21 / 40
第一章
邂逅と衝突
しおりを挟む
アストレア王国では奴隷売買は違法だ。奴隷市の摘発や取り締まりも、しょっちゅう行われるそうだ。しかも、奴隷売買を犯した罪人には問答無用で死刑が言い渡される。そんなハイリスクを取ってまで奴隷市へと人々が通いつめる理由、それは奴隷売買が儲かるからである。
奴隷を売る側は高額で売れる。買う方は半永久的に働くマンパワーが手に入る。リスクよりも圧倒的に利益の方が大きいのである。
ただそんな奴隷市も法からは逃れられない。奴隷売買が違法である以上、奴隷市が存在しているという事実を隠さなければならない。
そのためか、紹介された奴隷市はアストレア王国郊外の辺境の地にポツンとあった。広大な草原の中心に鎮座する漆黒の建物は場違いで物々しい雰囲気を放っていた。
まるで刑務所のような造りをしている奴隷市は、奴隷の脱獄を防ぐためか大量の警備員が辺りを絶えず巡回していた。
覚悟はしていたものの、やっぱり奴隷市って怖いところだな。少しビクビクしながらも、二人の強面の警備員が守る正門へと足を進める。
奴隷市場の建物内に入ろうとしたその時、一人の警備員に呼び止められる。
「そこの二人、紹介状を見せろ!」
突然声をかけられたから一瞬ビクッとしたけど、紹介状を見せたらすんなり通して貰えた。建物の中はサッカーコート2個分くらいの大きさで、随分広かった。刑務所のような独房が規則正しく並べられていて、その独房内では奴隷が「私を買ってくれ」と言わんばかりにアピールしてくる。
売り物の奴隷達は本当に多種多様だった。幼い子供から高齢者まで、さまざまな年齢層、種族の奴隷がショーケースされていた。
かなり酷いな。
れいちゃんには少し刺激が強すぎるので、本日分の『心情創造者』で生成したアイマスクと耳栓をさせてる。正直言って俺にも刺激が強すぎて早くここから出たいから、さっさと本題に移ろう。
今日の目的はれいちゃんの子守を見つけることだ。子守としての最低条件は強いこと、そしてれいちゃんをちゃんと守ってくれることだな。あとできれば女性がいいな。
さて、この条件に合う奴隷がいるかどうかが問題なんだけどな。一人一人鑑定してくわけにはいかないし、一度店員さんに聞いてみよう。
近くにいた暇そうな若い店員さんに話しかけてみる。
「すみません」
「はい」
「実は、強い女性の奴隷を探してまして。」
「強い、女性の奴隷ですか……」
「はい。」
少し考える素振りを見せると、店員さんは「ついてきてください」と一つの独房の元へと案内してくれた。
「こちらはどうでしょう?戦闘民族クルシュ族の唯一の生き残りです。」
店員さんが案内してくれた独房内には、俯いたまま何かをぶつぶつと口ずさんでいる赤髪の女性が壁に寄りかかるようにして座っていた。
また、この女性は鑑定せずとも分かるような強者の体つきをしていた。
「この人と話して見てもいいですか?」
「話す……ですか。クルシュ族が話すクルシュ語を喋れる者はここにはいなくてですね、意思疎通が不可能なんですよ。」
「意思疎通ができないってことは、ずっとこんな状態なんですか?」
「そうなんですよ。奴隷になってからかれこれ2週間ですけど、何にも食べないし飲まないし。クルシュ族だから一ヶ月くらいは飲食しなくても大丈夫ですけど、このまま売れ残る様子だと殺処分ですかね。」
殺処分か。そんなことを飄々と口にできる辺り、やはり奴隷市は恐ろしいところだ。ここの店員は全員裏社会の人間。どんなことをされるか分からない以上、油断は禁物だ。
『殺す……』
「ッー!?」
物思いに耽っていると、微かに独房から声がした。一度疑ったが、確かにその声は独房内から発せられたものだった。
なぜクルシュ語が分かる?そして「殺す」って何!恐る恐る独房内に目を向けるとクルシュ族の女性が物凄い殺気を放っていた。
『おいユウマ!』
神威が驚いている俺を見かねてか、脳内に話しかけてきた。
なんだよ神威。こっちはお前のしょうもない話に付き合ってる場合じゃないんだよ!
