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軍からの客人
翌日、ぱちりと目が覚めた。
俺が起きあがると、旦那様も目を覚ます。
ちゅっとキスをして、抱き合った。
「おはよう、マコト」
「おはよう、旦那様」
服を身につけて、食堂へ行く。
席について着席すると、朝食が運ばれてきた。
今日も美味しい朝食を堪能する。
食後のお茶を飲んでいると、執事が旦那様に何かを伝えた。
「俺に来客のようだ。軍が俺に何の用があるというのか……。マコトは自室に下がっていなさい」
「わかりました」
俺は立ち上がり、食堂を出た。
自室に下がり、小説を手に取る。
しばらく熱中して読んでいたら、ノックの音が聞こえた。
「奥様、旦那様がお呼びです」
「今行く」
俺は旦那様の執務室に案内された。
そこには、無骨な軍人が座っていた。
髪は短い緑色で、瞳は濃紺。
顔立ちはやや面長で、角張っている。
軍服と思われる詰め襟の服にはバッジがついており、役職付きなのではないかと思わせた。
「俺の妻、マコトだ。マコト、こちらは軍から派遣されたタルト中尉だ」
「妻とは別居している筈だな。……そうか、奴隷か。それならば俺は付き添い人になろうではないか、ドルチェスよ」
「は? マコトにはランドルフという付き添い人がいるんだ。それは認められない」
「一緒に住んでたらどうせヤるだろう。性奴隷は自慰が出来ず一人では生きていけない。いざという時の為の保険をかけるのも主の仕事ではないかな」
「マコトには毎日愛を注いでいる。必要ない」
「ランドルフ様は実際、不在じゃないか。俺が軍の性奴隷の扱いってやつを、教えてやるよ」
「マコトは性奴隷ではなく、俺の妻だ。そんな扱いをするつもりなら、余計任せられない」
「頑なだな。今度は命令書を持ってくるぞ」
「そんなふざけた命令は聞き入れられない。何としても突っぱねてやるさ」
なんだか険悪な雰囲気だ。
タルト中尉は腕を組み、何となく困っているようだ。
「俺はここを追い出されたら行く当てがない。しばらく付き添い人をやるというのは、良い案だ。そうだろう?」
「マコトは俺の妻だ。手伝い人を使い、丁寧に抱くことが出来ますか。野蛮な軍のやり方ではレイプですよ」
「性奴隷なんだから、良いだろう」
「いいえ、駄目です。だから受け入れられないんですよ」
「しかし、俺は軍人だ。つまり、マコト。お前が我慢すれば良い話だ。俺が付き添い人になることを了承しろ」
「俺にはランドルフ様がいらっしゃいますから」
「ええい、面倒になってきたぞ。俺はそのランドルフ様の為にここにいるのだ。付き添い人にならないのであれば、すがってきても抱いてやらんぞ」
「わかりました」
「話は終わりだ。付き添い人にはしない。タルト中尉は、軍からの手紙をランドルフに持ってきている。戦争の話ではないというので、滞在を許可した。じゃあマコト、部屋に戻って良いよ」
「失礼します」
俺は部屋に戻り、小説の続きを読み始めた。
タルト中尉か。
よくわからない人だったな。
昼食に呼ばれ、食堂へ行く。
食堂には、旦那様とタルト中尉が着席していた。
俺も席につき、腰を下ろす。
今日のメニューは、お好み焼きだった。
平べったい生地の上にお好み焼きソースが塗られ、細くマヨネーズがかけられている。
仕上げに鰹節が中央に添えられて、実に美味しそうなお好み焼きだった。
俺はナイフで切り分けて、ぱくり。
しっとりふわふわだ。
キャベツがジューシーで、甘くて美味しい。
「これはマコトのレシピでお好み焼きという。うちはマコトの異国料理が数多く出るが、タルト中尉は平気ですか」
「お気遣いどうも。最近売られ始めたジャムも、もしかしたらここで?」
「ええ。マコトのレシピです」
「軍でもジャムは重宝している。異国料理に文句はない。お好み焼きは、口に合うようだ」
