異世界転移した俺は、高級奴隷となって旦那様に溺愛される

yahagi

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寂しい気持ち

 翌日、ぱちりと目が覚めた。
 俺が起きあがると、旦那様も目を覚ます。
 俺達はちゅっとキスをして、抱き合った。

「おはよう、マコト」

「おはよう、旦那様」

 身支度を整えて、食堂へ向かう。
 食堂で席につき、腰を下ろす。
 ランドルフ様がいなくて寂しい。
 俺はそっと息を吐き出した。

 パンにバターとジャムをたっぷり乗せてぱくりと食べる。
 いつもの美味しい朝食を満喫して、食後のお茶を飲んだ。

「マコト。今日はロキスにお使いを頼んだらどうかな。ランドルフのいない寂しさを埋めるものを探してきて貰おう」

「ありがとう、旦那様。そうします」

「では、応接室へ移ろうか。ロキスと警備隊の3名を呼ぼう」

 俺達は応接室に移り、しばらく待った。
 そして、ロキスと警備隊の3名が入室した。

「お呼びと伺いました、奥様」

「ロキス、またお使いに行って欲しいのだけれど、頼まれてくれる?」

「なんなりとお申し付け下さい」

 ロキスは煌めく瞳で俺を見た。

「頼みたいのは、熊のぬいぐるみです。顔は愛らしく、目はつぶらで、柔らかな素材を使っていること。毛足が長すぎず、短すぎないこと。抱いて寝ても、飾っても良いような、素敵な出で立ちであること。大きさはロキスが抱っこ出来るくらいです」

「帽子や服の有無はどうなさいますか?」

「着脱出来れば、どちらでも構いません」

「首に鈴がついたものが多いですが、鈴はどうでしょう?」

「出来れば外して欲しいですね。無理なら構いません」

「かしこまりました。熊のぬいぐるみを、探して参ります」

 ロキスは深い礼をして、応接室を出て行った。
 警備隊の3名もそれに続く。

「ああ、レンドロ、カリク、アレクサンドル。お前たち3名にも追加で頼みたいものがある。妻の頼んだ熊のぬいぐるみを、もう一体探して欲しい。要するに、ペアで探して欲しいということだ」

「かしこまりました、旦那様」

「熊も寂しくないように、対で置いておこうではないか。なあ、マコト」

「うん。ありがとう、旦那様」

 俺達はちゅっとキスをして、抱き締め合った。
 応接室を出て、俺は自室に下がる。
 暇なので、鈴を鳴らして手伝い人を呼んだ。
 ウェンディが来るかな? と思っていたら、来たのはスターリンだった。
 見事なプラチナブロンドに、緑の瞳。
 中性的な容姿が愛らしい。

「お待たせしました、奥様」

 俺は使用人にお茶をお願いした。
 今日のお茶請けは、どら焼き。
 俺はお茶を飲みながら話を振った。

「スターリンは手伝い人になって長いの?」

「俺は弱小子爵家の6男です。12歳の時に手伝い人として奉公が決まり、それから2年。経験は豊富であると思います」

「スターリンは可愛いから、抱かれる方が多いかな?」

「俺は、本命にしか尻を許さないつもりなんです。だから、まだ処女です」

「そうなんだね。恋をしてるんだね」

「奥様は手伝い人の恋路を助ける趣味があられるとか」

「う、うん。まあね」

「俺の恋路も、ぜひ助けて頂けませんか」

 スターリンの目が強く俺を見つめる。

「俺に出来ることはささいな事だけどね。聞くだけ聞かせてよ」

「はい。俺の好きな相手は……ウェンディなんです」

「えっ?! でもウェンディはもう相手がいるよ」

「知っています。使用人のエルマーさんと正式に付き合いはじめて、婚約も考えてるって。俺の付け入る隙はなさそうでした」

「う、うん」

「でも、エルマーさんは付き添い人を連れてくるって聞いて。ウェンディには今付き添い人候補がいないって聞いてチャンスだと思ったんです」

「付き添い人で、本当に良いの?」

「俺はウェンディが気になるあまり、ツンケンとした態度をとって来ました。付き添い人にだって、なれるかわかりません」

「エルマーさんから略奪しようとは、思わないんだね」

「ウェンディは深く惚れているようでした。勝てない戦に挑むつもりはありません」

「そうか、わかったよ。ウェンディに、スターリンをおすすめしてみる。付き添い人候補にどう? ってね。処女をあげるんでしょ?」

「はい。ウェンディなら俺、何をされても構いません。本気で好きなんです」

「エッチだけして、付き添い人になれなかったら?」

「俺の魅力不足だと諦めます。まずはエッチだけでも、場を整えたいですね」

「わかったよ。スターリンは本気だね」

 俺はどら焼きを食べながら、スターリンの話を聞いた。
 惚れたきっかけは、ささいな事だった。
 セックスのときのポジション決めで、頑なに上を選ぶスターリンに、相手が不公平だと騒いだことがあった。
 その時に、さっとウェンディが仲介してくれたのだという。

「確かにスターリンは可愛いけどさ。やりたい方をやらせてやれよ。スターリンだって男なんだからさ」

 それがとっても嬉しくて、恋に落ちたそうだ。
 ポジションについては、良く揉めたけれど、たまにウェンディが仲介してくれるのが嬉しかったと言う。

「ウェンディは、困ってる人を放っておけないんです。そんなところも好きですね」

 それから、スターリンにウェンディの良いところをたくさん聞いた。
 ここまで聞いたのだ、一肌脱ぐことにしよう。
 俺は午後の予定を組み立てる。

 昼食に呼ばれたので、スターリンとはお別れだ。
 食堂に行くと、旦那様が座っていた。
 俺も席につき、腰を下ろす。

「本日のメニューは生姜焼きとオイスターソースのチャーハン、なすの味噌汁でございます」

「うわあ、美味しそう!」

 俺はフォークを手に取り、生姜焼きを食べる。
 肉は柔らかく、生姜の香りが心地良い。
 次はチャーハンだ。
 具はねぎとハムと卵のみ。
 パラッとほどけるチャーハンを口に運ぶ。
 
「チャーハン美味しいっ。オイスターソースのうまみが感じられるね」

「ベチャベチャせず、パラッとほどける。うまみがラメスに行き渡っている。実に美味い」

 旦那様も気に入ってくれたみたいだ。
 味噌汁を飲み、チャーハンを食べる。
 生姜焼きも完食して、食後のお茶を飲む。

「ロキス達が帰ってくるのが待ち遠しいね。熊のぬいぐるみは寝室に飾ろう。抱いて眠っても良いようにね」

「うん、旦那様。ありがとう」

 食事が終わり、自室に戻る。
 俺は鈴を鳴らして、ウェンディを呼んだ。
 お茶の準備もして貰う。
 お茶請けはショートケーキだ。

「お待たせしました、奥様。うわあ、噂のショートケーキじゃないですか」

「じゃあ、まずはケーキを食べよう」

 俺はお茶を飲み、ショートケーキをフォークで食べる。
 今日も料理長のショートケーキは絶品だ。

「すっっごく美味しい。スポンジがふわふわで、クリームが甘くて、ベリーの酸味があって。お、おかわりしても良いですか……?」

「良いよ。俺ももう一個食べようかな」

 俺は鈴を鳴らして、ケーキのおかわりを頼んだ。
 幸せそうな顔でケーキを食べるウェンディ。
 俺もケーキを食べながら、話を振る。

「最近どう? ウェンディ」

「エルマーさんがすっごく優しくて。もう絶好調です。こないだデートしたんですけど、やっぱり楽しくて。エッチも気持ちよかったです」

「それは良かったね」

「エルマーさんが付き添い人を自分だけ連れて行くのは悪いから、俺にも一人連れてきたら、って言ってくれて。でも、思い当たらないんですよね。尻はエルマーさんにしか許したくねえし。突っ込める仲の良い手伝い人っていうと、結構恋人いるんですよ」

「こほん。付き添い人候補として、スターリンはどうかな。ウェンディに処女を捧げると言っているんだ。ウェンディを好きなんだって」

「えっ、スターリン?! あいつ、尻はやらねえってツンケンしてる奴なんですよ。あいつが俺に……恋してるって事ですか」

「そうだね。ウェンディがエルマーさんとうまくいって、付き添い人狙いなんだって。見た目は可愛い子だったけど、どう?」

「そりゃあ嬉しいですよ。付き添い人候補にするなら、まずエッチしますけど。良いですかね?」

「うん。スターリンもそのつもりみたいだよ。可愛がってあげてね」

 ウェンディはニヤニヤしながら、お茶を飲んだ。

「スターリンの処女狙ってる男がいるんですよ。4人いますね。ちょっと騒ぎになるかもしれないです」

「おっかないね。穏便になんとかいかないの?」

「人気のある手伝い人の取り合いは、たまにある事なんですよ。仕方ありません」

 ウェンディはお茶を飲みながら、寝室を見た。

「奥様は付き添い人が不在なのですから、俺たちを使ってセックスするべきじゃないですか? ランドルフ様じゃないと駄目でしょうか?」

「うっ、そうだよね。今まで毎日お昼にセックスしてたもんね。明日からはセックスに呼ぶよ」

 ウェンディはにっこりと微笑んだ。

「お待ちしてます」

 それから、エルマーさんの良いところを聞いて、惚気話を聞いた。
 デートの最中、ちゅっとキスをしたり、腰を抱いたり。
 エルマーさんはウェンディをとても気に入ったように思える。

 俺も旦那様の良いところを言って、惚気話を聞いて貰った。

「毎晩、旦那様の腕の中で眠れるなんて、良いですね」

「ふふ、とっても幸せだよ。ウェンディも結婚したらわかるよ」

「あと一年で婚約。結婚は遠いなあ」

 そう言いながらも、ウェンディは幸せそうだ。
 
「スターリンの事も忘れないでね」

「わかってますって。優しく抱いてやりますよ。付き添い人希望なら、まずセックスの相性が良くないと」

「そっか。ウェンディの事が大好きみたいだから、きっと喜ぶよ」

 楽しくお話ししていると、使用人がやってきた。

「奥様、ロキスが戻りました」

「わかった。今行く」

 ウェンディと別れて、応接室へ行く。
 応接室には、旦那様が着席していた。
 俺も隣に座り、着席する。

 ロキスが袋を開けて、ふわふわの熊のぬいぐるみを取り出した。
 チェックのベストを着ていて、とても愛らしい。

「どうぞ、抱いてみて下さい」

 熊のぬいぐるみを受け取り、抱いてみる。
 毛足の長さも丁度良く、目もつぶらで愛らしい。
 大きさも、しっくりくる。
 思っていたより大きめだが、軽くて抱っこしやすい。

「可愛いぬいぐるみだね。ありがとう」

「同じサイズのぬいぐるみです。対で売って貰いました」

 もう一体の青いチェックのベストを着たぬいぐるみを、旦那様に渡す。

「ふむ、大きさも丁度良いな。ぬいぐるみは意外と同じものがないが、これはそっくりだな」

「同じものが欲しいとお願いして、そっくりに作って貰いました。ぬいぐるみ本舗という店で、買うことが出来ました。選ぶ方が時間がかかりました」

「ぬいぐるみの種類も量も半端なくて、俺達はまず熊のぬいぐるみを探し出して」

「条件に合う熊のぬいぐるみが20個近くあって。ロキスが一体ずつ抱っこして。最終的に一体を選ぶまで半日かかりました」

「そのぶん、可愛いぬいぐるみを選べたと思います」

 警備隊の3名も苦労したようだ。

「皆、妻のためによくやってくれた。この熊のぬいぐるみは寝室に飾らせて貰う」

 ロキス達が退室していく。
 ぬいぐるみも使用人によって片付けられ、俺達は夕食だ。
 
 食堂に着席すると、美味しそうな匂いがする。
 運ばれてきたのは、モツ鍋だった。
 俺はフォークで刺して、口に運ぶ。

「あまーいっ! ぷりぷりのホルモンがすっごく美味しいっ! 具をある程度食べたら、〆にラメスを入れておじやにして良い?」

「良いとも。俺も同じ様にしてみよう。ホルモンが甘くて本当に美味い」

 スープも美味しい。
 俺はぱくぱくと鍋を食べて、ラメスを入れた。
 スプーンですくって、おじやを食べる。
 やっぱり、すごく美味しい。
 俺はモツ鍋を堪能した。

「あー、美味しかった。お鍋は寒い時期にうってつけだよ」

「あと数ヶ月で冬だ。そしたら、またモツ鍋をやろう」

「うん! キャベツと豚肉を味噌で煮たものとか、蟹を茹でたものを入れた鍋とか。いっぱい鍋って種類があるよ」

「それは冬が楽しみであるな。また教えてくれ」

「うん!」

 食後のお茶を飲み、席を立つ。
 部屋に戻り、一息ついて、お風呂に入った。
 お風呂あがりに、牛乳を一気飲みする。
 寝室へ行き、手伝い人を呼んだ。

「お待たせいたしました、奥様」

 今日の手伝い人は、ウェンディだった。
 服を脱ぎ、ベッドにあがる。
 ウェンディと深いキスをして、舌を絡め合う。
 ウェンディに乳首でイかされ、その後指でイかされた。
 荒い息を吐いていると、ノックの音と共に、旦那様が入ってきた。
 ウェンディと旦那様が交代して、旦那様が覆い被さる。
 旦那様は激しく俺を抱いた。
 6発ヤって、グッタリともたれかかる。
 
「気持ち良かったか?」

「うん……すっごく良かった……」

「淫らなお前が誰より愛おしい。愛している、マコト」

「俺も愛しています、旦那様……」

 俺達は深いキスをして、抱き合った。
 俺は今夜も、旦那様の胸でグッスリ眠った。
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