3 / 3
第一章 ここが異世界かぁ
2
しおりを挟む
「美香ちゃんアイドルなの!?しかもサクラサクの!!?」
これはなにかの嘘だ…多分
「そうだよ、でも私死んじゃったから…せっかく合格したのにっ…」
美香はそのまま泣き出してしまった。やはり、本当なのか
「うっ…うっ…」
何故か私まで泣いてしまった。あまり泣かないタイプだが、誰かが悲しんでいるのを見るともらい泣きしてしまう。
「だっ、大丈夫ですか?」
声をかけてきたのは20歳位の女性だった。この人も美人だ。
「うっ…大丈夫です…私は…」
「わたしも大丈夫です」
美香ちゃんも大丈夫とか言いながら号泣している
「ハンカチです」
女性は美香ちゃんにハンカチを渡した
「あ、ありがとうございます…」
ハンカチで顔を拭く美香ちゃんを見て私は「この子のために、なにかしてあげたい」と、思った。
「あっ、自己紹介したほうがいいでしょうか…」
「すみません、お願いします」
「私は武田 琴子 ですえ~、年齢は19歳で、熊本県出身です」
琴子かぁいい名前だなぁ…そんなこと思いながら自分の自己紹介をしたのだった。
「彩ちゃんサクラサク好きなんですか!私もです!私くるみん推しなんです!」
まさかのくるみん推し!
くるみんは、大人っぽい顔立ちだけどドジっ子っていうギャップが人気なんだよなぁ、くるみん推しは男性が多いから意外だった
「くるみん可愛いですよね!あのギャップがたまんないんですよぉ~!私は、ちなっちゃん推しなんです」
「ちなっちゃん!演技とか、話が上手でがんばりやさんで可愛いですよね!」
横では美香ちゃんがめちゃくちゃ頷いている
「美香ちゃんは、サクラサクのメンバーなんですよね?すごいですね尊敬します!あと…敬語辞めませんか…」
「「賛成です!」」
「琴子さんは、オーディション受けたことある?」
気になったので聞いてみた
「サクラサクのオーディションは、ないけどねローカルアイドルのオーディションなら受けたことあるよ」
「結果は?」
「合格したけど、すぐ解散になったの」
なんか…ローカルアイドルって、大変そうなイメージあったけどやっぱりそうなんだ…。
「アイドルかぁ…私はどちらかというとプロデューサーに成りたいな」
「「プロデューサー!?」」
2人が声を揃えて言った
「私なんかに務まらないだろうけど…ね…生まれ変わったらプロデューサーになりたいな」
生まれ変わり…そっかぁ私達は今から転生するんだった…
多分今さっきの言葉で2人とも思いだしたと思う
「転生って99%で故郷の地で生まれるんでしょ」
琴子さんが言った
「そうなの?」
「うん、異世界とかではないんだなぁ」
ちょっと残念そうだった
これはなにかの嘘だ…多分
「そうだよ、でも私死んじゃったから…せっかく合格したのにっ…」
美香はそのまま泣き出してしまった。やはり、本当なのか
「うっ…うっ…」
何故か私まで泣いてしまった。あまり泣かないタイプだが、誰かが悲しんでいるのを見るともらい泣きしてしまう。
「だっ、大丈夫ですか?」
声をかけてきたのは20歳位の女性だった。この人も美人だ。
「うっ…大丈夫です…私は…」
「わたしも大丈夫です」
美香ちゃんも大丈夫とか言いながら号泣している
「ハンカチです」
女性は美香ちゃんにハンカチを渡した
「あ、ありがとうございます…」
ハンカチで顔を拭く美香ちゃんを見て私は「この子のために、なにかしてあげたい」と、思った。
「あっ、自己紹介したほうがいいでしょうか…」
「すみません、お願いします」
「私は武田 琴子 ですえ~、年齢は19歳で、熊本県出身です」
琴子かぁいい名前だなぁ…そんなこと思いながら自分の自己紹介をしたのだった。
「彩ちゃんサクラサク好きなんですか!私もです!私くるみん推しなんです!」
まさかのくるみん推し!
くるみんは、大人っぽい顔立ちだけどドジっ子っていうギャップが人気なんだよなぁ、くるみん推しは男性が多いから意外だった
「くるみん可愛いですよね!あのギャップがたまんないんですよぉ~!私は、ちなっちゃん推しなんです」
「ちなっちゃん!演技とか、話が上手でがんばりやさんで可愛いですよね!」
横では美香ちゃんがめちゃくちゃ頷いている
「美香ちゃんは、サクラサクのメンバーなんですよね?すごいですね尊敬します!あと…敬語辞めませんか…」
「「賛成です!」」
「琴子さんは、オーディション受けたことある?」
気になったので聞いてみた
「サクラサクのオーディションは、ないけどねローカルアイドルのオーディションなら受けたことあるよ」
「結果は?」
「合格したけど、すぐ解散になったの」
なんか…ローカルアイドルって、大変そうなイメージあったけどやっぱりそうなんだ…。
「アイドルかぁ…私はどちらかというとプロデューサーに成りたいな」
「「プロデューサー!?」」
2人が声を揃えて言った
「私なんかに務まらないだろうけど…ね…生まれ変わったらプロデューサーになりたいな」
生まれ変わり…そっかぁ私達は今から転生するんだった…
多分今さっきの言葉で2人とも思いだしたと思う
「転生って99%で故郷の地で生まれるんでしょ」
琴子さんが言った
「そうなの?」
「うん、異世界とかではないんだなぁ」
ちょっと残念そうだった
0
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(1件)
あなたにおすすめの小説
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
黒騎士団の娼婦
イシュタル
恋愛
夫を亡くし、義弟に家から追い出された元男爵夫人・ヨシノ。
異邦から迷い込んだ彼女に残されたのは、幼い息子への想いと、泥にまみれた誇りだけだった。
頼るあてもなく辿り着いたのは──「気味が悪い」と忌まれる黒騎士団の屯所。
煤けた鎧、無骨な団長、そして人との距離を忘れた男たち。
誰も寄りつかぬ彼らに、ヨシノは微笑み、こう言った。
「部屋が汚すぎて眠れませんでした。私を雇ってください」
※本作はAIとの共同制作作品です。
※史実・実在団体・宗教などとは一切関係ありません。戦闘シーンがあります。
【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く
ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。
5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。
夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…
【完結】乙女ゲーム開始前に消える病弱モブ令嬢に転生しました
佐倉穂波
恋愛
転生したルイシャは、自分が若くして死んでしまう乙女ゲームのモブ令嬢で事を知る。
確かに、まともに起き上がることすら困難なこの体は、いつ死んでもおかしくない状態だった。
(そんな……死にたくないっ!)
乙女ゲームの記憶が正しければ、あと数年で死んでしまうルイシャは、「生きる」ために努力することにした。
2023.9.3 投稿分の改稿終了。
2023.9.4 表紙を作ってみました。
2023.9.15 完結。
2023.9.23 後日談を投稿しました。
おばさんは、ひっそり暮らしたい
波間柏
恋愛
30歳村山直子は、いわゆる勝手に落ちてきた異世界人だった。
たまに物が落ちてくるが人は珍しいものの、牢屋行きにもならず基礎知識を教えてもらい居場所が分かるように、また定期的に国に報告する以外は自由と言われた。
さて、生きるには働かなければならない。
「仕方がない、ご飯屋にするか」
栄養士にはなったものの向いてないと思いながら働いていた私は、また生活のために今日もご飯を作る。
「地味にそこそこ人が入ればいいのに困るなぁ」
意欲が低い直子は、今日もまたテンション低く呟いた。
騎士サイド追加しました。2023/05/23
番外編を不定期ですが始めました。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
国外追放ですか? 承りました。では、すぐに国外にテレポートします。
樋口紗夕
恋愛
公爵令嬢ヘレーネは王立魔法学園の卒業パーティーで第三王子ジークベルトから婚約破棄を宣言される。
ジークベルトの真実の愛の相手、男爵令嬢ルーシアへの嫌がらせが原因だ。
国外追放を言い渡したジークベルトに、ヘレーネは眉一つ動かさずに答えた。
「国外追放ですか? 承りました。では、すぐに国外にテレポートします」
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
ありがとうございます!
確かに美香ちゃん完璧そう。
続き楽しみにしてください!