「それは良かった。口に合わない場合は遠慮なくおっしゃってください」
食事はなごやかに終わった。
食後のお茶を飲み、席を立つ。
部屋に戻り、お風呂に入る。
お風呂あがりに、牛乳を一気飲みする。
寝室へ行き、手伝い人を呼んだ。
「奥様、お待たせいたしました」
やってきたのは、ウェンディだった。
服を脱ぎ、ベッドに上がる。
「今日は、最後まで抱いて宜しいですね?」
「うん、宜しく頼むよ」
俺はウェンディに身を任せた。
ウェンディは丁寧に俺を抱いた。
3発終わって、一息つく。
深いキスをして、唾液を飲み込む。
「奥様、すごく良かったですよ」
「俺も気持ち良かった……」
俺達はイチャイチャして、時間を過ごした。
「そうだ、ロキスの奴、昼間からアレクサンドルとセックスしてましたよ。まあ、ロキスは3人嫁を貰うようなものだから、夜だけじゃ時間が足りないのかもしれませんね」
「そうか。ウェンディはスターリンと話した?」
「まだです。今夜スターリンの部屋に行ってみようと思います」
「わかった。頑張ってね、ウェンディ」
「はい。ありがとうございます」
ウェンディはにっこり笑った。
「新しく来た軍人さんとは、セックスしないんですか?」
「そうだね。俺も気になってるよ」
「軍では手伝い人を使わないらしいんですよ。なんかちょっと、野蛮ですよね」
「そうだね。ちょっと怖いな」
手伝い人なんてない世界から来たくせに、今は手伝い人がいないセックスは考えられない。
若い手伝い人は除外する。
ただでさえ、俺は性奴隷なんだ。
乱暴な扱いはされたくない。
それから、気になる手伝い人ランキングを聞いたり、人気のある男性の話をしたり。
色んな人の名前が出て楽しかった。
夕方になり、服を身に付ける。
俺は食堂へ行った。
食堂には旦那様とタルト中尉がいた。
俺は席につき、着席する。
運ばれてきたのは、餃子だった。
タレとサラダ、ラメス、味噌汁も配膳される。
俺は餃子にかぶりついた。
外側はカリッと焼けており、中はモチモチでジューシーだ。
俺はぱくぱく餃子を食べた。
ラメスも食べつつ、サラダと味噌汁も食べる。
あっと言う間に皿は空っぽだ。
俺は食後のお茶を飲んだ。
「ランドルフだが、まだ帰ってくるのは一週間以上先だと、冒険者ギルドから連絡がきた。タルト中尉、宜しいか」
「了解した。ランドルフ様に色よい返事を貰うまで、世話になる」
俺は席を立って、自室に戻った。
しばらくして、お風呂に入る。
風呂上がりは、牛乳を一気飲みする。
寝室へ行き、手伝い人を呼ぶ。
「奥様、お待たせいたしました」
今日の手伝い人はロキスだった。
服を脱ぎ、ベッドに上がる。
「今日のお昼、アレクサンドルとエッチしてたんだって? 夜は大丈夫なの?」
「ウェンディですね。夜は8時から約束してるので、まだ時間があります。今夜はカリクとエッチです」
「そっか。仲良いようで良かったよ」
「お使いに一緒に行けるのは嬉しいですね。さて、乳首を舐めますよ」
「あんっ!」
ロキスは俺の乳首を舐めて、俺をイかせた。
その後、尻を弄られて、指でイった。
トントン。
ノックの音と共に、旦那様が入ってきた。
ロキスと旦那様は交代して、旦那様が俺に覆い被さる。
深いキスをして、抱き締め合う。
旦那様は激しく俺を抱いた。
6発終わって、休憩だ。
俺はグッタリともたれかかる。
「タルト中尉の事が気になるか?」
「はい」
「彼は軍人だ。軍人のセックスは時間をかけないと聞く。あらかじめ穴をほぐしておいてから、寝室に行き、香油を塗り付けて行為をする。手伝い人を使わず、前戯もないセックスだ」
「そうなんですか……」
「軍には誰でも使える性奴隷がいる。軍人は愛のないセックスに慣れている。俺はマコトをそんな目にあわせたくない」