『いいから聞け!お前には『言語理解』というスキルがあるってことを忘れるな!』
あ、そうだった。『言語理解』というスキルのおかげでクルシュ語が分かったのか。だとしたら、話すこともできるのかな。一度試してみよう。
「そこの君、名前は?」
そう女性に声をかけてみると、驚いた様子で固まってしまった。真紅の目を大きく見開いて俺を一心に見つめてくる。
「ッ!なぜその言葉を……」
「クルシュ族の友達がいるだけだよ。」
『言語理解』のスキルはあまり人に知られたくないから、伏せておくことにした。さて、信用してくれればいいんだけどな……
「そうか。なら私をここから出せ。」
……は?
「どうしてそんな驚いた表情をしてるんだ?クルシュ族の友達から聞いてないのか?」
えっ、どういうこと?
「クルシュ族の仇を討つために、力を貸せと言ってるのだ。」
「ちょっと待ってくれ!話がー」
「話などもう十分。さっさと出せ。」
なんだこの破茶滅茶な女。さっきからすごく自分勝手で俺の言ってることを全く聞いてくれない。こんな人にれいちゃんの子守は任せられない。どれだけ強くても、れいちゃんを守る気がないなら要らない。
「すみません店員さん、やっぱり違うのにします。」
「そうですか。まあこんなイカれ女無理ですよね!ではもうちょっとちゃんとした商品をご案内しますね!」
店員さんはそう言って違う独房へと案内しようとしたその瞬間。
「お前待てよ!」
その場から立ち去ろうとしたその瞬間、クルシュ族の女が俺に向かって発狂してきた。
「お前ここから出せ!何帰ろうとしてるんだよ!」
その様子を見て、店員は、
「あのイカれ女、何か吠えてますね!放っておきましょう!」
と笑顔ながらに言い放った。
「おい!お前逃げるな!」
店員に連れられながらも、クルシュ族の女は吠え続ける。
「殺してやる……お前も、そ、その子も殺してやる!」
その呪詛のような叫びに、俺は少し怖気付いた。こんな奴にれいちゃんは任せられない。そう決心してその場から離れようとしたその時、れいちゃんがアイマスクと耳栓を外して何かを訴えかけてきた。
「あぅ!あぅあぅ!」
「れいちゃん!耳栓とアイマスクを外しちゃダメだって言ったでしょ!」
そう注意してもれいちゃんは聞き入れる素振りも見せずに、さらに大きな声で何かを訴える。
「あぅあぅ!」
なになに?あの人の手?
どうやられいちゃんは女の右手に握られている古びた布切れのような物が気になってしょうがないようだ。
まあ、れいちゃんがそんなに言うなら……
「すみません、店員さん、あの人ともうちょっと話してもいいですか?」
「えっ?」
店員さんは驚きを隠せずにいた。こんなギャーギャー叫んでる相手ともう一度話すなんて狂ってると言わんばかりに目を見開いてる。
そんな店員さんの視線を無視して、俺は再びクルシュ族の女の独房に近づく。
「ねぇ、その握ってる布切れは何?」
「ッー」
女は虚を突かれたようで、一瞬驚いた表情を見せると、唇を悔しそうに噛み締めた。そして苦しそうに、
「子供……のものだ」
と呟いた。さっきまで名前すら教えてくれなかったのに急にお喋りになったな。しかし、子供のもの?
