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抜き合いをする仲だった友達と恋人になった話
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俺はイオク。
騎士三年目の18歳。
隊長にも目端が効くと可愛がられている。
「今日も疲れたなー、イオク。風呂、先に入るぜ」
「うん。テリハ、いいよ」
風呂に入った奴は同室のテリハ。
オレンジ色の赤毛に黒色の瞳。
整った顔立ちで、人気がある。
さっぱりした性格で、良い奴だ。
テリハが出てきたら、俺も風呂に入って、食堂で夕食。
今日もお疲れ様でした。
いつもならここで寝るんだけど、テリハがベッドに手招きする。
「抜き合い、しようぜ」
「おう」
お互いのものを露出させ、扱く。
テリハのゴツゴツした手が俺の陰茎を優しく扱く。
俺はもう完勃ちしており、先走りでテリハの手を汚している。
テリハのものも、俺の手でぐっと質量を増した。
完勃ちしたテリハのものは、俺のものより大きい。
俺はテリハが良いように扱いていく。
「あ~、イオクの手、気持ち良いよ。あー、そこ強くして……あーいい……」
俺達が抜き合いを始めたのは一年程前からだ。
きっかけは些細なもので、単に気持ちよさそうだったから。
他人の手による快楽はすさまじく、俺達は暇さえあれば抜き合った。
テリハとは友達だ。
信頼出来る。
肌と肌が触れ合うと、恋をしてしまうとはよく聞くが、テリハは友達だ。
抜き合い程度では大丈夫なのかもしれない。
「うっ、出るっ」
「俺もイくっ」
どぴゅっ! びゅびゅーっ!
俺達は気持ち良くイった。
身支度を整えていると、テリハに手招かれる。
「なんだ? もう一発抜きたいのかよ?」
「あのな……すげえ言いずらいんだけど、すっぱり言うぞ。俺はイオクの事、親友だと思ってる!」
「お、おう……ありがとな」
「その上で頼みたい。俺にケツを貸してくれ! 俺はお前のケツに突っ込みたい」
「はぁぁ? そこまでするなら娼館行って来いよ。ケツ、痛そうだし嫌だ」
「俺はお前のケツに興味があるんだ。あのな、ちゃんとほぐして入れればすげえ気持ち良いんだって」
「そりゃあお前は良いだろうけどよ」
「イオクも気持ち良いって。抜き合いより絶対良くする。俺、男相手に出来ねえと思ってたけど、イオクにならフェラチオしてやる!」
「フェラチオは興味あるな。そこまで気合い入ってんのかよ……。俺のケツは俺のもんだ。痛かったら二度と触らせねえぞ」
「イオク! 嬉しいよ。チューしようか?」
「やめろって! 俺達そんな関係じゃねえだろう。いつヤる?」
「明日! イオク、愛してるよ」
「はいはい、フェラチオ忘れんなよ」
「おう!」
そんなわけで、俺はケツを貸す約束をして眠りについた。
俺とテリハだから出来る信頼の技だ。
翌日の仕事もハードだったが、やり抜いた。
風呂には俺が先に入り、浣腸した。
男所帯なので知識はある。
俺はしっかりと洗って風呂を出た。
テリハも風呂に入って、食堂で夕食をがっつり食べた。
部屋に戻って、テリハのベッドに腰掛ける。
テリハはニッコリ笑って、俺の尻を撫でた。
「ヤっていいんだろ?」
「いいぞ。痛くするんじゃねえぞ」
「やった! じゃあ、フェラチオしてやるよ」
テリハは俺のものを出して、ぺろりぺろりと舐め始めた。
テリハはてっぺんを円を描くように舐めると、先端に吸い付いた。
敏感な先端を舐め回され、大変気持ちが良い。
テリハは俺の陰茎をぱくりと咥えて、頭を上下させた。
それはすごく気持ち良くて、しばらく我慢したが、あえなく吐精した。
「出るっ」
どぴゅっ! びゅびゅーっ!
テリハは俺の出したものを、ごくりごくりと飲み込んだ。
「テリハ……飲み込むなんて……」
「サービスだよ、サービス。さぁて、次は俺の番だな!」
テリハは俺を全裸にした。
俺は四つん這いになり、壁を向く。
テリハは潤滑油を手に垂らし、上機嫌だ。
「じゃあ、指を入れるからな。痛かったら言ってくれ」
「わかった」
テリハの指が、一本入ってきた。
油のせいか、痛くはない。
二本目の指が入ってきた。
指はバラバラに動き、ふとしこりに触れた。
「あんっ」
変な声が出た。
これが噂の前立腺か。
「へえ、ここか。よっし、イオク、気持ち良くしてやるからなっ」
「ちょっとテリハ、そんなにそこばっかり……あんっ」
「気持ち良いだろ? もう勃起してるじゃん」
テリハの指は三本に増えて、前立腺を撫でた。
俺は気持ち良いあまり、精を放った。
「じゃあ、イオクの処女を貰うぜ……」
指が抜けた後に、テリハの勃起した陰茎が押し当てられる。
テリハはゆっくり入ってきた。
狭い肉をかき分けて、前へ進む。
俺がじれったくなりそうな速度で、テリハは進んだ。
こつん。
奥に当たった。
「あんっ」
俺の弱いしこりを押し潰し、テリハの剛直は俺を貫いていた。
とっさに、腰が逃げる。
こんな快感は予想外だ。
一度抜いて、それから説得を……。
「あんっ、ああんっ」
逃げた腰を掴み、引き戻す。
奥を穿つように突き上げられて、俺は喘いだ。
「何、逃げてんだよ。良さそうじゃん。あ、早く突けって催促?」
男だ。
ここにいるのは圧倒的に男。
俺の知らないテリハだ。
鳥肌が立つ。
快楽を受け止めきれない。
テリハが俺の尻を掴んで腰を振った。
俺の腰が引けてるのをわかってるくせに、腰を振るなんて!
テリハにドS疑惑をかけていると、もうイきたくなってくる。
圧倒的快楽。
突かれる度に俺の口からは、喘ぎ声が漏れていた。
「あんっ、あんっ、あんっ」
「いいぞっ、イオクっ! もっともっと弱い所、突いてやるからなっ」
「ひぃっ、テリハっ、俺、もうダメだっ、イっちまう……」
「わかったっ、一度出すぞっ、ウオオオっ」
どぴゅっ! びゅびゅーっ!