「はい、旦那様」
「タルト中尉の寝室は2階だ。近付いてはいけないよ。彼は付き添い人になる事を諦めていない」
「わかりました」
俺は旦那様にギュッと抱き付いた。
俺を離さないで欲しい。
旦那様は俺を抱き締めた。
俺は今日も旦那様の腕の中で眠った。
それから、8日経った。
特に事件もなく、穏やかに過ごしている。
その日の朝食は、俺と旦那様、タルト中尉の3人。
そろそろ顔を出すだろうと、皆がランドルフ様を待っている。
俺も、ランドルフ様に会いたい。
朝食が終わり、自室に戻るタイミングで、外がざわざわと騒がしい。
「ランドルフ様のお帰りでございます」
使用人の声に、俺はほっとした。
ランドルフ様が無事に帰ってきてくれた。
それが嬉しくて、頬が緩む。
俺は自室に戻り、ソファで寛いだ。
しばらくして、使用人がやってきた。
「今日の午後、ランドルフ様がいらっしゃいます。手伝い人も呼んでおきますね」
「うん、宜しく」
俺はランドルフ様に抱いて貰えるのだ。
久し振りだし、凄く嬉しい。
俺は小説の残りを読んだ。
やがて昼食に呼ばれ、食堂へ行く。
食堂には、久しぶりにみるランドルフ様と、旦那様とタルト中尉がいた。
「おお、マコト。久し振りだな」
「ランドルフ様、お元気そうで何よりです」
俺は駆け寄り、ちゅっとキスをして、離れた。
「ふふ、相変わらず可愛いな、マコト。昼食後にたっぷり可愛がってやる」
「はい、ランドルフ様」
「俺の時とえらく態度が違うな、マコト」
「ランドルフ様の事をお慕いしていますから」
タルト中尉がぼやくが、仕方ないだろう。
10日ぶりに会った恋人なのだ。
「まあ、まずは昼食だ。異国料理も久し振りだな」
今日のメニューは、ハンバーガー。
ソースはケチャップとマヨネーズ、ピクルスを混ぜたもの。
ボリュームのあるハンバーグとトマトとレタスが、バンズに挟まっている。
大口でかぶりついて、ぱくり。
「すごく美味しい。ハンバーグが肉汁たっぷりだね」
ハンバーガーのお供は揚げたポテトとサラダ。
うん、サイドメニューも美味しい。
「それで、軍の依頼の方だが。がけ崩れが起きた村は壊滅したのではないか?」
「奇跡的に助かった若者が数名と、女子供が20名程生存しております」
「なるほど。場所は山の中か」
「通行手段が森の細い道のみしかなく、軍からも物資を一部運ばせておりますが、馬も通れない為、日数がかかっております。復旧用の物資の運搬を、ぜひお願いしたい」
「良いぞ。出発は明日の朝だ。竜にも人間にも休息は必要だ」
「ありがたい。では、アスカルトの軍駐屯地においでください。竜が降りれる場所があり、また物資も準備してございます」
「アスカルトというと、北だな。わかった、明日伺おう」
「俺は先行してアスカルト入り致します。連絡は入れておくので、いつでも降り立って下さい」
「わかった」
昼食後、食後のお茶を楽しむ。
「ドルチェス、世話になった。俺はアスカルトへ行く為、これで失礼する」
「了解した。道中どうぞ気を付けて」
短い別れが終わり、タルト中尉は旅立った。
俺も席を立ち、食堂を出る。
自室に戻り、いそいそとお風呂に入った。
お風呂上がりは、牛乳を一気飲みする。
寝室に移動して、手伝い人を呼ぶ。
「お待たせいたしました、奥様」
今日の手伝い人は、スターリンだった。
スターリンは服を脱いで、ベッドに上がった。
「奥様、まずはお礼を言わせてください。ウェンディと良い仲になれました。エルマーさんのお休みの日以外は、毎日セックスしています。俺はとても幸せです。ありがとうございました」
「そっか。良かったよ。付き添い人になれそう?」
「まだわかりません。俺、頑張ります。……奥様、身体を開いていきますね」
スターリンは俺にキスをして、乳首を摘まんだ。
舌を絡め合い、唾液を飲み込む。
俺は乳首でイった。
