1 / 1
1分から3分で読めます
しおりを挟む
朝起きたら何もかも忘れている
昨日書いたノートにだけ、僕が生きようとした形跡がある
書きなぐった文字で、死ぬ、殺す、生きるだけを強調された文章がそこにある
私にはそれを書いた記憶がない
いや、書いていたという記憶はあるのだが、どんな気持ちで書いていたか全く思い出せないのだ
乖離を起こしていたのだろうか
分からない
それでも僕は今日もまた小説を書く
まあこれは小説というよりエッセイだが
そんな少しの笑いも挟める僕は幸せだ
でも僕の中にはもう一人の僕がいる
世界が憎くて、怖くて、滅ぼしたいと思っている僕がいる
でももう一人の僕もまだ僕なんだ
僕らはもう一つの命を共有している
こうして小説の中でしか会うことのできないもう一人の僕とこれからも交流し続けたいと思う
ふと思った
僕の小説はいつも破滅的だけど、あれはもう一人の僕が書いているのかな
とすると僕は誰なんだ
まあ、あまり考えないでおこう
二人とも精神崩壊を起こしたらまずいからね
さて、気分を入れ替えて小説を書くとするか
昨日書いたノートにだけ、僕が生きようとした形跡がある
書きなぐった文字で、死ぬ、殺す、生きるだけを強調された文章がそこにある
私にはそれを書いた記憶がない
いや、書いていたという記憶はあるのだが、どんな気持ちで書いていたか全く思い出せないのだ
乖離を起こしていたのだろうか
分からない
それでも僕は今日もまた小説を書く
まあこれは小説というよりエッセイだが
そんな少しの笑いも挟める僕は幸せだ
でも僕の中にはもう一人の僕がいる
世界が憎くて、怖くて、滅ぼしたいと思っている僕がいる
でももう一人の僕もまだ僕なんだ
僕らはもう一つの命を共有している
こうして小説の中でしか会うことのできないもう一人の僕とこれからも交流し続けたいと思う
ふと思った
僕の小説はいつも破滅的だけど、あれはもう一人の僕が書いているのかな
とすると僕は誰なんだ
まあ、あまり考えないでおこう
二人とも精神崩壊を起こしたらまずいからね
さて、気分を入れ替えて小説を書くとするか
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる