理想の結婚

yahagi

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理想の結婚

 ミンチェは村で一番の腕を持つ狩人である。
 今年17歳になる彼は、瑞々しい生気に溢れている。
 編み込んだ長い髪、引き締まった体躯。
 野性的な顔は女に受けが良く、よくモテた。
 実際、未亡人に筆おろしはして貰ったし、他の女ともたまに寝る。
 未婚の女も、ミンチェに喜んで股を開く。
 そんな生活は精通してから5年ほど続いている。
 ミンチェは男に羨ましがられる生活をしている自覚があった。
 未だに独り身なのは、女の希望者が多すぎる為だと聞いている。
 狩りのうまい男がモテるのは当たり前だ。
 ミンチェは今日も鹿を狩り、集落へ戻った。




 美味い夕食を食べた後は寝るだけである。
 ミンチェは15歳で成人してから、一人暮らしをしている。
 今日は女との約束もない。
 ミンチェは衣服をくつろげて、股間に手を差し込んだ。
 ちんぽよりも更に奥、肛門の上に、ミンチェは膣がついていた。
 ふたなりと呼ばれる幸運の身体。
 それがミンチェである。
 クリトリスを弄ると、とても気持ち良い。
 ミンチェはまんこに指を入れ、愛液で濡れたそこを掻き回す。
 ミンチェは男と結婚したかった。
 毎日気持ち良い事をして、子を作る。
 それはミンチェの夢であり、憧れであった。




「親父殿。俺に男との縁談はないか」

「おお、ミンチェ。毎日狩りで活躍しておって、凄いのう。この村では、ミンチェが一番強いんじゃ。ミンチェを抱こうという男はおらん」

「そうか……。俺は女と結婚するしかないのか?」

「ちいと遠いが、ファティム村で有名な強い男がいるらしい。ここから3日の距離じゃが、嫁に行くか?」

「行く。手続きを頼むよ、親父殿」

 俺は喜び勇んで狩りに行った。
 今日は兎を三匹と、鳥を二羽狩った。
 夜、自慰をする手にも力がこもる。
 やっと男に抱かれる事が出来るんだ。
 俺は処女だ。
 なるべく強い男が良いと思っていたけれど、さて、どんな男だろう。
 俺は処女喪失の夢を見ながら、眠りに落ちた。






 一週間後、俺はファティム村に旅立った。
 女には惜しまれたが、俺は笑って別れを告げた。
 さて、3日後の事である。
 ファティム村に到着したところで、村長の家に招かれた。

「ドリトルの嫁になると聞いている。お前がふたなりのミンチェか?」

「そうだ。相手は強い男だと聞いている」

「ドリトルはこの村一番の狩りの名手だ。18歳で、未婚。女は一晩で3人抱き潰すような男だ。本当に良いのか?」

「願ってもない話だ。宜しくお願いする」

「今夜、ささやかだが婚姻の祝いをする。初夜は今夜だ。抱き潰されても文句は言わんようにな」

 俺は頷いて、ドリトルの家に案内された。
 ドリトルも一人暮らしをしていて、ここで暮らしているらしい。
 今は狩りに出ている為、俺は一人だ。
 俺は居間でしばらくじっとしていた。




 夕刻、外がわっと騒がしい。
 男衆の帰還だろう。
 俺のいる家もガラッと開いて、背の高い男が俺を覗き込む。

「ああん? 誰だ、お前」

「あなたの嫁になるミンチェだ。お初にお目にかかる」

 俺は目礼し、立ち上がった。
 ドリトルは目鼻立ちのはっきりした顔で、肌は浅黒い。
 身体はミンチェよりも大きく、雄々しい。

「良ければ、夕食を作らせて欲しい」

「……ああ、この熊の肉を使え。味は濃いめにしろ」

「わかった」

 俺は手早く夕食を作り、お椀によそった。
 ドリトルは熱いそれをばくばくと食べた。
 おかわりをよそい、渡すとそれもばくばく食べる。

「村長が祝いをしてくれるってさ。行くぞ」

 俺は手を引かれて歩いた。
 ドキンと胸が高鳴る。

 村長は貴重なお酒を振る舞ってくれた。

「これよりドリトルとミンチェは夫婦となる!」

 村の皆が拍手してくれて、俺はドリトルとキスをした。
 力強い腕に抱かれて、夢見心地になる。
 ドリトルは俺を家に連れ帰り、湯をくれた。

「ケツも洗っておけよ」

「ケツ? 俺にはまんこがあるんだが」

「突っ込める穴があんのに使わねえのは、勿体ねえ。言っておくが、一発、二発じゃ終わらねえぜ」

「わかった。ケツも準備しておく。潤滑油はあるのか?」

「ああ。村長に貰った」

 俺は物陰で身を清めた。
 尻を洗うのに手間取ったが、これで良いはずだ。

 寝所へ行くと、ドリトルがこちらを向いた。
 ドリトルの股間はもう勃起していて、服を押し上げている。
 俺は寝所に横たわった。

「ミンチェ。俺の嫁だ。好き放題抱くぞ」

「良いぞ。身体は頑丈な方だ」

 ドリトルは服を剥ぎ取り、俺の乳首をくにくにと潰した。
 そして、乳首に吸いつく。

「女じゃないんだから、そんなとこ舐めても……」

 ドリトルは強く乳首を噛んだ。

「いっ」

 痛い、そう言おうとしたけれど、俺は甘い吐息を漏らしていた。
 痛むそこを舐められると、腰がゾクゾクしてしまう。

「男も女も同じだ。随分良さそうじゃねえか。ええ?」

 ドリトルが俺の兆し始めた陰茎を手に取る。
 上下に扱かれながら乳首を舐められ、俺は熱い吐息を漏らした。

「そろそろまんこを舐めてやるよ。嬉しいだろ?」

 ドリトルは俺の股を開き、まんこを舐め始めた。
 割れ目を舌で掬うように舐められ、愛液がクリトリスに塗り付けられる。
 クリトリスを舐め始めたドリトルは、腰をがっつり掴んで離さなかった。

「あっ、ああんっ、いいっ、あんっ」

 じゅるじゅると愛液をすする音が響く。
 ドリトルはクリトリスを舐めしゃぶりながら、指を中に入れてかき回した。

「あんっ、あんっ、あんっ、イくっ」

 俺は痙攣してイった。
 ドリトルは顔を上げて、服を脱いだ。
 鍛え上げられた身体が晒される。
 身体の中心の陰茎は太く長く、立派なものだった。

 ドリトルは勃起した陰茎をまんこに押し当て、ぐっと腰を進めた。
 ぐぷぷぷぷ……!
 まんこを押し広げる熱い肉棒が、俺の身体を貫く。

「ああああんっ!」

 奥まで入り、お腹いっぱいだ。
 ドリトルはくっと笑い、腰を振り始めた。
 
「あんっ、あんっ、あんっ、いいっ、あんっ」

 ドリトルが腰を振る度、愛液がじわっと溢れる。
 ドリトルの肉棒が抜けていくとき、思わずぎゅっと締め付けてしまう。

「あんっ、あんっ、あんっ、イくっ」

 俺は痙攣してイった。
 ドリトルは俺の奥に射精した。

「次はケツを犯す。指を入れるぞ」

 香油をまぶした指を、まずは一本埋めた。
 二本目、三本目と、次々と指が入ってくる。
 ドリトルは香油を足しながら、指を動かした。
 腹側を探る指がしこりを探し当てた。
 指がしこりを擦り上げる。

「あん!」

「ここか。よし、たっぷり突いてやる」

 ドリトルは指を抜き、ガチガチに勃起した陰茎をずぶりと突き立てた。
 それが良いところを擦り、声を上げてしまう。

「ああんっ」

 ドリトルは腰を振り始めた。
 鼻歌を歌いながら突いている。

「男のケツも具合良いな。まんこも締まりが良かったし、良い嫁を貰った。これから毎日抱くからな。覚悟しておけ」

 俺は胸がきゅんとした。
 ここには、俺が憧れていた生活があるのだ。

「あんっ、あんっ、あんっ、あんっ、あんっ」

 気持ち良くてたまらない。
 奥を突かれ、しこりを擦り上げる。
 ドリトルは何度もしこりを押しつぶし、突き上げた。

「あんっ、あんっ、あんっ、イくっ」

 俺は激しくイった。
 ドリトルは俺の奥で射精した。

「まだまだだ。次はまんこだ。四つん這いになれ」

 俺は四つん這いになり、陰茎を挿入されて、激しく喘いだ。
 ああ、気持ち良い。
 俺はドリトルに揺さぶられ、喘ぎ声を上げ続けた。







 翌日は腰が立たなかった。
 まんことケツ、3発ずつしかヤってないのに。
 軟弱なこの身を嘆いたが、どうしようもない。
 朝食もドリトルが作ってくれた。
 ガサツそうなのに、案外面倒見が良い。
 また少し好きになった。

 昼には立てるようになったので、昼食を作る。
 鶏肉と野菜、麦を煮込んだスープだ。
 俺は美味しく食事を食べた。

 暇だったので、村長さんの家へ行ってみた。
 村長さんはお茶とお茶菓子を出してくれて、話し相手になってくれた。
 ドリトルは小さな頃から身体が大きかったそうだ。
 精通してからは女を抱きまくり、好き放題していたらしい。
 しかし、縁談はまとまらなかった。

「女一人じゃ負担が大きすぎるんじゃよ。ドリトルは18歳まで、未亡人や身体の空いた女の相手をして過ごした。案外思いやりのある子なんじゃよ。両親が少し離れた所で畑をやってる。たまに手伝いに行ったりもする」