その後、尻を弄られて、指でイった。
そこに、ノックの音がして、ランドルフ様が入ってきた。
ランドルフ様はスターリンと交代して、俺に覆い被さった。
ランドルフ様と深いキスをする。
舌を絡め合い、唾液を飲み込む。
ランドルフ様は角度を変えて、何度もキスをした。
「会いたかったです、ランドルフ様。俺、凄く寂しかった……」
「俺も会いたかったぞ、マコト。お前がここにいて、俺を想ってくれることが、何よりの力になる」
ランドルフ様は激しく俺を抱いた。
3発終わって、ランドルフ様にグッタリともたれかかる。
「気持ちよさそうだったな、マコト。淫らなお前が愛おしい。軍の用事が終わったらまた帰ってくるからな」
「お待ちしています、ランドルフ様」
俺達は深いキスをして、抱き締め合った。
それから、はぐれの赤竜退治に行っていたこと。
探すのに時間がかかったこと。
討伐した後の売却に時間がかかったことなどを、臨場感たっぷりに話してくれた。
竜は血液も売れるって事で、冒険者ギルド職員も扱いが繊細だったそうだ。
竜は大きいだろうから、売るとなったら部位で値段を付けるしかないよね。
そりゃあ時間もかかることだろう。
俺達は楽しくお喋りして、時間を過ごした。
しばらくして、夕飯に呼ばれ、服を身に付けた。
食堂に行くと、旦那様がいた。
俺も席に着き、腰を下ろす。
今日のメニューは、トンカツだった。
美味しい料理に、頬が緩む。
俺はトンカツを頬張り、ラメスを食べる。
サラダと味噌汁も完食した。
食後のお茶を飲んでいると、旦那様がランドルフ様に話しかけた。
「ランドルフは明日、軍の依頼で救援活動か。終わったら、今度はゆっくり酒でも飲もう」
「ああ、わかった。明日中に帰ってこれるかもまだわからぬ。帰ってきたら数日はゆっくりするつもりだ」
「マコトが寂しがっていたから、お前がいてくれると嬉しい。マコトを喜ばせてやりたい」
「お前は本当にマコトが大事なのだな。俺もマコトを大切に思っている。帰ってくるのを待っていてくれ」
ランドルフ様は俺に、にっこりと笑いかけて、席を立った。
俺も席を立ち、自室に戻る。
部屋のソファに座ってゆっくりしていると、使用人がやってきて、お風呂に入れてくれた。
お風呂上がりは、牛乳を一気飲みする。
寝室に移動して、手伝い人を呼んだ。
「奥様、お待たせいたしました」
やってきたのは、ウェンディだった。
ウェンディは服を脱ぎ、ベッドに上がる。
ウェンディは俺に深いキスをした。
舌を絡め合い、唾液を飲み込む。
俺は服を脱がされ、乳首を弄られる。
俺はやがて、乳首でイった。
「では、お尻を弄りますね」
ウェンディの指がしこりを擦る。
俺はウェンディの指でイった。
トントンとノックの音がして、旦那様が入ってきた。
ウェンディは旦那様と交代して、ベッドから降りた。
旦那様は俺に覆い被さり、俺を貫いた。
旦那様は、激しく俺を抱いた。
6発ヤって、グッタリともたれかかる。
旦那様は、優しい瞳で俺を見つめた。
「ランドルフがいると、お前の瞳が明るく輝く。喜ばしい事だ」
「旦那様……」
「軍の人間に身体を許さずにいて良かったな。タルト中尉はマコトの好みではなさそうだし、断って正解だった」
俺は旦那様にも、顔面で判断すると知られているのだ。
俺は恥ずかしくなって、俯いた。
「旦那様とランドルフ様は特別ですよ」
「ふふ、わかっている。お前は可愛い男だ、マコト。お前は愛する男の上で腰を振る様が似合う」
旦那様は俺に深いキスをした。
俺達は抱き合い、キスを重ねる。
俺は今日も旦那様の腕の中で眠りにつく。
寝る前のミルドレイク神様へのお祈りも忘れない。
俺も随分この世界に慣れたなぁ。
旦那様のおかげで、奴隷でありながら、幸せな毎日を送れている。
この幸せを、手離さないように、大切にしたい。
