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【低魔力症候群】で死にかけだった僕ですが、肛門で性交すると治るって本当ですか?
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ふと、夜中に目が覚めた。
頭はズキズキ痛み、はらりと額の布が落ちる。
熱がまだ高いのだ。
僕は水差しの水を一杯飲み、もう一度ベッドに沈んだ。
僕はエドワード・エレイン。
エレイン公爵家の次男だ。
6歳までは普通の男の子だったと思う。
しかし、僕は高熱で倒れた。
高名な医者が何人も呼ばれ、判明した病名は【低魔力症候群】。
体の中の魔力が著しく低下し、最悪死に至る死病だった。
僕は10歳まで生きられないとされていた。
僕の下に弟も妹もいる。
跡継ぎの兄さんもいる。
僕がいなくなっても、誰も困らない。
しかし、公爵家の財力が僕を生かした。
高価な魔石からほんの少し出来る薬。
それを飲んでも熱は下がらない。
しかし、命を繋ぐことは出来た。
僕は今、16歳。
どれだけお金を使ったのか、想像もつかない。
両親も兄弟も使用人も優しい。
6歳から、ろくに勉強も出来ていないから、僕は頭が悪い。
辛うじて字が読めることと、計算が出来ること。
僕が出来るのはせいぜいそれだけだった。
僕はたいていベッドで一日を過ごす。
朝、目覚めて、一人朝食を済ませる。
熱は下がっていないので、食後はベッドで横になる。
メイドが冷たい布を額に乗せてくれた。
僕は頭痛に苛まれながら、うとうととしていた。
そこに、突然ドアが開いた。
「エドワード、朗報だ! お前の病気を治す方法が見つかったぞ!」
それは父親の姿だった。
「父さん、落ち着いて。……僕の病気が治るの?」
「それは私から説明致しましょう」
父さんの後ろに、白衣のお医者さんがいた。
お医者さんは胸を張って話し始めた。
まず、男性の精液から魔力を取り込み、身体に循環させる。
僕のお腹に医療用の魔法陣を刻んで、受け入れやすくする。
性交は少なくとも、毎日一回は行う必要があること。
「えっ、男の人と僕が……性交をするってこと?」
「そうです。セックスをする事により、坊ちゃまの体調は大幅に回復いたします。重要なのは、お腹の魔法陣です。精液より魔力を取り出し、身体に循環させる。その機能を十全に発揮するため、淫紋を同時に刻みます」
「淫紋って何?」
「何もせずとも、いやらしい気持ちになります。男性とは肛門で交わりますから、身体は弛緩し、肛門が伸縮するように調整致します」
「肛門で、交わる……」
「坊ちゃまは何もせず、寝ているだけで大丈夫です。相手の男性が全てを行います」
少し難しかったけれど、病が治るなら喜ぶべきだ。
僕は頭痛をこらえて、微笑んだ。
「ありがとう、父さん。病が治るなんて、夢みたいだ」
「これまでよく、頑張ったな。夫はもう領地を出発し、こちらへ向かっている。到着したらすぐに初夜だ。準備は任せなさい」
「お、夫……?」
「お前の処女をやるのだ。立派な男を探したので、安心しなさい。ソリューケン伯爵家の、3男だ。うちの領地経営の手伝いをしてくれる。とても優秀で、寡黙な青年だと聞いている」
「そうなんですか……」
「まだ熱が高い。よく寝ていなさい」
父さんは医者と退室していった。
僕はひとり、性交について考える。
僕の性知識は、メイドの噂話が基本だ。
しかし、肛門で交わるなんて初めて聞いたぞ。
僕はどんな事をするのか、想像してみたがうまくいかなかった。
夢精で精通はしているが、扱いたこともない。
僕ははっきり言って、無知だった。
それから四つ夜を数えて、夫が到着したと連絡が入った。
僕は昼食を終えたばかりで、夫もまずは昼食を食べるという話だった。
僕は熱に浮かされつつも、どんな人なのか気になった。
お茶の時間に、父さんが入室してきた。
お医者さんと、知らない男性が一緒だった。
「エドワード、おまえの夫が到着したよ。起きられるかい?」
僕は起き上がり、その人を見つめた。
「チャコフ・ソリューケンだ。宜しく頼む」
焦げ茶色の短い髪に、綺麗な青い瞳。
目鼻立ちははっきりしていて、男らしい。
低い声がなんだか心地よい。
「エドワード・エレインです。どうぞ宜しくお願いします」
旦那様はむっつりと黙っていたが、優しい眼差しが僕を受け入れてくれた気がして、僕は微笑んだ。
「では、早速魔法陣を刻みましょう。チャコフは別室で休んでいて下さい」
「いや、大事な手術だ。立ち会おう」
「わかりました。では、始めさせて頂きます」
お医者さんはお腹の下まで掛け布団をめくった。
寝間着が脱がされ、パンツも脱がされた。
お医者さんは魔力のペンで、魔法陣を刻んでいく。
ジリジリと熱いような、くすぐったいような感触で、僕はただじっとしていた。
約2時間経った後、お医者さんは頭を上げた。
「重要な部分は終わりました。あとは淫紋を刻むだけです」
「淫紋を刻むと、日常生活が辛いのではないか?」
「そこは旦那様にご協力頂ければと思っています。弱り切った身体なので、負荷を減らしてあげるべきです」
「承知した」
そして、再び魔法陣を刻み始めた。
今度は一時間くらいで終わったんだけど、なんだか下腹が熱い。
「あっ……」
僕の陰茎が勃起していた。
そそり立つそれを見て、満足そうなお医者さん。
「術式は完璧です。慣らしもなく挿入していただけますよ。必ず今夜セックスして、中出しして下さいね」
「これはこのままか?」
「しばらくはこのままです。坊ちゃま、夕食後まで我慢できますか?」
「うん。お腹が熱いのは、セックスしたら治るの?」
「はい。しかし、足りないと熱いまんまです。足りないときは、夫に足りないと言って下さいね」
「わかりました」
僕は勃起したまま、服を着せられた。
お腹の魔法陣はうっすら輝いていて、とても綺麗だ。
「では、夕食にいたしましょうか。エドワードもちゃんと食べるんだぞ」
「はい、父さん」
僕は皆が退室した後、ひとりで夕食を食べた。
びっくりしたのは、その後だ。
お風呂場へ行き、浣腸をされた。
お尻を綺麗に洗われ、手早く全身洗われた。
勃起した陰茎も綺麗に洗われ、僕は寝間着を着せられる。
「これからは、毎夜、浣腸を致します」
メイドはそのように言っていた。