俺は快楽の中、射精した。
テリハは、俺の最奥に射精した。
「はぁ、はぁ、凄かった……」
俺はベッドに寝っ転がって、熱い息を吐いていた。
見ると、テリハが服を脱ぎ捨てた所だった。
そして、俺に覆い被さって来る。
「おいっ、なんだよ」
「二回目しようっ。イオクの中、最高すぎた。俺の形を覚え込ませたい」
「何、ふざけた事言って……んんっ」
テリハは俺にキスをした。
力が緩んだ瞬間、尻の穴に剛直が埋まっていく。
「あんっ、あんっ、あんっ」
突かれると、性感が高まり、力が抜ける。
そんな俺の手に指を絡ませて、腰を振るテリハ。
俺はテリハの手を握った。
快楽で言うことを効かない身体は、人肌を喜ぶ。
テリハの大きな身体に覆い被され、キスされて、奥を穿たれる。
それは幸福感でいっぱいで、泣けてくる程だ。
「あんっ、いいっ、気持ち良いっ」
俺は泣きながら喘いだ。
相手はテリハなのに、知らない男に組み敷かれてるように感じる。
テリハは友達なのに、意識している。
俺は乳首を舐められ、指で弾かれてイった。
その後もテリハは腰を振り続けた。
俺は尻が弱いのだと自覚した。
それぐらい、テリハのちんぽは俺の弱いしこりを苛め尽くしたし、俺は屈服させられた。
「テリハっ、これじゃセックスだ。尻を貸すだけじゃなかったのかよっ」
「セックスじゃないと思っていたなんて、イオクは可愛いな。俺のちんぽ、そんなに良い? きゅうきゅう締め付けてくるよ」
「あんっ! そこ突かないでっ! あんっ、あんっ、あんっ、なんで、テリハ……っ」
「良いトコ突くに決まってるだろ。これからも俺とセックスするよな? イオク」
「こっ、こんなことをまたヤるつもりかよ……っ、俺は無理……あんっ、あんっ」
「いいって言うまでイかせ続ける」
「ちょっ、冗談キツいよ、テリハ……あんっ、あんっ、あんっ、そんなっ、そこ突かれたら俺、イっちまう……っ」
「どれだけイってもいいよ。何回目で音をあげるかな?」
「この意地悪っ! そんな男だと思わなかった……!」
俺の減らず口はテリハのキスに吸い込まれていった。
「あんっ、あんっ、あんっ」
ああ、尻が気持ち良い……!
テリハは俺の弱いしこりを押し潰すように、連続して突き上げる。
容赦ない力強いピストンで、俺の弱点を押し潰す。
俺は快楽でよだれを垂らしながら喘いだ。
二度、精を放った。
テリハは止まらない。
「俺と、セックスするよな? イオク」
耳に囁かれ、耳を舐められる。
弱いしこりを突き上げられ、俺は折れた。
「あんっ、あんっ、わかったっ、テリハとセックスするっ、するから止まってぇっ」
「いつでもヤっていいよな? 明後日は休みだから、一日中セックスしようぜ」
「わかったっ、一日中セックスするっ」
「よぉし、じゃあラストスパートだなっ。ウオオオっ」
「あんっ、いいっ、気持ち良いっ、あんっ、あんっ、あんっ、またイくっ、イっちゃうぅ」
「くっ……出るっ」
どぴゅっ! びゅびゅーっ!
俺は快楽の中、射精した。
テリハは俺の最奥に射精した。
翌朝目覚めた時、俺はテリハの胸に抱かれていた。
何を喜んでいるんだ、俺は?
ベッドからふらついて立ち上がり、風呂に入った。
仕事は淡々とこなした。
仕事が終わって風呂に入り、夕食を食べた。
部屋に戻って、自分のベッドに横になる。
やっと休める。
そう思っていたら、テリハが覆い被さってきた。
深いキスをして、舌を絡め合う。
「セックスは明日だろっ! 今日は寝かせてくれよ」
テリハの不機嫌な顔。
そんな顔されてもな……。
「おっぱい舐めさせろ。良いだろ?」
「……早めに済ませてくれよ」
「期待しているくせに」
ふふっと笑ったテリハが憎らしい。
俺は実際、期待していた。
テリハという男は、あまり優しくない。
男として意識している俺の感想だ。
上衣を脱いで、寝転ぶ。
テリハはすぐに乳首に吸い付いた。
べろべろと舐めて、反対の乳首も指で弄る。
舐めて、吸って、甘噛みする。
俺は気持ち良くて、あ、あっと声を漏らしながら耐えていた。
快楽は全身に回り、性器は勃起している。
「うっ」
「ここも苦しそうじゃん。一緒に扱いてやるよ」
テリハは俺のものを取り出し、自分のものを出して一緒に扱き始めた。
抜き合いはよくしていたけれど、一緒に扱かれるのは初めてだ。
俺は乳首を舐められながら、性器を扱かれた。
テリハのゴツゴツした手が、二本まとめて扱いている。
俺は気持ち良くて、限界が訪れた。
「もうイくっ」
「く……っ」
どぴゅっ! びゅびゅーっ!
俺達は気持ち良くイった。
「じゃあ、反対を舐めるぞ」
そう言って反対の乳首に吸い付いたテリハは、べろべろと乳首を舐めた。
乳首は勃起して、テリハの舌を歓迎している。
俺はドキドキしてテリハに身を任せていた。
もう一度射精した後、解放された。
両胸、勃起して赤く腫れた乳首が、なんだか恥ずかしい。
「イオク、ルデオに乳首を舐めさせるなよ。ルデオは両刀だし、乳首が大好きだ」
「何でそんな話になるんだよ。ルデオは同僚だ。そんな事するわけないだろ」
「俺も同僚だろ。イオクは気持ち良い事に弱いからな。釘を刺しておかないと心配だ」
俺は男としてテリハを意識している。
ただの同僚ではない。
俺はきっと、セックスする度テリハを好きになる。
「心配いらないよ。大丈夫」
俺は自信を持って答えた。
驚いた事に、ルデオからセックスのお誘いがあった。
俺は丁寧に断った。
しかし、話がおっぱいが大好きだという話になり、相槌を打っている間にルデオの部屋に連れ込まれていた。
同室のオリクは眠っているらしい。
「一度吸ったら気が済むと思うから。おっぱいだけ。ねっ?」
「でもさ、同僚同士でこういうの、良くないよ」
「イオクはテリハとセックスしてるだろ。テリハが自慢してたよ。乳首も弱いんだってね」
て、テリハ~~!