俺はそう願って、目を閉じた。
俺が起きあがると、旦那様も目を覚ます。
ちゅっとキスをして、抱き合った。
「おはよう、マコト」
「おはよう、旦那様」
服を身につけて、食堂へ行く。
席について着席すると、朝食が運ばれてきた。
今日も美味しい朝食を堪能する。
食後のお茶を飲んでいると、執事が旦那様に何かを伝えた。
「俺に来客のようだ。軍が俺に何の用があるというのか……。マコトは自室に下がっていなさい」
「わかりました」
俺は立ち上がり、食堂を出た。
自室に下がり、小説を手に取る。
しばらく熱中して読んでいたら、ノックの音が聞こえた。
「奥様、旦那様がお呼びです」
「今行く」
俺は旦那様の執務室に案内された。
そこには、無骨な軍人が座っていた。
髪は短い緑色で、瞳は濃紺。
顔立ちはやや面長で、角張っている。
軍服と思われる詰め襟の服にはバッジがついており、役職付きなのではないかと思わせた。
「俺の妻、マコトだ。マコト、こちらは軍から派遣されたタルト中尉だ」
「妻とは別居している筈だな。……そうか、奴隷か。それならば俺は付き添い人になろうではないか、ドルチェスよ」
「は? マコトにはランドルフという付き添い人がいるんだ。それは認められない」
「一緒に住んでたらどうせヤるだろう。性奴隷は自慰が出来ず一人では生きていけない。いざという時の為の保険をかけるのも主の仕事ではないかな」
「マコトには毎日愛を注いでいる。必要ない」
「ランドルフ様は実際、不在じゃないか。俺が軍の性奴隷の扱いってやつを、教えてやるよ」
「マコトは性奴隷ではなく、俺の妻だ。そんな扱いをするつもりなら、余計任せられない」
「頑なだな。今度は命令書を持ってくるぞ」
「そんなふざけた命令は聞き入れられない。何としても突っぱねてやるさ」
なんだか険悪な雰囲気だ。
タルト中尉は腕を組み、何となく困っているようだ。
「俺はここを追い出されたら行く当てがない。しばらく付き添い人をやるというのは、良い案だ。そうだろう?」
「マコトは俺の妻だ。手伝い人を使い、丁寧に抱くことが出来ますか。野蛮な軍のやり方ではレイプですよ」
「性奴隷なんだから、良いだろう」
「いいえ、駄目です。だから受け入れられないんですよ」
「しかし、俺は軍人だ。つまり、マコト。お前が我慢すれば良い話だ。俺が付き添い人になることを了承しろ」
「俺にはランドルフ様がいらっしゃいますから」
「ええい、面倒になってきたぞ。俺はそのランドルフ様の為にここにいるのだ。付き添い人にならないのであれば、すがってきても抱いてやらんぞ」
「わかりました」
「話は終わりだ。付き添い人にはしない。タルト中尉は、軍からの手紙をランドルフに持ってきている。戦争の話ではないというので、滞在を許可した。じゃあマコト、部屋に戻って良いよ」
「失礼します」
俺は部屋に戻り、小説の続きを読み始めた。
タルト中尉か。
よくわからない人だったな。
昼食に呼ばれ、食堂へ行く。
食堂には、旦那様とタルト中尉が着席していた。
俺も席につき、腰を下ろす。
今日のメニューは、お好み焼きだった。
平べったい生地の上にお好み焼きソースが塗られ、細くマヨネーズがかけられている。
仕上げに鰹節が中央に添えられて、実に美味しそうなお好み焼きだった。
俺はナイフで切り分けて、ぱくり。
しっとりふわふわだ。
キャベツがジューシーで、甘くて美味しい。
「これはマコトのレシピでお好み焼きという。うちはマコトの異国料理が数多く出るが、タルト中尉は平気ですか」
「お気遣いどうも。最近売られ始めたジャムも、もしかしたらここで?」
「ええ。マコトのレシピです」
「軍でもジャムは重宝している。異国料理に文句はない。お好み焼きは、口に合うようだ」
「それは良かった。口に合わない場合は遠慮なくおっしゃってください」
食事はなごやかに終わった。
