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第17話 ~政海君と海里ちゃん~
Side・斎賀政海/その1
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卓君を迎えようとしたところ、海里ちゃんが僕の手から離れた隙に逃げ出しちゃった!
あ。もう! あんなコトやそんなコトをするのは、これからだったのに!!
卓君に文句言ってやるっ。
「政海――」
「ここだよ」
不機嫌な声を出し、僕は自分から姿を見せた。「もう、イイトコだったのに。邪魔しないでよ。卓君、僕の協力者じゃなかったの?」
「あ、お邪魔しちゃったのか。悪(わり)ぃ」
「もう邪魔しないで」
「ん・・・・なんか、政海、エラく男前になってるけど、なんかあった?」
「うん。海里とキスした」
「キ・・・・じゃ、もう、両想いってコト!? 告ったのかよっ?」
「そうだよ。絶対、海里は誰にも渡さないから」
「政海、やっぱ男前だ。好きな男とキスして大人になったんだなぁー。でも、普通もっと乙女にならないか? 何か、男前になるのって変じゃね?」
「そんな事どうでもいいよ。卓君のせいで、照れた海里が逃げちゃったんだから!」
煩(うるさ)い卓君を一蹴した。
まあ、卓君はどうでもいい。それより、これからの事だ。海里ちゃんとキスの続きやその先は、帰ってからにしよう。
卓君の指摘通り、僕は政人化しているっぽく、なんかドSの血が滾(たぎ)っているんだ。血が沸騰していて、興奮して、やっぱり僕は男なんだと思い知らされる。幾ら女装したって、ピンクのハンカチが好きで持っていたって、海里ちゃんのあの真っ赤な顔とか、可愛い声とか聞いたら、そんなの何処かへ吹っ飛んじゃう。目の前の海里ちゃんだけを、愛(め)でたくなる。啼(な)かせたくなる。
初めて、僕の中に流れる男の血を感じた瞬間だった。
普段はカッコイイとばかり思っていた海里ちゃんが、あんなに真っ赤な顔をして、僕のキスで蕩けて立てなくなって、胸先を触っただけで腰砕けになってくれて。
この世にあんなに可愛い生物がいたなんて、僕は知らなかった。しかもそれが海里ちゃんだったなんて、最高だ。
知ってしまうと、暴きたくなる。
もっと辱めて、啼かせて、僕だけ
「ね。卓君ってもう男女経験あるの?」
「藪から棒に、何言いだすんだ、政海。お子様には刺激強い話だと思うが」
「脱、お子様がしたいから聞いているんだよ。あるの、無いの、どっち?」
普段から自分がこんな感じの癖に、今、的を得ない回答にイライラした。
「そ、そりゃあ一応あるけど・・・・」
「どんな感じだった?」
一応あるんだ。ていうか、一応って何だろう。YesかNoじゃないのかな。うーん、ハッキリしないな。まあでも、参考に聞きたい!を求めさせたいって思っちゃう。
あ。もう! あんなコトやそんなコトをするのは、これからだったのに!!
卓君に文句言ってやるっ。
「政海――」
「ここだよ」
不機嫌な声を出し、僕は自分から姿を見せた。「もう、イイトコだったのに。邪魔しないでよ。卓君、僕の協力者じゃなかったの?」
「あ、お邪魔しちゃったのか。悪(わり)ぃ」
「もう邪魔しないで」
「ん・・・・なんか、政海、エラく男前になってるけど、なんかあった?」
「うん。海里とキスした」
「キ・・・・じゃ、もう、両想いってコト!? 告ったのかよっ?」
「そうだよ。絶対、海里は誰にも渡さないから」
「政海、やっぱ男前だ。好きな男とキスして大人になったんだなぁー。でも、普通もっと乙女にならないか? 何か、男前になるのって変じゃね?」
「そんな事どうでもいいよ。卓君のせいで、照れた海里が逃げちゃったんだから!」
煩(うるさ)い卓君を一蹴した。
まあ、卓君はどうでもいい。それより、これからの事だ。海里ちゃんとキスの続きやその先は、帰ってからにしよう。
卓君の指摘通り、僕は政人化しているっぽく、なんかドSの血が滾(たぎ)っているんだ。血が沸騰していて、興奮して、やっぱり僕は男なんだと思い知らされる。幾ら女装したって、ピンクのハンカチが好きで持っていたって、海里ちゃんのあの真っ赤な顔とか、可愛い声とか聞いたら、そんなの何処かへ吹っ飛んじゃう。目の前の海里ちゃんだけを、愛(め)でたくなる。啼(な)かせたくなる。
初めて、僕の中に流れる男の血を感じた瞬間だった。
普段はカッコイイとばかり思っていた海里ちゃんが、あんなに真っ赤な顔をして、僕のキスで蕩けて立てなくなって、胸先を触っただけで腰砕けになってくれて。
この世にあんなに可愛い生物がいたなんて、僕は知らなかった。しかもそれが海里ちゃんだったなんて、最高だ。
知ってしまうと、暴きたくなる。
もっと辱めて、啼かせて、僕だけ
「ね。卓君ってもう男女経験あるの?」
「藪から棒に、何言いだすんだ、政海。お子様には刺激強い話だと思うが」
「脱、お子様がしたいから聞いているんだよ。あるの、無いの、どっち?」
普段から自分がこんな感じの癖に、今、的を得ない回答にイライラした。
「そ、そりゃあ一応あるけど・・・・」
「どんな感じだった?」
一応あるんだ。ていうか、一応って何だろう。YesかNoじゃないのかな。うーん、ハッキリしないな。まあでも、参考に聞きたい!を求めさせたいって思っちゃう。
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