「へえ。素敵ですね。俺はドリトルに抱かれて幸福でした。本当は狩りに、一緒に行きたいんですけどね」

「そのうち機会はあるじゃろうて。ドリトルを宜しくな」

 気付けば夕刻が近い。
 俺は家に帰って飯を作り、ドリトルを待った。

「ただいま、ミンチェ」

「おかえり、ドリトル」

 夕食を、二人で食べる。
 
「ドリトル、ドリトルの両親に挨拶がしたい」

「わかった。明日行こう」

 ドリトルはおかわりして食べた。

 夕食後は湯で身を清めたら、セックスだ。
 俺はドリトルの身体にしがみつき、揺さぶられる。
 何度も何度も交わり、イきまくった。

「ドリトル……子供は何人くらい欲しい?」

「何人でも。たくさん欲しい」

「じゃあ、励まないとね」

 俺は股を開いて、ドリトルを受け入れる。
 今夜は合計10発もヤった。





 翌日、ドリトルの実家まで歩いていった。
 集落より少し離れていて、静かで良い場所だ。
 
「おかえり、ドリトル。お嫁さんを連れてきてくれたのね」

「ドリトルの妻のミンチェです。宜しくお願いします」

「ご丁寧にありがとう。中へどうぞ」

 家に招かれ、お茶を入れて貰った。
 父はカイト、畑にでている。
 母はレーネという。

「もうすぐお昼だから、主人も帰ってくるわ」

 しばらくすると、大柄な男性が家に入ってきた。
 
「おかえり、ドリトル。お嫁さんだな」

「ミンチェと申します」

「美人な嫁を貰ったな。さあ、昼飯にしよう」

 俺達は野菜たっぷりの昼ご飯をご馳走になった。

「結婚生活はどうだ、ドリトル」

「楽しい」

「そうか。良かったな」

 しばらくお喋りを楽しんだ後、お暇する事になった。

「またいつでも来い」

 ドリトルは頷いて、俺の肩を抱いた。

「ミンチェと一緒に来るよ。またな」

 ドリトルと手を繋いで、家まで歩く。
 ドリトルは狩りに行く場所の詳細を教えてくれた。

「明日は鳥を取りにいく。お前も一緒に来い」

「わかった。頑張る」

 その夜のセックスは激しかった。
 合計12発もヤって、ほとんど眠れなかった。





 翌日は狩りを大変頑張った。
 鳥を6羽と、蛇を2匹。
 それと、血のにおいで誘われた熊を帰りがけに倒した。

「お前、なかなかやるな」

「そっちこそ」

 熊を引きずりながら、村へ帰る。
 村では女たちが待ちかまえていて、獲物に群がった。
 解体は女たちの仕事なのだ。

 俺は心地よい充足感に満たされていた。
 こうして狩りに出て、獲物を狩る。
 それは、狩人にとって大事な行為だった。

 分け前の肉の塊を、今夜はステーキにする。
 豪華な夕食に、ドリトルも嬉しそうだ。
 俺達は腹一杯肉を食べて、笑顔を浮かべた。

 夕食後は寝所でセックスだ。
 俺は股を開き、ドリトルを受け入れる。

「あんっ、あんっ、あんっ、あんっ、あんっ」

 相変わらず気持ち良い。
 ドリトルは激しく腰を振る。
 ぐちゅぐちゅと水音が鳴り、愛液が溢れ出す。

「あんっ、あんっ、あんっ、イくっ」

 俺は痙攣してイった。
 ドリトルは奥に射精した。

「次は尻に入れるぞ。もう指が3本入った。ここを擦られたくてたまるまい?」

「ああんっ!」

 しこりを擦り上げられて、俺は喘いだ。
 ドリトルは指を引き抜き、陰茎をずぶりと挿入した。
 腰を振り始めたドリトルは、俺に深いキスをする。

「あんっ、あんっ、あんっ、あんっ、あんっ」

 目眩がするほど、気持ち良い。
 俺はドリトルに揺さぶられ続けた。

「あんっ、あんっ、あんっ、イくっ」

 俺は激しくイった。
 ドリトルは俺の奥に射精した。

「次はまんこだ。四つん這いになれ」

 今夜もまだ始まったばかり。
 俺は四つん這いになって尻を上げるのだった。






 それから、一年が経ち、俺は妊娠した。
 つわりは、ただひたすら眠くなるものだった。
 吐かなくて済んだので、その点はありがたい。
 腹はずいぶん大きくなり、いつ出産してもおかしくない。
 
 そしてとうとう、出産の日がやってきた。

「ミンチェ、俺はそばにいる」

「ありがとう、ドリトル……くっ、……もうちょっとかかりそう……」

 ドリトルは俺の手を握っていてくれる。
 産婆さんが叫んだ。

「頭が出てきたよ! もうちょっとだ!」

 俺は痛みに耐えて、いきんだ。
 どれくらい経っただろう。
 産婆さんの声が聞こえた。

「男の子だ。ほら、泣きな!」

「ふええええん!」

 子供の大きな泣き声が部屋を満たす。
 ドリトルは俺を抱き締めてくれた。

「ありがとう、ミンチェ」

 俺達は3人家族になり、ますます賑やかだ。
 俺は狩りに行けなくなったけれど、仕方ない。
 可愛い我が子を抱いて、夫の帰りを待った。

 ドリトルはよく大物を仕留めてくる。
 俺はよく肉を食べ、お乳を子供に飲ませた。
 子供はすくすく育ち、一歳になる頃にまた妊娠した。
 ドリトルは凄く喜んでくれて、マークと名付けた息子と共に食事を食べた。
  俺の理想の結婚は、こんな風景だ。
  俺はドリトルに肩を抱かれて、微笑むのだった。
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