食後のお茶を飲み、席を立つ。
部屋に戻り、お風呂に入る。
お風呂あがりに、牛乳を一気飲みする。
寝室へ行き、手伝い人を呼んだ。
「奥様、お待たせいたしました」
やってきたのは、ウェンディだった。
服を脱ぎ、ベッドに上がる。
「今日は、最後まで抱いて宜しいですね?」
「うん、宜しく頼むよ」
俺はウェンディに身を任せた。
ウェンディは丁寧に俺を抱いた。
3発終わって、一息つく。
深いキスをして、唾液を飲み込む。
「奥様、すごく良かったですよ」
「俺も気持ち良かった……」
俺達はイチャイチャして、時間を過ごした。
「そうだ、ロキスの奴、昼間からアレクサンドルとセックスしてましたよ。まあ、ロキスは3人嫁を貰うようなものだから、夜だけじゃ時間が足りないのかもしれませんね」
「そうか。ウェンディはスターリンと話した?」
「まだです。今夜スターリンの部屋に行ってみようと思います」
「わかった。頑張ってね、ウェンディ」
「はい。ありがとうございます」
ウェンディはにっこり笑った。
「新しく来た軍人さんとは、セックスしないんですか?」
「そうだね。俺も気になってるよ」
「軍では手伝い人を使わないらしいんですよ。なんかちょっと、野蛮ですよね」
「そうだね。ちょっと怖いな」
手伝い人なんてない世界から来たくせに、今は手伝い人がいないセックスは考えられない。
若い手伝い人は除外する。
ただでさえ、俺は性奴隷なんだ。
乱暴な扱いはされたくない。
それから、気になる手伝い人ランキングを聞いたり、人気のある男性の話をしたり。
色んな人の名前が出て楽しかった。
夕方になり、服を身に付ける。
俺は食堂へ行った。
食堂には旦那様とタルト中尉がいた。
俺は席につき、着席する。
運ばれてきたのは、餃子だった。
タレとサラダ、ラメス、味噌汁も配膳される。
俺は餃子にかぶりついた。
外側はカリッと焼けており、中はモチモチでジューシーだ。
俺はぱくぱく餃子を食べた。
ラメスも食べつつ、サラダと味噌汁も食べる。
あっと言う間に皿は空っぽだ。
俺は食後のお茶を飲んだ。
「ランドルフだが、まだ帰ってくるのは一週間以上先だと、冒険者ギルドから連絡がきた。タルト中尉、宜しいか」
「了解した。ランドルフ様に色よい返事を貰うまで、世話になる」
俺は席を立って、自室に戻った。
しばらくして、お風呂に入る。
風呂上がりは、牛乳を一気飲みする。
寝室へ行き、手伝い人を呼ぶ。
「奥様、お待たせいたしました」
今日の手伝い人はロキスだった。
服を脱ぎ、ベッドに上がる。
「今日のお昼、アレクサンドルとエッチしてたんだって? 夜は大丈夫なの?」
「ウェンディですね。夜は8時から約束してるので、まだ時間があります。今夜はカリクとエッチです」
「そっか。仲良いようで良かったよ」
「お使いに一緒に行けるのは嬉しいですね。さて、乳首を舐めますよ」
「あんっ!」
ロキスは俺の乳首を舐めて、俺をイかせた。
その後、尻を弄られて、指でイった。
トントン。
ノックの音と共に、旦那様が入ってきた。
ロキスと旦那様は交代して、旦那様が俺に覆い被さる。
深いキスをして、抱き締め合う。
旦那様は激しく俺を抱いた。
6発終わって、休憩だ。
俺はグッタリともたれかかる。
「タルト中尉の事が気になるか?」
「はい」
「彼は軍人だ。軍人のセックスは時間をかけないと聞く。あらかじめ穴をほぐしておいてから、寝室に行き、香油を塗り付けて行為をする。手伝い人を使わず、前戯もないセックスだ」
「そうなんですか……」
「軍には誰でも使える性奴隷がいる。軍人は愛のないセックスに慣れている。俺はマコトをそんな目にあわせたくない」
「はい、旦那様」
「タルト中尉の寝室は2階だ。近付いてはいけないよ。彼は付き添い人になる事を諦めていない」
「わかりました」
俺は旦那様にギュッと抱き付いた。
俺を離さないで欲しい。
旦那様は俺を抱き締めた。
俺は今日も旦那様の腕の中で眠った。
それから、8日経った。
特に事件もなく、穏やかに過ごしている。
その日の朝食は、俺と旦那様、タルト中尉の3人。
そろそろ顔を出すだろうと、皆がランドルフ様を待っている。
俺も、ランドルフ様に会いたい。
朝食が終わり、自室に戻るタイミングで、外がざわざわと騒がしい。
「ランドルフ様のお帰りでございます」
使用人の声に、俺はほっとした。
ランドルフ様が無事に帰ってきてくれた。
それが嬉しくて、頬が緩む。
俺は自室に戻り、ソファで寛いだ。
しばらくして、使用人がやってきた。
「今日の午後、ランドルフ様がいらっしゃいます。手伝い人も呼んでおきますね」
「うん、宜しく」
俺はランドルフ様に抱いて貰えるのだ。
久し振りだし、凄く嬉しい。
俺は小説の残りを読んだ。
やがて昼食に呼ばれ、食堂へ行く。
食堂には、久しぶりにみるランドルフ様と、旦那様とタルト中尉がいた。
「おお、マコト。久し振りだな」
「ランドルフ様、お元気そうで何よりです」
俺は駆け寄り、ちゅっとキスをして、離れた。
「ふふ、相変わらず可愛いな、マコト。昼食後にたっぷり可愛がってやる」
「はい、ランドルフ様」
「俺の時とえらく態度が違うな、マコト」
「ランドルフ様の事をお慕いしていますから」
タルト中尉がぼやくが、仕方ないだろう。
10日ぶりに会った恋人なのだ。
「まあ、まずは昼食だ。異国料理も久し振りだな」
今日のメニューは、ハンバーガー。
ソースはケチャップとマヨネーズ、ピクルスを混ぜたもの。
ボリュームのあるハンバーグとトマトとレタスが、バンズに挟まっている。
大口でかぶりついて、ぱくり。
「すごく美味しい。ハンバーグが肉汁たっぷりだね」
ハンバーガーのお供は揚げたポテトとサラダ。
うん、サイドメニューも美味しい。
「それで、軍の依頼の方だが。がけ崩れが起きた村は壊滅したのではないか?」
「奇跡的に助かった若者が数名と、女子供が20名程生存しております」
「なるほど。場所は山の中か」
「通行手段が森の細い道のみしかなく、軍からも物資を一部運ばせておりますが、馬も通れない為、日数がかかっております。復旧用の物資の運搬を、ぜひお願いしたい」
「良いぞ。出発は明日の朝だ。竜にも人間にも休息は必要だ」
「ありがたい。では、アスカルトの軍駐屯地においでください。竜が降りれる場所があり、また物資も準備してございます」
「アスカルトというと、北だな。わかった、明日伺おう」
「俺は先行してアスカルト入り致します。連絡は入れておくので、いつでも降り立って下さい」
「わかった」
昼食後、食後のお茶を楽しむ。
「ドルチェス、世話になった。俺はアスカルトへ行く為、これで失礼する」
「了解した。道中どうぞ気を付けて」
短い別れが終わり、タルト中尉は旅立った。
俺も席を立ち、食堂を出る。
自室に戻り、いそいそとお風呂に入った。
お風呂上がりは、牛乳を一気飲みする。
寝室に移動して、手伝い人を呼ぶ。
「お待たせいたしました、奥様」
今日の手伝い人は、スターリンだった。
スターリンは服を脱いで、ベッドに上がった。
「奥様、まずはお礼を言わせてください。ウェンディと良い仲になれました。エルマーさんのお休みの日以外は、毎日セックスしています。俺はとても幸せです。ありがとうございました」
「そっか。良かったよ。付き添い人になれそう?」
「まだわかりません。俺、頑張ります。……奥様、身体を開いていきますね」
スターリンは俺にキスをして、乳首を摘まんだ。
舌を絡め合い、唾液を飲み込む。
俺は乳首でイった。
その後、尻を弄られて、指でイった。
そこに、ノックの音がして、ランドルフ様が入ってきた。
ランドルフ様はスターリンと交代して、俺に覆い被さった。