原因はテリハじゃないか!
「俺、上手いよ? 乳首だけでイけちゃう。ねっ? じゃあ、触るよ」
「んっ」
ルデオは俺の乳首を服の上から引っ掻いた。
カリカリ、と優しく引っかかれているうちに乳首は勃起して、快感が身体に走り抜ける。
乳首を優しくクリクリされてるだけなのに、唾液が溜まって、飲み下す。
両胸クリクリされて、ルデオは怪しく笑った。
「もうトロトロじゃん。セックスもしようよ。気持ち良い所、優しく突いてあげる。すごく気持ち良いよ?」
「ルデオ……本当にごめんっ! 俺、ルデオとはエッチ出来ないっ……!」
俺はルデオを押しのけて、部屋に戻った。
心臓がバクバクしている。
うっかり、ルデオとヤっちゃう所だった。
乳首は切なく疼いている。
それを、同室のテリハが鋭い目で見ていた。
「……ルデオだろ。乳首立ってる。アイツとヤってきたのか」
「ちょっと乳首弄られただけだよ。だいたい、テリハが俺の事を吹聴するからいけないんじゃないか」
「いやらしい面してる。どうせ気持ち良かったんだろ。お前って快感に弱いもんな」
「……風呂行ってくる」
風呂に入りながら、兆してしまった下半身を扱く。
ルデオの手は、優しく暖かかった。
なんで俺はテリハが良いんだろう。
疑問に思いながら、尻を洗った。
風呂上がり、食堂で夕食を食べた。
部屋に戻ると、すぐにテリハのベッドに押し倒される。
テリハの手が、俺の頬を撫でた。
「今日は優しくねえぞ。いいな? 浮気するイオクが悪いからな」
浮気って、そんな関係だっけ? という呟きは、テリハとのキスで塞がれた。
テリハは執拗に乳首を舐めた。
俺が乳首でイってもやめず、指と舌で愛撫した。
俺はトロトロになり、尻を差し出す頃には、甘えた声でテリハの名を呼んだ。
テリハは丁寧に俺の尻の穴に潤滑油を塗り込んだ。
指を三本入れてしっかりほぐし、準備は万端だ。
「イオク……。泣かせてやるよ」
ずぶずぶずぶずぶっ!
一息で貫いたテリハは、俺の弱いしこりを押し潰すように突き上げた。
何度も連続して突き上げ、俺の逃げ道をなくしていく。
「あんっ、あんっ、あんっ」
俺はテリハの熱い剛直を尻で味わっていた。
熱く太く硬い陰茎が、俺の尻の穴を行ったり来たりする。
それは最高に気持ち良くて、俺は下半身を蕩けさせた。
テリハは俺の弱いしこりを、徹底的に責め立てた。
それこそ泣いてもやめて貰えず、俺は何度もイった。
テリハは嫉妬深い。
俺はそのように覚え込んだ。
翌日はセックス三昧で過ごした。
騎乗位で、上に乗って腰を振ったりもした。
四つん這いの時は気が楽だが、テリハは正常位を好んだ。
肌と肌が密着し、平静でいられない。
まるで恋したみたいに狼狽えてしまう。
そんな俺を嬉々として追い詰め、剛直をぶち込んだテリハは、ご機嫌だった。
「イオク。今、誰のちんぽが入ってるかわかるか?」
「テリハだよ。俺にはテリハだけだ……」
「その言葉、忘れるなよ」
テリハは一日中俺の身体を弄った。
乳首は勃起して何度もイかされている。
更に舐められ、吸われた。
甘噛みされると、イきそうになる。
尻の穴には剛直が突き立てられ、乳首は舐められ、俺は大いに喘いだ。
一日中セックスして、俺はぐったりしていた。
お互い裸で、テリハのベッドで寝転がっている。
テリハは何度も俺にキスをして、舌を絡めた。
手は、恋人つなぎで深いキス。
素肌が触れ合う環境で、俺は自分がテリハに恋していると自覚した。
胸がドキドキして、とても辛い。
甘いキスを何度もして、テリハと抱き合った。
俺はテリハに恋してる。
俺はテリハに甘えて、テリハのベッドで眠った。
翌日からも、セックスがない日も乳首を弄られる。
そしてテリハのベッドで眠る日々を過ごした。
俺はテリハに夢中だ。
目が合ったらキスをして、抱き合う。
セックスする日はお互いに求め合う。
俺はテリハにフェラチオするまでになっていた。
シックスナインで、お互いに舐め合う。
俺達はセックスを楽しんだ。
そんな恋人未満な生活を半年続けたある日、噂を聞いた。
テリハと隣室のリンゲルがセックスして、結婚するというものだった。
リンゲルは薄い藍色の髪の儚げな美人である。
男がイケるとは聞いたことがなかったが、俺も男がイケるとは思っていなかったのだから、そう言うことも有り得るのだろう。
俺は胸が痛くて、仕方なかった。
俺の身体は、最早テリハがいないと駄目なところまで来ている。
傷心の中準備して、テリハを待った。
テリハは普通だった。
部屋に入って俺に微笑みかけ、テリハのベッドに押し倒す。
いつも通りでびっくりする。
テリハとキスをしながら全裸にされ、乳首を舐められる。
気持ち良い。
「待って、テリハ。リンゲルの事はどうなるのっ、結婚するんでしょうっ」
「お前まであんなくだらねえ噂を信じてんのか。リンゲルと結婚するのは別の男だ。俺じゃない」
「セックスしたんじゃないの?」
「してねえよ。毎日一緒に寝てるお前が一番良く知ってるだろ」
「本当に、誤解なんだね」
「しつけえなあ。指入れんぞ。俺を疑ったんだから、ちょっとは酷くされるってわかってるよな」
テリハは丁寧に潤滑油を塗り込めた。
指が三本入り、前立腺を撫でる。
「あんっ、あんっ、いいよっ、酷くして良いから、抱いて……」
指が抜けていき、勃起した陰茎が押し当てられる。
「入れるぞ……。くっ、狭いな」
「あっ、あんっ」
ずぶずぶずぶずぶっ!
