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□陸篇 Catch Me If You Can.
1.02.1 北寄りの東へ
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三人が迎える最初の朝。
まだ薄暗い朝靄の中を、荷馬車がゆっくりと進んでいく。
荷台には毛布に包まったビアンカと、間近にランプを置き熱心に<首飾り>を観察するキースの姿。彼はそれと膝の上に置いた手帖を何度も見比べていた。
「…間違いねぇ、<竜の首飾り>だ…」
ランプの灯りに照らされ輝く、紅い宝石の首飾り。石は恐らく柘榴石。証明の仕様がないが、ルビーとは違う初めて見る色味は手帖に記された通りの深い紅色。自身の目測が誤ってなければ、石自体も本物の宝石だ。金具に細かく彫られた模様は正しくアルムガルド細工。
キースの顔が自然と綻ぶ。彼の意外な表情にビアンカはつい釘づけになってしまう。
「やったな!アタリだったんだから、特別報酬出せよ」
「年単位で時間かかってんだ、んなもん無ぇよ」
手綱番のスタンの言葉にいつもの不機嫌顔が戻る。さらにビアンカの視線に気がついたようで、見てんじゃねぇと凄まれた。そのまま睨み合いに発展する二人。
出会ってからというもの、キースのこういった態度がビアンカのストレスになっていた。
野宿を二日経て、道中軍兵の一団と出くわしたが上手くやり過ごした(行商二人と見習いが一人、という嘘っぱちだ)。夕暮れの街道、ファンダルまであと少しのところで三人は休息を取った。
先程通り過ぎた物寂しい村の外れ、休憩地点としたそこにはボロい教会が一つ。川で水汲みをしていたビアンカが荷馬車に戻ると、単身で教会へ向かうキースの姿が見えて、何をするのか様子を窺った。彼は教会の門前まで近づくと、袋を門の内側に入れ込み括り付けていた。
「あれがあいつのやり方だ。金貨銀貨手に入れても、見知らぬ奴にバラ撒いちまう。食う分くらいは、少し貰ってるが」
馬に道草を食わせていたスタンが語る。彼の言葉で袋の中身を察し、合点がいった。
「だから義賊なのか…」
また意外な一面。口は悪くとも行いはそうでもないらしい。<三本傷>も屋敷でのことを思い出す。つい関心するビアンカを他所に、スタンは何故か溜息を吐き、
「いつもあーすんだよ。あいつの欲しい物は決まってて、他はいらねぇんだと。んじゃー俺に、くれっつの!…取り分少ないこっちは思うとこ有りだ」
「スタンは何もしてないだろ?」
「俺のネタあってこそのあいつだぞ」
片手間で干し肉に齧り付きながら愚痴るスタン。もう一度教会を振り返るが、キースはすでにこちらへ戻ってきていた。
行くぞという呟きに二人は顔を見合わせる。スタンは肩を竦めたのみで、黙ったまま支度をはじめた。てっきり文句でも言うのかと思ったら違って、イマイチ二人の関係性がわからない──
道中、ビアンカはスタンから馬の操作を教わるのだが、中々の下手っぷりに笑われてしまう。キースは教会以降狸寝入りで(本当に眠っているのかもしれないが)、時折振り返るビアンカにスタンはニヤりと笑った。
「…なぁ、二人って、相棒じゃないのか?」
「俺はそう思ってるけど」
「尻に敷かれてるのはわかる」
「俺が心優しく善良なの」
手綱に集中するが、気になっていたことを口にする。唐突ながらズバリと言うビアンカに、スタンは大人な対応だ。
「キースがあの<首飾り>を探してた理由って…なんだ?」
ついでに、いやにしつこかったと付け足す。スタンは苦笑いして、
「理由は知らん。聞いてねぇ」
そう言って酒瓶を呷るが数滴しか残っておらず、不貞腐れ顔に変わる。引っかかりを覚えたビアンカは詮索を続けた。
「理由も知らずに情報を教えたのか?」
「そうなるな」
「で、情報の代金も払わないんだろ?言ってたよな?」
「ああ、言った。酒奢ってもらってるけど」
思わず力が入り手綱を引いてしまう。合図に馬が困惑し急停止しかけるが、横からスタンが鞭を入れまた走り出す。
「…それってどうなんだ?相棒じゃなくても協力してるんだし、仲間だろ?」
まだ食い下がるビアンカ。
「仲間というか、ビジネスパートナーだ」
「ビジネス?泥棒が?」