ベッドで夫を待つ間、下腹の熱さに身をよじる。
だんだん、我慢できない熱さになってきた。
陰茎が熱を持つ。
こんなこと初めてだ。
トントン。
「チャコフだ。初夜の務めを果たしに来た」
旦那様が入ってきた。
僕は熱に浮かされていて、お腹が切なくて、ポロポロ涙が零れる。
「旦那様……お腹が熱いの……おちんちんが、すっごく熱くて怖い……」
「俺に任せろ。服を脱がせるぞ」
僕はあっという間に全裸になり、真っ白な肌を旦那様の眼下に晒した。
旦那様は僕の乳首を吸って、噛んだ。
「じっくり楽しむのは病が治ってからにしよう。尻にまずは注がなくてはな」
旦那様は小さな瓶を手に持って、中身を手のひらに零した。
旦那様はお尻に指を一本入れた。
「ふむ、柔らかいな。拡張と弛緩が刻まれているとは聞いたが……ふむ、3本スルリと入ったな」
お尻に香油というものが塗られて、三本の指が動き始める。
指はしこりをコリッと探し当てた。
「あんっ!」
「ここが気持ち良いか」
「あんっ、あんっ、駄目ぇ、なんか来ちゃう、あんっ、あんっ、あんっ、そこ弄らないでぇ」
「精液が出て来るんだよ。イっていいんだ、エドワード。イくと言いなさい」
「あんっ、あんっ、あんっ、イくっ! ああああんっ!」
僕は陰茎から精液を吹き出した。
熱かった陰茎が少し落ち着く。
しかし、陰茎は勃起したままだった。
「エドワード、入れるよ」
指がずるりと引き抜かれ、旦那様の陰茎がお尻の穴に押し当てられる。
切っ先がずぶりと沈んだ。
すると、ずるずると竿も入ってしまう。
「ああああんっ!」
僕は、思ってもみなかった快感に翻弄された。
旦那様の陰茎が信じられないほど気持ち良いのだ。
僕は旦那様の身体にしがみついた。
「気持ち良いっ、すごく良いのっ」
「そうか、動くぞ」
「ああっ! あんっ、あんっ、あんっ、あんっ、そこ、もっとして、擦ってぇ」
旦那様が腰を振り続ける。
ぐちゃっぐちゃっと水音が響いた。
下腹の熱いところがかき回されている。
「あんっ、あんっ、あんっ、イくっ、ああああんっ!」
「俺もイくっ」
僕はお腹の上に射精した。
旦那様は僕の中に射精した。
「さて……まだ熱はあるな。もっと注ぐべきか?」
「旦那様ぁ、お腹が熱いの。もっとして、お願い」
「わかった。もっとしてやろう」
旦那様は僕に覆い被さり、腰を振った。
目眩がするような気持ちよさに、僕はすっかり魅了されていた。
気持ち良いところを擦り上げられ、僕は高い声を上げる。
「あんっ、あんっ、あんっ、イくっ、ああああんっ!」
僕はまたお腹に射精した。
旦那様は僕の中に射精した。
「さて、どうだ? 熱はまだあるようだ……」
「お腹がまだ熱いの。足りないよぅ、もっとして、旦那様」
「わかった。もっと抱いてやろう」
旦那様は僕に覆い被さり、腰を振り始めた。
ぱちゅんっ、ぱちゅんっ。
抽挿を繰り返す度、水音が跳ねる。
「あんっ、あんっ、あんっ、あんっ、あんっ」
なんて気持ち良いんだろう。
僕は旦那様のたくましい身体にしがみつきながら、与えられる快感を享受した。
旦那様は激しく腰を振る。
「あんっ、あんっ、あんっ、イくっ、ああああんっ!」
僕はお腹に射精した。
旦那様は、僕の中に射精した。
「お腹の熱さはどうだい?」
「まだ熱いけど……我慢できる。旦那様、気持ち良かった……」
「それは良かった。これから毎日するからね」
「はい、旦那様……」
そうして、旦那様と僕は初めての口付けを交わした。
旦那様に抱かれ、僕は眠りに落ちた。
翌朝、僕はぼうっとしていた。
頭が痛くない。
身体は拭き清められていて、寝間着が着せてあった。
トントン。
入ってきたのは、お医者さんだった。
僕の熱を図り、お腹の魔法陣もチェックされる。
「微熱ですな。今日は寝ていた方が良いでしょう。下腹の疼きは大丈夫ですかな?」
「うん。今日は大丈夫みたい。旦那様のおかげだね」
「そうですな。昨日は3発ヤったと伺いましたが、もうちょっと多くても良いかもしれませんな」
お医者さんは退室し、朝食を食べた。
今日は微熱の為、本を読む事にする。
低学年向けの御伽噺だ。
勇者が竜を倒しに行く話を、ゆっくり読む。
だんだん、下腹がムズムズしてくる。
気にせず本を読み、お昼に昼食を食べた。
しかし、下腹は熱く火照り、陰茎は勃起してしまった。
どうしたらいいか、わからない。
僕はメイドを呼び、身体の状態を説明した。
すると、浴室に連れて行かれ、浣腸をされた。
綺麗にお尻の穴を洗われて、部屋に戻る。
メイドは旦那様を連れてきた。
旦那様は服を脱ぎ、ベッドに上がってくる。
「まだ昼間なのに、ごめんなさい……」
「大丈夫だ。我慢しなくて良い。入れるぞ、エドワード」
そこに香油をたっぷり注いだ後、ずぶりと挿入した旦那様。
気持ち良くてたまらない。
腰を振りだした旦那様に、僕はしがみつく。
「あんっ、気持ち良いっ、あんっ、もっとぉ」
下腹は真っ赤に燃えるように熱かった。
勃起した陰茎が腹の上で揺れている。
旦那様は激しく腰を振った。
「あんっ、あんっ、あんっ、イくっ、ああああんっ!」
僕は腹の上に射精した。
旦那様は僕の奥で射精した。
「まだ、お腹熱いの……もっとして」
「わかった。もっと注いでやろう」
旦那様は覆い被さり、腰を振った。
しこりを擦り上げ、押しつぶす。
僕は快楽に身を委ねた。
「あんっ、あんっ、あんっ、あんっ、あんっ」
ああ、たまらなく気持ち良い。
お腹に熱いのを注いで欲しくて、旦那様にしがみつく。
旦那様は激しく腰を振った。
「あんっ、あんっ、あんっ、イくっ、ああああんっ!」
僕はお腹の上に射精した。
旦那様は僕の中に射精した。
「これで大丈夫か?」
「うん……夜も抱いてくれる?」
「勿論だ。これからは日中も抱いてやろう。それなら、お腹も熱くならないだろう」
「旦那様……好き。大好き」
旦那様はむっつりと黙っていたが、優しい眼差しが嬉しそうに光っていた。
夜は4発抱かれ、日中に2発抱かれる。
そうしてようやく、熱が下がった。
起き上がっても、どこも苦しくない。
こんなことは、初めてだった。
「エドワード。一緒に屋敷の中を歩こうか」
「うんっ」
旦那様のエスコートで、僕は屋敷の中を歩き回る。
6歳の頃の記憶は曖昧で、僕は自分の家なのに、旦那様に案内される始末。
リネン室とメイド部屋と、執務室はなんとか覚えていた。
トントン。
執務室をノックした。
「エドワードです」
「入れ」
入室すると、書類に囲まれた父さんと執事がいた。
「おお、エドワード。歩けるくらい、回復したのかい」
「はい。どこも苦しくありません。父さんと旦那様のおかげです」
「本当によかった。後でアドリーヌとも会ってあげなさい。お前を本当に心配していたからね」
「わかりました。母さんにはお茶を申し込みます」
執務室を出て、庭園に出た。
色とりどりで綺麗な花を愛でる。
僕の身体は弱り切っているから、少しずつ体力をつけていこうって、お医者さんが言っていた。
広い庭園の半分も歩かないうちに、僕は疲れ切ってしまった。
旦那様にエスコートされ、自室に戻った。
僕はまだまだ体力不足みたいだ。
「少し眠ると良い。昼食は呼びに来る」
旦那様の優しい言葉に、僕は目を閉じた。
仮眠した後、久し振りに食堂で食事をした。
母さんと父さん、兄さん。
弟と妹は学校に行っていて、家にいない。
穏やかで優しい時間。
母さんは涙を流して喜んでくれた。
「エドワードが元気になって良かった。でも、無理はするんじゃないぞ」
「はい、兄さん。これからは毎日お散歩して、体力をつけます」
「エドワード、私ともお話しましょう」
「母さん、今日お茶をご一緒に如何ですか」
「まあ、是非ご一緒したいわ。旦那様と一緒にいらして」
「ありがとうございます。エドワードと一緒に伺います」
楽しい会話を打ち切って、仕事に戻る父さんと兄さん。
僕も旦那様にエスコートされて、自室に戻る。
「風呂に入れてやろう」
浴場で裸に剥かれ、洗い場で手早く浣腸された。
全身洗われて、湯船に浸かる。
「湯船に浸かるのも久し振りなんだろう。俺が隣にいるから、少し暖まると良い」
旦那様も身体を洗い、湯船に浸かった。
熱いお湯が気持ち良い。
僕は下腹が段々熱くなってきた。
「旦那様……お腹が熱いよ……お腹が切ないの」
「じゃあ、ベッドに行こうか。さあ、立てるかい?」
僕は旦那様にもたれて、湯船から上がった。
柔らかいタオルで水気を拭き取り、ベッドへ運ばれた。
旦那様とキスをした。
はぁはぁと、荒い息をつく。
「エドワード、キスするときは、鼻で息をするんだ。もう一回、いくぞ?」
旦那様と長いキスをした。
旦那様は香油をお尻に塗って、陰茎をずぶりと突き刺した。
奥まで入った陰茎が気持ち良くて、ぎゅっと食い締めてしまう。
「あんっ、あんっ、あんっ、あんっ、あんっ」
旦那様が激しく腰を振る。
ああ、たまらなく気持ち良い。
僕は旦那様の逞しい身体にしがみついた。
「あんっ、あんっ、あんっ、イくっ、ああああんっ!」
僕はお腹の上に射精した。
旦那様は僕の中に射精した。
「次は四つん這いになれるかい?」
「はい、旦那様」
僕が四つん這いになると、旦那様がずぶりと陰茎を突き立てた。
旦那様が腰を振り始める。
しこりが擦り上げられ、突き上げられる。
「あんっ、あんっ、あんっ、イイっ、もっとぉ、そこもっと擦ってぇ!」
パンパンパンパン!
肌と肌がぶつかる音が、部屋に響く。
擦り上げられ、突き上げられる。
僕は快感に酔いしれた。
「あんっ、あんっ、あんっ、イくっ、ああああんっ!」
僕は気持ち良く射精した。
旦那様は僕の奥に射精した。
僕は旦那様に抱き締められ、長いキスをした。
ちゅっちゅっと、口付けられて、胸がときめく。
僕は旦那様が好きだ。
夫を好きになれて、僕は幸せだ。
それから、3ヵ月が過ぎた。
僕は庭園を一周する事が出来るようになり、少しずつ健康を取り戻していく。
ある日、昼食後のセックスが終わり、一眠りしていた時のことだった。
僕のメイドが、水差しを替えにやってきた。
僕は夢うつつで、目は閉じたまま。
メイドは汚れたシーツやタオルを持って退室していく。
その時、違うメイドの声が聞こえた。
「ねえ、聞いた? チャコフ様には、愛人がいらっしゃるって話。エドワード様と仲むつまじくていらっしゃるのに、困ったことねぇ」
「レイ。その話は間違いだってメイド長が言っていたじゃない。チャコフ様はエドワード様にぞっこんよ」
「でも、明後日来客があるって言っていたわ。それが、どうやら女性らしいのよ」
「えーっ、本当?」
「執務室で話してたもの。それが愛人じゃないかって、私は睨んでるのよ」
パタパタと足音を立てて、メイド達が退室していく。
僕は頭の中がぐちゃぐちゃだった。
「旦那様に……愛人……」
口に出すと、ずんと重くなる。
旦那様に愛人がいても、仕方ない。
だって僕は、旦那様にセックスして貰わないと生きていけない。
でもでも、僕だけを愛して欲しかったなぁ。
涙がポロポロとこぼれていく。
僕は旦那様が好きで。
旦那様はどうなのか、聞いていない。
心は千々に乱れたまま、夕食の時間になった。
全員で食べる夕食時。
僕は旦那様の顔が見れなかった。
「そうそう、明後日の来客だが、女性で良かったかな?」
「生物学上では男ですが、女として生きているので、女性として扱って下さい。名前はキャサリン。治水に関して知識を豊富に持っています。公爵様のお力になれる人材です」
「そうか。キャサリンというのだな。アドリーヌ、対応を頼めるか?」
「お任せください、旦那様」
僕は胸がツキンと痛んだ。
キャサリンは父さんの役に立つことが出来る女性なのだ。
僕には出来ない、難しい話。
僕はキャサリンに嫉妬していた。
夕食後、お風呂に入り、ベッドで待つ。
お腹が我慢できないほど熱い。
陰茎が立ち上がり、先走りをこぼしている。
そこに、旦那様がやってきた。
旦那様が服を脱ぎ、ベッドに上がる。
僕を抱き締めた旦那様に、思いの丈をぶつける。
「旦那様。旦那様に愛人がいると聞きました。僕は……」
僕は、なんと言いたいんだろう。
愛人をやめてもらいたい?
僕一人を愛して欲しい?
どっちも贅沢な望みだ。
「……キャサリンの事を言っているのか」
「はい」
「キャサリンは、親友だ」
それだけ言うと、香油を塗り付けて、陰茎をずぶりと突き刺す。
快感が全身に回っていく。
旦那様は、腰を振り始めた。
「親友って……。あんっ、あんっ、旦那様、もう少し詳しく……っ! あんっ、あんっ、あんっ」
「俺は、口下手だ。諦めてくれ」
旦那様は、激しく腰を振った。
しこりを擦り上げ、突き上げる。
僕は揺さぶられながら、旦那様の言葉を反芻した。
口下手だから、諦めてくれ?
それは、どういう意味?
キャサリンは親友だって言ったよね。
「あんっ、あんっ、あんっ、イくっ、ああああんっ!」
僕はお腹の上に射精した。
旦那様は僕の中に、射精した。
「次は四つん這いになってくれ」
「あんっ!」
僕が四つん這いになると、すぐにずぶりと刺した旦那様。
ゆっくりと腰を振り始める。
お尻を揉みながら、腰を振る旦那様に、僕は高い声で喘いだ。
「あんっ、あんっ、あんっ、あんっ、あんっ」
旦那様は、激しく腰を振った。
しこりを擦り上げ、突き上げる。
僕は気持ち良くてたまらない。
「あんっ、あんっ、あんっ、イくっ、ああああんっ!」
僕は気持ち良く射精した。
旦那様は、僕の中に射精した。
「余計な事に気を取られないように、たっぷり抱いてやる」
旦那様は正常位で、陰茎を挿入した。
旦那様は、激しく腰を振った。
僕は気持ち良すぎて、一瞬飛んだ。
「あんっ、あんっ、あんっ、あんっ、あんっ」
ああ、気持ち良い。
しこりを擦り上げ、突き上げる。
旦那様は抉るように腰を打ち付けた。
「あんっ、あんっ、あんっ、イくっ、ああああんっ!」
僕は気持ち良くイった。
旦那様は、僕の中に射精した。
「次は、俺の上に乗って腰を振れ」
僕は旦那様の言うとおりにした。
胸には、愛人の件がくすぶっている。
それを振り払うように、腰を振った。
キャサリンが、とうとう到着した。
時刻は昼食後のひととき。
知らせを受けて、食堂に集まる。
そこにいたのは、金髪の巻き毛の美人で、オレンジ色のドレスに身を包んでいた。
「キャサリンと申します。治水の研究者として参りました。どうぞ宜しくお願いします」
「ようこそ、歓迎するよ。チャコフとは親友だそうだね」
「ええ。男女を超えた友愛を育ませて貰ってますわ。遅れたけど、結婚おめでとう、チャコフ」
「ありがとう」
「そちらの美少年があなたの嫁ね? 可愛いモノ好きなあんたにピッタリじゃない。やだ、私ったらお邪魔虫だわ」
ビクッとしてキャサリンを見ると、キャサリンは胸を張って宣言した。
「チャコフのことは友情なの。私はこんな恰好してるから、よく愛人じゃないのかって邪推されたりするけどね。誓ってそんな関係ではないわ。安心して頂戴」
「愛人では、ないんですね。僕は誤解していました」
「チャコフは口下手だから、うまく説明出来てないんでしょ。でも嘘つく奴じゃないから、信じてあげて。あなたのこと、相当大好きだと思うわよ?」
僕は旦那様に視線を向ける。
旦那様は頬を染めて、早口で囁いた。
「こんなに可愛くてしかも無垢なんだ。好きにならない方がおかしい」
「言ってあげないと伝わらないって事もあるわよー」
「夫婦なんだぞ。愛しているに決まっている」
「えっ、愛してくれているのですか」
「あんなに毎日注いでいるのに、伝わっていないと思わなかった。愛してるよ、エドワード」
「旦那様っ、僕も好きっ、愛しています……!」
「うんうん、最高に良い夫婦じゃない。お熱いわねえ」
「キャサリン、私の部屋でお茶でも如何?」
「頂きますわ、奥様」
僕達は解散し、旦那様と自室に下がった。
僕達はベッドの上で抱き合う。
「エドワード。愛してる」
「嬉しい。愛しています、旦那様」
服を脱がされ、全裸になる。
ひょいと抱っこされて、浴場へ。
洗い場で浣腸されて、全身洗われた。
僕は下腹が熱くなってきて、陰茎が立ち上がる。
「旦那様ぁ。お腹が切ないですっ」
「ああ、注いでやろう。だが、少し湯船に浸かるぞ」
旦那様と二人で湯船に浸かる。
旦那様は僕の陰茎をごしごしと擦った。
「あんっ、何をしているんですか?」
「自慰を知らないだと……?! クソ、鼻血が出そうだ。ここを擦ると、精液が出るんだよ」
「擦るの? あんっ、あんっ、出ちゃうっ、あんっ、あんっ、あんっ、ああああ!」
僕は湯を汚して射精した。
でも、お腹の疼きは収まらない。
「きもちいけど……お尻に欲しいの、旦那様」
「お風呂を出てセックスしようか。たくさん抱いてあげるよ」
「はい、旦那様」
僕はお風呂を出て、ベッドに寝ころんだ。
足を開くと、旦那様が香油を塗ってくれる。
旦那様の陰茎がずぶりと埋まり、ピストンを始めた。
「あんっ、あんっ、あんっ、あんっ、あんっ」
熱い下腹をかき回されている。
それが凄く気持ち良くてたまらない。
僕は思い切って聞いてみた。
「僕は旦那様に抱かれないと、一日だって健康でいられない身体です。昼間も欲しくなってしまうし、どうしようもない。僕は学校も行っていないし、抱かれるしか能がない人間です。そんな僕を、本当に愛してくれたんですか?」
「俺がいないと駄目だって事だろう? 男冥利に尽きるじゃないか。俺が好きになったのは、その何にも出来ない所だよ。可愛くてしょうがない。愛してるって言っても信じられないか?」
「夢みたいです。旦那様が好き。愛しています」
僕は声を上げてイった。
旦那様は僕の中に射精した。
二回目は、四つん這いでセックスした。
旦那様は激しく腰を振った。
僕は揺さぶられ、突き上げられる。
「あんっ、あんっ、あんっ、イくっ、ああああんっ!」
僕は気持ち良く射精した。
旦那様は、僕の中に射精した。
僕はベッドに横たわり、旦那様に抱かれている。
旦那様は深いキスをしてくれた。
下を絡め合い、唾液を飲み込む。
僕は大人のキスを経験した。
キャサリンは、だいぶ父さんの仕事に役立つそうで、長期滞在が決定した。
旦那様も嬉しそうだったし、キャサリンもやる気に満ちている。
僕の体調も随分安定してきていて、熱は出ておらず、健康だ。
体力不足は長い目で見て解消していくしかない。
旦那様とは、ラブラブだ。
抱くときに、愛してるって言ってくれるようになった。
これが最高に嬉しくて、僕は普段以上に甘えてしまう。
手取り足取り教えてくれる旦那様は、とても優しい。
夜は4発、昼は2発。
毎日セックスしていたら、背が伸びた気がした。
旦那様とイチャイチャ過ごしていたら、17歳になっていた。
その夜、旦那様に押し倒されつつ、口付けられる。
「最近、何か出来ないか考えているだろう」
「うん。せめて午前中だけでも何か出来ないかなと、思っているんだ」
「いつ腹の淫紋が疼くかわからない以上、人の目があるところには、行かせられない。これからも自室で過ごしてくれないか」
「僕、ほんとに何も出来なくて……っ、お腹が熱くなるとお尻に欲しくなっちゃうしっ」
「それで良いんだ。そんなエドワードに惚れたんだよ。ずっと俺に依存して生きてくれ」
「旦那様……」
「身体もまだまだ丈夫じゃないし、心配が残る。体力がついたら、町にデートしに行こう。それまでは、庭園で我慢だ」
「一生、愛してね。旦那様」
「当然だ。お前は誰にも渡さない」
そう言って深いキスをする旦那様に、僕は舌を絡める。
お尻に香油が塗られ、旦那様の陰茎が突き立てられる。
旦那様は腰を振り始めた。
「あんっ、あんっ、あんっ、あんっ、あんっ」
しこりが擦り上げられ、突き上げられる。
僕は、気持ち良くてたまらない。
お腹がすごく熱い。
「あんっ、あんっ、あんっ、イくっ、ああああんっ!」
僕は、気持ち良く射精した。
旦那様は、僕の中に射精した。
「愛してるよ、エドワード」
「僕も愛してる! もっと抱いて、旦那様」
「ああ。たっぷり注いでやるよ」
旦那様は、情熱的に僕を抱いた。
四つん這い、騎乗位、正常位。
合計4発ヤって、二人で眠った。
僕は幸せを噛みしめ、眠りに落ちた。
頭はズキズキ痛み、はらりと額の布が落ちる。
熱がまだ高いのだ。
僕は水差しの水を一杯飲み、もう一度ベッドに沈んだ。
僕はエドワード・エレイン。
エレイン公爵家の次男だ。
6歳までは普通の男の子だったと思う。
しかし、僕は高熱で倒れた。
高名な医者が何人も呼ばれ、判明した病名は【低魔力症候群】。
体の中の魔力が著しく低下し、最悪死に至る死病だった。
僕は10歳まで生きられないとされていた。
僕の下に弟も妹もいる。
跡継ぎの兄さんもいる。
僕がいなくなっても、誰も困らない。
しかし、公爵家の財力が僕を生かした。
高価な魔石からほんの少し出来る薬。
それを飲んでも熱は下がらない。
しかし、命を繋ぐことは出来た。
僕は今、16歳。
どれだけお金を使ったのか、想像もつかない。
両親も兄弟も使用人も優しい。
6歳から、ろくに勉強も出来ていないから、僕は頭が悪い。
辛うじて字が読めることと、計算が出来ること。
僕が出来るのはせいぜいそれだけだった。
僕はたいていベッドで一日を過ごす。
朝、目覚めて、一人朝食を済ませる。
熱は下がっていないので、食後はベッドで横になる。
メイドが冷たい布を額に乗せてくれた。
僕は頭痛に苛まれながら、うとうととしていた。
そこに、突然ドアが開いた。
「エドワード、朗報だ! お前の病気を治す方法が見つかったぞ!」
それは父親の姿だった。
「父さん、落ち着いて。……僕の病気が治るの?」
「それは私から説明致しましょう」
父さんの後ろに、白衣のお医者さんがいた。
お医者さんは胸を張って話し始めた。
まず、男性の精液から魔力を取り込み、身体に循環させる。
僕のお腹に医療用の魔法陣を刻んで、受け入れやすくする。
性交は少なくとも、毎日一回は行う必要があること。
「えっ、男の人と僕が……性交をするってこと?」
「そうです。セックスをする事により、坊ちゃまの体調は大幅に回復いたします。重要なのは、お腹の魔法陣です。精液より魔力を取り出し、身体に循環させる。その機能を十全に発揮するため、淫紋を同時に刻みます」
「淫紋って何?」
「何もせずとも、いやらしい気持ちになります。男性とは肛門で交わりますから、身体は弛緩し、肛門が伸縮するように調整致します」
「肛門で、交わる……」
「坊ちゃまは何もせず、寝ているだけで大丈夫です。相手の男性が全てを行います」
少し難しかったけれど、病が治るなら喜ぶべきだ。
僕は頭痛をこらえて、微笑んだ。
「ありがとう、父さん。病が治るなんて、夢みたいだ」
「これまでよく、頑張ったな。夫はもう領地を出発し、こちらへ向かっている。到着したらすぐに初夜だ。準備は任せなさい」
「お、夫……?」
「お前の処女をやるのだ。立派な男を探したので、安心しなさい。ソリューケン伯爵家の、3男だ。うちの領地経営の手伝いをしてくれる。とても優秀で、寡黙な青年だと聞いている」
「そうなんですか……」
「まだ熱が高い。よく寝ていなさい」
父さんは医者と退室していった。
僕はひとり、性交について考える。
僕の性知識は、メイドの噂話が基本だ。
しかし、肛門で交わるなんて初めて聞いたぞ。
僕はどんな事をするのか、想像してみたがうまくいかなかった。
夢精で精通はしているが、扱いたこともない。
僕ははっきり言って、無知だった。
それから四つ夜を数えて、夫が到着したと連絡が入った。
僕は昼食を終えたばかりで、夫もまずは昼食を食べるという話だった。
僕は熱に浮かされつつも、どんな人なのか気になった。
お茶の時間に、父さんが入室してきた。
お医者さんと、知らない男性が一緒だった。
「エドワード、おまえの夫が到着したよ。起きられるかい?」
僕は起き上がり、その人を見つめた。
「チャコフ・ソリューケンだ。宜しく頼む」
焦げ茶色の短い髪に、綺麗な青い瞳。
目鼻立ちははっきりしていて、男らしい。
低い声がなんだか心地よい。
「エドワード・エレインです。どうぞ宜しくお願いします」
旦那様はむっつりと黙っていたが、優しい眼差しが僕を受け入れてくれた気がして、僕は微笑んだ。
「では、早速魔法陣を刻みましょう。チャコフは別室で休んでいて下さい」
「いや、大事な手術だ。立ち会おう」
「わかりました。では、始めさせて頂きます」
お医者さんはお腹の下まで掛け布団をめくった。
寝間着が脱がされ、パンツも脱がされた。
お医者さんは魔力のペンで、魔法陣を刻んでいく。
ジリジリと熱いような、くすぐったいような感触で、僕はただじっとしていた。
約2時間経った後、お医者さんは頭を上げた。
「重要な部分は終わりました。あとは淫紋を刻むだけです」
「淫紋を刻むと、日常生活が辛いのではないか?」
「そこは旦那様にご協力頂ければと思っています。弱り切った身体なので、負荷を減らしてあげるべきです」
「承知した」
そして、再び魔法陣を刻み始めた。
今度は一時間くらいで終わったんだけど、なんだか下腹が熱い。
「あっ……」
僕の陰茎が勃起していた。
そそり立つそれを見て、満足そうなお医者さん。
「術式は完璧です。慣らしもなく挿入していただけますよ。必ず今夜セックスして、中出しして下さいね」
「これはこのままか?」
「しばらくはこのままです。坊ちゃま、夕食後まで我慢できますか?」
「うん。お腹が熱いのは、セックスしたら治るの?」
「はい。しかし、足りないと熱いまんまです。足りないときは、夫に足りないと言って下さいね」
「わかりました」
僕は勃起したまま、服を着せられた。
お腹の魔法陣はうっすら輝いていて、とても綺麗だ。
「では、夕食にいたしましょうか。エドワードもちゃんと食べるんだぞ」
「はい、父さん」