一息で奥まで貫いたテリハは、俺の弱いしこりを押し潰すように突き上げた。
快楽が全身に回り、蕩けていく。
俺は正常位で貫かれ、乳首を舐められる。
俺はテリハの剛直を味わいながら、泣いていた。
テリハの腰使いは、ますます激しくなっていく。
「あんっ、いいっ、気持ち良いっ、あんっ、あんっ、あんっ」
「まだイくなよ。もっと泣けっ。俺のちんぽで泣きやがれっ」
俺は責められ、ますます泣いた。
テリハがいなくなったら俺はどうなるだろう。
男のちんぽを求めて娼館に行くのか?
騎士仲間なんて、冗談じゃない。
「テリハ……俺を捨てないで……お願い……」
俺はポロポロと涙を流し、懇願した。
「ああ、可愛いな、クソっ! 行くぞ、イオク! 一緒にイくぞっ!」
テリハは激しく腰を振った。
乳首を噛まれ、俺は吐精した。
「イくっ」
「俺もイくっ」
どぴゅっ! びゅびゅーっ!
俺達は気持ち良くイった。
荒い息を吐く胸に抱き締められ、胸がときめく。
テリハと目が合って、キスされた。
何度も口付けられて、俺は自分の想いを口にした。
「テリハ……好きだ。お前が好き。好きなんだ……」
「やっと俺に惚れたか、イオク。俺は同性愛者で、男しか愛せない。今はお前を愛してる。嫉妬深い俺で良けりゃあ、愛してくれ」
「そんな風に言って、ずるいよ。浮気したら酷いくせに。俺を囲い込んで、テリハしか愛せないようにしてるくせに!」
「俺はこういう男なんだよ、イオク。リンゲルにもお前は腹黒いって言われたな。毎日のように嬌声が聞こえるのに、付き合っていないのはおかしいって言われたよ。俺は俺達のペースがあるからって言ったけどな。俺達、付き合うか?」
「いいよ。付き合ってあげる。わかりにくいのに愛は重いんだから。って、何?」
「愛が実ったんだぞ。ヤろうぜ。上に乗ってくれ」
「まったくもう。しょうがないなぁ」
俺はしぶしぶ上に乗って腰を振った。
テリハの唇に何度もキスをする。
テリハは嬉しそうに笑った。
「あんっ、深いっ、あんっ、いいっ、気持ち良いっ、あんっ、あんっ、あんっ、イくっ」
「俺もイくっ」
どぴゅっ! びゅびゅーっ!
俺は快楽の中、射精した。
テリハは、俺の最奥で射精した。
「可愛い俺の唯一。俺のイオク。愛してる。大好きだよ」
「俺も大好きだよ、テリハ。俺を手離さないでね」
俺達はキスをして、抱き締め合った。
テリハの胸で、テリハの話を聞く。
「抜き合いをしている頃から、可愛いなと思ってたんだ。それで、セックスしたら独占欲が酷くなって。とてもじゃないけど、口に出せなかった」
「俺は……セックスしてからテリハを意識するようになったよ。凄く男って感じがして……なかなか自分の気持ちを受け入れられなかった」
「半年も俺とあんな事やこんな事もしちゃったもんな。今更どこへも行けやしないだろ?」
「テリハって優しくないよな。この身体で俺、振られたらどうすると思う?」
「有り得ない。感度抜群の乳首だって、俺が育てたんだぜ。俺だけに甘えてりゃあ良いんだよ」
「まったくもう。俺はテリハが好きだけどさ。どうしようって気持ちはあるんだよ」
「浮気したいって事だろう。許すわけないだろう。指一本も許さないからな」
ちらりと見てみたら、テリハの目はマジだった。
本当に嫉妬深い男だ。
俺が浮気なんてするはずもないのに。
俺は強く抱き締められ、テリハの胸で眠りにつく。
俺にはテリハだけだ。
強く、そう思った。
それから半年経った。
俺とテリハは恋人同士として仲良くやっている。
今日はリンゲルの結婚式だ。
リンゲルは先輩の騎士ロルドと結婚した。
二人が誓いのキスをして、拍手を贈る。
二人は嬉しそうに微笑んでいた。
リンゲルとテリハの噂は、実際に付き合っているロルドが火消しをしたので、すぐに収まった。
二人きりで話していたのは本当だったので、随分リンゲルは絞られたみたいだ。
内容は俺とののろけ話だったようだけど、不注意は俺も指摘した。
一応聞いてくれるけど、反省してるかは、わからない。
「イオクとテリハ。来てくれたんだね。いつぞやは噂で迷惑をかけたね。二人が仲良くて、僕も嬉しいよ」
「結婚おめでとう、リンゲル。隣室のよしみで、これからも宜しくね」
俺とリンゲルは微笑み合った。
テリハはロルドと話をしていて、戻ってきた。
「お祝いをありがとう。これからもリンゲルを宜しく頼む」
ロルドに頭を下げられ、俺も頭を下げた。
その後は宴席でご馳走を食べた。
俺達は幸福をお裾分けされたような心地で、寮の部屋に帰ってきた。
テリハのベッドで抱き寄せられ、手を繋ぐ。
テリハが怖いくらい真剣な顔をした。
「イオク、愛している。俺と結婚してくれないか」
「テリハ……嬉しい。結婚する。俺も愛しているよ」
俺達はキスをして、抱き締め合った。
初めは友達だった。
しかし、セックスを契機に、俺はテリハを男として見るようになった。
そして、セックスする度に好きになっていった。
今では、心から愛している。
離れるなんて、考えられない。
テリハは嬉しそうに笑った。
「今夜はセックスしようぜ。愛し合いたい。良いだろ?」
「うん、いいよ。俺も抱かれたい」
俺はずっとテリハと歩いていく。
友達だった過去は、もう昔のものだ。
「テリハ、愛してるよ。俺を手離さないでね」
「任せとけ。お前が俺を愛する日を待ってたんだ……すげえ嬉しい」
テリハの笑顔に、俺も微笑んだ。
テリハと恋人繋ぎで、ギュッと手を握る。
テリハからも握り返されて、指を絡め合った。
俺達は二人で仲良くやっていく。
遠くない未来に俺達も式を挙げる。
俺は幸せいっぱいで微笑んだ。
おしまい。
騎士三年目の18歳。
隊長にも目端が効くと可愛がられている。
「今日も疲れたなー、イオク。風呂、先に入るぜ」
「うん。テリハ、いいよ」
風呂に入った奴は同室のテリハ。
オレンジ色の赤毛に黒色の瞳。
整った顔立ちで、人気がある。
さっぱりした性格で、良い奴だ。
テリハが出てきたら、俺も風呂に入って、食堂で夕食。
今日もお疲れ様でした。
いつもならここで寝るんだけど、テリハがベッドに手招きする。
「抜き合い、しようぜ」
「おう」
お互いのものを露出させ、扱く。
テリハのゴツゴツした手が俺の陰茎を優しく扱く。
俺はもう完勃ちしており、先走りでテリハの手を汚している。
テリハのものも、俺の手でぐっと質量を増した。
完勃ちしたテリハのものは、俺のものより大きい。
俺はテリハが良いように扱いていく。
「あ~、イオクの手、気持ち良いよ。あー、そこ強くして……あーいい……」
俺達が抜き合いを始めたのは一年程前からだ。
きっかけは些細なもので、単に気持ちよさそうだったから。
他人の手による快楽はすさまじく、俺達は暇さえあれば抜き合った。
テリハとは友達だ。
信頼出来る。
肌と肌が触れ合うと、恋をしてしまうとはよく聞くが、テリハは友達だ。
抜き合い程度では大丈夫なのかもしれない。
「うっ、出るっ」
「俺もイくっ」
どぴゅっ! びゅびゅーっ!
