13 / 52
第一章 国を滅ぼす魔女と、滅びそうにない国の竜王
第12話 覗き見た過去には
しおりを挟む
スヴェンはキッと顔を上げ、私を睨み上げた。
思わずびくりとして足を一歩退いてしまったけれど、スヴェンは「はっ!」と短く声を上げると、一心不乱に腕を上下させ始めた。
本当に腕立て伏せだ。
フン、フン、フン、フンッ! という呼気が続く中、私はずっと睨まれている。
怖い。
その私を睨んだままのスヴェンの口から、スヴェンのものとは思われぬ高い声や低い声が漏れ始めた。
「今度、『滅びの魔女』の舞台があるらしいわ。見に行かない?」
「『滅びの魔女』が題材の舞台なんて見飽きたよ。他のにしよう」
「『こうして滅びの魔女は王子の剣に貫かれ、国に平和が戻ったのでした。めでたし、めでたし』」
「『滅びの魔女』だなんて古い言い伝えを本にしたっていまさら売れないだろう?」
これが人間のご先祖様の記憶なのだろう。
その人が発した声なのか、聞いた声なのか、どちらだろう。
会話のように聞こえるものがあるということは、両方なのかもしれない。
しばらく似たような会話が流れていくと、スヴェンは、くっ、と力を込めるようにして瞼を閉じた。
「エラ王妃は亡くなるし、戦争になるし、この国は本当に踏んだり蹴ったりだわ」
めぼしい記憶が探し出せなかったのか、『エラ王妃』を鍵に変えたようだ。
それが功を奏したのか、エラ王妃が亡くなった時代にだいぶ近づいたような気がする。
しかし、その頃にこの国で戦争があったとは知らなかった。
何百年も前はこの大陸のあちこちでそういったことがあったとは習ったけれど。
屋敷に戻ってからは薬学ばかり勉強していたから、私が知らないだけかもしれない。
「エラ王妃が生きていらしたら、もう少し状況は違ったかもしれないのに」
「エラ王妃が死んでしまったからこんな戦になったんだ」
戦争の原因がエラ王妃だった?
他国から嫁いできたというから、その国との争いが起きたのだろうか。
しばらく似たような話が続いていくけれど、肝心なことはわからない。
私にわかりやすいように都合よくすべてを説明するような会話をしているわけではないのだから仕方がない。
しかもエラ王妃が生きていたのは三百年も前のこと。
獣人であるスヴェンが現在何歳なのかわからないけれど、代々二十歳で子どもが生まれたとして単純計算すれば、十五代くらいのご先祖様がいることになる。
スヴェンの両親が二人、それぞれの両親が二人ずつで四人、その上が八人……と倍になっていくのだから、十五代ともなれば、一万を超える数のご先祖様がその当時に生きていたことのか。
スヴェンの額からは汗が滴り落ちていたけれど、筋肉疲労によるものというよりも、精神疲労のように見えた。
累計すれば一万どころではない数の人の人生の記憶を探っているのだ。
スヴェンは腕立て伏せを休むことなく、口からも途切れることなく言葉が流れ続けた。
「エラ王妃の演説は素晴らしいものだったわね。きっと後世にも語り継がれることでしょう」
きた。これだ。
言い伝えにあるエラ王妃の言葉が聞けるかもしれない。
息を呑み、余計な声を漏らさないよう手で口を覆う。
「エラ王妃の演説は血が通っていたわ。これまで誤解していたかもしれない」
「エラ王妃の仰る通りだ。私たちは子どもたちに禍根を残してはならない」
「他国から来た者など信用ならないと思っていたが。エラ王妃の言葉は我々も真剣に考えねばなるまい」
「エラ王妃の言う通り、過ちを繰り返してはならない!」
「この国の発展のためにも、エラ王妃の言葉を広く伝えていかなければ」
エラ王妃の演説。
そこできっと言い伝えの元になるような話があったのだろう。
けれど、随分と印象が違う。
とても国を滅ぼすというような恨み言が紡がれたようには思えない。
やはり時代と共に変わって伝えられてしまったのだろう。
その核心となる部分、エラ王妃の演説を聞けたらいいのだけれど、額に脂汗を浮かべるスヴェンが、壊れてしまいそうに見えて不安になる。
「スヴェン。知りたいことはわかった。もういい」
その声に、スヴェンが頽れるように膝と肘を床につき、肩で荒い息を繰り返す。
「陛下の、御心の、ままに――」
体を起こし、ぐっと力を込めるように膝に手をつき立ち上がると、顎から汗を滴らせながら先ほどと同じように姿勢よく歩き、レイノルド様の傍へと戻った。
その顔は何もなかった、とでもいうようで。
レイノルド様の側近はこんなにもすごいのだと見せつけられたような気がする。
そしてスヴェンは私を睨むことも忘れなかった。
「先ほどルークから聞いた話とは随分違う。その王妃が国を恨み死んでいったとはとても思えん」
きっと、憎しみや恨みなど捨てるよう説く演説だったのだと思う。
それが真逆に伝わってしまうなんて、皮肉だ。
「これでわかったな。言い伝えと事実は異なるのだ。当然『滅びの魔女』など生まれようはずもない」
「ですが、まだ――」
納得できないというようなスヴェンの声と、私が「あの――」と声をあげたのがかぶってしまった。
「なんだ?」
レイノルド様に促され、スヴェンも黙って私を見ているので、先に言わせてもらった。
「レジール国で戦争があったというような話がありましたが、そのことについて何かご存じではありませんか?」
「さあな。随分前はこの大陸のそこかしこで争っていたから、いちいちどの国がどうのと細かいことまでは」
スヴェンとティアーナを見たけれど、二人も知らないようだ。
「では、この国に昔の資料や本などは残っていますか?」
「あるにはあるが?」
その答えにほっとして、続けた。
「でしたら、差し支えないものだけで構いませんので、見せていただけないでしょうか。エラ王妃の演説の言葉が残っているかもしれません。それがわからないことには、言い伝えが間違っているのかどうか確証が得られませんので」
「他国で一般的に出回っている本を集めた部屋がある。そこにあるものならどれを見ても問題ない」
まさにそれだ。
何も機密情報を知りたいわけじゃない。
史実や当時のことがわかるものが見られればいい。
「それを調べる間だけ、この城に置かせてもらないでしょうか。エラ王妃が戦争の原因になったと聞こえるような会話がありましたので、そちらが言い伝えの元になっているかもしれません。演説の言葉とはどのようなものだったのか、どのようにしてレジール国の戦争が起きたのか。それを知ることで何故あのような言い伝えになったのかわかるかもしれません」
「好きにすればいい」
「ありがとうございます」
これにはスヴェンも文句を差し挟まなかったからほっとした。
確証が持てるまで調べることはスヴェンも同意なのだと思う。
あまり考えたくはないけれど、『滅びの魔女』の影響がグランゼイル国に及ぶ可能性もなくはない。
レジール国を恨んで死んだというのが今に伝わる言い伝えだから滅ぶのはレジール国だと思っていたけれど、どこがどう変わっていったのかわからない以上、どんな事実が隠れているかはわからない。
きっとスヴェンもその可能性がないとわかるまで私を完全野放しにはしないはずだ。
理由はどうあれ、スヴェンやティアーナの反対を押して無理矢理城に居座ることにならなくてよかった。
二人が私を生かしておいてくれたのは確かで、感謝している。
レイノルド様に手を出すなと言われていたって、私をこっそり殺すことなんて簡単で、衰弱して死んだということにもできたはずだから。
これでやっと前に進める。
できれば、レジール国に証拠を持って帰りたい気持ちもある。
人々が不安に駆られながら過ごさなくてもよくなるから。
だけど、わざわざ危険だとわかっていてレジール国に戻りたくはない。
せめて祖父母と共に私を支えてくれた侍女のアンナにだけは、手紙が送れたらいいのだけど。
しかしまずはティアーナが私を睨んでいるのがとても気になる。
けれどここで異を唱えることはレイノルド様に逆らうということにもなると、声はあげずにいるのだろう。
『後で覚えてなさいよ』
レイノルド様に背を向けたティアーナが私に向かってそう口を動かすのが見えた。
早く資料を探そう。
思わずびくりとして足を一歩退いてしまったけれど、スヴェンは「はっ!」と短く声を上げると、一心不乱に腕を上下させ始めた。
本当に腕立て伏せだ。
フン、フン、フン、フンッ! という呼気が続く中、私はずっと睨まれている。
怖い。
その私を睨んだままのスヴェンの口から、スヴェンのものとは思われぬ高い声や低い声が漏れ始めた。
「今度、『滅びの魔女』の舞台があるらしいわ。見に行かない?」
「『滅びの魔女』が題材の舞台なんて見飽きたよ。他のにしよう」
「『こうして滅びの魔女は王子の剣に貫かれ、国に平和が戻ったのでした。めでたし、めでたし』」
「『滅びの魔女』だなんて古い言い伝えを本にしたっていまさら売れないだろう?」
これが人間のご先祖様の記憶なのだろう。
その人が発した声なのか、聞いた声なのか、どちらだろう。
会話のように聞こえるものがあるということは、両方なのかもしれない。
しばらく似たような会話が流れていくと、スヴェンは、くっ、と力を込めるようにして瞼を閉じた。
「エラ王妃は亡くなるし、戦争になるし、この国は本当に踏んだり蹴ったりだわ」
めぼしい記憶が探し出せなかったのか、『エラ王妃』を鍵に変えたようだ。
それが功を奏したのか、エラ王妃が亡くなった時代にだいぶ近づいたような気がする。
しかし、その頃にこの国で戦争があったとは知らなかった。
何百年も前はこの大陸のあちこちでそういったことがあったとは習ったけれど。
屋敷に戻ってからは薬学ばかり勉強していたから、私が知らないだけかもしれない。
「エラ王妃が生きていらしたら、もう少し状況は違ったかもしれないのに」
「エラ王妃が死んでしまったからこんな戦になったんだ」
戦争の原因がエラ王妃だった?
他国から嫁いできたというから、その国との争いが起きたのだろうか。
しばらく似たような話が続いていくけれど、肝心なことはわからない。
私にわかりやすいように都合よくすべてを説明するような会話をしているわけではないのだから仕方がない。
しかもエラ王妃が生きていたのは三百年も前のこと。
獣人であるスヴェンが現在何歳なのかわからないけれど、代々二十歳で子どもが生まれたとして単純計算すれば、十五代くらいのご先祖様がいることになる。
スヴェンの両親が二人、それぞれの両親が二人ずつで四人、その上が八人……と倍になっていくのだから、十五代ともなれば、一万を超える数のご先祖様がその当時に生きていたことのか。
スヴェンの額からは汗が滴り落ちていたけれど、筋肉疲労によるものというよりも、精神疲労のように見えた。
累計すれば一万どころではない数の人の人生の記憶を探っているのだ。
スヴェンは腕立て伏せを休むことなく、口からも途切れることなく言葉が流れ続けた。
「エラ王妃の演説は素晴らしいものだったわね。きっと後世にも語り継がれることでしょう」
きた。これだ。
言い伝えにあるエラ王妃の言葉が聞けるかもしれない。
息を呑み、余計な声を漏らさないよう手で口を覆う。
「エラ王妃の演説は血が通っていたわ。これまで誤解していたかもしれない」
「エラ王妃の仰る通りだ。私たちは子どもたちに禍根を残してはならない」
「他国から来た者など信用ならないと思っていたが。エラ王妃の言葉は我々も真剣に考えねばなるまい」
「エラ王妃の言う通り、過ちを繰り返してはならない!」
「この国の発展のためにも、エラ王妃の言葉を広く伝えていかなければ」
エラ王妃の演説。
そこできっと言い伝えの元になるような話があったのだろう。
けれど、随分と印象が違う。
とても国を滅ぼすというような恨み言が紡がれたようには思えない。
やはり時代と共に変わって伝えられてしまったのだろう。
その核心となる部分、エラ王妃の演説を聞けたらいいのだけれど、額に脂汗を浮かべるスヴェンが、壊れてしまいそうに見えて不安になる。
