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12. アリアドネの替え玉の子は、一体何者なの?
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「レイリン様、アリアドネ王女殿下も是非お茶の席を設けたいとのことでした。いつでも尋ねて来てくれれば嬉しいとのことでしたが如何でしょうか?」
「そう、では今からアリアドネ王女殿下に会いに行くわ。メリダ、至急準備を」
私、レイリン・メダンは昨晩会ったアリアドネと、じっくり話がしたいと思っていた。
昨晩会った彼女が初めて出会った時とは違い、どうにも気になる女性だということだけではない。
私は今朝初めてルイス皇子から朝食に誘われ、頼み事をされたのだ。彼はいつもの冷たく鋭い目つきではなく、明らかに柔らかい表情をしていた。昨日から私は彼の変化に気がついていた。
私は彼を10年以上想い続けて見つめてきた女だ。
だから、彼が恋をしていることにも当然気がついてしまった。
野心家で女性に対する警戒心が人一倍強い彼が、今アリアドネ・シャリレーンに恋をしている。そして、彼が恋をしているの女はアリアドネの替え玉なのではないかと私は睨んでいた。
いくらなんでも、初めて会った危険な空気を纏った魔性の女アリアドネと、昨晩私を慰めた天使のようなアリアドネは別人だと感じた。
そして、おそらく3カ国の王を虜にしてきたアリアドネは前者だ。
ルイス皇子は替え玉の存在に気がついているのかいないのか分からない程に彼女に溺れていた。
そして、最初こそ嫉妬したものの替え玉のアリアドネと話した後では嫉妬心は一切消えていた。彼女は目指してなれるような存在でもないくらい異質な女だったからだ。
そして、私自身も感じたことのない好感を彼女に感じていた。
彼女の存在があることでルイス皇子が、私を頼り優しく話しかけてくれる。私は彼に一目惚れしてから、10年以上ずっと彼に信頼され意見を交わしあえる関係になることを望んでいた。
その望みが唐突に叶った。私は彼の知りたい情報を集める為にアリアドネに接触しようと思っていた。
「すぐにいらっしゃって頂けて嬉しいです。レイリン様!」
人懐こく屈託ない笑顔を向けてくるアリアドネを、女の私でも可愛いと思ってしまう。
「いえいえ、私もアリアドネ様とお話がしたかったのです。昨日は情けない姿を晒してしまい申し訳ございませんでした」
私の言葉にアリアドネが首をゆっくり振った。
ピンクゴールドのウェーブ髪がふわりと揺れて、思わず触れたくなる。
彼女の琥珀色の瞳は優しい光で満ちていて、ずっと見ていたくなった。
「あの、興味本位のようなことを唐突に聞いて申し訳ないのですが⋯⋯その⋯⋯セルシオ国王陛下とは既に床を共になさったのでしょうか?」
はっきり言って、とんでもない不躾な質問だ。
こんな事を他国の王女に聞いているのだから、本来ならば国際問題になりかねない。
しかし、目の前のアリアドネには何を言っても許してくれそうな包み込むような優しさを感じていた。
(昨日の私のセルシオ国王陛下への無礼な失言も許してくれたわ)
ルイス皇子はセルシオ国王とアリアドネが現在どこまで進んでいるのかが気になって夜も眠れなかったらしい。
彼に何とかアリアドネに尋ねて欲しいと頼み込まれたので聞くしかない。
「そ、そんなこと! まだ、正式に結婚もしてないのにある訳ないじゃないですか!」
アリアドネは顔を真っ赤にして、手をバタバタさせながら否定した。
(良かった⋯⋯ルイス皇子殿下も心穏やかに眠れそうね)
「そうですよね。不躾な質問をしてしまい申し訳ございませんでした」
私たちの間に少し気まずい空気が流れた。
そして、その雰囲気を明るくするように彼女は謎の提案をしてきた。
「そうだ! 今、カルパシーノ王国の騎士団が剣技を披露しているのです。是非ともレイリン様に、カルパシーノ王国の騎士団の強さを見て頂きたいです。ご一緒して頂けますか?」
騎士団の剣技を、貴族令嬢の私に見て欲しいという彼女の意図は分からなかった。それでも、彼女がキラキラ輝くような瞳で誘ってくるので、気がつけば誘いを受け入れていた。
「あれ? パレーシア帝国の騎士も混じっていますね。何か揉めているようです」
彼女に連れられて行くと、私は思わず目を疑った。
