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29.呼び出し
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国家騎士となって初日の活動が終わった。
俺は午後の鍛錬を終え、身支度を済ませると、とある場所へと足を運んでいた。
「ここが指令室か……一体何を話されるんだか」
数時間前、俺はある人から呼び出しを受けた。
名をリベルという。
鍛錬時に他の兵に聞いた話によると、彼女は騎士団幹部の一人だそうで、団の規律や規則といった管理。
そして緊急時の戦術支援を一挙に担う、いわば団の縁の下の力持ち的な存在とのこと。
彼女がいるからこそ、由緒正しき騎士団としての在り方が守られているわけで、兵たちからの人望も厚かった。
ただネックなのはとにかく厳しいこと。ちょっとした規則違反でも容赦がないらしいので一部の兵からは恐れられている存在でもあるらしい。
(ま、それは何となく分かる気がするな)
俺も初めて会ったときは妙な威圧感を感じたし。
それに噂によると重大な規則違反を犯した者は、リベルからの監禁説教が待っているらしく、歴代で一週間以上も監禁されて出てこれなかった人もいるらしい。
(こ、こえぇぇぇぇぇーーーーーー!)
で、そんな決まりごとに厳しい御方に呼び出しをくらったとのことで、俺は少々縮こまっていた。
「何を言われても平常心だ……平常心を保て」
静かに深呼吸をして、コンコンとドアをノックする。
すると、
「どうぞ」
中から女の声が聞こえてくる。
おそらくリベル本人だ。
ドア越しで少し籠ってはいたが、聞き覚えのある声だった。
「し、失礼します!」
静かに扉を開け、中へ。
すると視界に入ったのは木製のお洒落な椅子にテーブル。内装は至ってシンプルでごちゃごちゃとせず、棚にある書物や書類はきちんと整理されていた。
(確かに、部屋からして既にビシッとしているなぁ……)
自室は住む人の性格が全面的に表れるというが、この人の限っては部屋からしてそれらを体現しているような感じだった。
「こんな時間に申し訳ありません。ゼナリオさん」
「い、いいえ! 全然大丈夫です!」
洒落た椅子に座り、紅茶の入ったティーカップを片手に持つ橙色の髪を持つ美人が一人。
書類を片付けている最中だったのか、テーブルの上には様々な書類が山積みになっていた。
「少々見苦しくて申し訳ございません。すぐに片付けますので……」
「俺は別に気にしないですよ」
「いいえ。これでは人と話す環境としては不適切です。すぐに終わらせます」
いや……でもそんな大量の書類すぐには……
と、思っていた時だった。
突然、目にも止まらぬ速さで書類が片付いていくのを確認。
そして数秒経った後にはもう書類の存在はなく、綺麗さっぱりになくなっていた。
(う、嘘だろ……なんだよ今の)
あまりにも作業スピードが速すぎて視認できなかった。
というか、もうこれ確実に人間を辞めているレベル。
「申し訳ございませんでした。もう片付けましたので、どうぞこちらへ」
澄ました顔で座るよう誘導するリベル。
俺はただただポカーンと見つめるだけで、声すらも出せなかった。
「どうかなさいました?」
「……えっ? あーいや……何でもないです」
何事もなかったように真顔で進めるリベル。
とりあえず、今は何も考えずに話を聞くことに専念する。
「まずは簡単に自己紹介からさせていただきますね。私はリベル、リベル・フィールドと申します。この団での役職は主に兵たちの規律管理と戦術特務部隊を率いらせてもらっています。以後、お見知りおきを」
「よ、よろしくお願いします」
俺もその後、名前以外に簡単な自己紹介を済ませ、いよいよ話題は本題へと移っていく。
「それで、今回貴方をお呼びしたのはある重要な決定事項を団長より仰せつかったからです」
「決定事項?」
「はい。それはゼナリオさん、貴方の今後の活動方針についてです」
(活動方針? どういうことだそれは)
だがその疑問はリベルの次の言葉で全て解決する。
「ゼナリオさん、貴方は明日から私に変わって戦術特務部隊の部隊長として活動をしていただきます」
「……は?」
思わず声が驚きの声が漏れてしまう。
聞き間違いだろうか? 確かにこの人は今、かなり重要なことを言っていた気がする。
「あ、あの……それってちょっとした軽い冗談とかじゃ」
「ないです。全て団長がお決めになられたことです。そして私はその補佐、副部隊長としてゼナリオさんを支えろとの命令を受けました」
……ま、マジか。
入ってまだ一日目にして自分の部隊を持つなんて誰が想像したであろうか?
俺は疑心暗鬼のまま、リベルに問う。
「あの、リベルさん。なぜ団長がそのようなご決断をされたのかはご存じなのですか?」
リベルは答える。
「それは私にも分かりません。今朝団長室に呼ばれてこう命令をされただけです。貴方の持つ部隊の隊長としてゼナリオさんを迎えてほしいと」
「そ、そうですか……」
(リーリアは一体何を考えているんだ? いきなり部隊長って……)
でも、あの団長が何も考え無しにこんなことをするとは到底思えない。
何か意味があるはずだ。
「どうですかゼナリオさん。一応、貴方の意思をお聞かせ願いたいのですが」
「……分かりました。まだまだ未熟者ではありますが、よろしくお願いします」
同意。
そしてこの瞬間、俺は一部隊の部隊長として役割を手に入れ、名実共に幹部衆の一員となったわけ。
だが――
「では、早速明日から部隊を知ってもらうための指導を行いますので早朝4時に指令室へ来てください」
「そ、早朝4時!?」
いくらなんでも早すぎないか!? 側近騎士の仕事でも朝7時頃からなのに……
確かに生前は夜間訓練などで鍛え上げられていたため、どんなに朝が早くとも決まった時間に起床することはできた。
だがこの身体で同じことをやれと言われても不安が残る。いくら精神は生前の時のままとは言っても身体は子供の時のまま。
それに最近から感じ始めていたことなのだが、朝起きるのが物凄く辛い。
なんかこう……起きようとしても身体が思うように動かないって感じで。
(少年兵として訓練していた時も朝だけは異常なくらい弱かったからなぁ……オレ)
と、不安を募らせている中、リベルは一切表情を変えずに、
「あ、ちなみに遅刻は厳禁ですのでその辺ご理解をお願いしますね。では私はまだ雑務が残っていますのでこれにて……」
それだけ伝えると、リベルは部屋から出ていく。
(ああ……前途多難とはこのことか……)
持つかな……オレの身体。
仕事とか何より、自分の身体の心配をするゼナリオだった。
俺は午後の鍛錬を終え、身支度を済ませると、とある場所へと足を運んでいた。
「ここが指令室か……一体何を話されるんだか」
数時間前、俺はある人から呼び出しを受けた。
名をリベルという。
鍛錬時に他の兵に聞いた話によると、彼女は騎士団幹部の一人だそうで、団の規律や規則といった管理。
そして緊急時の戦術支援を一挙に担う、いわば団の縁の下の力持ち的な存在とのこと。
彼女がいるからこそ、由緒正しき騎士団としての在り方が守られているわけで、兵たちからの人望も厚かった。
ただネックなのはとにかく厳しいこと。ちょっとした規則違反でも容赦がないらしいので一部の兵からは恐れられている存在でもあるらしい。
(ま、それは何となく分かる気がするな)
俺も初めて会ったときは妙な威圧感を感じたし。
それに噂によると重大な規則違反を犯した者は、リベルからの監禁説教が待っているらしく、歴代で一週間以上も監禁されて出てこれなかった人もいるらしい。
(こ、こえぇぇぇぇぇーーーーーー!)
で、そんな決まりごとに厳しい御方に呼び出しをくらったとのことで、俺は少々縮こまっていた。
「何を言われても平常心だ……平常心を保て」
静かに深呼吸をして、コンコンとドアをノックする。
すると、
「どうぞ」
中から女の声が聞こえてくる。
おそらくリベル本人だ。
ドア越しで少し籠ってはいたが、聞き覚えのある声だった。
「し、失礼します!」
静かに扉を開け、中へ。
すると視界に入ったのは木製のお洒落な椅子にテーブル。内装は至ってシンプルでごちゃごちゃとせず、棚にある書物や書類はきちんと整理されていた。
(確かに、部屋からして既にビシッとしているなぁ……)
自室は住む人の性格が全面的に表れるというが、この人の限っては部屋からしてそれらを体現しているような感じだった。
「こんな時間に申し訳ありません。ゼナリオさん」
「い、いいえ! 全然大丈夫です!」
洒落た椅子に座り、紅茶の入ったティーカップを片手に持つ橙色の髪を持つ美人が一人。
書類を片付けている最中だったのか、テーブルの上には様々な書類が山積みになっていた。
「少々見苦しくて申し訳ございません。すぐに片付けますので……」
「俺は別に気にしないですよ」
「いいえ。これでは人と話す環境としては不適切です。すぐに終わらせます」
いや……でもそんな大量の書類すぐには……
と、思っていた時だった。
突然、目にも止まらぬ速さで書類が片付いていくのを確認。
そして数秒経った後にはもう書類の存在はなく、綺麗さっぱりになくなっていた。
(う、嘘だろ……なんだよ今の)
あまりにも作業スピードが速すぎて視認できなかった。
というか、もうこれ確実に人間を辞めているレベル。
「申し訳ございませんでした。もう片付けましたので、どうぞこちらへ」
澄ました顔で座るよう誘導するリベル。
俺はただただポカーンと見つめるだけで、声すらも出せなかった。
「どうかなさいました?」
「……えっ? あーいや……何でもないです」
何事もなかったように真顔で進めるリベル。
とりあえず、今は何も考えずに話を聞くことに専念する。
「まずは簡単に自己紹介からさせていただきますね。私はリベル、リベル・フィールドと申します。この団での役職は主に兵たちの規律管理と戦術特務部隊を率いらせてもらっています。以後、お見知りおきを」
「よ、よろしくお願いします」
俺もその後、名前以外に簡単な自己紹介を済ませ、いよいよ話題は本題へと移っていく。
「それで、今回貴方をお呼びしたのはある重要な決定事項を団長より仰せつかったからです」
「決定事項?」
「はい。それはゼナリオさん、貴方の今後の活動方針についてです」
(活動方針? どういうことだそれは)
だがその疑問はリベルの次の言葉で全て解決する。
「ゼナリオさん、貴方は明日から私に変わって戦術特務部隊の部隊長として活動をしていただきます」
「……は?」
思わず声が驚きの声が漏れてしまう。
聞き間違いだろうか? 確かにこの人は今、かなり重要なことを言っていた気がする。
「あ、あの……それってちょっとした軽い冗談とかじゃ」
「ないです。全て団長がお決めになられたことです。そして私はその補佐、副部隊長としてゼナリオさんを支えろとの命令を受けました」
……ま、マジか。
入ってまだ一日目にして自分の部隊を持つなんて誰が想像したであろうか?
俺は疑心暗鬼のまま、リベルに問う。
「あの、リベルさん。なぜ団長がそのようなご決断をされたのかはご存じなのですか?」
リベルは答える。
「それは私にも分かりません。今朝団長室に呼ばれてこう命令をされただけです。貴方の持つ部隊の隊長としてゼナリオさんを迎えてほしいと」
「そ、そうですか……」
(リーリアは一体何を考えているんだ? いきなり部隊長って……)
でも、あの団長が何も考え無しにこんなことをするとは到底思えない。
何か意味があるはずだ。
「どうですかゼナリオさん。一応、貴方の意思をお聞かせ願いたいのですが」
「……分かりました。まだまだ未熟者ではありますが、よろしくお願いします」
同意。
そしてこの瞬間、俺は一部隊の部隊長として役割を手に入れ、名実共に幹部衆の一員となったわけ。
だが――
「では、早速明日から部隊を知ってもらうための指導を行いますので早朝4時に指令室へ来てください」
「そ、早朝4時!?」
いくらなんでも早すぎないか!? 側近騎士の仕事でも朝7時頃からなのに……
確かに生前は夜間訓練などで鍛え上げられていたため、どんなに朝が早くとも決まった時間に起床することはできた。
だがこの身体で同じことをやれと言われても不安が残る。いくら精神は生前の時のままとは言っても身体は子供の時のまま。
それに最近から感じ始めていたことなのだが、朝起きるのが物凄く辛い。
なんかこう……起きようとしても身体が思うように動かないって感じで。
(少年兵として訓練していた時も朝だけは異常なくらい弱かったからなぁ……オレ)
と、不安を募らせている中、リベルは一切表情を変えずに、
「あ、ちなみに遅刻は厳禁ですのでその辺ご理解をお願いしますね。では私はまだ雑務が残っていますのでこれにて……」
それだけ伝えると、リベルは部屋から出ていく。
(ああ……前途多難とはこのことか……)
持つかな……オレの身体。
仕事とか何より、自分の身体の心配をするゼナリオだった。
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