「それって君のお子さんってこと?」
そう聞いてみると、女は小さく頭を縦に振った。
「えっと、その子供さんはどうしたの?」
「……殺された……私の目の前で」
奴隷を売る側は高額で売れる。買う方は半永久的に働くマンパワーが手に入る。リスクよりも圧倒的に利益の方が大きいのである。
ただそんな奴隷市も法からは逃れられない。奴隷売買が違法である以上、奴隷市が存在しているという事実を隠さなければならない。
そのためか、紹介された奴隷市はアストレア王国郊外の辺境の地にポツンとあった。広大な草原の中心に鎮座する漆黒の建物は場違いで物々しい雰囲気を放っていた。
まるで刑務所のような造りをしている奴隷市は、奴隷の脱獄を防ぐためか大量の警備員が辺りを絶えず巡回していた。
覚悟はしていたものの、やっぱり奴隷市って怖いところだな。少しビクビクしながらも、二人の強面の警備員が守る正門へと足を進める。
奴隷市場の建物内に入ろうとしたその時、一人の警備員に呼び止められる。
「そこの二人、紹介状を見せろ!」
突然声をかけられたから一瞬ビクッとしたけど、紹介状を見せたらすんなり通して貰えた。建物の中はサッカーコート2個分くらいの大きさで、随分広かった。刑務所のような独房が規則正しく並べられていて、その独房内では奴隷が「私を買ってくれ」と言わんばかりにアピールしてくる。
売り物の奴隷達は本当に多種多様だった。幼い子供から高齢者まで、さまざまな年齢層、種族の奴隷がショーケースされていた。
かなり酷いな。
れいちゃんには少し刺激が強すぎるので、本日分の『心情創造者』で生成したアイマスクと耳栓をさせてる。正直言って俺にも刺激が強すぎて早くここから出たいから、さっさと本題に移ろう。
今日の目的はれいちゃんの子守を見つけることだ。子守としての最低条件は強いこと、そしてれいちゃんをちゃんと守ってくれることだな。あとできれば女性がいいな。
さて、この条件に合う奴隷がいるかどうかが問題なんだけどな。一人一人鑑定してくわけにはいかないし、一度店員さんに聞いてみよう。
近くにいた暇そうな若い店員さんに話しかけてみる。
「すみません」
「はい」
「実は、強い女性の奴隷を探してまして。」
「強い、女性の奴隷ですか……」
「はい。」
少し考える素振りを見せると、店員さんは「ついてきてください」と一つの独房の元へと案内してくれた。
「こちらはどうでしょう?戦闘民族クルシュ族の唯一の生き残りです。」
店員さんが案内してくれた独房内には、俯いたまま何かをぶつぶつと口ずさんでいる赤髪の女性が壁に寄りかかるようにして座っていた。
また、この女性は鑑定せずとも分かるような強者の体つきをしていた。
「この人と話して見てもいいですか?」
「話す……ですか。クルシュ族が話すクルシュ語を喋れる者はここにはいなくてですね、意思疎通が不可能なんですよ。」
「意思疎通ができないってことは、ずっとこんな状態なんですか?」
「そうなんですよ。奴隷になってからかれこれ2週間ですけど、何にも食べないし飲まないし。クルシュ族だから一ヶ月くらいは飲食しなくても大丈夫ですけど、このまま売れ残る様子だと殺処分ですかね。」
殺処分か。そんなことを飄々と口にできる辺り、やはり奴隷市は恐ろしいところだ。ここの店員は全員裏社会の人間。どんなことをされるか分からない以上、油断は禁物だ。
『殺す……』
「ッー!?」
物思いに耽っていると、微かに独房から声がした。一度疑ったが、確かにその声は独房内から発せられたものだった。
なぜクルシュ語が分かる?そして「殺す」って何!恐る恐る独房内に目を向けるとクルシュ族の女性が物凄い殺気を放っていた。
『おいユウマ!』
神威が驚いている俺を見かねてか、脳内に話しかけてきた。
なんだよ神威。こっちはお前のしょうもない話に付き合ってる場合じゃないんだよ!
