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リーダー
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「ここに我らの国を作ろう」
ある日、リーダーの男が言った
仲間は追従し、森丘に小規模ながらも国ができた
その後もリーダーの男とともに、仲間たちは国を整備していった
そして四半世紀ほどかかり、国は完全なものとなった
リーダーの男がみんなを集めて言う
「みんなありがとう
みんなのおかげで、何もなかった森丘に国ができた
自給自足も完璧だ
感謝してもしきれない
本当にありがとう」
リーダーは歓声を浴びた
その日、国の集会所で大晩餐会が開かれた
しかしリーダーの男の姿はなかった
集会所の壁には変わり果てた姿で吊るされていたからだ
この国の民衆に殺されてしまったのだ
民衆たちはここぞとばかりにリーダーの男の悪口を言う
「まったく、まさか国造りを四半世紀も手伝わされることになるとは思っていなかった」
「あの男、実直でいいやつなんだが、誇大妄想のきらいがある
今回はその性分が一際発揮された事案だろう」
「まあ過ぎ去ったことだ
もう話すだけ無駄というものでしょう
しかし我々も覚えておかなくてはな
追従してくれている奴が多いことは人気者でもあるが、その反面、敵が多いということでもあるということを」
ある日、リーダーの男が言った
仲間は追従し、森丘に小規模ながらも国ができた
その後もリーダーの男とともに、仲間たちは国を整備していった
そして四半世紀ほどかかり、国は完全なものとなった
リーダーの男がみんなを集めて言う
「みんなありがとう
みんなのおかげで、何もなかった森丘に国ができた
自給自足も完璧だ
感謝してもしきれない
本当にありがとう」
リーダーは歓声を浴びた
その日、国の集会所で大晩餐会が開かれた
しかしリーダーの男の姿はなかった
集会所の壁には変わり果てた姿で吊るされていたからだ
この国の民衆に殺されてしまったのだ
民衆たちはここぞとばかりにリーダーの男の悪口を言う
「まったく、まさか国造りを四半世紀も手伝わされることになるとは思っていなかった」
「あの男、実直でいいやつなんだが、誇大妄想のきらいがある
今回はその性分が一際発揮された事案だろう」
「まあ過ぎ去ったことだ
もう話すだけ無駄というものでしょう
しかし我々も覚えておかなくてはな
追従してくれている奴が多いことは人気者でもあるが、その反面、敵が多いということでもあるということを」
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