「スヴェン。知りたいことはわかった。もういい」
その声に、スヴェンが頽れるように膝と肘を床につき、肩で荒い息を繰り返す。
「陛下の、御心の、ままに――」
体を起こし、ぐっと力を込めるように膝に手をつき立ち上がると、顎から汗を滴らせながら先ほどと同じように姿勢よく歩き、レイノルド様の傍へと戻った。
その顔は何もなかった、とでもいうようで。
レイノルド様の側近はこんなにもすごいのだと見せつけられたような気がする。
そしてスヴェンは私を睨むことも忘れなかった。
「先ほどルークから聞いた話とは随分違う。その王妃が国を恨み死んでいったとはとても思えん」
きっと、憎しみや恨みなど捨てるよう説く演説だったのだと思う。
それが真逆に伝わってしまうなんて、皮肉だ。
「これでわかったな。言い伝えと事実は異なるのだ。当然『滅びの魔女』など生まれようはずもない」
「ですが、まだ――」
納得できないというようなスヴェンの声と、私が「あの――」と声をあげたのがかぶってしまった。
「なんだ?」
レイノルド様に促され、スヴェンも黙って私を見ているので、先に言わせてもらった。
「レジール国で戦争があったというような話がありましたが、そのことについて何かご存じではありませんか?」
「さあな。随分前はこの大陸のそこかしこで争っていたから、いちいちどの国がどうのと細かいことまでは」
スヴェンとティアーナを見たけれど、二人も知らないようだ。
「では、この国に昔の資料や本などは残っていますか?」
「あるにはあるが?」
その答えにほっとして、続けた。
「でしたら、差し支えないものだけで構いませんので、見せていただけないでしょうか。エラ王妃の演説の言葉が残っているかもしれません。それがわからないことには、言い伝えが間違っているのかどうか確証が得られませんので」
「他国で一般的に出回っている本を集めた部屋がある。そこにあるものならどれを見ても問題ない」
まさにそれだ。
何も機密情報を知りたいわけじゃない。
史実や当時のことがわかるものが見られればいい。
「それを調べる間だけ、この城に置かせてもらないでしょうか。エラ王妃が戦争の原因になったと聞こえるような会話がありましたので、そちらが言い伝えの元になっているかもしれません。演説の言葉とはどのようなものだったのか、どのようにしてレジール国の戦争が起きたのか。それを知ることで何故あのような言い伝えになったのかわかるかもしれません」
「好きにすればいい」
「ありがとうございます」
これにはスヴェンも文句を差し挟まなかったからほっとした。
確証が持てるまで調べることはスヴェンも同意なのだと思う。
あまり考えたくはないけれど、『滅びの魔女』の影響がグランゼイル国に及ぶ可能性もなくはない。
レジール国を恨んで死んだというのが今に伝わる言い伝えだから滅ぶのはレジール国だと思っていたけれど、どこがどう変わっていったのかわからない以上、どんな事実が隠れているかはわからない。
きっとスヴェンもその可能性がないとわかるまで私を完全野放しにはしないはずだ。
理由はどうあれ、スヴェンやティアーナの反対を押して無理矢理城に居座ることにならなくてよかった。
二人が私を生かしておいてくれたのは確かで、感謝している。
レイノルド様に手を出すなと言われていたって、私をこっそり殺すことなんて簡単で、衰弱して死んだということにもできたはずだから。
これでやっと前に進める。
できれば、レジール国に証拠を持って帰りたい気持ちもある。
人々が不安に駆られながら過ごさなくてもよくなるから。
だけど、わざわざ危険だとわかっていてレジール国に戻りたくはない。
せめて祖父母と共に私を支えてくれた侍女のアンナにだけは、手紙が送れたらいいのだけど。
しかしまずはティアーナが私を睨んでいるのがとても気になる。
けれどここで異を唱えることはレイノルド様に逆らうということにもなると、声はあげずにいるのだろう。
『後で覚えてなさいよ』
レイノルド様に背を向けたティアーナが私に向かってそう口を動かすのが見えた。
早く資料を探そう。
120
あなたにおすすめの小説
【完結】冷徹執事は、つれない侍女を溺愛し続ける。
たまこ
恋愛
公爵の専属執事ハロルドは、美しい容姿に関わらず氷のように冷徹であり、多くの女性に思いを寄せられる。しかし、公爵の娘の侍女ソフィアだけは、ハロルドに見向きもしない。
ある日、ハロルドはソフィアの真っ直ぐすぎる内面に気付き、恋に落ちる。それからハロルドは、毎日ソフィアを口説き続けるが、ソフィアは靡いてくれないまま、五年の月日が経っていた。
※『王子妃候補をクビになった公爵令嬢は、拗らせた初恋の思い出だけで生きていく。』のスピンオフ作品ですが、こちらだけでも楽しめるようになっております。
処刑前夜に逃亡した悪役令嬢、五年後に氷の公爵様に捕まる〜冷徹旦那様が溺愛パパに豹変しましたが私の抱いている赤ちゃん実は人生2周目です〜
放浪人
恋愛
「処刑されるなんて真っ平ごめんです!」 無実の罪で投獄された悪役令嬢レティシア(中身は元社畜のアラサー日本人)は、処刑前夜、お腹の子供と共に脱獄し、辺境の田舎村へ逃亡した。 それから五年。薬師として穏やかに暮らしていた彼女のもとに、かつて自分を冷遇し、処刑を命じた夫――「氷の公爵」アレクセイが現れる。 殺される!と震えるレティシアだったが、再会した彼は地面に頭を擦り付け、まさかの溺愛キャラに豹変していて!?
「愛しているレティシア! 二度と離さない!」 「(顔が怖いです公爵様……!)」
不器用すぎて顔が怖い旦那様の暴走する溺愛。 そして、二人の息子であるシオン(1歳)は、実は前世で魔王を倒した「英雄」の生まれ変わりだった! 「パパとママは僕が守る(物理)」 最強の赤ちゃんが裏で暗躍し、聖女(自称)の陰謀も、帝国の侵略も、古代兵器も、ガラガラ一振りで粉砕していく。
虐げられた私が姉の策略で結婚させられたら、スパダリ夫に溺愛され人生大逆転しました。
専業プウタ
恋愛
ミリア・カルマンは帝国唯一の公爵家の次女。高貴な皇族の血を引く紫色の瞳を持って生まれたワガママな姉の陰謀で、帝国一裕福でイケメンのレナード・アーデン侯爵と婚約することになる。父親であるカルマン公爵の指示のもと後継者としてアカデミーで必死に勉強してきて首席で卒業した。アカデミー時代からの恋人、サイラスもいる。公爵になる夢も恋人も諦められない。私の人生は私が決めるんだから、イケメンの婚約者になど屈しない。地位も名誉も美しさも備えた婚約者の弱みを握り、婚約を破棄する。そして、大好きな恋人と結婚してみせる。そう決意して婚約者と接しても、この婚約者一筋縄ではいかない。初対面のはずなのに、まるで自分を知っていたかのような振る舞い。ミリアは恋人を裏切りたくない、姉の思い通りになりたくないと思いつつも彼に惹かれてく気持ちが抑えられなくなっていく。
転生したので推し活をしていたら、推しに溺愛されました。
ラム猫
恋愛
異世界に転生した|天音《あまね》ことアメリーは、ある日、この世界が前世で熱狂的に遊んでいた乙女ゲームの世界であることに気が付く。
『煌めく騎士と甘い夜』の攻略対象の一人、騎士団長シオン・アルカス。アメリーは、彼の大ファンだった。彼女は喜びで飛び上がり、推し活と称してこっそりと彼に贈り物をするようになる。
しかしその行為は推しの目につき、彼に興味と執着を抱かれるようになったのだった。正体がばれてからは、あろうことか美しい彼の側でお世話係のような役割を担うことになる。
彼女は推しのためならばと奮闘するが、なぜか彼は彼女に甘い言葉を囁いてくるようになり……。
※この作品は、『小説家になろう』様『カクヨム』様にも投稿しています。
【完結】『推しの騎士団長様が婚約破棄されたそうなので、私が拾ってみた。』
ぽんぽこ@3/28新作発売!!
恋愛
【完結まで執筆済み】筋肉が語る男、冷徹と噂される騎士団長レオン・バルクハルト。
――そんな彼が、ある日突然、婚約破棄されたという噂が城下に広まった。
「……えっ、それってめっちゃ美味しい展開じゃない!?」
破天荒で豪快な令嬢、ミレイア・グランシェリは思った。
重度の“筋肉フェチ”で料理上手、○○なのに自由すぎる彼女が取った行動は──まさかの自ら押しかけ!?
騎士団で巻き起こる爆笑と騒動、そして、不器用なふたりの距離は少しずつ近づいていく。
これは、筋肉を愛し、胃袋を掴み、心まで溶かす姉御ヒロインが、
推しの騎士団長を全力で幸せにするまでの、ときめきと笑いと“ざまぁ”の物語。
過労薬師です。冷酷無慈悲と噂の騎士様に心配されるようになりました。
黒猫とと
恋愛
王都西区で薬師として働くソフィアは毎日大忙し。かかりつけ薬師として常備薬の準備や急患の対応をたった1人でこなしている。
明るく振舞っているが、完全なるブラック企業と化している。
そんな過労薬師の元には冷徹無慈悲と噂の騎士様が差し入れを持って訪ねてくる。
………何でこんな事になったっけ?
転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました
桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。
言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。
しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。
──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。
その一行が、彼の目に留まった。
「この文字を書いたのは、あなたですか?」
美しく、完璧で、どこか現実離れした男。
日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。
最初はただの好奇心だと思っていた。
けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。
彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。
毎日19時に更新予定です。
転生したら地味ダサ令嬢でしたが王子様に助けられて何故か執着されました
古里@3巻電子書籍化『王子に婚約破棄され
恋愛
皆様の応援のおかげでHOT女性向けランキング第7位獲得しました。
前世病弱だったニーナは転生したら周りから地味でダサいとバカにされる令嬢(もっとも平民)になっていた。「王女様とか公爵令嬢に転生したかった」と祖母に愚痴ったら叱られた。そんなニーナが祖母が死んで冒険者崩れに襲われた時に助けてくれたのが、ウィルと呼ばれる貴公子だった。
恋に落ちたニーナだが、平民の自分が二度と会うことはないだろうと思ったのも、束の間。魔法が使えることがバレて、晴れて貴族がいっぱいいる王立学園に入ることに!
しかし、そこにはウィルはいなかったけれど、何故か生徒会長ら高位貴族に絡まれて学園生活を送ることに……
見た目は地味ダサ、でも、行動力はピカ一の地味ダサ令嬢の巻き起こす波乱万丈学園恋愛物語の始まりです!?
小説家になろうでも公開しています。
第9回カクヨムWeb小説コンテスト中間選考通過作品
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる