49 / 109
第二章
第49話 草原の民
しおりを挟む
俺たちは旅の途中で丁度よい休憩場所を見つけたので馬を休ませるために立ち寄る。
馬は旅の主役である。人間を休憩させる為ではないのだ、とユーギは皆に熱弁する。
なるほど、確かにそうだ。こいつの新たな一面を知った。決して無慈悲というわけでもないのだろう。
ユーギは馬の面倒をみている。
「おーよしよし、いい子だ。君達はほんといい子だよ、馬鹿で愚かな人間なんかよりよっぽどいい子だよ」
最後の一言が余計だが、ユーギは馬の扱いが非常に上手だ。ここは素直に認めよう。馬もユーギになついている。
美少女が馬を愛でる光景は絵画になるレベルだろう。……やつの正体を知らなければだが。
ハンス君がユーギに近寄る。
「ユーギさん次は僕も馬に乗ってみようと思う。これでも僕のご先祖さまは草原の民だったんだ」
「おやおや、都会暮らしの元遊牧民はくそ雑魚になりさがるのは歴史の必然なんだが。大丈夫かな?」
早速あおるユーギ、人間には冷たいんだよな、だからこの先何をしでかすかわからない危うさがある。
「な、なにを! 見てろよ、これでも馬の乗り方はそれなりに自信があるんだ」
「あはは、ごめんごめん、まあ、頑張んなさい」
「あの、ユーギ君、私たちも次は馬に乗ってみようとおもうの」
「お、ローゼちゃんにシルビアちゃん。いいよいいよ大歓迎だよ、僕が手取り足取り教えてあげるよ」
「おい、ユーギさん、僕に対する扱いと随分違うじゃないか!」
「いやー、君が草原の民とか吹いてきたから、からかっただけだよ。気にしない気にしない、それに僕は女の子にはやさしいんだ」
正直なやつだ、女性には優しい、露骨な態度であるが分かりやすい。だがお前も女の子だ、男じゃなくて正解だったな。やつを転生させた神様グッジョブだ。
「アンネちゃんもどうだい? 僕と……、いや、やめておこう。僕は馬が好きだけど、馬に蹴られるまでの癖はない」
アンネさんはドルフ君に馬の乗り方を教えてもらっていた。さすがの神でもこのラブラブオーラは突破できないようだ。
ドルフ君も馬には乗れるらしい。さすがは肉体派ナンバー1だ。
俺も見習わないとな、とは思う。勇者だからといって馬に乗れるわけではない。乗れなくても今までは問題にならなかった。
ま、今はそれはいいか、馬に乗るメリットがないからな。怖いとかそういう訳ではない。だんじてない。
それに馬車に乗る人間が必要だ。御者はもちろん俺じゃない。カール氏だ、流石は商人系貴族の御曹司なだけある。
馬車の扱いくらいはこの機会に学んでおこうか。
「さてと、そうすると馬を調達しないとね。全員分はさすがに多いかな、二頭くらい調達して乗り回すのがいいと思うんだ、勇者君それでいいね?」
「うむ、まあ馬の扱いを学ぶのも大事なことかもしれないし。反対する理由はないよ」
俺はユーギの意見に同意すると、馬車に戻る。荷物の管理があるのだ、大きなお荷物が……。
「マスター、あ、違った。いもうと~あっちいですーアイスくださいですー」
デュラハン……君のそのキャラはなんとかならんのか……もう少しだけシャキッとなさいよ。だらしない。格好もだ、カスタム制服に着替えやがって。少年誌の表紙のグラビア撮影に行くわけではないのだ。
先生の目がないとはいえ。男子の目には毒だぞ。
確かに暑いのは分かる、だから俺は魔法を発動させる、氷の魔法。水魔法と風の魔法の組み合わせで氷の塊を作り出す。もちろん味などない。
「ほら、氷だ、アイスだろ嘘はいってない」
「けっちーですー」
文句を言いながら、氷をしゃぶるデュラハン。ケチとかそういう問題じゃなく、アイスクリームなどここで手に入る訳がないじゃないか。