俺達は気持ち良くイった。
身支度を整えていると、テリハに手招かれる。
「なんだ? もう一発抜きたいのかよ?」
「あのな……すげえ言いずらいんだけど、すっぱり言うぞ。俺はイオクの事、親友だと思ってる!」
「お、おう……ありがとな」
「その上で頼みたい。俺にケツを貸してくれ! 俺はお前のケツに突っ込みたい」
「はぁぁ? そこまでするなら娼館行って来いよ。ケツ、痛そうだし嫌だ」
「俺はお前のケツに興味があるんだ。あのな、ちゃんとほぐして入れればすげえ気持ち良いんだって」
「そりゃあお前は良いだろうけどよ」
「イオクも気持ち良いって。抜き合いより絶対良くする。俺、男相手に出来ねえと思ってたけど、イオクにならフェラチオしてやる!」
「フェラチオは興味あるな。そこまで気合い入ってんのかよ……。俺のケツは俺のもんだ。痛かったら二度と触らせねえぞ」
「イオク! 嬉しいよ。チューしようか?」
「やめろって! 俺達そんな関係じゃねえだろう。いつヤる?」
「明日! イオク、愛してるよ」
「はいはい、フェラチオ忘れんなよ」
「おう!」
そんなわけで、俺はケツを貸す約束をして眠りについた。
俺とテリハだから出来る信頼の技だ。
翌日の仕事もハードだったが、やり抜いた。
風呂には俺が先に入り、浣腸した。
男所帯なので知識はある。
俺はしっかりと洗って風呂を出た。
テリハも風呂に入って、食堂で夕食をがっつり食べた。
部屋に戻って、テリハのベッドに腰掛ける。
テリハはニッコリ笑って、俺の尻を撫でた。
「ヤっていいんだろ?」
「いいぞ。痛くするんじゃねえぞ」
「やった! じゃあ、フェラチオしてやるよ」
テリハは俺のものを出して、ぺろりぺろりと舐め始めた。
テリハはてっぺんを円を描くように舐めると、先端に吸い付いた。
敏感な先端を舐め回され、大変気持ちが良い。
テリハは俺の陰茎をぱくりと咥えて、頭を上下させた。
それはすごく気持ち良くて、しばらく我慢したが、あえなく吐精した。
「出るっ」
どぴゅっ! びゅびゅーっ!
テリハは俺の出したものを、ごくりごくりと飲み込んだ。
「テリハ……飲み込むなんて……」
「サービスだよ、サービス。さぁて、次は俺の番だな!」
テリハは俺を全裸にした。
俺は四つん這いになり、壁を向く。
テリハは潤滑油を手に垂らし、上機嫌だ。
「じゃあ、指を入れるからな。痛かったら言ってくれ」
「わかった」
テリハの指が、一本入ってきた。
油のせいか、痛くはない。
二本目の指が入ってきた。
指はバラバラに動き、ふとしこりに触れた。
「あんっ」
変な声が出た。
これが噂の前立腺か。
「へえ、ここか。よっし、イオク、気持ち良くしてやるからなっ」
「ちょっとテリハ、そんなにそこばっかり……あんっ」
「気持ち良いだろ? もう勃起してるじゃん」
テリハの指は三本に増えて、前立腺を撫でた。
俺は気持ち良いあまり、精を放った。
「じゃあ、イオクの処女を貰うぜ……」
指が抜けた後に、テリハの勃起した陰茎が押し当てられる。
テリハはゆっくり入ってきた。
狭い肉をかき分けて、前へ進む。
俺がじれったくなりそうな速度で、テリハは進んだ。
こつん。
奥に当たった。
「あんっ」
俺の弱いしこりを押し潰し、テリハの剛直は俺を貫いていた。
とっさに、腰が逃げる。
こんな快感は予想外だ。
一度抜いて、それから説得を……。
「あんっ、ああんっ」
逃げた腰を掴み、引き戻す。
奥を穿つように突き上げられて、俺は喘いだ。
「何、逃げてんだよ。良さそうじゃん。あ、早く突けって催促?」
男だ。
ここにいるのは圧倒的に男。
俺の知らないテリハだ。
鳥肌が立つ。
快楽を受け止めきれない。
テリハが俺の尻を掴んで腰を振った。
俺の腰が引けてるのをわかってるくせに、腰を振るなんて!
テリハにドS疑惑をかけていると、もうイきたくなってくる。
圧倒的快楽。
突かれる度に俺の口からは、喘ぎ声が漏れていた。
「あんっ、あんっ、あんっ」
「いいぞっ、イオクっ! もっともっと弱い所、突いてやるからなっ」
「ひぃっ、テリハっ、俺、もうダメだっ、イっちまう……」
「わかったっ、一度出すぞっ、ウオオオっ」
どぴゅっ! びゅびゅーっ!
俺は快楽の中、射精した。
テリハは、俺の最奥に射精した。
「はぁ、はぁ、凄かった……」
俺はベッドに寝っ転がって、熱い息を吐いていた。
見ると、テリハが服を脱ぎ捨てた所だった。
そして、俺に覆い被さって来る。
「おいっ、なんだよ」
「二回目しようっ。イオクの中、最高すぎた。俺の形を覚え込ませたい」
「何、ふざけた事言って……んんっ」
テリハは俺にキスをした。
力が緩んだ瞬間、尻の穴に剛直が埋まっていく。
「あんっ、あんっ、あんっ」
突かれると、性感が高まり、力が抜ける。
そんな俺の手に指を絡ませて、腰を振るテリハ。
俺はテリハの手を握った。
快楽で言うことを効かない身体は、人肌を喜ぶ。
テリハの大きな身体に覆い被され、キスされて、奥を穿たれる。
それは幸福感でいっぱいで、泣けてくる程だ。
「あんっ、いいっ、気持ち良いっ」
俺は泣きながら喘いだ。
相手はテリハなのに、知らない男に組み敷かれてるように感じる。
テリハは友達なのに、意識している。
俺は乳首を舐められ、指で弾かれてイった。
その後もテリハは腰を振り続けた。
俺は尻が弱いのだと自覚した。
それぐらい、テリハのちんぽは俺の弱いしこりを苛め尽くしたし、俺は屈服させられた。
「テリハっ、これじゃセックスだ。尻を貸すだけじゃなかったのかよっ」
「セックスじゃないと思っていたなんて、イオクは可愛いな。俺のちんぽ、そんなに良い? きゅうきゅう締め付けてくるよ」
「あんっ! そこ突かないでっ! あんっ、あんっ、あんっ、なんで、テリハ……っ」
「良いトコ突くに決まってるだろ。これからも俺とセックスするよな? イオク」
「こっ、こんなことをまたヤるつもりかよ……っ、俺は無理……あんっ、あんっ」
「いいって言うまでイかせ続ける」
「ちょっ、冗談キツいよ、テリハ……あんっ、あんっ、あんっ、そんなっ、そこ突かれたら俺、イっちまう……っ」
「どれだけイってもいいよ。何回目で音をあげるかな?」
「この意地悪っ! そんな男だと思わなかった……!」
俺の減らず口はテリハのキスに吸い込まれていった。
「あんっ、あんっ、あんっ」
ああ、尻が気持ち良い……!
テリハは俺の弱いしこりを押し潰すように、連続して突き上げる。
容赦ない力強いピストンで、俺の弱点を押し潰す。
俺は快楽でよだれを垂らしながら喘いだ。
二度、精を放った。
テリハは止まらない。
「俺と、セックスするよな? イオク」
耳に囁かれ、耳を舐められる。
弱いしこりを突き上げられ、俺は折れた。
「あんっ、あんっ、わかったっ、テリハとセックスするっ、するから止まってぇっ」
「いつでもヤっていいよな? 明後日は休みだから、一日中セックスしようぜ」
「わかったっ、一日中セックスするっ」
「よぉし、じゃあラストスパートだなっ。ウオオオっ」
「あんっ、いいっ、気持ち良いっ、あんっ、あんっ、あんっ、またイくっ、イっちゃうぅ」
「くっ……出るっ」
どぴゅっ! びゅびゅーっ!
俺は快楽の中、射精した。
テリハは俺の最奥に射精した。
翌朝目覚めた時、俺はテリハの胸に抱かれていた。
何を喜んでいるんだ、俺は?
ベッドからふらついて立ち上がり、風呂に入った。
仕事は淡々とこなした。
仕事が終わって風呂に入り、夕食を食べた。
部屋に戻って、自分のベッドに横になる。
やっと休める。
そう思っていたら、テリハが覆い被さってきた。
深いキスをして、舌を絡め合う。
「セックスは明日だろっ! 今日は寝かせてくれよ」
テリハの不機嫌な顔。
そんな顔されてもな……。
「おっぱい舐めさせろ。良いだろ?」
「……早めに済ませてくれよ」
「期待しているくせに」
ふふっと笑ったテリハが憎らしい。
俺は実際、期待していた。
テリハという男は、あまり優しくない。
男として意識している俺の感想だ。
上衣を脱いで、寝転ぶ。
テリハはすぐに乳首に吸い付いた。
べろべろと舐めて、反対の乳首も指で弄る。
舐めて、吸って、甘噛みする。
俺は気持ち良くて、あ、あっと声を漏らしながら耐えていた。
快楽は全身に回り、性器は勃起している。
「うっ」
「ここも苦しそうじゃん。一緒に扱いてやるよ」
テリハは俺のものを取り出し、自分のものを出して一緒に扱き始めた。
抜き合いはよくしていたけれど、一緒に扱かれるのは初めてだ。
俺は乳首を舐められながら、性器を扱かれた。
テリハのゴツゴツした手が、二本まとめて扱いている。
俺は気持ち良くて、限界が訪れた。
「もうイくっ」
「く……っ」
どぴゅっ! びゅびゅーっ!
俺達は気持ち良くイった。
「じゃあ、反対を舐めるぞ」
そう言って反対の乳首に吸い付いたテリハは、べろべろと乳首を舐めた。
乳首は勃起して、テリハの舌を歓迎している。
俺はドキドキしてテリハに身を任せていた。
もう一度射精した後、解放された。
両胸、勃起して赤く腫れた乳首が、なんだか恥ずかしい。
「イオク、ルデオに乳首を舐めさせるなよ。ルデオは両刀だし、乳首が大好きだ」
「何でそんな話になるんだよ。ルデオは同僚だ。そんな事するわけないだろ」
「俺も同僚だろ。イオクは気持ち良い事に弱いからな。釘を刺しておかないと心配だ」
俺は男としてテリハを意識している。
ただの同僚ではない。
俺はきっと、セックスする度テリハを好きになる。
「心配いらないよ。大丈夫」
俺は自信を持って答えた。
驚いた事に、ルデオからセックスのお誘いがあった。
俺は丁寧に断った。
しかし、話がおっぱいが大好きだという話になり、相槌を打っている間にルデオの部屋に連れ込まれていた。
同室のオリクは眠っているらしい。
「一度吸ったら気が済むと思うから。おっぱいだけ。ねっ?」
「でもさ、同僚同士でこういうの、良くないよ」
「イオクはテリハとセックスしてるだろ。テリハが自慢してたよ。乳首も弱いんだってね」
て、テリハ~~!