『いいから聞け!お前には『言語理解』というスキルがあるってことを忘れるな!』
あ、そうだった。『言語理解』というスキルのおかげでクルシュ語が分かったのか。だとしたら、話すこともできるのかな。一度試してみよう。
「そこの君、名前は?」
そう女性に声をかけてみると、驚いた様子で固まってしまった。真紅の目を大きく見開いて俺を一心に見つめてくる。
「ッ!なぜその言葉を……」
「クルシュ族の友達がいるだけだよ。」
『言語理解』のスキルはあまり人に知られたくないから、伏せておくことにした。さて、信用してくれればいいんだけどな……
「そうか。なら私をここから出せ。」
……は?
「どうしてそんな驚いた表情をしてるんだ?クルシュ族の友達から聞いてないのか?」
えっ、どういうこと?
「クルシュ族の仇を討つために、力を貸せと言ってるのだ。」
「ちょっと待ってくれ!話がー」
「話などもう十分。さっさと出せ。」
なんだこの破茶滅茶な女。さっきからすごく自分勝手で俺の言ってることを全く聞いてくれない。こんな人にれいちゃんの子守は任せられない。どれだけ強くても、れいちゃんを守る気がないなら要らない。
「すみません店員さん、やっぱり違うのにします。」
「そうですか。まあこんなイカれ女無理ですよね!ではもうちょっとちゃんとした商品をご案内しますね!」
店員さんはそう言って違う独房へと案内しようとしたその瞬間。
「お前待てよ!」
その場から立ち去ろうとしたその瞬間、クルシュ族の女が俺に向かって発狂してきた。
「お前ここから出せ!何帰ろうとしてるんだよ!」
その様子を見て、店員は、
「あのイカれ女、何か吠えてますね!放っておきましょう!」
と笑顔ながらに言い放った。
「おい!お前逃げるな!」
店員に連れられながらも、クルシュ族の女は吠え続ける。
「殺してやる……お前も、そ、その子も殺してやる!」
その呪詛のような叫びに、俺は少し怖気付いた。こんな奴にれいちゃんは任せられない。そう決心してその場から離れようとしたその時、れいちゃんがアイマスクと耳栓を外して何かを訴えかけてきた。
「あぅ!あぅあぅ!」
「れいちゃん!耳栓とアイマスクを外しちゃダメだって言ったでしょ!」
そう注意してもれいちゃんは聞き入れる素振りも見せずに、さらに大きな声で何かを訴える。
「あぅあぅ!」
なになに?あの人の手?
どうやられいちゃんは女の右手に握られている古びた布切れのような物が気になってしょうがないようだ。
まあ、れいちゃんがそんなに言うなら……
「すみません、店員さん、あの人ともうちょっと話してもいいですか?」
「えっ?」
店員さんは驚きを隠せずにいた。こんなギャーギャー叫んでる相手ともう一度話すなんて狂ってると言わんばかりに目を見開いてる。
そんな店員さんの視線を無視して、俺は再びクルシュ族の女の独房に近づく。
「ねぇ、その握ってる布切れは何?」
「ッー」
女は虚を突かれたようで、一瞬驚いた表情を見せると、唇を悔しそうに噛み締めた。そして苦しそうに、
「子供……のものだ」
と呟いた。さっきまで名前すら教えてくれなかったのに急にお喋りになったな。しかし、子供のもの?
