは彼の指先を包み込む。気温の下がる朝には、アウストルの指も強張ってしまって上手く動きにくい。自分の体温で温めるように指を包み込み、じんわりとほぐれてきたところでスプーンを握らせようとしたが、アウストルは上手く掴めずに取り落とした。床に金属の跳ねる鋭い音がする。
「こんな手で、国王など務まると思うか」
アウストルがぽつりと呟く。アウストルらしくない、不安の滲む声。
メルフェリーゼはパンを割っていた手を止めて、アウストルを見た。
「大丈夫、アウストル様なら立派に務められます」
「なぜ、言い切れる」
翡翠色の瞳に迷いの色が揺れている。母親とはぐれた幼い子どものような、頼りない顔でメルフェリーゼを見ている。
メルフェリーゼはずっと、アウストルのことを誤解していた。無表情で、冷ややかで、感情の機微に乏しい人間だと思っていた。だからメルフェリーゼが傷ついていることにも気づかないのだと思っていた。
今は、もう違う。目の前のアウストルの気持ちが手に取るように分かる。アウストルはメルフェリーゼを信頼して、自分の弱さを、迷いを、見せてくれている。その期待に応えたい。アウストルがメルフェリーゼを思うように、メルフェリーゼもまたアウストルを大切な存在だと、命さえも惜しくないと思うほど愛していると伝えたい。
「私が、アウストル様の手になります。アウストル様にできないことは、私がすべて担います。私たちは、二人で一人の国王になるんです」
メルフェリーゼの言葉に、アウストルは目を瞬かせた。
「俺にできないこと……」
「そうです。アウストル様に難しいことは、私がなんとしてでもやってみせます」
メルフェリーゼの決意を、アウストルはどう受け取ったのだろう。迷い子のように幼い不安げな顔をしていたアウストルが、じわじわと笑みを浮かべる。
「ひとつだけ、お前にやって欲しいことがある」
アウストルが腕を伸ばし、メルフェリーゼの頬を撫でる。翡翠色の瞳のきらめきに、息が詰まった。
彫像のように綺麗で、形のいい薄い唇が開かれる。
「俺は、お前との子が欲しい」
真剣な目で見つめられ、メルフェリーゼの顔に熱が集まる。アウストルに触れられている頬が熱い。
目を逸らしたくても、逸らせない。翡翠色の瞳がまっすぐに、メルフェリーゼを射抜く。
「子を産むことは、お前にしかできないだろう?」
「そ、それは、そうですけど……」
あれだけアウストルに世継ぎが欲しいと訴えていたのに、いざ面と向かって言われると恥ずかしさでどうしたらいいのか分からなくなる。
子が欲しいということは、つまり、アウストルと夜をともにするということで……。
頬を染めるメルフェリーゼを見て、アウストルは喉の奥で笑った。ぎこちなく指先を動かして、メルフェリーゼの唇をなぞる。
「戴冠式の夜を、俺たちの初夜にしよう――」
アウストルはそう言いかけて、椅子から腰を浮かせた。メルフェリーゼの唇に、薄く熱を持ったアウストルの唇が押しつけられる。そっと唇に触れるだけの、やわらかな口づけで、アウストルはすぐに離れて腰を下ろした。
目を白黒させるメルフェリーゼの口元に、アウストルが不器用につまみ上げたパンが押しつけられる。
「しっかり食べて、体力をつけておくように」
「っ……!」
アウストルの微笑みは、それまで見たことがないほど穏やかで、美しかった。
ユルハ王国史上初の、夫婦の共同執政によって、ユルハ王国がますます豊かになり、国から貧民が姿を消したのは三十年後のことであった。
国王アウストルと王妃メルフェリーゼは、在位中に二男三女の子宝に恵まれた。
国王は姪ほど歳の離れた王妃を溺愛し、国民から愛妻家の国王として慕われたという。
王妃もまた、歴史に名を残すような表立った活躍はなかったものの、国王の手として彼の執政を支えてきたことは言うまでもない。
彼女は国王の亡き後、ブルゴ湖そばの屋敷に居を移した。彼女のそばには常に、一線を退いた隻眼の騎士が控えていたというが、彼が何者であったかは記録に残されていない。
巷では王妃が過去に国王の暗殺を画策し、隻眼の騎士との駆け落ちを企図した恋物語が出回っているが、国王の王妃に対する溺愛ぶりを見るに、全くの事実無根であると言わざるを得ない。
年齢差、そして王族と貧民という身分の差を乗り越えて結ばれた国王と王妃の仲に、異を唱える者はいないだろう。
―完―
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最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
駆け足気味な書き方で、言葉少なになってしまったところを読み取って解釈して頂き、本当にありがとうございます。嬉しいです。
納得いく形になるよう加筆修正しながら、次の作品にも着手する予定ですので、またどこかでお目にかかれたら幸いです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
個人的にも理由付けが少し弱いかな、と思う箇所はあったので改稿で補強していこうと思います。(字数の関係で削った部分もあったので)