「お、ハンス君、やるじゃないか、さすが草原の民といったところかな、見直しちゃったぞ!」
「そ、そうだろ? 俺だってやればできるんだ、次は一人で乗りこなして見せる」
馬車の外から聞こえるユーギとハンス君の声、二人で一頭の馬に乗っている。前にハンス君で後ろにユーギ。
ハンス君は馬の世話をしたことがあっただけで乗ったことは無いそうだった。後ろに乗ったユーギはハンス君に手取り足取り教えている様子だ。
なるほどね、草原の民とか吹いていたのは本当のことだったのか。何でもできるハンス君も乗馬はだめだったか。まあ誰にでも苦手なことはあるのだ。
しかしユーギは基本的にはそこまで悪い奴じゃないんだよな。口が悪いだけで、意外と面倒見がいい。
女の子にだけやさしいと言ってはいたけどハンス君にもちゃんと教えているじゃないか。
半分でも神は神か。いや完全な神だったころはこういうやつではなかった。地球での経験が生きたということだろうか。
「そうそう、今度は駆け足に挑戦しようか。上下に揺れるからね、ちょっと失礼するよ」
「ユーギさん! その、あまり密着すると、その……」
「あはは、何だい? ふくらみを感じてしまうかい? でもこうしないと僕は馬から落ちてしまうからね、ま、ご褒美だよ、ありがたく受け取りなさい。
それよりも君は手綱に集中するべきだよ。さあやってみようか」
ユーギとハンス君の二人を乗せた馬は、馬車の前にでると勢いよく駆けていった。
「ぶーぶー、私の存在感がユーギ君のせいで空気になってますー」
「安心しろデュラハンよ、皆さんそうだ。あいつは目立ち過ぎだ。やはり神は最悪だと結論せざるを得ない」
(そうですよ。身体があるだけましじゃないですか。私の方こそ空気ですよ)
「そうだぞ、ロボさんもユーギに存在をばれてしまってからは、いちいち反論されてしまって突っ込みが上手く出来ないのだ」
馬車は順調にユーギとハンス君を追いかけながら順調に進んだ。馬も元気そのものだ。ユーギの馬の世話は本物だった。ストレスがないのか従順そのものだった。
馬は旅の主役である。人間を休憩させる為ではないのだ、とユーギは皆に熱弁する。
なるほど、確かにそうだ。こいつの新たな一面を知った。決して無慈悲というわけでもないのだろう。
ユーギは馬の面倒をみている。
「おーよしよし、いい子だ。君達はほんといい子だよ、馬鹿で愚かな人間なんかよりよっぽどいい子だよ」
最後の一言が余計だが、ユーギは馬の扱いが非常に上手だ。ここは素直に認めよう。馬もユーギになついている。
美少女が馬を愛でる光景は絵画になるレベルだろう。……やつの正体を知らなければだが。
ハンス君がユーギに近寄る。
「ユーギさん次は僕も馬に乗ってみようと思う。これでも僕のご先祖さまは草原の民だったんだ」
「おやおや、都会暮らしの元遊牧民はくそ雑魚になりさがるのは歴史の必然なんだが。大丈夫かな?」
早速あおるユーギ、人間には冷たいんだよな、だからこの先何をしでかすかわからない危うさがある。
「な、なにを! 見てろよ、これでも馬の乗り方はそれなりに自信があるんだ」
「あはは、ごめんごめん、まあ、頑張んなさい」
「あの、ユーギ君、私たちも次は馬に乗ってみようとおもうの」
「お、ローゼちゃんにシルビアちゃん。いいよいいよ大歓迎だよ、僕が手取り足取り教えてあげるよ」
「おい、ユーギさん、僕に対する扱いと随分違うじゃないか!」
「いやー、君が草原の民とか吹いてきたから、からかっただけだよ。気にしない気にしない、それに僕は女の子にはやさしいんだ」
正直なやつだ、女性には優しい、露骨な態度であるが分かりやすい。だがお前も女の子だ、男じゃなくて正解だったな。やつを転生させた神様グッジョブだ。