「それって君のお子さんってこと?」
そう聞いてみると、女は小さく頭を縦に振った。
「えっと、その子供さんはどうしたの?」
「……殺された……私の目の前で」
121
あなたにおすすめの小説
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
盾の間違った使い方
KeyBow
ファンタジー
その日は快晴で、DIY日和だった。
まさかあんな形で日常が終わるだなんて、誰に想像できただろうか。
マンションの屋上から落ちてきた女子高生と、運が悪く――いや、悪すぎることに激突して、俺は死んだはずだった。
しかし、当たった次の瞬間。
気がつけば、今にも動き出しそうなドラゴンの骨の前にいた。
周囲は白骨死体だらけ。
慌てて武器になりそうなものを探すが、剣はすべて折れ曲がり、鎧は胸に大穴が空いたりひしゃげたりしている。
仏様から脱がすのは、物理的にも気持ち的にも無理だった。
ここは――
多分、ボス部屋。
しかもこの部屋には入り口しかなく、本来ドラゴンを倒すために進んできた道を、逆進行するしかなかった。
与えられた能力は、現代日本の商品を異世界に取り寄せる
【異世界ショッピング】。
一見チートだが、完成された日用品も、人が口にできる食べ物も飲料水もない。買えるのは素材と道具、作業関連品、農作業関連の品や種、苗等だ。
魔物を倒して魔石をポイントに換えなければ、
水一滴すら買えない。
ダンジョン最奥スタートの、ハード・・・どころか鬼モードだった。
そんな中、盾だけが違った。
傷はあっても、バンドの残った盾はいくつも使えた。
両手に円盾、背中に大盾、そして両肩に装着したL字型とスパイク付きのそれは、俺をリアルザクに仕立てた。
盾で殴り
盾で守り
腹が減れば・・・盾で焼く。
フライパン代わりにし、竈の一部にし、用途は盛大に間違っているが、生きるためには、それが正解だった。
ボス部屋手前のセーフエリアを拠点に、俺はひとりダンジョンを生き延びていく。
――そんなある日。
聞こえるはずのない女性の悲鳴が、ボス部屋から響いた。
盾のまちがった使い方から始まる異世界サバイバル、ここに開幕。
【AIの使用について】
本作は執筆補助ツールとして生成AIを使用しています。
主な用途は「誤字脱字のチェック」「表現の推敲」「壁打ち(アイデア出しの補助)」です。
ストーリー構成および本文の執筆は作者自身が行っております。
異世界ビルメン~清掃スキルで召喚された俺、役立たずと蔑まれ投獄されたが、実は光の女神の使徒でした~
松永 恭
ファンタジー
三十三歳のビルメン、白石恭真(しらいし きょうま)。
異世界に召喚されたが、与えられたスキルは「清掃」。
「役立たず」と蔑まれ、牢獄に放り込まれる。
だがモップひと振りで汚れも瘴気も消す“浄化スキル”は規格外。
牢獄を光で満たした結果、強制釈放されることに。
やがて彼は知らされる。
その力は偶然ではなく、光の女神に選ばれし“使徒”の証だと――。
金髪エルフやクセ者たちと繰り広げる、
戦闘より掃除が多い異世界ライフ。
──これは、汚れと戦いながら世界を救う、
笑えて、ときにシリアスなおじさん清掃員の奮闘記である。
大和型戦艦、異世界に転移する。
焼飯学生
ファンタジー
第二次世界大戦が起きなかった世界。大日本帝国は仮想敵国を定め、軍事力を中心に強化を行っていた。ある日、大日本帝国海軍は、大和型戦艦四隻による大規模な演習と言う名目で、太平洋沖合にて、演習を行うことに決定。大和、武蔵、信濃、紀伊の四隻は、横須賀海軍基地で補給したのち出港。しかし、移動の途中で濃霧が発生し、レーダーやソナーが使えなくなり、更に信濃と紀伊とは通信が途絶してしまう。孤立した大和と武蔵は濃霧を突き進み、太平洋にはないはずの、未知の島に辿り着いた。
※ この作品は私が書きたいと思い、書き進めている作品です。文章がおかしかったり、不明瞭な点、あるいは不快な思いをさせてしまう可能性がございます。できる限りそのような事態が起こらないよう気をつけていますが、何卒ご了承賜りますよう、お願い申し上げます。
やさしい異世界転移
みなと
ファンタジー
妹の誕生日ケーキを買いに行く最中 謎の声に導かれて異世界へと転移してしまった主人公
神洞 優斗。
彼が転移した世界は魔法が発達しているファンタジーの世界だった!
元の世界に帰るまでの間優斗は学園に通い平穏に過ごす事にしたのだが……?
この時の優斗は気付いていなかったのだ。
己の……いや"ユウト"としての逃れられない定めがすぐ近くまで来ている事に。
この物語は 優斗がこの世界で仲間と出会い、共に様々な困難に立ち向かい希望 絶望 別れ 後悔しながらも進み続けて、英雄になって誰かに希望を託すストーリーである。
どうも、命中率0%の最弱村人です 〜隠しダンジョンを周回してたらレベル∞になったので、種族進化して『半神』目指そうと思います〜
サイダーボウイ
ファンタジー
この世界では15歳になって成人を迎えると『天恵の儀式』でジョブを授かる。
〈村人〉のジョブを授かったティムは、勇者一行が訪れるのを待つ村で妹とともに仲良く暮らしていた。
だがちょっとした出来事をきっかけにティムは村から追放を言い渡され、モンスターが棲息する森へと放り出されてしまう。
〈村人〉の固有スキルは【命中率0%】というデメリットしかない最弱スキルのため、ティムはスライムすらまともに倒せない。
危うく死にかけたティムは森の中をさまよっているうちにある隠しダンジョンを発見する。
『【煌世主の意志】を感知しました。EXスキル【オートスキップ】が覚醒します』
いきなり現れたウィンドウに驚きつつもティムは試しに【オートスキップ】を使ってみることに。
すると、いつの間にか自分のレベルが∞になって……。
これは、やがて【種族の支配者(キング・オブ・オーバーロード)】と呼ばれる男が、最弱の村人から最強種族の『半神』へと至り、世界を救ってしまうお話である。
文字変換の勇者 ~ステータス改竄して生き残ります~
カタナヅキ
ファンタジー
高校の受験を間近に迫った少年「霧崎レア」彼は学校の帰宅の最中、車の衝突事故に巻き込まれそうになる。そんな彼を救い出そうと通りがかった4人の高校生が駆けつけるが、唐突に彼等の足元に「魔法陣」が誕生し、謎の光に飲み込まれてしまう。
気付いたときには5人は見知らぬ中世風の城の中に存在し、彼等の目の前には老人の集団が居た。老人達の話によると現在の彼等が存在する場所は「異世界」であり、元の世界に戻るためには自分達に協力し、世界征服を狙う「魔人族」と呼ばれる存在を倒すように協力を願われる。
だが、世界を救う勇者として召喚されたはずの人間には特別な能力が授かっているはずなのだが、伝承では勇者の人数は「4人」のはずであり、1人だけ他の人間と比べると能力が低かったレアは召喚に巻き込まれた一般人だと判断されて城から追放されてしまう――
――しかし、追い出されたレアの持っていた能力こそが彼等を上回る性能を誇り、彼は自分の力を利用してステータスを改竄し、名前を変化させる事で物体を変化させ、空想上の武器や物語のキャラクターを作り出せる事に気付く。
家庭菜園物語
コンビニ
ファンタジー
お人好しで動物好きな最上悠は肉親であった祖父が亡くなり、最後の家族であり姉のような存在でもある黒猫の杏も、寿命から静かに息を引き取ろうとする。
「助けたいなら異世界に来てくれない」と少し残念な神様と出会う。
転移先では半ば強引に、死にかけていた犬を助けたことで、能力を失いそのひっそりとスローライフを送ることになってしまうが
迷い込んだ、訪問者次々とやってきて異世界で新しい家族や友人を作り、本人としてはほのぼのと家庭菜園を営んでいるが、小さな畑が世界には大きな影響を与えることになっていく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる