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第二章【越】
悩み苦悩
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突然の言葉に乃百合は固まった。
これが昨日まで楽しく一緒に卓球をやっていた深月から出た言葉なのか。信じられない気持ちでいっぱいだった。
「や……辞めるって……冗談、だよね?」
「冗談じゃないよ。ごめんね。乃百合ちゃん達や先輩の事は大好きだけど……もう……」
「なんで……部活、楽しくないの?」
「私ね。こんな性格だから、もっとのんびりゆっくりした部活の方がいいんだ。大会で勝つ為には厳しい練習は当たり前だけど、私はみんな程勝ちたいと思えなくて……卓球出来るだけで良かったんだけど、最近はちょっと着いて行けなくなっちゃって……へへっ。ダメだね。私」
深月は乃百合とブッケンを気遣い無理して笑ってみせた。
「それならさ、別に無理して上を目指さなくてもいいじゃん!」
「それはダメだよ。部活はチーム。卓球部は人数も少ないし、一人だけ違う方向を向いていたら絶対に悪い影響を与えちゃうもん。でもね。乃百合ちゃん達の事はずっと友達だと思ってるから。部活辞めても、仲良くしてね」
「そんな……でも……」
「ごめんね。応援してるから! 県大会、行けるといいね! じゃ、私もう行くね」
深月は自ら別れを告げると、足早に駆けて行った。それを追いかけようとした乃百合の肩をブッケンが抑えた。
「ちょっ、ブッケンはいいの!?」
その言葉に対しブッケンは無言で首を横に振った。
乃百合も分かっている。部活は強制ではない。何より深月の気持ちが尊重されるべきである事に。
それでも煮え切らない思いは拭えなかった。
■■■■
更に事件は連鎖的に起きる。
その日の顧問の先生の話がきっかけで、念珠崎チームは大きく揺れ動く。
「──、という訳で深月が今日をもって部活を辞める事になった。とても残念で寂しい事だが、深月とは学校でいつでも会える。余り気を落とさなくていいからな。でだ、これで部員は六人。私は団体戦はこの六人で戦おうと思っている。だから、一人一人がその自覚を持って──、」
「先生、ちょっといいですか」
顧問の話を遮り口を挟んだのは海香だ。声のトーンから言ってもいい話では無さそうだ。
「どうした、海香」
「私を団体戦のメンバーから外して下さい」
その一言に乃百合は心底驚いた。
海香はこのチームの絶対的エースであり、誰よりも強いのは明らかだ。その海香先輩が何故──、
乃百合の驚きはこれだけには留まらない。
なんと顧問の先生は一息付いたあと、理由も聞かずにそれを了承したのだ。
「ちょっと待って下さいよッ!」
乃百合はたまらず口を出した。そんな事が理由も聞かず納得できるわけが無い。
「海香先輩が出ないなんて私、納得出来ません! 六人しか居ないんですよ!? それなのになんで……」
「乃百合ちゃん……ごめん……」
海香は逃げるようにその場を走り去った。きっと誰かが止めるだろう。乃百合はそう思っていた、だが──、
「まっひー先輩ッ!! どうして追わないんですか!? 友達じゃないんですか!? 仲間じゃないんですか!?」
「あのさ。乃百合ちゃん、海香は──、」
まひるの代わりに桜が口を開いたが、まひるがそれを止めた。それは海香本人から聞かせる方がいいと判断したからだ。
「なんでなんにも言わないんですか!! 信じられません! 最低ですッ見損ないました!! もういいです。私が海香先輩から話を聞いてきますから」
乃百合はそう言って海香の後を追いかけた。事情を知らないブッケンと和子はどうしたらいいのかと慌てふためいたが、まひるに追うのを止められ、追いかける事が出来なかった。
「今は乃百合一人で行かせてやってくれ。頼む……」
■■■■
乃百合は直ぐに海香を見つけた。部員の多くは悩み事があるとここに来る事が多い。
海香は海の見える石段に座り、遠くを眺めて座っていた。
「あの……海香先輩……」
「乃百合ちゃん。……さっきはごめんね」
「あ、いえ……こちらこそ」
「でもちょっと嬉しかったかも。ねー、隣り座りなよ」
海香に促されるように乃百合は並ぶように石段に腰を下ろした。
「あの、なんで急に団体戦のメンバーから外れたいと言ったんですか? 海香先輩、あんなに強いのに」
「──、乃百合ちゃん。私の中学での戦績知ってる?」
海香は思わず顔をうつ向けた。
これから話す事は本人にとっても辛い事なのだ。
「ええ、まぁ。確か一年生の全中は東北大会でベスト16。その年の新人戦が県大会ベスト4で、今年の全中は東北大会ベスト16ですね! すごい成績ですよね」
「そう……かも知れないね。でも一度も全国に行けてないし、地区でさえチャンピオンになれていない」
「そ、それでも十分──、」
「じゃあさ、乃百合ちゃん。私の団体戦での戦績も知ってる?」
乃百合は海香の団体戦での戦績は知らなかった。誰からも話題にすら上がった事がなかったし、噂でさえ聞いた事が無かったからだ。
「いえ……知りません……」
「じゃあ教えてあげる。私の団体戦の戦績。一年生の全中。一回戦【2-3】負け。二回戦【2-3】負け。その年の新人戦。一回戦【2-3】負け、二回戦【1-3】負け。今年の全中。一回戦【1-3】負け」
海香の団体戦の戦績を聞いて乃百合は驚いた。海香は中学に上がり、団体戦で一度も勝ったことが無い。
「う……うそ……」
「本当だよ」
「なんで……あんなに強い、のに……」
「私ね。病気らしいんだ」
「……えっ」
「心の病気。『イップス』て言うらしいんだけどね。自分でもよく分からないんだ。勝ちたいと思う程体が言う事を聞いてくれなくなるんだよ。三年生と二年生の皆は知ってる。きっと私の事を思って秘密にしていたんだと思うよ」
「あ……」
乃百合はこの時初めて先生やまひるの気持に気がついた。何も知らずに自分は海香を追いかけ、辛い事実をその口で言わせてしまったのだ。
「優しいよね。大好き。だからこそ勝ちたい。けど、勝てない。個人戦は別にいいんだ。どこで負けたって。でもやっぱり欲が出ちゃうとダメで。あははっ…………私が出ない方がいい。出たら絶対に負けるんだから。だったらまっひーが──、」
「病気なら治ります。私も協力しますから。だから……諦めないで下さい! 皆で県大会に行くんですよね? 自分が出たら負ける? その逆だってあるじゃないですか! 私達を県大会に連れて行ってくださいよ! 海香先輩が居ない団体戦なんて……私、考えられません!」
「ちょっと乃百合ちゃん、私の話聞いてたかなー?」
「全部聞いてました。わかった上で言っています。だって海香先輩の心はまだ死んでないですから。まだ勝ちたいと思っている。知ってますか? 病気って治るんですよ。絶対に。だから……一緒に団体戦に出てください。出ることを、目指してください……」
──ッ!
「優しいんだね。これじゃ余計に勝てなくなっちゃうよ……」
「ごめんなさい……」
海香は立ちあがると、体育館に帰ろうと乃百合の手を引いた。
「まー、前向きに考えてみるよー。という事で、そろそろ戻ろうか」
「はいっ!」
■■■■
これが昨日まで楽しく一緒に卓球をやっていた深月から出た言葉なのか。信じられない気持ちでいっぱいだった。
「や……辞めるって……冗談、だよね?」
「冗談じゃないよ。ごめんね。乃百合ちゃん達や先輩の事は大好きだけど……もう……」
「なんで……部活、楽しくないの?」
「私ね。こんな性格だから、もっとのんびりゆっくりした部活の方がいいんだ。大会で勝つ為には厳しい練習は当たり前だけど、私はみんな程勝ちたいと思えなくて……卓球出来るだけで良かったんだけど、最近はちょっと着いて行けなくなっちゃって……へへっ。ダメだね。私」
深月は乃百合とブッケンを気遣い無理して笑ってみせた。
「それならさ、別に無理して上を目指さなくてもいいじゃん!」
「それはダメだよ。部活はチーム。卓球部は人数も少ないし、一人だけ違う方向を向いていたら絶対に悪い影響を与えちゃうもん。でもね。乃百合ちゃん達の事はずっと友達だと思ってるから。部活辞めても、仲良くしてね」
「そんな……でも……」
「ごめんね。応援してるから! 県大会、行けるといいね! じゃ、私もう行くね」
深月は自ら別れを告げると、足早に駆けて行った。それを追いかけようとした乃百合の肩をブッケンが抑えた。
「ちょっ、ブッケンはいいの!?」
その言葉に対しブッケンは無言で首を横に振った。
乃百合も分かっている。部活は強制ではない。何より深月の気持ちが尊重されるべきである事に。
それでも煮え切らない思いは拭えなかった。
■■■■
更に事件は連鎖的に起きる。
その日の顧問の先生の話がきっかけで、念珠崎チームは大きく揺れ動く。
「──、という訳で深月が今日をもって部活を辞める事になった。とても残念で寂しい事だが、深月とは学校でいつでも会える。余り気を落とさなくていいからな。でだ、これで部員は六人。私は団体戦はこの六人で戦おうと思っている。だから、一人一人がその自覚を持って──、」
「先生、ちょっといいですか」
顧問の話を遮り口を挟んだのは海香だ。声のトーンから言ってもいい話では無さそうだ。
「どうした、海香」
「私を団体戦のメンバーから外して下さい」
その一言に乃百合は心底驚いた。
海香はこのチームの絶対的エースであり、誰よりも強いのは明らかだ。その海香先輩が何故──、
乃百合の驚きはこれだけには留まらない。
なんと顧問の先生は一息付いたあと、理由も聞かずにそれを了承したのだ。
「ちょっと待って下さいよッ!」
乃百合はたまらず口を出した。そんな事が理由も聞かず納得できるわけが無い。
「海香先輩が出ないなんて私、納得出来ません! 六人しか居ないんですよ!? それなのになんで……」
「乃百合ちゃん……ごめん……」
海香は逃げるようにその場を走り去った。きっと誰かが止めるだろう。乃百合はそう思っていた、だが──、
「まっひー先輩ッ!! どうして追わないんですか!? 友達じゃないんですか!? 仲間じゃないんですか!?」
「あのさ。乃百合ちゃん、海香は──、」
まひるの代わりに桜が口を開いたが、まひるがそれを止めた。それは海香本人から聞かせる方がいいと判断したからだ。
「なんでなんにも言わないんですか!! 信じられません! 最低ですッ見損ないました!! もういいです。私が海香先輩から話を聞いてきますから」
乃百合はそう言って海香の後を追いかけた。事情を知らないブッケンと和子はどうしたらいいのかと慌てふためいたが、まひるに追うのを止められ、追いかける事が出来なかった。
「今は乃百合一人で行かせてやってくれ。頼む……」
■■■■
乃百合は直ぐに海香を見つけた。部員の多くは悩み事があるとここに来る事が多い。
海香は海の見える石段に座り、遠くを眺めて座っていた。
「あの……海香先輩……」
「乃百合ちゃん。……さっきはごめんね」
「あ、いえ……こちらこそ」
「でもちょっと嬉しかったかも。ねー、隣り座りなよ」
海香に促されるように乃百合は並ぶように石段に腰を下ろした。
「あの、なんで急に団体戦のメンバーから外れたいと言ったんですか? 海香先輩、あんなに強いのに」
「──、乃百合ちゃん。私の中学での戦績知ってる?」
海香は思わず顔をうつ向けた。
これから話す事は本人にとっても辛い事なのだ。
「ええ、まぁ。確か一年生の全中は東北大会でベスト16。その年の新人戦が県大会ベスト4で、今年の全中は東北大会ベスト16ですね! すごい成績ですよね」
「そう……かも知れないね。でも一度も全国に行けてないし、地区でさえチャンピオンになれていない」
「そ、それでも十分──、」
「じゃあさ、乃百合ちゃん。私の団体戦での戦績も知ってる?」
乃百合は海香の団体戦での戦績は知らなかった。誰からも話題にすら上がった事がなかったし、噂でさえ聞いた事が無かったからだ。
「いえ……知りません……」
「じゃあ教えてあげる。私の団体戦の戦績。一年生の全中。一回戦【2-3】負け。二回戦【2-3】負け。その年の新人戦。一回戦【2-3】負け、二回戦【1-3】負け。今年の全中。一回戦【1-3】負け」
海香の団体戦の戦績を聞いて乃百合は驚いた。海香は中学に上がり、団体戦で一度も勝ったことが無い。
「う……うそ……」
「本当だよ」
「なんで……あんなに強い、のに……」
「私ね。病気らしいんだ」
「……えっ」
「心の病気。『イップス』て言うらしいんだけどね。自分でもよく分からないんだ。勝ちたいと思う程体が言う事を聞いてくれなくなるんだよ。三年生と二年生の皆は知ってる。きっと私の事を思って秘密にしていたんだと思うよ」
「あ……」
乃百合はこの時初めて先生やまひるの気持に気がついた。何も知らずに自分は海香を追いかけ、辛い事実をその口で言わせてしまったのだ。
「優しいよね。大好き。だからこそ勝ちたい。けど、勝てない。個人戦は別にいいんだ。どこで負けたって。でもやっぱり欲が出ちゃうとダメで。あははっ…………私が出ない方がいい。出たら絶対に負けるんだから。だったらまっひーが──、」
「病気なら治ります。私も協力しますから。だから……諦めないで下さい! 皆で県大会に行くんですよね? 自分が出たら負ける? その逆だってあるじゃないですか! 私達を県大会に連れて行ってくださいよ! 海香先輩が居ない団体戦なんて……私、考えられません!」
「ちょっと乃百合ちゃん、私の話聞いてたかなー?」
「全部聞いてました。わかった上で言っています。だって海香先輩の心はまだ死んでないですから。まだ勝ちたいと思っている。知ってますか? 病気って治るんですよ。絶対に。だから……一緒に団体戦に出てください。出ることを、目指してください……」
──ッ!
「優しいんだね。これじゃ余計に勝てなくなっちゃうよ……」
「ごめんなさい……」
海香は立ちあがると、体育館に帰ろうと乃百合の手を引いた。
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「はいっ!」
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