ランドルフ様と深いキスをする。
舌を絡め合い、唾液を飲み込む。
ランドルフ様は角度を変えて、何度もキスをした。
「会いたかったです、ランドルフ様。俺、凄く寂しかった……」
「俺も会いたかったぞ、マコト。お前がここにいて、俺を想ってくれることが、何よりの力になる」
ランドルフ様は激しく俺を抱いた。
3発終わって、ランドルフ様にグッタリともたれかかる。
「気持ちよさそうだったな、マコト。淫らなお前が愛おしい。軍の用事が終わったらまた帰ってくるからな」
「お待ちしています、ランドルフ様」
俺達は深いキスをして、抱き締め合った。
それから、はぐれの赤竜退治に行っていたこと。
探すのに時間がかかったこと。
討伐した後の売却に時間がかかったことなどを、臨場感たっぷりに話してくれた。
竜は血液も売れるって事で、冒険者ギルド職員も扱いが繊細だったそうだ。
竜は大きいだろうから、売るとなったら部位で値段を付けるしかないよね。
そりゃあ時間もかかることだろう。
俺達は楽しくお喋りして、時間を過ごした。
しばらくして、夕飯に呼ばれ、服を身に付けた。
食堂に行くと、旦那様がいた。
俺も席に着き、腰を下ろす。
今日のメニューは、トンカツだった。
美味しい料理に、頬が緩む。
俺はトンカツを頬張り、ラメスを食べる。
サラダと味噌汁も完食した。
食後のお茶を飲んでいると、旦那様がランドルフ様に話しかけた。
「ランドルフは明日、軍の依頼で救援活動か。終わったら、今度はゆっくり酒でも飲もう」
「ああ、わかった。明日中に帰ってこれるかもまだわからぬ。帰ってきたら数日はゆっくりするつもりだ」
「マコトが寂しがっていたから、お前がいてくれると嬉しい。マコトを喜ばせてやりたい」
「お前は本当にマコトが大事なのだな。俺もマコトを大切に思っている。帰ってくるのを待っていてくれ」
ランドルフ様は俺に、にっこりと笑いかけて、席を立った。
俺も席を立ち、自室に戻る。
部屋のソファに座ってゆっくりしていると、使用人がやってきて、お風呂に入れてくれた。
お風呂上がりは、牛乳を一気飲みする。
寝室に移動して、手伝い人を呼んだ。
「奥様、お待たせいたしました」
やってきたのは、ウェンディだった。
ウェンディは服を脱ぎ、ベッドに上がる。
ウェンディは俺に深いキスをした。
舌を絡め合い、唾液を飲み込む。
俺は服を脱がされ、乳首を弄られる。
俺はやがて、乳首でイった。
「では、お尻を弄りますね」
ウェンディの指がしこりを擦る。
俺はウェンディの指でイった。
トントンとノックの音がして、旦那様が入ってきた。
ウェンディは旦那様と交代して、ベッドから降りた。
旦那様は俺に覆い被さり、俺を貫いた。
旦那様は、激しく俺を抱いた。
6発ヤって、グッタリともたれかかる。
旦那様は、優しい瞳で俺を見つめた。
「ランドルフがいると、お前の瞳が明るく輝く。喜ばしい事だ」
「旦那様……」
「軍の人間に身体を許さずにいて良かったな。タルト中尉はマコトの好みではなさそうだし、断って正解だった」
俺は旦那様にも、顔面で判断すると知られているのだ。
俺は恥ずかしくなって、俯いた。
「旦那様とランドルフ様は特別ですよ」
「ふふ、わかっている。お前は可愛い男だ、マコト。お前は愛する男の上で腰を振る様が似合う」
旦那様は俺に深いキスをした。
俺達は抱き合い、キスを重ねる。
俺は今日も旦那様の腕の中で眠りにつく。
寝る前のミルドレイク神様へのお祈りも忘れない。
俺も随分この世界に慣れたなぁ。
旦那様のおかげで、奴隷でありながら、幸せな毎日を送れている。
この幸せを、手離さないように、大切にしたい。
俺はそう願って、目を閉じた。
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