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従兄弟がやってくる
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明日香と晴輝は、高校二年生になった。
相変わらず特別支援学級と通級は変わらないが、いつも一緒に帰っていた。
「明日香。今度お前ん家遊びに行ってもいい?」
「え?…いいけど。まだしないからね?」
「分かってるよ。結婚するまではできない事。」
「じゃあ、予定分かったら教えて。」
バスを降りて、明日香はため息を着く。
「遊びに来るのかぁ…そっかぁー…。」
(夢みたい。彼氏が遊びに来るなんて。)
「いいけど、まだよ?」
「分かってるよ。晴輝くんにも言っておいた。」
「晴輝くんにも?それでも付き合ってるってのは本当に良い人ってことよ。離しちゃダメよ。」
「うん。」
次の日。
晴輝が家の前で待っていた。
「珍しいね。」
「家を下見に来たってのも、理由だけど」
晴輝は、明日香の手を取る。
「いい加減一緒に行きたいと思って。」
「…///」
交流教室にて。
「あ、手を繋いでる。」
「ヒューヒュー」
「だれだよ。」
「まあまあ。付き合ってるのは本当だし。」
明日香は、訳分からなくなってきた。
勉強をしに上がってきたはいいけど、わからないのだ。
「うーーーん…??」
「明日香ちゃん、何が難しい?」
「この…ここ。」
「ああ、ここはね…。」
「何とか分かったー。」
「おつかれ。」
通級から出てきた晴輝が言う。
「今日難しくなかった?」
「うん。難しかった。」
「だよなー。」
その日の帰り。
「今度、家に従兄弟が来るんだ。」
「へえー、そうなんだ。」
「明日香にも会わせてあげるから、楽しみにしてて。」
「うん!!」
うれしそうな明日香に、不安げになる晴輝。
「心変わりすんなよ?」
「大丈夫、しないよ。」
相変わらず特別支援学級と通級は変わらないが、いつも一緒に帰っていた。
「明日香。今度お前ん家遊びに行ってもいい?」
「え?…いいけど。まだしないからね?」
「分かってるよ。結婚するまではできない事。」
「じゃあ、予定分かったら教えて。」
バスを降りて、明日香はため息を着く。
「遊びに来るのかぁ…そっかぁー…。」
(夢みたい。彼氏が遊びに来るなんて。)
「いいけど、まだよ?」
「分かってるよ。晴輝くんにも言っておいた。」
「晴輝くんにも?それでも付き合ってるってのは本当に良い人ってことよ。離しちゃダメよ。」
「うん。」
次の日。
晴輝が家の前で待っていた。
「珍しいね。」
「家を下見に来たってのも、理由だけど」
晴輝は、明日香の手を取る。
「いい加減一緒に行きたいと思って。」
「…///」
交流教室にて。
「あ、手を繋いでる。」
「ヒューヒュー」
「だれだよ。」
「まあまあ。付き合ってるのは本当だし。」
明日香は、訳分からなくなってきた。
勉強をしに上がってきたはいいけど、わからないのだ。
「うーーーん…??」
「明日香ちゃん、何が難しい?」
「この…ここ。」
「ああ、ここはね…。」
「何とか分かったー。」
「おつかれ。」
通級から出てきた晴輝が言う。
「今日難しくなかった?」
「うん。難しかった。」
「だよなー。」
その日の帰り。
「今度、家に従兄弟が来るんだ。」
「へえー、そうなんだ。」
「明日香にも会わせてあげるから、楽しみにしてて。」
「うん!!」
うれしそうな明日香に、不安げになる晴輝。
「心変わりすんなよ?」
「大丈夫、しないよ。」
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