「アンネちゃんもどうだい? 僕と……、いや、やめておこう。僕は馬が好きだけど、馬に蹴られるまでの癖はない」
アンネさんはドルフ君に馬の乗り方を教えてもらっていた。さすがの神でもこのラブラブオーラは突破できないようだ。
ドルフ君も馬には乗れるらしい。さすがは肉体派ナンバー1だ。
俺も見習わないとな、とは思う。勇者だからといって馬に乗れるわけではない。乗れなくても今までは問題にならなかった。
ま、今はそれはいいか、馬に乗るメリットがないからな。怖いとかそういう訳ではない。だんじてない。
それに馬車に乗る人間が必要だ。御者はもちろん俺じゃない。カール氏だ、流石は商人系貴族の御曹司なだけある。
馬車の扱いくらいはこの機会に学んでおこうか。
「さてと、そうすると馬を調達しないとね。全員分はさすがに多いかな、二頭くらい調達して乗り回すのがいいと思うんだ、勇者君それでいいね?」
「うむ、まあ馬の扱いを学ぶのも大事なことかもしれないし。反対する理由はないよ」
俺はユーギの意見に同意すると、馬車に戻る。荷物の管理があるのだ、大きなお荷物が……。
「マスター、あ、違った。いもうと~あっちいですーアイスくださいですー」
デュラハン……君のそのキャラはなんとかならんのか……もう少しだけシャキッとなさいよ。だらしない。格好もだ、カスタム制服に着替えやがって。少年誌の表紙のグラビア撮影に行くわけではないのだ。
先生の目がないとはいえ。男子の目には毒だぞ。
確かに暑いのは分かる、だから俺は魔法を発動させる、氷の魔法。水魔法と風の魔法の組み合わせで氷の塊を作り出す。もちろん味などない。
「ほら、氷だ、アイスだろ嘘はいってない」
「けっちーですー」
文句を言いながら、氷をしゃぶるデュラハン。ケチとかそういう問題じゃなく、アイスクリームなどここで手に入る訳がないじゃないか。
「お、ハンス君、やるじゃないか、さすが草原の民といったところかな、見直しちゃったぞ!」
「そ、そうだろ? 俺だってやればできるんだ、次は一人で乗りこなして見せる」
馬車の外から聞こえるユーギとハンス君の声、二人で一頭の馬に乗っている。前にハンス君で後ろにユーギ。
ハンス君は馬の世話をしたことがあっただけで乗ったことは無いそうだった。後ろに乗ったユーギはハンス君に手取り足取り教えている様子だ。
なるほどね、草原の民とか吹いていたのは本当のことだったのか。何でもできるハンス君も乗馬はだめだったか。まあ誰にでも苦手なことはあるのだ。
しかしユーギは基本的にはそこまで悪い奴じゃないんだよな。口が悪いだけで、意外と面倒見がいい。
女の子にだけやさしいと言ってはいたけどハンス君にもちゃんと教えているじゃないか。
半分でも神は神か。いや完全な神だったころはこういうやつではなかった。地球での経験が生きたということだろうか。
「そうそう、今度は駆け足に挑戦しようか。上下に揺れるからね、ちょっと失礼するよ」
「ユーギさん! その、あまり密着すると、その……」
「あはは、何だい? ふくらみを感じてしまうかい? でもこうしないと僕は馬から落ちてしまうからね、ま、ご褒美だよ、ありがたく受け取りなさい。
それよりも君は手綱に集中するべきだよ。さあやってみようか」
ユーギとハンス君の二人を乗せた馬は、馬車の前にでると勢いよく駆けていった。
「ぶーぶー、私の存在感がユーギ君のせいで空気になってますー」
「安心しろデュラハンよ、皆さんそうだ。あいつは目立ち過ぎだ。やはり神は最悪だと結論せざるを得ない」
(そうですよ。身体があるだけましじゃないですか。私の方こそ空気ですよ)
「そうだぞ、ロボさんもユーギに存在をばれてしまってからは、いちいち反論されてしまって突っ込みが上手く出来ないのだ」