僕は皆が退室した後、ひとりで夕食を食べた。
びっくりしたのは、その後だ。
お風呂場へ行き、浣腸をされた。
お尻を綺麗に洗われ、手早く全身洗われた。
勃起した陰茎も綺麗に洗われ、僕は寝間着を着せられる。
「これからは、毎夜、浣腸を致します」
メイドはそのように言っていた。
ベッドで夫を待つ間、下腹の熱さに身をよじる。
だんだん、我慢できない熱さになってきた。
陰茎が熱を持つ。
こんなこと初めてだ。
トントン。
「チャコフだ。初夜の務めを果たしに来た」
旦那様が入ってきた。
僕は熱に浮かされていて、お腹が切なくて、ポロポロ涙が零れる。
「旦那様……お腹が熱いの……おちんちんが、すっごく熱くて怖い……」
「俺に任せろ。服を脱がせるぞ」
僕はあっという間に全裸になり、真っ白な肌を旦那様の眼下に晒した。
旦那様は僕の乳首を吸って、噛んだ。
「じっくり楽しむのは病が治ってからにしよう。尻にまずは注がなくてはな」
旦那様は小さな瓶を手に持って、中身を手のひらに零した。
旦那様はお尻に指を一本入れた。
「ふむ、柔らかいな。拡張と弛緩が刻まれているとは聞いたが……ふむ、3本スルリと入ったな」
お尻に香油というものが塗られて、三本の指が動き始める。
指はしこりをコリッと探し当てた。
「あんっ!」
「ここが気持ち良いか」
「あんっ、あんっ、駄目ぇ、なんか来ちゃう、あんっ、あんっ、あんっ、そこ弄らないでぇ」
「精液が出て来るんだよ。イっていいんだ、エドワード。イくと言いなさい」
「あんっ、あんっ、あんっ、イくっ! ああああんっ!」
僕は陰茎から精液を吹き出した。
熱かった陰茎が少し落ち着く。
しかし、陰茎は勃起したままだった。
「エドワード、入れるよ」
指がずるりと引き抜かれ、旦那様の陰茎がお尻の穴に押し当てられる。
切っ先がずぶりと沈んだ。
すると、ずるずると竿も入ってしまう。
「ああああんっ!」
僕は、思ってもみなかった快感に翻弄された。
旦那様の陰茎が信じられないほど気持ち良いのだ。
僕は旦那様の身体にしがみついた。
「気持ち良いっ、すごく良いのっ」
「そうか、動くぞ」
「ああっ! あんっ、あんっ、あんっ、あんっ、そこ、もっとして、擦ってぇ」
旦那様が腰を振り続ける。
ぐちゃっぐちゃっと水音が響いた。
下腹の熱いところがかき回されている。
「あんっ、あんっ、あんっ、イくっ、ああああんっ!」
「俺もイくっ」
僕はお腹の上に射精した。
旦那様は僕の中に射精した。
「さて……まだ熱はあるな。もっと注ぐべきか?」
「旦那様ぁ、お腹が熱いの。もっとして、お願い」
「わかった。もっとしてやろう」
旦那様は僕に覆い被さり、腰を振った。
目眩がするような気持ちよさに、僕はすっかり魅了されていた。
気持ち良いところを擦り上げられ、僕は高い声を上げる。
「あんっ、あんっ、あんっ、イくっ、ああああんっ!」
僕はまたお腹に射精した。
旦那様は僕の中に射精した。
「さて、どうだ? 熱はまだあるようだ……」
「お腹がまだ熱いの。足りないよぅ、もっとして、旦那様」
「わかった。もっと抱いてやろう」
旦那様は僕に覆い被さり、腰を振り始めた。
ぱちゅんっ、ぱちゅんっ。
抽挿を繰り返す度、水音が跳ねる。
「あんっ、あんっ、あんっ、あんっ、あんっ」
なんて気持ち良いんだろう。
僕は旦那様のたくましい身体にしがみつきながら、与えられる快感を享受した。
旦那様は激しく腰を振る。
「あんっ、あんっ、あんっ、イくっ、ああああんっ!」
僕はお腹に射精した。
旦那様は、僕の中に射精した。
「お腹の熱さはどうだい?」
「まだ熱いけど……我慢できる。旦那様、気持ち良かった……」
「それは良かった。これから毎日するからね」
「はい、旦那様……」
そうして、旦那様と僕は初めての口付けを交わした。
旦那様に抱かれ、僕は眠りに落ちた。
翌朝、僕はぼうっとしていた。
頭が痛くない。
身体は拭き清められていて、寝間着が着せてあった。
トントン。
入ってきたのは、お医者さんだった。
僕の熱を図り、お腹の魔法陣もチェックされる。
「微熱ですな。今日は寝ていた方が良いでしょう。下腹の疼きは大丈夫ですかな?」
「うん。今日は大丈夫みたい。旦那様のおかげだね」
「そうですな。昨日は3発ヤったと伺いましたが、もうちょっと多くても良いかもしれませんな」
お医者さんは退室し、朝食を食べた。
今日は微熱の為、本を読む事にする。
低学年向けの御伽噺だ。
勇者が竜を倒しに行く話を、ゆっくり読む。
だんだん、下腹がムズムズしてくる。
気にせず本を読み、お昼に昼食を食べた。
しかし、下腹は熱く火照り、陰茎は勃起してしまった。
どうしたらいいか、わからない。
僕はメイドを呼び、身体の状態を説明した。
すると、浴室に連れて行かれ、浣腸をされた。
綺麗にお尻の穴を洗われて、部屋に戻る。
メイドは旦那様を連れてきた。
旦那様は服を脱ぎ、ベッドに上がってくる。
「まだ昼間なのに、ごめんなさい……」
「大丈夫だ。我慢しなくて良い。入れるぞ、エドワード」
そこに香油をたっぷり注いだ後、ずぶりと挿入した旦那様。
気持ち良くてたまらない。
腰を振りだした旦那様に、僕はしがみつく。
「あんっ、気持ち良いっ、あんっ、もっとぉ」
下腹は真っ赤に燃えるように熱かった。
勃起した陰茎が腹の上で揺れている。
旦那様は激しく腰を振った。
「あんっ、あんっ、あんっ、イくっ、ああああんっ!」
僕は腹の上に射精した。
旦那様は僕の奥で射精した。
「まだ、お腹熱いの……もっとして」
「わかった。もっと注いでやろう」
旦那様は覆い被さり、腰を振った。
しこりを擦り上げ、押しつぶす。
僕は快楽に身を委ねた。
「あんっ、あんっ、あんっ、あんっ、あんっ」
ああ、たまらなく気持ち良い。
お腹に熱いのを注いで欲しくて、旦那様にしがみつく。
旦那様は激しく腰を振った。
「あんっ、あんっ、あんっ、イくっ、ああああんっ!」
僕はお腹の上に射精した。
旦那様は僕の中に射精した。
「これで大丈夫か?」
「うん……夜も抱いてくれる?」
「勿論だ。これからは日中も抱いてやろう。それなら、お腹も熱くならないだろう」
「旦那様……好き。大好き」
旦那様はむっつりと黙っていたが、優しい眼差しが嬉しそうに光っていた。
夜は4発抱かれ、日中に2発抱かれる。
そうしてようやく、熱が下がった。
起き上がっても、どこも苦しくない。
こんなことは、初めてだった。
「エドワード。一緒に屋敷の中を歩こうか」
「うんっ」
旦那様のエスコートで、僕は屋敷の中を歩き回る。
6歳の頃の記憶は曖昧で、僕は自分の家なのに、旦那様に案内される始末。
リネン室とメイド部屋と、執務室はなんとか覚えていた。
トントン。
執務室をノックした。
「エドワードです」
「入れ」
入室すると、書類に囲まれた父さんと執事がいた。
「おお、エドワード。歩けるくらい、回復したのかい」
「はい。どこも苦しくありません。父さんと旦那様のおかげです」
「本当によかった。後でアドリーヌとも会ってあげなさい。お前を本当に心配していたからね」
「わかりました。母さんにはお茶を申し込みます」
執務室を出て、庭園に出た。
色とりどりで綺麗な花を愛でる。
僕の身体は弱り切っているから、少しずつ体力をつけていこうって、お医者さんが言っていた。
広い庭園の半分も歩かないうちに、僕は疲れ切ってしまった。
旦那様にエスコートされ、自室に戻った。
僕はまだまだ体力不足みたいだ。
「少し眠ると良い。昼食は呼びに来る」
旦那様の優しい言葉に、僕は目を閉じた。
仮眠した後、久し振りに食堂で食事をした。
母さんと父さん、兄さん。
弟と妹は学校に行っていて、家にいない。
穏やかで優しい時間。
母さんは涙を流して喜んでくれた。
「エドワードが元気になって良かった。でも、無理はするんじゃないぞ」
「はい、兄さん。これからは毎日お散歩して、体力をつけます」
「エドワード、私ともお話しましょう」
「母さん、今日お茶をご一緒に如何ですか」
「まあ、是非ご一緒したいわ。旦那様と一緒にいらして」
「ありがとうございます。エドワードと一緒に伺います」
楽しい会話を打ち切って、仕事に戻る父さんと兄さん。
僕も旦那様にエスコートされて、自室に戻る。
「風呂に入れてやろう」
浴場で裸に剥かれ、洗い場で手早く浣腸された。
全身洗われて、湯船に浸かる。
「湯船に浸かるのも久し振りなんだろう。俺が隣にいるから、少し暖まると良い」
旦那様も身体を洗い、湯船に浸かった。
熱いお湯が気持ち良い。
僕は下腹が段々熱くなってきた。
「旦那様……お腹が熱いよ……お腹が切ないの」
「じゃあ、ベッドに行こうか。さあ、立てるかい?」
僕は旦那様にもたれて、湯船から上がった。
柔らかいタオルで水気を拭き取り、ベッドへ運ばれた。
旦那様とキスをした。
はぁはぁと、荒い息をつく。
「エドワード、キスするときは、鼻で息をするんだ。もう一回、いくぞ?」
旦那様と長いキスをした。
旦那様は香油をお尻に塗って、陰茎をずぶりと突き刺した。
奥まで入った陰茎が気持ち良くて、ぎゅっと食い締めてしまう。
「あんっ、あんっ、あんっ、あんっ、あんっ」
旦那様が激しく腰を振る。
ああ、たまらなく気持ち良い。
僕は旦那様の逞しい身体にしがみついた。
「あんっ、あんっ、あんっ、イくっ、ああああんっ!」
僕はお腹の上に射精した。
旦那様は僕の中に射精した。
「次は四つん這いになれるかい?」
「はい、旦那様」
僕が四つん這いになると、旦那様がずぶりと陰茎を突き立てた。
旦那様が腰を振り始める。
しこりが擦り上げられ、突き上げられる。
「あんっ、あんっ、あんっ、イイっ、もっとぉ、そこもっと擦ってぇ!」
パンパンパンパン!
肌と肌がぶつかる音が、部屋に響く。
擦り上げられ、突き上げられる。
僕は快感に酔いしれた。
「あんっ、あんっ、あんっ、イくっ、ああああんっ!」
僕は気持ち良く射精した。
旦那様は僕の奥に射精した。
僕は旦那様に抱き締められ、長いキスをした。
ちゅっちゅっと、口付けられて、胸がときめく。
僕は旦那様が好きだ。
夫を好きになれて、僕は幸せだ。
それから、3ヵ月が過ぎた。
僕は庭園を一周する事が出来るようになり、少しずつ健康を取り戻していく。
ある日、昼食後のセックスが終わり、一眠りしていた時のことだった。
僕のメイドが、水差しを替えにやってきた。
僕は夢うつつで、目は閉じたまま。
メイドは汚れたシーツやタオルを持って退室していく。
その時、違うメイドの声が聞こえた。
「ねえ、聞いた? チャコフ様には、愛人がいらっしゃるって話。エドワード様と仲むつまじくていらっしゃるのに、困ったことねぇ」
「レイ。その話は間違いだってメイド長が言っていたじゃない。チャコフ様はエドワード様にぞっこんよ」
「でも、明後日来客があるって言っていたわ。それが、どうやら女性らしいのよ」
「えーっ、本当?」
「執務室で話してたもの。それが愛人じゃないかって、私は睨んでるのよ」
パタパタと足音を立てて、メイド達が退室していく。
僕は頭の中がぐちゃぐちゃだった。
「旦那様に……愛人……」
口に出すと、ずんと重くなる。
旦那様に愛人がいても、仕方ない。
だって僕は、旦那様にセックスして貰わないと生きていけない。
でもでも、僕だけを愛して欲しかったなぁ。
涙がポロポロとこぼれていく。
僕は旦那様が好きで。
旦那様はどうなのか、聞いていない。
心は千々に乱れたまま、夕食の時間になった。
全員で食べる夕食時。
僕は旦那様の顔が見れなかった。
「そうそう、明後日の来客だが、女性で良かったかな?」
「生物学上では男ですが、女として生きているので、女性として扱って下さい。名前はキャサリン。治水に関して知識を豊富に持っています。公爵様のお力になれる人材です」
「そうか。キャサリンというのだな。アドリーヌ、対応を頼めるか?」
「お任せください、旦那様」
僕は胸がツキンと痛んだ。
キャサリンは父さんの役に立つことが出来る女性なのだ。
僕には出来ない、難しい話。
僕はキャサリンに嫉妬していた。
夕食後、お風呂に入り、ベッドで待つ。
お腹が我慢できないほど熱い。
陰茎が立ち上がり、先走りをこぼしている。
そこに、旦那様がやってきた。
旦那様が服を脱ぎ、ベッドに上がる。
僕を抱き締めた旦那様に、思いの丈をぶつける。
「旦那様。旦那様に愛人がいると聞きました。僕は……」
僕は、なんと言いたいんだろう。
愛人をやめてもらいたい?
僕一人を愛して欲しい?
どっちも贅沢な望みだ。
「……キャサリンの事を言っているのか」
「はい」
「キャサリンは、親友だ」
それだけ言うと、香油を塗り付けて、陰茎をずぶりと突き刺す。
快感が全身に回っていく。
旦那様は、腰を振り始めた。
「親友って……。あんっ、あんっ、旦那様、もう少し詳しく……っ! あんっ、あんっ、あんっ」
「俺は、口下手だ。諦めてくれ」
旦那様は、激しく腰を振った。
しこりを擦り上げ、突き上げる。
僕は揺さぶられながら、旦那様の言葉を反芻した。
口下手だから、諦めてくれ?
それは、どういう意味?
キャサリンは親友だって言ったよね。
「あんっ、あんっ、あんっ、イくっ、ああああんっ!」
僕はお腹の上に射精した。
旦那様は僕の中に、射精した。
「次は四つん這いになってくれ」
「あんっ!」
僕が四つん這いになると、すぐにずぶりと刺した旦那様。
ゆっくりと腰を振り始める。
お尻を揉みながら、腰を振る旦那様に、僕は高い声で喘いだ。
「あんっ、あんっ、あんっ、あんっ、あんっ」
旦那様は、激しく腰を振った。
しこりを擦り上げ、突き上げる。
僕は気持ち良くてたまらない。
「あんっ、あんっ、あんっ、イくっ、ああああんっ!」
僕は気持ち良く射精した。
旦那様は、僕の中に射精した。
「余計な事に気を取られないように、たっぷり抱いてやる」
旦那様は正常位で、陰茎を挿入した。
旦那様は、激しく腰を振った。
僕は気持ち良すぎて、一瞬飛んだ。
「あんっ、あんっ、あんっ、あんっ、あんっ」
ああ、気持ち良い。
しこりを擦り上げ、突き上げる。
旦那様は抉るように腰を打ち付けた。
「あんっ、あんっ、あんっ、イくっ、ああああんっ!」
僕は気持ち良くイった。
旦那様は、僕の中に射精した。
「次は、俺の上に乗って腰を振れ」
僕は旦那様の言うとおりにした。
胸には、愛人の件がくすぶっている。
それを振り払うように、腰を振った。
キャサリンが、とうとう到着した。
時刻は昼食後のひととき。
知らせを受けて、食堂に集まる。
そこにいたのは、金髪の巻き毛の美人で、オレンジ色のドレスに身を包んでいた。
「キャサリンと申します。治水の研究者として参りました。どうぞ宜しくお願いします」
「ようこそ、歓迎するよ。チャコフとは親友だそうだね」
「ええ。男女を超えた友愛を育ませて貰ってますわ。遅れたけど、結婚おめでとう、チャコフ」
「ありがとう」
「そちらの美少年があなたの嫁ね? 可愛いモノ好きなあんたにピッタリじゃない。やだ、私ったらお邪魔虫だわ」
ビクッとしてキャサリンを見ると、キャサリンは胸を張って宣言した。
「チャコフのことは友情なの。私はこんな恰好してるから、よく愛人じゃないのかって邪推されたりするけどね。誓ってそんな関係ではないわ。安心して頂戴」
「愛人では、ないんですね。僕は誤解していました」
「チャコフは口下手だから、うまく説明出来てないんでしょ。でも嘘つく奴じゃないから、信じてあげて。あなたのこと、相当大好きだと思うわよ?」
僕は旦那様に視線を向ける。
旦那様は頬を染めて、早口で囁いた。
「こんなに可愛くてしかも無垢なんだ。好きにならない方がおかしい」
「言ってあげないと伝わらないって事もあるわよー」
「夫婦なんだぞ。愛しているに決まっている」
「えっ、愛してくれているのですか」
「あんなに毎日注いでいるのに、伝わっていないと思わなかった。愛してるよ、エドワード」
「旦那様っ、僕も好きっ、愛しています……!」
「うんうん、最高に良い夫婦じゃない。お熱いわねえ」
「キャサリン、私の部屋でお茶でも如何?」
「頂きますわ、奥様」
僕達は解散し、旦那様と自室に下がった。
僕達はベッドの上で抱き合う。
「エドワード。愛してる」
「嬉しい。愛しています、旦那様」
服を脱がされ、全裸になる。
ひょいと抱っこされて、浴場へ。
洗い場で浣腸されて、全身洗われた。
僕は下腹が熱くなってきて、陰茎が立ち上がる。
「旦那様ぁ。お腹が切ないですっ」
「ああ、注いでやろう。だが、少し湯船に浸かるぞ」
旦那様と二人で湯船に浸かる。
旦那様は僕の陰茎をごしごしと擦った。
「あんっ、何をしているんですか?」
「自慰を知らないだと……?! クソ、鼻血が出そうだ。ここを擦ると、精液が出るんだよ」
「擦るの? あんっ、あんっ、出ちゃうっ、あんっ、あんっ、あんっ、ああああ!」
僕は湯を汚して射精した。
でも、お腹の疼きは収まらない。
「きもちいけど……お尻に欲しいの、旦那様」
「お風呂を出てセックスしようか。たくさん抱いてあげるよ」
「はい、旦那様」
僕はお風呂を出て、ベッドに寝ころんだ。
足を開くと、旦那様が香油を塗ってくれる。
旦那様の陰茎がずぶりと埋まり、ピストンを始めた。
「あんっ、あんっ、あんっ、あんっ、あんっ」
熱い下腹をかき回されている。
それが凄く気持ち良くてたまらない。
僕は思い切って聞いてみた。
「僕は旦那様に抱かれないと、一日だって健康でいられない身体です。昼間も欲しくなってしまうし、どうしようもない。僕は学校も行っていないし、抱かれるしか能がない人間です。そんな僕を、本当に愛してくれたんですか?」
「俺がいないと駄目だって事だろう? 男冥利に尽きるじゃないか。俺が好きになったのは、その何にも出来ない所だよ。可愛くてしょうがない。愛してるって言っても信じられないか?」
「夢みたいです。旦那様が好き。愛しています」
僕は声を上げてイった。
旦那様は僕の中に射精した。
二回目は、四つん這いでセックスした。
旦那様は激しく腰を振った。
僕は揺さぶられ、突き上げられる。
「あんっ、あんっ、あんっ、イくっ、ああああんっ!」
僕は気持ち良く射精した。
旦那様は、僕の中に射精した。
僕はベッドに横たわり、旦那様に抱かれている。
旦那様は深いキスをしてくれた。
下を絡め合い、唾液を飲み込む。
僕は大人のキスを経験した。
キャサリンは、だいぶ父さんの仕事に役立つそうで、長期滞在が決定した。
旦那様も嬉しそうだったし、キャサリンもやる気に満ちている。
僕の体調も随分安定してきていて、熱は出ておらず、健康だ。
体力不足は長い目で見て解消していくしかない。
旦那様とは、ラブラブだ。
抱くときに、愛してるって言ってくれるようになった。
これが最高に嬉しくて、僕は普段以上に甘えてしまう。
手取り足取り教えてくれる旦那様は、とても優しい。
夜は4発、昼は2発。
毎日セックスしていたら、背が伸びた気がした。
旦那様とイチャイチャ過ごしていたら、17歳になっていた。
その夜、旦那様に押し倒されつつ、口付けられる。
「最近、何か出来ないか考えているだろう」
「うん。せめて午前中だけでも何か出来ないかなと、思っているんだ」
「いつ腹の淫紋が疼くかわからない以上、人の目があるところには、行かせられない。これからも自室で過ごしてくれないか」
「僕、ほんとに何も出来なくて……っ、お腹が熱くなるとお尻に欲しくなっちゃうしっ」
「それで良いんだ。そんなエドワードに惚れたんだよ。ずっと俺に依存して生きてくれ」
「旦那様……」
「身体もまだまだ丈夫じゃないし、心配が残る。体力がついたら、町にデートしに行こう。それまでは、庭園で我慢だ」
「一生、愛してね。旦那様」
「当然だ。お前は誰にも渡さない」
そう言って深いキスをする旦那様に、僕は舌を絡める。
お尻に香油が塗られ、旦那様の陰茎が突き立てられる。
旦那様は腰を振り始めた。
「あんっ、あんっ、あんっ、あんっ、あんっ」
しこりが擦り上げられ、突き上げられる。
僕は、気持ち良くてたまらない。
お腹がすごく熱い。
「あんっ、あんっ、あんっ、イくっ、ああああんっ!」
僕は、気持ち良く射精した。
旦那様は、僕の中に射精した。
「愛してるよ、エドワード」
「僕も愛してる! もっと抱いて、旦那様」
「ああ。たっぷり注いでやるよ」
旦那様は、情熱的に僕を抱いた。
四つん這い、騎乗位、正常位。
合計4発ヤって、二人で眠った。
僕は幸せを噛みしめ、眠りに落ちた。
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