「ビジネスは俺」
「…キースって、他にも何か狙ってるの?」
「みてぇだなぁ、詳しくは知らんけど。ご用が無くなりゃパートナーも解消」
「……あんたらのこと、よくわかんない」
「わかるもんなんざねぇんだよ」
ふと背後から声がする。いつの間にか起きたキースが二人の横にやって来た。
「詮索してる暇あるなら、もっと普通に走らせろ。酔っちまう」
嫌味、というか本当のことを言われ黙り込む。
「違ぇねぇ」
またスタンに笑われ、ビアンカは眉を寄せ二人を睨んだ。
荷馬車が下り道に入る。闇夜の山道から見える眼下には、転々と輝く光。目当ての街はもうすぐだ。
三人がファンダルに入る、数日前のこと。
ローザディ・ミホーレスのソロウ将軍別邸にて。
屋敷にはハリソンと呼ばれる軍兵と数名の兵が来ていた。夜会はとっくにお開きとなり、大広間はがらんとしている。
「盗まれたのは、奥方様が持参していた財産の約三割。宝飾品多数、それと<竜の首飾り>…これでお間違え、」
「そうよ!さっさと捕まえなさいッ!」
奥方の甲高い声が遮る。大広間に響くその声に、ハリソンや軍兵達はつい身を強張らせた。
「捜査はすでに始めてます。例の傷もありますし、犯人は<獣の盗賊>で間違いないかと。直接出くわしたようですが、人相などは、」
「もう何度も話したわ!!」
また響き渡る声。ハリソンは思わず息を吐くと、敬礼し上階へ向かった。彼が立ち去った後奥方の元へ別の軍兵が歩み寄り、階段を上るハリソンの耳に彼女の泣き声が届いた。
「…とんでもないことになりましたね。奥方様の首、飛ぶんじゃないんすか?」
「それは俺達の仕事じゃないよ…」
別邸が盗みに入られ、本来の持ち主であるソロウ将軍へも報せが向かっている。今奥方が泣き出したのは、軍兵にそれをハッキリと伝えられたからだろう。彼女の秘密の夜会もバレてしまう。あの将軍が怒れば、身内であろうともその権力が振るわれる…三人目の奥方の行く末はいかに。
黒煤塗れになった廊下を通り、奥方の部屋へ入る。荒れ散らかった部屋は従者と軍兵達の手によって片付けが進められていた。壊された窓ではカーテンが風に靡き、夕日が直接部屋に射し込んでいた。
光が当たらぬ暗い壁、そこに刻まれた<三本傷>を手でなぞる。この傷を追ってどのくらい経ったか。
「隊長、廊下に残ってた弾です」
部屋へ入ってきた兵が弾の破片を差し出す。微かにこびり付いているのは恐らく薬莢屑。ハリソンは手の中で転がしながら眉を寄せた。やはり<獣の盗賊>だ。
「基地に行ったら、火薬守りに見てもらえ」
「はい」
「本当に連続撃ちだったと?」
「はい。犯人は片手の一挺だけで、弾込めなどあり得ない速さだったと」
今回で他にもわかった<獣の盗賊>のこと。黒布から微かに漏れ出た茶色の髪、男の声(性別は前から察していたのだが)、かなりの高所から飛び降りる技術、そして、
「…あと、もう一人いたというのは?そこがよくわからん。初めてだぞ」
「帽子を被った男とのことです。ただ、二人で口喧嘩してたとか、揉めてたとか…」
ハリソンが溜息をもらす。手がかりの一つとして良いのか悩む。兎に角奴の捕獲に一歩前進だ。
先行している仲間に合流すべく、<獣の盗賊>捜索隊隊長ハリソンは別邸を後にした。
時は戻り…バルハラ南部の街パール。或る一角にて。
机を挟み座る男が二人。ほんのりと湯気立つカップを口に運ぶ男と、眉間に皺を寄せた男。
「…そういうわけで、閣下はこの件を酷く気にされている。というか、お怒りだ」
「すでに捜索隊が動いているはずでは?」
「それだけじゃ不安なんだよ。閣下が」
茶を嗜む男は、一基地の指揮官ルミディウス。彼は悩ましげにもう一人へと語る。もう一人の男は無表情のままだ。
「君には捜索隊に加わってもらいたい、今後は君が指揮を執れ。これがあれば問題ないよ」
カップを置き、代わりに羊皮紙を一枚差し出す。手短な文。南部統括の印とルミディウスのサインが入っていて、ルミディウスは閣下も承知の上だと付け足した。
「来て間もないのにすまないね」
「…御命令とあれば」
男は短く息を吐き軽く頭を下げると席を立った。一切表情を変えぬ彼は氷のようで、
「デュレー、忘れないように。盗まれた物の奪還、これが優先だ」
デュレーと呼ばれた氷のような男は敬礼だけ返し部屋を出た。
扉を閉めた途端、デュレーの眉間の皺が深くなる。足早に歩く彼の手は、腰の剣の柄を強く握り締めていた。
まだ薄暗い朝靄の中を、荷馬車がゆっくりと進んでいく。
荷台には毛布に包まったビアンカと、間近にランプを置き熱心に<首飾り>を観察するキースの姿。彼はそれと膝の上に置いた手帖を何度も見比べていた。
「…間違いねぇ、<竜の首飾り>だ…」
ランプの灯りに照らされ輝く、紅い宝石の首飾り。石は恐らく柘榴石。証明の仕様がないが、ルビーとは違う初めて見る色味は手帖に記された通りの深い紅色。自身の目測が誤ってなければ、石自体も本物の宝石だ。金具に細かく彫られた模様は正しくアルムガルド細工。
キースの顔が自然と綻ぶ。彼の意外な表情にビアンカはつい釘づけになってしまう。
「やったな!アタリだったんだから、特別報酬出せよ」
「年単位で時間かかってんだ、んなもん無ぇよ」
手綱番のスタンの言葉にいつもの不機嫌顔が戻る。さらにビアンカの視線に気がついたようで、見てんじゃねぇと凄まれた。そのまま睨み合いに発展する二人。
出会ってからというもの、キースのこういった態度がビアンカのストレスになっていた。
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先程通り過ぎた物寂しい村の外れ、休憩地点としたそこにはボロい教会が一つ。川で水汲みをしていたビアンカが荷馬車に戻ると、単身で教会へ向かうキースの姿が見えて、何をするのか様子を窺った。彼は教会の門前まで近づくと、袋を門の内側に入れ込み括り付けていた。
「あれがあいつのやり方だ。金貨銀貨手に入れても、見知らぬ奴にバラ撒いちまう。食う分くらいは、少し貰ってるが」
馬に道草を食わせていたスタンが語る。彼の言葉で袋の中身を察し、合点がいった。
「だから義賊なのか…」
また意外な一面。口は悪くとも行いはそうでもないらしい。<三本傷>も屋敷でのことを思い出す。つい関心するビアンカを他所に、スタンは何故か溜息を吐き、
「いつもあーすんだよ。あいつの欲しい物は決まってて、他はいらねぇんだと。んじゃー俺に、くれっつの!…取り分少ないこっちは思うとこ有りだ」
「スタンは何もしてないだろ?」
「俺のネタあってこそのあいつだぞ」
片手間で干し肉に齧り付きながら愚痴るスタン。もう一度教会を振り返るが、キースはすでにこちらへ戻ってきていた。
行くぞという呟きに二人は顔を見合わせる。スタンは肩を竦めたのみで、黙ったまま支度をはじめた。てっきり文句でも言うのかと思ったら違って、イマイチ二人の関係性がわからない──
道中、ビアンカはスタンから馬の操作を教わるのだが、中々の下手っぷりに笑われてしまう。キースは教会以降狸寝入りで(本当に眠っているのかもしれないが)、時折振り返るビアンカにスタンはニヤりと笑った。
「…なぁ、二人って、相棒じゃないのか?」
「俺はそう思ってるけど」
「尻に敷かれてるのはわかる」
「俺が心優しく善良なの」
手綱に集中するが、気になっていたことを口にする。唐突ながらズバリと言うビアンカに、スタンは大人な対応だ。
「キースがあの<首飾り>を探してた理由って…なんだ?」
ついでに、いやにしつこかったと付け足す。スタンは苦笑いして、
「理由は知らん。聞いてねぇ」
そう言って酒瓶を呷るが数滴しか残っておらず、不貞腐れ顔に変わる。引っかかりを覚えたビアンカは詮索を続けた。
「理由も知らずに情報を教えたのか?」
「そうなるな」
「で、情報の代金も払わないんだろ?言ってたよな?」
「ああ、言った。酒奢ってもらってるけど」
思わず力が入り手綱を引いてしまう。合図に馬が困惑し急停止しかけるが、横からスタンが鞭を入れまた走り出す。
「…それってどうなんだ?相棒じゃなくても協力してるんだし、仲間だろ?」
まだ食い下がるビアンカ。
「仲間というか、ビジネスパートナーだ」
「ビジネス?泥棒が?」
「ビジネスは俺」
「…キースって、他にも何か狙ってるの?」
「みてぇだなぁ、詳しくは知らんけど。ご用が無くなりゃパートナーも解消」
「……あんたらのこと、よくわかんない」
「わかるもんなんざねぇんだよ」
ふと背後から声がする。いつの間にか起きたキースが二人の横にやって来た。
「詮索してる暇あるなら、もっと普通に走らせろ。酔っちまう」
嫌味、というか本当のことを言われ黙り込む。
「違ぇねぇ」
またスタンに笑われ、ビアンカは眉を寄せ二人を睨んだ。
荷馬車が下り道に入る。闇夜の山道から見える眼下には、転々と輝く光。目当ての街はもうすぐだ。
三人がファンダルに入る、数日前のこと。
ローザディ・ミホーレスのソロウ将軍別邸にて。
屋敷にはハリソンと呼ばれる軍兵と数名の兵が来ていた。夜会はとっくにお開きとなり、大広間はがらんとしている。
「盗まれたのは、奥方様が持参していた財産の約三割。宝飾品多数、それと<竜の首飾り>…これでお間違え、」
「そうよ!さっさと捕まえなさいッ!」
奥方の甲高い声が遮る。大広間に響くその声に、ハリソンや軍兵達はつい身を強張らせた。
「捜査はすでに始めてます。例の傷もありますし、犯人は<獣の盗賊>で間違いないかと。直接出くわしたようですが、人相などは、」
「もう何度も話したわ!!」
また響き渡る声。ハリソンは思わず息を吐くと、敬礼し上階へ向かった。彼が立ち去った後奥方の元へ別の軍兵が歩み寄り、階段を上るハリソンの耳に彼女の泣き声が届いた。
「…とんでもないことになりましたね。奥方様の首、飛ぶんじゃないんすか?」
「それは俺達の仕事じゃないよ…」
別邸が盗みに入られ、本来の持ち主であるソロウ将軍へも報せが向かっている。今奥方が泣き出したのは、軍兵にそれをハッキリと伝えられたからだろう。彼女の秘密の夜会もバレてしまう。あの将軍が怒れば、身内であろうともその権力が振るわれる…三人目の奥方の行く末はいかに。
黒煤塗れになった廊下を通り、奥方の部屋へ入る。荒れ散らかった部屋は従者と軍兵達の手によって片付けが進められていた。壊された窓ではカーテンが風に靡き、夕日が直接部屋に射し込んでいた。
光が当たらぬ暗い壁、そこに刻まれた<三本傷>を手でなぞる。この傷を追ってどのくらい経ったか。
「隊長、廊下に残ってた弾です」
部屋へ入ってきた兵が弾の破片を差し出す。微かにこびり付いているのは恐らく薬莢屑。ハリソンは手の中で転がしながら眉を寄せた。やはり<獣の盗賊>だ。
「基地に行ったら、火薬守りに見てもらえ」
「はい」
「本当に連続撃ちだったと?」
「はい。犯人は片手の一挺だけで、弾込めなどあり得ない速さだったと」
今回で他にもわかった<獣の盗賊>のこと。黒布から微かに漏れ出た茶色の髪、男の声(性別は前から察していたのだが)、かなりの高所から飛び降りる技術、そして、
「…あと、もう一人いたというのは?そこがよくわからん。初めてだぞ」
「帽子を被った男とのことです。ただ、二人で口喧嘩してたとか、揉めてたとか…」
ハリソンが溜息をもらす。手がかりの一つとして良いのか悩む。兎に角奴の捕獲に一歩前進だ。
先行している仲間に合流すべく、<獣の盗賊>捜索隊隊長ハリソンは別邸を後にした。
時は戻り…バルハラ南部の街パール。或る一角にて。
机を挟み座る男が二人。ほんのりと湯気立つカップを口に運ぶ男と、眉間に皺を寄せた男。
「…そういうわけで、閣下はこの件を酷く気にされている。というか、お怒りだ」
「すでに捜索隊が動いているはずでは?」
「それだけじゃ不安なんだよ。閣下が」
茶を嗜む男は、一基地の指揮官ルミディウス。彼は悩ましげにもう一人へと語る。もう一人の男は無表情のままだ。
「君には捜索隊に加わってもらいたい、今後は君が指揮を執れ。これがあれば問題ないよ」
カップを置き、代わりに羊皮紙を一枚差し出す。手短な文。南部統括の印とルミディウスのサインが入っていて、ルミディウスは閣下も承知の上だと付け足した。
「来て間もないのにすまないね」
「…御命令とあれば」
男は短く息を吐き軽く頭を下げると席を立った。一切表情を変えぬ彼は氷のようで、
「デュレー、忘れないように。盗まれた物の奪還、これが優先だ」
デュレーと呼ばれた氷のような男は敬礼だけ返し部屋を出た。
扉を閉めた途端、デュレーの眉間の皺が深くなる。足早に歩く彼の手は、腰の剣の柄を強く握り締めていた。
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