カルパシーノ王国に向かう船の中で感じた嫌な予感が的中してしまった。
屈強な騎士団を持ち、豊かな国となり昨今では注目されているのがカルパシーノ王国だ。
しかし、帝国の騎士たちは歴史の浅いカルパシーノ王国を馬鹿にし、屈強な騎士団と言っても田舎の国々の中でお山の大将になっているだけだと嘲笑していた。
私は移動中の船でその会話を聞き、建国祭で決してそのような態度を取らないように注意したはずだった。
「セルシオ・カルパシーノ国王陛下が、世界最強の騎士だなんて絶対嘘だろう。オーラなら俺だって使えるぜ」
下品な物言いをして、不躾な態度をしているのは情けないことに今回同行してきた第2騎士団の騎士団長のルイモン卿だ。彼はパレーシア帝国でも名門貴族であるルイモン侯爵家の侯爵位を継いだばかりでもある。
(まだ若いとはいえ侯爵になった男の言葉遣いなの? カルパシーノ王国を軽んじすぎだわ)
私はこのままでは国際問題になると思い、止めに入ろうとした。
たかだか貴族令嬢に口出されたくないと不満を持たれても、次期皇后になるのならこれぐらいの場はおさめないといけない。
私が意を決して口を開く前に、剣を近くの騎士から奪い暴言を吐いたルイモン卿の前にアリアドネが立ち塞がった。
重そうな剣を彼女は片手で、軽そうに握りしめていた。
(う、嘘でしょ。何なの?)
「私は、アリアドネ・シャリレーン! 我が夫になる男セルシオ・カルパシーノを侮辱する言動、見逃すわけに行かない。貴様に決闘を申し込む。名を名乗れ!」
アリアドネが剣先をルイモン卿に向けて高らかに宣言している。
(アリアドネの替え玉の子は、一体何者なの?)
彼女のピンクゴールドの髪が風にたなびき、いつも優しい光を放っていた瞳は真夏の太陽のように燃え激っていた。
「ラッセル・ルイモンと申します。アリアドネ王女殿下、非礼をお詫び致します。どうか剣をおさめてください。王女殿下に怪我をさせるわけにはいかないので、決闘を行うわけには参りません」
ルイモン卿は明らかに焦っているが、口元が笑っていて謝罪が軽い。
「私に怪我をさせられるようなら、させてみろ! 相手の力量も計れぬ、口だけ達者のような者に負けるような私ではない! ルイモン卿! この場で尻尾を巻いて逃げ出すならば、皆、パレーシア帝国はそのような腰抜けを騎士に任命していると見做すぞ!」
アリアドネは明らかにルイモン卿を挑発していた。
ここで他国の王女に剣を向け怪我でもさせてしまったら大問題だ。
しかし、彼女の威圧感が強くて、私はとても口を出せなかった。
「分かりました。では、オーラは使わずお相手致しましょう」
ルイモン卿が剣を構える。
私は祈るような思いで手を胸に当てた。
「では、はじめようか」
アリアドネが素早く間合いをつめ、剣を振る。
その剣を振るスピードのあまりの早さに、風を切る鋭い音がした。
ルイモン卿は油断していたのか、慌てて彼女の剣を受けるが体制を崩した。
その隙に彼女は低い体制で、また素早く剣を振るがルイモン卿もギリギリの所で後ろに飛び避ける。
彼女の攻撃は一切の守りもなく連続で続いていて、ルイモン卿も焦りつつも本気を出してきているのが分かった。
(嘘でしょ? オーラを使ってないとはいえ、ルイモン卿は帝国で5本の指に入る屈強の騎士よ)
もう、10分以上も両者譲らぬ攻防が続いている。
アリアドネの殺気で空気が張り詰めているのが分かり、周囲の騎士たちはただ戦いを見守っていた。
瞬間、アリアドネが可愛らしく笑ったと思うとルイモン卿が怯み、その隙に彼女の剣が彼の首に届いた。
ルイモン卿の首から流れる血が、彼女の剣を伝っていく。
「勝負あったな、ルイモン卿」
彼女は勝利宣言をすると持っていた剣を、近くにいた騎士に渡した。
そして、彼女の右手がルイモン卿の首元に添えられると、そこから目が眩む程の強い光が発せられた。手が離れた時にはルイモン卿の傷口が塞がっているのが見えた。
「神聖力だ。聖女様の神聖力だ」
周囲には気がつけば、多くの招待客が集まっている。
パレーシア帝国は聖女信仰があつい。
でも、実際、聖女が神聖力を使うのを見たことがある人間はほとんどいない。
私自身も実際に見たことはなかったが、実際に目にすると神の領域の奇跡に見えた。
私はアリアドネの替え玉だと思っていた彼女が神聖力が使えることに驚いていた。
(ただの替え玉じゃない。まさか、双子の聖女が誕生していたって事?)
「そう、では今からアリアドネ王女殿下に会いに行くわ。メリダ、至急準備を」
私、レイリン・メダンは昨晩会ったアリアドネと、じっくり話がしたいと思っていた。
昨晩会った彼女が初めて出会った時とは違い、どうにも気になる女性だということだけではない。
私は今朝初めてルイス皇子から朝食に誘われ、頼み事をされたのだ。彼はいつもの冷たく鋭い目つきではなく、明らかに柔らかい表情をしていた。昨日から私は彼の変化に気がついていた。
私は彼を10年以上想い続けて見つめてきた女だ。
だから、彼が恋をしていることにも当然気がついてしまった。
野心家で女性に対する警戒心が人一倍強い彼が、今アリアドネ・シャリレーンに恋をしている。そして、彼が恋をしているの女はアリアドネの替え玉なのではないかと私は睨んでいた。
いくらなんでも、初めて会った危険な空気を纏った魔性の女アリアドネと、昨晩私を慰めた天使のようなアリアドネは別人だと感じた。
そして、おそらく3カ国の王を虜にしてきたアリアドネは前者だ。
ルイス皇子は替え玉の存在に気がついているのかいないのか分からない程に彼女に溺れていた。
そして、最初こそ嫉妬したものの替え玉のアリアドネと話した後では嫉妬心は一切消えていた。彼女は目指してなれるような存在でもないくらい異質な女だったからだ。
そして、私自身も感じたことのない好感を彼女に感じていた。
彼女の存在があることでルイス皇子が、私を頼り優しく話しかけてくれる。私は彼に一目惚れしてから、10年以上ずっと彼に信頼され意見を交わしあえる関係になることを望んでいた。
その望みが唐突に叶った。私は彼の知りたい情報を集める為にアリアドネに接触しようと思っていた。
「すぐにいらっしゃって頂けて嬉しいです。レイリン様!」
人懐こく屈託ない笑顔を向けてくるアリアドネを、女の私でも可愛いと思ってしまう。
「いえいえ、私もアリアドネ様とお話がしたかったのです。昨日は情けない姿を晒してしまい申し訳ございませんでした」
私の言葉にアリアドネが首をゆっくり振った。
ピンクゴールドのウェーブ髪がふわりと揺れて、思わず触れたくなる。
彼女の琥珀色の瞳は優しい光で満ちていて、ずっと見ていたくなった。
「あの、興味本位のようなことを唐突に聞いて申し訳ないのですが⋯⋯その⋯⋯セルシオ国王陛下とは既に床を共になさったのでしょうか?」
はっきり言って、とんでもない不躾な質問だ。
こんな事を他国の王女に聞いているのだから、本来ならば国際問題になりかねない。
しかし、目の前のアリアドネには何を言っても許してくれそうな包み込むような優しさを感じていた。
(昨日の私のセルシオ国王陛下への無礼な失言も許してくれたわ)
ルイス皇子はセルシオ国王とアリアドネが現在どこまで進んでいるのかが気になって夜も眠れなかったらしい。
彼に何とかアリアドネに尋ねて欲しいと頼み込まれたので聞くしかない。
「そ、そんなこと! まだ、正式に結婚もしてないのにある訳ないじゃないですか!」
アリアドネは顔を真っ赤にして、手をバタバタさせながら否定した。
(良かった⋯⋯ルイス皇子殿下も心穏やかに眠れそうね)
「そうですよね。不躾な質問をしてしまい申し訳ございませんでした」
私たちの間に少し気まずい空気が流れた。
そして、その雰囲気を明るくするように彼女は謎の提案をしてきた。
「そうだ! 今、カルパシーノ王国の騎士団が剣技を披露しているのです。是非ともレイリン様に、カルパシーノ王国の騎士団の強さを見て頂きたいです。ご一緒して頂けますか?」
騎士団の剣技を、貴族令嬢の私に見て欲しいという彼女の意図は分からなかった。それでも、彼女がキラキラ輝くような瞳で誘ってくるので、気がつけば誘いを受け入れていた。
「あれ? パレーシア帝国の騎士も混じっていますね。何か揉めているようです」
彼女に連れられて行くと、私は思わず目を疑った。
カルパシーノ王国に向かう船の中で感じた嫌な予感が的中してしまった。
屈強な騎士団を持ち、豊かな国となり昨今では注目されているのがカルパシーノ王国だ。
しかし、帝国の騎士たちは歴史の浅いカルパシーノ王国を馬鹿にし、屈強な騎士団と言っても田舎の国々の中でお山の大将になっているだけだと嘲笑していた。
私は移動中の船でその会話を聞き、建国祭で決してそのような態度を取らないように注意したはずだった。
「セルシオ・カルパシーノ国王陛下が、世界最強の騎士だなんて絶対嘘だろう。オーラなら俺だって使えるぜ」
下品な物言いをして、不躾な態度をしているのは情けないことに今回同行してきた第2騎士団の騎士団長のルイモン卿だ。彼はパレーシア帝国でも名門貴族であるルイモン侯爵家の侯爵位を継いだばかりでもある。
(まだ若いとはいえ侯爵になった男の言葉遣いなの? カルパシーノ王国を軽んじすぎだわ)
私はこのままでは国際問題になると思い、止めに入ろうとした。
たかだか貴族令嬢に口出されたくないと不満を持たれても、次期皇后になるのならこれぐらいの場はおさめないといけない。
私が意を決して口を開く前に、剣を近くの騎士から奪い暴言を吐いたルイモン卿の前にアリアドネが立ち塞がった。
重そうな剣を彼女は片手で、軽そうに握りしめていた。
(う、嘘でしょ。何なの?)
「私は、アリアドネ・シャリレーン! 我が夫になる男セルシオ・カルパシーノを侮辱する言動、見逃すわけに行かない。貴様に決闘を申し込む。名を名乗れ!」
アリアドネが剣先をルイモン卿に向けて高らかに宣言している。
(アリアドネの替え玉の子は、一体何者なの?)
彼女のピンクゴールドの髪が風にたなびき、いつも優しい光を放っていた瞳は真夏の太陽のように燃え激っていた。
「ラッセル・ルイモンと申します。アリアドネ王女殿下、非礼をお詫び致します。どうか剣をおさめてください。王女殿下に怪我をさせるわけにはいかないので、決闘を行うわけには参りません」
ルイモン卿は明らかに焦っているが、口元が笑っていて謝罪が軽い。
「私に怪我をさせられるようなら、させてみろ! 相手の力量も計れぬ、口だけ達者のような者に負けるような私ではない! ルイモン卿! この場で尻尾を巻いて逃げ出すならば、皆、パレーシア帝国はそのような腰抜けを騎士に任命していると見做すぞ!」
アリアドネは明らかにルイモン卿を挑発していた。
ここで他国の王女に剣を向け怪我でもさせてしまったら大問題だ。
しかし、彼女の威圧感が強くて、私はとても口を出せなかった。
「分かりました。では、オーラは使わずお相手致しましょう」
ルイモン卿が剣を構える。
私は祈るような思いで手を胸に当てた。
「では、はじめようか」
アリアドネが素早く間合いをつめ、剣を振る。
その剣を振るスピードのあまりの早さに、風を切る鋭い音がした。
ルイモン卿は油断していたのか、慌てて彼女の剣を受けるが体制を崩した。
その隙に彼女は低い体制で、また素早く剣を振るがルイモン卿もギリギリの所で後ろに飛び避ける。
彼女の攻撃は一切の守りもなく連続で続いていて、ルイモン卿も焦りつつも本気を出してきているのが分かった。
(嘘でしょ? オーラを使ってないとはいえ、ルイモン卿は帝国で5本の指に入る屈強の騎士よ)
もう、10分以上も両者譲らぬ攻防が続いている。
アリアドネの殺気で空気が張り詰めているのが分かり、周囲の騎士たちはただ戦いを見守っていた。
瞬間、アリアドネが可愛らしく笑ったと思うとルイモン卿が怯み、その隙に彼女の剣が彼の首に届いた。
ルイモン卿の首から流れる血が、彼女の剣を伝っていく。
「勝負あったな、ルイモン卿」
彼女は勝利宣言をすると持っていた剣を、近くにいた騎士に渡した。
そして、彼女の右手がルイモン卿の首元に添えられると、そこから目が眩む程の強い光が発せられた。手が離れた時にはルイモン卿の傷口が塞がっているのが見えた。
「神聖力だ。聖女様の神聖力だ」
周囲には気がつけば、多くの招待客が集まっている。
パレーシア帝国は聖女信仰があつい。
でも、実際、聖女が神聖力を使うのを見たことがある人間はほとんどいない。
私自身も実際に見たことはなかったが、実際に目にすると神の領域の奇跡に見えた。
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