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013 ご休憩
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ジルさんから寝巻き姿では動きにくいだろうからと、お古だが洋服を数枚くれた。
大きな白いシャツは寝巻きだったのか。
寝巻きのままで食事をしていた私って一体……
お古でも洗濯してある綺麗な服だ。生成りのシャツと、黒のハーフパンツ。靴は焦げ茶色のウエスタンブーツをくれた。
シャツはお尻が隠れるぐらいぶかぶかだった。腰の辺りに太めの革ベルトをするそうだ。鏡の前でくるっと回って、おかしなところはないか確認する。下着は普通にパンツとタンクトップが定番だと教えてくれた。ブラジャーもあるそうだがカップつきではない。小さな胸の私は黒のタンクトップと白いパンツで過ごしても問題なさそうだ。
「いいか? 説明するぞ」
「はい」
昼食のあと厨房でダンさんと二人きりになり、説明を受ける。
ダンさん以外にも料理人が数人いるそうだ。ウエイトレスは踊り子や歌い手が兼務するが、大皿料理やビールといった負担がかかるものは男性が主に持ち運びをする。
酒場なので酔っ払いも多くトラブルもつきものだ。しかし、『ジルの店』は軍人が多く出入りする為、傍若無人な輩は少ないそうだ。反面、軍人同士の衝突が起こる場合もある。そういう時は大抵ダンさんの出番らしい。
「酒場の方は、昼十時~十四時まで開けて、夜は十七時~二十五時までやっている。宿の方は基本二十四時間受け付け可能だ。旅人はいつでも泊まれるが時間によっては食事が出来ない。つまり酒場が開いている時間は食事が出来る」
「はい」
メモを取りたいがそういった筆記用具はないので頑張って覚えるしかない。時間の見方や計り方も日本と同じだ。よかった。
「宿の受け付けは主にジルが取り仕切っている。泊まりたいといった客がいたら、ジルか俺、その時に判断を任されている者に尋ねる様に」
「はい」
なるほど。受け付け関連は判断が任されたものしか出来ないという事か。
「あとは、時間泊の宿だが……」
「ジカンハク?」
意味が分からず片仮名で変換してしまう。
「ああ。数時間だけ泊まる、部屋を借りる、休憩するという事を時間泊と呼んでいる」
「そうですか。数時間だけ宿泊するから、ですね。なるほど……ん?」
数時間だけ宿泊とは、休憩……そ、それって、ラブホ──
ある言葉が思い出され、私はダンさんの顔を目を丸くして見上げる。
ダンさんは意味を理解した私の様子に気が付き、ヤレヤレといった感じで補足の説明をしてくれる。
「この貿易の窓口であるファルの町で、酒屋と宿屋を併設する店を構えるには国の許可がいるんだ」
「誰でも自由に開けるわけではないんですね」
結構厳しいんだ。確かに勝手にラブホテル……ではなかった、宿屋や飲食店を開かれても何かあったら困るよね。
「ああ。公的に認められているのはこの近辺、大小様々だが五十軒だけでな、『ファルの宿屋通り』って名前がついていているんだ。この五十軒は四方、塀で囲まれている」
まだ外を歩いていないので様子が分からないが、そういえば寝ていた部屋から出た時窓の外に白い壁が見えた。
「そんなに他と隔離する様に囲まないといけないものなんですか?」
疑問を思わず口にする。
「元々『ファルの宿屋通り』っていうのはな、奴隷が働いていた娼館の集まりだったんだ。奴隷制度は百年前に撤廃されているがその名残でな。この辺りは壁に囲まれているんだ。酒場併設の宿屋は公的に認められていないと経営出来ないのもあって、監視しやすい様にこの娼館があった場所に固めているそうだ」
ダンさんは自分の坊主頭を撫でながら丁寧に説明してくれた。
「奴隷、娼館……」
何て物騒なのだろう。
ダンさん曰く、現在は奴隷も娼館も禁止されているそうだ。
「で、だ。この辺は軍人が常駐しているから軍人宿舎が多くてな。しかし宿舎に異性が入る事は特別な理由がない限り禁止されているんだ。だから、休暇の時、自分の恋人なんかと過ごす為に部屋を時間単位で借りるんだ。随分昔からある宿泊の仕方だ」
「そ、そうですか……」
うわぁ。聞けば聞くほどラブホテル。この世界にもあるんだ。思わず感心してしまう。
「まぁそういう事だ。時間泊はな、表の受け付けから堂々と入って来て申し込む事もあるが、場合によっては──あまり知られたくない関係とか、察して欲しい奴らは、この厨房の裏口からコッソリ時間泊を申し込む場合もある」
ダンさんは腕組みをした右手の親指で後ろの扉を指差した。
「……普通の裏口ですね」
いわゆる酒屋さんとかが「こんにちは~」とか言ってやって来そうな普通の扉だ。
「そうだ。うちの場合、そういった秘密にしたい客はこの裏口から申し込みに来る。受け付けるのはジルか俺、その時に管理している者に頼む事になっている」
「はい」
それから途端にダンさんが上から睨みつける様にして私に顔を近づけ、低い声で話した。顔を近づけられたので思わずのけぞる。
「いいか。ここからが重要だ。誰と誰が来たとか、どんな様子だったとか、絶対に周りに明かしてはいけない。宿屋には好んで立ち寄る軍の各部隊があってな、場合によっては軍人が情報交換に利用したりする。だから、それぞれの宿屋で必ず秘密にしなくてはならないんだ」
「はい。秘密は守ります。でも……」
「何だ?」
素朴な疑問なのだが──
「そんな重要なやり取りが行われる裏口がある厨房に出入りするのが、ぽっと出の私でいいんでしょうか? さっきだって間諜って疑われたのに」
間諜の意味をようやく教えてもらった。その直後だった事もあり思わず気になってしまった。
間諜とは「スパイ」の事だ。私はどこかの町や国のスパイと勘違いされたという事だ。
「まぁ、ウエイター……ゴホッ。ウエイトレスよりも洗い場や掃除係の人材が不足していたのは確かだ。それにジルが決めた事には従うと決めている」
「もう、ウエイターでもいいですよ。そんなに人手不足なんですか?」
みんな間違えるのでもうウエイターでいこうかな。女の子のいる店だからボーイでもいいかも。
今は店を閉め厨房にはダンさんと私の二人しかいない。実際の様子が分からないが、そんなに人がいないものなのか?
「実は丁度三日前に、二人辞めさせて軍に引き渡したところなんだ」
「えっ!」
私は驚いて声を上げる。
「さっき話をした『誰が出入りしている』といった情報を他に漏らそうとしてな。挙げ句の果てに店の売り上げを持って逃げだそうとしたりして危ないところだった。きっちり締め上げて軍に引き渡したが……その後、どう処分されるかは分からないがな」
ダンさんは『きっちり締め上げて』で首の辺りをはねる様なジェスチャーをした。
「ひっ……」
私は悲鳴を上げて固まる。
それって締め上げた時には殺してはいませんよね?
「とにかく怪しい事をしようものならすぐに軍に突き出すから、よく考えて行動しろ。ジルだってそこまでは甘くない」
「はい。分かりました絶対しません!」
信じて欲しくて顔を近づけたダンさんのおでこに、自分のおでこをくっつけて必死に誓った。
三秒程睨み合ったあと、ようやくの事ダンさんは離れてくれて両腕を改めて組んだ。
「分かればいい。金の持ち逃げも問題あるが、情報漏洩は宿屋経営の存続に関わる事でもあるからな」
ダンさんの落ち着いた様子にホッと一息ついた。
しかし──
「ダンさんはジルさんの事とても信頼して働いているんですね」
ジルさんの決めた事には従うと決めているって、少し格好よかったな。私は目をキラキラさせてダンさんの前に一歩踏み出す。こういう文句を言わず、従ってきっちり仕事をやるって格好いいな。
「ああ。船を下りてもジルの命令は絶対だ。俺は忠誠も誓ったからな」
左目の傷をさわりながらダンさんは薄く笑う。右の目が優しそうに細くなるが、眉がとても薄いのでやはり顔は怖い。
そういえば昔一緒に船に乗っていたって言っていた。
「ジルさんと一緒に船に乗っていたんですよね? 結構長い間、船に乗っていたんですか? 船ってどんな船ですか?」
「結構長い間乗っていたなぁ、どのぐらいだったか……船の大きさか? そうだな海賊船の中でも大型だったぞ。しかし……そうか。もう海賊を辞めこの宿屋を営んで、かれこれ十五年か。早いもんだな」
思い出しながらダンさんは乾いた笑いで、私にエプロンを手渡しで渡してくれた。
「じゃぁ、まず洗い場について説明する。これをつけて──おい?」
ダンさんの声は聞こえても体が動かない。
──海賊上がりなんて聞いていないです!
私は笑った顔のまま、考えが追いつかずカチンコチンに固まってしまった。
大きな白いシャツは寝巻きだったのか。
寝巻きのままで食事をしていた私って一体……
お古でも洗濯してある綺麗な服だ。生成りのシャツと、黒のハーフパンツ。靴は焦げ茶色のウエスタンブーツをくれた。
シャツはお尻が隠れるぐらいぶかぶかだった。腰の辺りに太めの革ベルトをするそうだ。鏡の前でくるっと回って、おかしなところはないか確認する。下着は普通にパンツとタンクトップが定番だと教えてくれた。ブラジャーもあるそうだがカップつきではない。小さな胸の私は黒のタンクトップと白いパンツで過ごしても問題なさそうだ。
「いいか? 説明するぞ」
「はい」
昼食のあと厨房でダンさんと二人きりになり、説明を受ける。
ダンさん以外にも料理人が数人いるそうだ。ウエイトレスは踊り子や歌い手が兼務するが、大皿料理やビールといった負担がかかるものは男性が主に持ち運びをする。
酒場なので酔っ払いも多くトラブルもつきものだ。しかし、『ジルの店』は軍人が多く出入りする為、傍若無人な輩は少ないそうだ。反面、軍人同士の衝突が起こる場合もある。そういう時は大抵ダンさんの出番らしい。
「酒場の方は、昼十時~十四時まで開けて、夜は十七時~二十五時までやっている。宿の方は基本二十四時間受け付け可能だ。旅人はいつでも泊まれるが時間によっては食事が出来ない。つまり酒場が開いている時間は食事が出来る」
「はい」
メモを取りたいがそういった筆記用具はないので頑張って覚えるしかない。時間の見方や計り方も日本と同じだ。よかった。
「宿の受け付けは主にジルが取り仕切っている。泊まりたいといった客がいたら、ジルか俺、その時に判断を任されている者に尋ねる様に」
「はい」
なるほど。受け付け関連は判断が任されたものしか出来ないという事か。
「あとは、時間泊の宿だが……」
「ジカンハク?」
意味が分からず片仮名で変換してしまう。
「ああ。数時間だけ泊まる、部屋を借りる、休憩するという事を時間泊と呼んでいる」
「そうですか。数時間だけ宿泊するから、ですね。なるほど……ん?」
数時間だけ宿泊とは、休憩……そ、それって、ラブホ──
ある言葉が思い出され、私はダンさんの顔を目を丸くして見上げる。
ダンさんは意味を理解した私の様子に気が付き、ヤレヤレといった感じで補足の説明をしてくれる。
「この貿易の窓口であるファルの町で、酒屋と宿屋を併設する店を構えるには国の許可がいるんだ」
「誰でも自由に開けるわけではないんですね」
結構厳しいんだ。確かに勝手にラブホテル……ではなかった、宿屋や飲食店を開かれても何かあったら困るよね。
「ああ。公的に認められているのはこの近辺、大小様々だが五十軒だけでな、『ファルの宿屋通り』って名前がついていているんだ。この五十軒は四方、塀で囲まれている」
まだ外を歩いていないので様子が分からないが、そういえば寝ていた部屋から出た時窓の外に白い壁が見えた。
「そんなに他と隔離する様に囲まないといけないものなんですか?」
疑問を思わず口にする。
「元々『ファルの宿屋通り』っていうのはな、奴隷が働いていた娼館の集まりだったんだ。奴隷制度は百年前に撤廃されているがその名残でな。この辺りは壁に囲まれているんだ。酒場併設の宿屋は公的に認められていないと経営出来ないのもあって、監視しやすい様にこの娼館があった場所に固めているそうだ」
ダンさんは自分の坊主頭を撫でながら丁寧に説明してくれた。
「奴隷、娼館……」
何て物騒なのだろう。
ダンさん曰く、現在は奴隷も娼館も禁止されているそうだ。
「で、だ。この辺は軍人が常駐しているから軍人宿舎が多くてな。しかし宿舎に異性が入る事は特別な理由がない限り禁止されているんだ。だから、休暇の時、自分の恋人なんかと過ごす為に部屋を時間単位で借りるんだ。随分昔からある宿泊の仕方だ」
「そ、そうですか……」
うわぁ。聞けば聞くほどラブホテル。この世界にもあるんだ。思わず感心してしまう。
「まぁそういう事だ。時間泊はな、表の受け付けから堂々と入って来て申し込む事もあるが、場合によっては──あまり知られたくない関係とか、察して欲しい奴らは、この厨房の裏口からコッソリ時間泊を申し込む場合もある」
ダンさんは腕組みをした右手の親指で後ろの扉を指差した。
「……普通の裏口ですね」
いわゆる酒屋さんとかが「こんにちは~」とか言ってやって来そうな普通の扉だ。
「そうだ。うちの場合、そういった秘密にしたい客はこの裏口から申し込みに来る。受け付けるのはジルか俺、その時に管理している者に頼む事になっている」
「はい」
それから途端にダンさんが上から睨みつける様にして私に顔を近づけ、低い声で話した。顔を近づけられたので思わずのけぞる。
「いいか。ここからが重要だ。誰と誰が来たとか、どんな様子だったとか、絶対に周りに明かしてはいけない。宿屋には好んで立ち寄る軍の各部隊があってな、場合によっては軍人が情報交換に利用したりする。だから、それぞれの宿屋で必ず秘密にしなくてはならないんだ」
「はい。秘密は守ります。でも……」
「何だ?」
素朴な疑問なのだが──
「そんな重要なやり取りが行われる裏口がある厨房に出入りするのが、ぽっと出の私でいいんでしょうか? さっきだって間諜って疑われたのに」
間諜の意味をようやく教えてもらった。その直後だった事もあり思わず気になってしまった。
間諜とは「スパイ」の事だ。私はどこかの町や国のスパイと勘違いされたという事だ。
「まぁ、ウエイター……ゴホッ。ウエイトレスよりも洗い場や掃除係の人材が不足していたのは確かだ。それにジルが決めた事には従うと決めている」
「もう、ウエイターでもいいですよ。そんなに人手不足なんですか?」
みんな間違えるのでもうウエイターでいこうかな。女の子のいる店だからボーイでもいいかも。
今は店を閉め厨房にはダンさんと私の二人しかいない。実際の様子が分からないが、そんなに人がいないものなのか?
「実は丁度三日前に、二人辞めさせて軍に引き渡したところなんだ」
「えっ!」
私は驚いて声を上げる。
「さっき話をした『誰が出入りしている』といった情報を他に漏らそうとしてな。挙げ句の果てに店の売り上げを持って逃げだそうとしたりして危ないところだった。きっちり締め上げて軍に引き渡したが……その後、どう処分されるかは分からないがな」
ダンさんは『きっちり締め上げて』で首の辺りをはねる様なジェスチャーをした。
「ひっ……」
私は悲鳴を上げて固まる。
それって締め上げた時には殺してはいませんよね?
「とにかく怪しい事をしようものならすぐに軍に突き出すから、よく考えて行動しろ。ジルだってそこまでは甘くない」
「はい。分かりました絶対しません!」
信じて欲しくて顔を近づけたダンさんのおでこに、自分のおでこをくっつけて必死に誓った。
三秒程睨み合ったあと、ようやくの事ダンさんは離れてくれて両腕を改めて組んだ。
「分かればいい。金の持ち逃げも問題あるが、情報漏洩は宿屋経営の存続に関わる事でもあるからな」
ダンさんの落ち着いた様子にホッと一息ついた。
しかし──
「ダンさんはジルさんの事とても信頼して働いているんですね」
ジルさんの決めた事には従うと決めているって、少し格好よかったな。私は目をキラキラさせてダンさんの前に一歩踏み出す。こういう文句を言わず、従ってきっちり仕事をやるって格好いいな。
「ああ。船を下りてもジルの命令は絶対だ。俺は忠誠も誓ったからな」
左目の傷をさわりながらダンさんは薄く笑う。右の目が優しそうに細くなるが、眉がとても薄いのでやはり顔は怖い。
そういえば昔一緒に船に乗っていたって言っていた。
「ジルさんと一緒に船に乗っていたんですよね? 結構長い間、船に乗っていたんですか? 船ってどんな船ですか?」
「結構長い間乗っていたなぁ、どのぐらいだったか……船の大きさか? そうだな海賊船の中でも大型だったぞ。しかし……そうか。もう海賊を辞めこの宿屋を営んで、かれこれ十五年か。早いもんだな」
思い出しながらダンさんは乾いた笑いで、私にエプロンを手渡しで渡してくれた。
「じゃぁ、まず洗い場について説明する。これをつけて──おい?」
ダンさんの声は聞こえても体が動かない。
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