原因はテリハじゃないか!
「俺、上手いよ? 乳首だけでイけちゃう。ねっ? じゃあ、触るよ」
「んっ」
ルデオは俺の乳首を服の上から引っ掻いた。
カリカリ、と優しく引っかかれているうちに乳首は勃起して、快感が身体に走り抜ける。
乳首を優しくクリクリされてるだけなのに、唾液が溜まって、飲み下す。
両胸クリクリされて、ルデオは怪しく笑った。
「もうトロトロじゃん。セックスもしようよ。気持ち良い所、優しく突いてあげる。すごく気持ち良いよ?」
「ルデオ……本当にごめんっ! 俺、ルデオとはエッチ出来ないっ……!」
俺はルデオを押しのけて、部屋に戻った。
心臓がバクバクしている。
うっかり、ルデオとヤっちゃう所だった。
乳首は切なく疼いている。
それを、同室のテリハが鋭い目で見ていた。
「……ルデオだろ。乳首立ってる。アイツとヤってきたのか」
「ちょっと乳首弄られただけだよ。だいたい、テリハが俺の事を吹聴するからいけないんじゃないか」
「いやらしい面してる。どうせ気持ち良かったんだろ。お前って快感に弱いもんな」
「……風呂行ってくる」
風呂に入りながら、兆してしまった下半身を扱く。
ルデオの手は、優しく暖かかった。
なんで俺はテリハが良いんだろう。
疑問に思いながら、尻を洗った。
風呂上がり、食堂で夕食を食べた。
部屋に戻ると、すぐにテリハのベッドに押し倒される。
テリハの手が、俺の頬を撫でた。
「今日は優しくねえぞ。いいな? 浮気するイオクが悪いからな」
浮気って、そんな関係だっけ? という呟きは、テリハとのキスで塞がれた。
テリハは執拗に乳首を舐めた。
俺が乳首でイってもやめず、指と舌で愛撫した。
俺はトロトロになり、尻を差し出す頃には、甘えた声でテリハの名を呼んだ。
テリハは丁寧に俺の尻の穴に潤滑油を塗り込んだ。
指を三本入れてしっかりほぐし、準備は万端だ。
「イオク……。泣かせてやるよ」
ずぶずぶずぶずぶっ!
一息で貫いたテリハは、俺の弱いしこりを押し潰すように突き上げた。
何度も連続して突き上げ、俺の逃げ道をなくしていく。
「あんっ、あんっ、あんっ」
俺はテリハの熱い剛直を尻で味わっていた。
熱く太く硬い陰茎が、俺の尻の穴を行ったり来たりする。
それは最高に気持ち良くて、俺は下半身を蕩けさせた。
テリハは俺の弱いしこりを、徹底的に責め立てた。
それこそ泣いてもやめて貰えず、俺は何度もイった。
テリハは嫉妬深い。
俺はそのように覚え込んだ。
翌日はセックス三昧で過ごした。
騎乗位で、上に乗って腰を振ったりもした。
四つん這いの時は気が楽だが、テリハは正常位を好んだ。
肌と肌が密着し、平静でいられない。
まるで恋したみたいに狼狽えてしまう。
そんな俺を嬉々として追い詰め、剛直をぶち込んだテリハは、ご機嫌だった。
「イオク。今、誰のちんぽが入ってるかわかるか?」
「テリハだよ。俺にはテリハだけだ……」
「その言葉、忘れるなよ」
テリハは一日中俺の身体を弄った。
乳首は勃起して何度もイかされている。
更に舐められ、吸われた。
甘噛みされると、イきそうになる。
尻の穴には剛直が突き立てられ、乳首は舐められ、俺は大いに喘いだ。
一日中セックスして、俺はぐったりしていた。
お互い裸で、テリハのベッドで寝転がっている。
テリハは何度も俺にキスをして、舌を絡めた。
手は、恋人つなぎで深いキス。
素肌が触れ合う環境で、俺は自分がテリハに恋していると自覚した。
胸がドキドキして、とても辛い。
甘いキスを何度もして、テリハと抱き合った。
俺はテリハに恋してる。
俺はテリハに甘えて、テリハのベッドで眠った。
翌日からも、セックスがない日も乳首を弄られる。
そしてテリハのベッドで眠る日々を過ごした。
俺はテリハに夢中だ。
目が合ったらキスをして、抱き合う。
セックスする日はお互いに求め合う。
俺はテリハにフェラチオするまでになっていた。
シックスナインで、お互いに舐め合う。
俺達はセックスを楽しんだ。
そんな恋人未満な生活を半年続けたある日、噂を聞いた。
テリハと隣室のリンゲルがセックスして、結婚するというものだった。
リンゲルは薄い藍色の髪の儚げな美人である。
男がイケるとは聞いたことがなかったが、俺も男がイケるとは思っていなかったのだから、そう言うことも有り得るのだろう。
俺は胸が痛くて、仕方なかった。
俺の身体は、最早テリハがいないと駄目なところまで来ている。
傷心の中準備して、テリハを待った。
テリハは普通だった。
部屋に入って俺に微笑みかけ、テリハのベッドに押し倒す。
いつも通りでびっくりする。
テリハとキスをしながら全裸にされ、乳首を舐められる。
気持ち良い。
「待って、テリハ。リンゲルの事はどうなるのっ、結婚するんでしょうっ」
「お前まであんなくだらねえ噂を信じてんのか。リンゲルと結婚するのは別の男だ。俺じゃない」
「セックスしたんじゃないの?」
「してねえよ。毎日一緒に寝てるお前が一番良く知ってるだろ」
「本当に、誤解なんだね」
「しつけえなあ。指入れんぞ。俺を疑ったんだから、ちょっとは酷くされるってわかってるよな」
テリハは丁寧に潤滑油を塗り込めた。
指が三本入り、前立腺を撫でる。
「あんっ、あんっ、いいよっ、酷くして良いから、抱いて……」
指が抜けていき、勃起した陰茎が押し当てられる。
「入れるぞ……。くっ、狭いな」
「あっ、あんっ」
ずぶずぶずぶずぶっ!
一息で奥まで貫いたテリハは、俺の弱いしこりを押し潰すように突き上げた。
快楽が全身に回り、蕩けていく。
俺は正常位で貫かれ、乳首を舐められる。
俺はテリハの剛直を味わいながら、泣いていた。
テリハの腰使いは、ますます激しくなっていく。
「あんっ、いいっ、気持ち良いっ、あんっ、あんっ、あんっ」
「まだイくなよ。もっと泣けっ。俺のちんぽで泣きやがれっ」
俺は責められ、ますます泣いた。
テリハがいなくなったら俺はどうなるだろう。
男のちんぽを求めて娼館に行くのか?
騎士仲間なんて、冗談じゃない。
「テリハ……俺を捨てないで……お願い……」
俺はポロポロと涙を流し、懇願した。
「ああ、可愛いな、クソっ! 行くぞ、イオク! 一緒にイくぞっ!」
テリハは激しく腰を振った。
乳首を噛まれ、俺は吐精した。
「イくっ」
「俺もイくっ」
どぴゅっ! びゅびゅーっ!
俺達は気持ち良くイった。
荒い息を吐く胸に抱き締められ、胸がときめく。
テリハと目が合って、キスされた。
何度も口付けられて、俺は自分の想いを口にした。
「テリハ……好きだ。お前が好き。好きなんだ……」
「やっと俺に惚れたか、イオク。俺は同性愛者で、男しか愛せない。今はお前を愛してる。嫉妬深い俺で良けりゃあ、愛してくれ」
「そんな風に言って、ずるいよ。浮気したら酷いくせに。俺を囲い込んで、テリハしか愛せないようにしてるくせに!」
「俺はこういう男なんだよ、イオク。リンゲルにもお前は腹黒いって言われたな。毎日のように嬌声が聞こえるのに、付き合っていないのはおかしいって言われたよ。俺は俺達のペースがあるからって言ったけどな。俺達、付き合うか?」
「いいよ。付き合ってあげる。わかりにくいのに愛は重いんだから。って、何?」
「愛が実ったんだぞ。ヤろうぜ。上に乗ってくれ」
「まったくもう。しょうがないなぁ」
俺はしぶしぶ上に乗って腰を振った。
テリハの唇に何度もキスをする。
テリハは嬉しそうに笑った。
「あんっ、深いっ、あんっ、いいっ、気持ち良いっ、あんっ、あんっ、あんっ、イくっ」
「俺もイくっ」
どぴゅっ! びゅびゅーっ!
俺は快楽の中、射精した。
テリハは、俺の最奥で射精した。
「可愛い俺の唯一。俺のイオク。愛してる。大好きだよ」
「俺も大好きだよ、テリハ。俺を手離さないでね」
俺達はキスをして、抱き締め合った。
テリハの胸で、テリハの話を聞く。
「抜き合いをしている頃から、可愛いなと思ってたんだ。それで、セックスしたら独占欲が酷くなって。とてもじゃないけど、口に出せなかった」
「俺は……セックスしてからテリハを意識するようになったよ。凄く男って感じがして……なかなか自分の気持ちを受け入れられなかった」
「半年も俺とあんな事やこんな事もしちゃったもんな。今更どこへも行けやしないだろ?」
「テリハって優しくないよな。この身体で俺、振られたらどうすると思う?」
「有り得ない。感度抜群の乳首だって、俺が育てたんだぜ。俺だけに甘えてりゃあ良いんだよ」
「まったくもう。俺はテリハが好きだけどさ。どうしようって気持ちはあるんだよ」
「浮気したいって事だろう。許すわけないだろう。指一本も許さないからな」
ちらりと見てみたら、テリハの目はマジだった。
本当に嫉妬深い男だ。
俺が浮気なんてするはずもないのに。
俺は強く抱き締められ、テリハの胸で眠りにつく。
俺にはテリハだけだ。
強く、そう思った。
それから半年経った。
俺とテリハは恋人同士として仲良くやっている。
今日はリンゲルの結婚式だ。
リンゲルは先輩の騎士ロルドと結婚した。
二人が誓いのキスをして、拍手を贈る。
二人は嬉しそうに微笑んでいた。
リンゲルとテリハの噂は、実際に付き合っているロルドが火消しをしたので、すぐに収まった。
二人きりで話していたのは本当だったので、随分リンゲルは絞られたみたいだ。
内容は俺とののろけ話だったようだけど、不注意は俺も指摘した。
一応聞いてくれるけど、反省してるかは、わからない。
「イオクとテリハ。来てくれたんだね。いつぞやは噂で迷惑をかけたね。二人が仲良くて、僕も嬉しいよ」
「結婚おめでとう、リンゲル。隣室のよしみで、これからも宜しくね」
俺とリンゲルは微笑み合った。
テリハはロルドと話をしていて、戻ってきた。
「お祝いをありがとう。これからもリンゲルを宜しく頼む」
ロルドに頭を下げられ、俺も頭を下げた。
その後は宴席でご馳走を食べた。
俺達は幸福をお裾分けされたような心地で、寮の部屋に帰ってきた。
テリハのベッドで抱き寄せられ、手を繋ぐ。
テリハが怖いくらい真剣な顔をした。
「イオク、愛している。俺と結婚してくれないか」
「テリハ……嬉しい。結婚する。俺も愛しているよ」
俺達はキスをして、抱き締め合った。
初めは友達だった。
しかし、セックスを契機に、俺はテリハを男として見るようになった。
そして、セックスする度に好きになっていった。
今では、心から愛している。
離れるなんて、考えられない。
テリハは嬉しそうに笑った。
「今夜はセックスしようぜ。愛し合いたい。良いだろ?」
「うん、いいよ。俺も抱かれたい」
俺はずっとテリハと歩いていく。
友達だった過去は、もう昔のものだ。
「テリハ、愛してるよ。俺を手離さないでね」
「任せとけ。お前が俺を愛する日を待ってたんだ……すげえ嬉しい」
テリハの笑顔に、俺も微笑んだ。
テリハと恋人繋ぎで、ギュッと手を握る。
テリハからも握り返されて、指を絡め合った。
俺達は二人で仲良くやっていく。
遠くない未来に俺達も式を挙げる。
俺は幸せいっぱいで微笑んだ。
おしまい。
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