馬車は順調にユーギとハンス君を追いかけながら順調に進んだ。馬も元気そのものだ。ユーギの馬の世話は本物だった。ストレスがないのか従順そのものだった。
1
あなたにおすすめの小説
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
五年後、元夫の後悔が遅すぎる。~娘が「パパ」と呼びそうで困ってます~
放浪人
恋愛
「君との婚姻は無効だ。実家へ帰るがいい」
大聖堂の冷たい石畳の上で、辺境伯ロルフから突然「婚姻は最初から無かった」と宣告された子爵家次女のエリシア。実家にも見放され、身重の体で王都の旧市街へ追放された彼女は、絶望のどん底で愛娘クララを出産する。
生き抜くために針と糸を握ったエリシアは、持ち前の技術で不思議な力を持つ「祝布(しゅくふ)」を織り上げる職人として立ち上がる。施しではなく「仕事」として正当な対価を払い、決して土足で踏み込んでこない救恤院の監督官リュシアンの温かい優しさに触れエリシアは少しずつ人間らしい心と笑顔を取り戻していった。
しかし五年後。辺境を襲った疫病を救うための緊急要請を通じ、エリシアは冷酷だった元夫ロルフと再会してしまう。しかも隣にいる娘の青い瞳は彼と瓜二つだった。
「すまない。私は父としての責任を果たす」
かつての合理主義の塊だった元夫は、自らの過ちを深く悔い、家の権益を捨ててでも母子を守る「強固な盾」になろうとする。娘のクララもまた、危機から救ってくれた彼を「パパ」と呼び始めてしまい……。
だが、どんなに後悔されても、どんなに身を挺して守られても、一度完全に壊された関係が元に戻ることは絶対にない。エリシアが真の伴侶として選ぶのは、凍えた心を溶かし、温かい日常を共に歩んでくれたリュシアンただ一人だった。
これは、全てを奪われた一人の女性が母として力強く成長し誰にも脅かされることのない「本物の家族」と「静かで確かな幸福」を自分の手で選び取るまでの物語。
転生したら脳筋魔法使い男爵の子供だった。見渡す限り荒野の領地でスローライフを目指します。
克全
ファンタジー
「第3回次世代ファンタジーカップ」参加作。面白いと感じましたらお気に入り登録と感想をくださると作者の励みになります!
辺境も辺境、水一滴手に入れるのも大変なマクネイア男爵家生まれた待望の男子には、誰にも言えない秘密があった。それは前世の記憶がある事だった。姉四人に続いてようやく生まれた嫡男フェルディナンドは、この世界の常識だった『魔法の才能は遺伝しない』を覆す存在だった。だが、五〇年戦争で大活躍したマクネイア男爵インマヌエルは、敵対していた旧教徒から怨敵扱いされ、味方だった新教徒達からも畏れられ、炎竜が砂漠にしてしまったと言う伝説がある地に押し込められたいた。そんな父親達を救うべく、前世の知識と魔法を駆使するのだった。
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
伯爵家の三男に転生しました。風属性と回復属性で成り上がります
竹桜
ファンタジー
武田健人は、消防士として、風力発電所の事故に駆けつけ、救助活動をしている途中に、上から瓦礫が降ってきて、それに踏み潰されてしまった。次に、目が覚めると真っ白な空間にいた。そして、神と名乗る男が出てきて、ほとんど説明がないまま異世界転生をしてしまう。
転生してから、ステータスを見てみると、風属性と回復属性だけ適性が10もあった。この世界では、5が最大と言われていた。俺の異世界転生は、どうなってしまうんだ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる